
キウイの剪定の最適な時期は冬と夏?|実をつけるための整え方
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キウイの剪定は、冬の休眠期と夏の生育期が最適です。光と風の流れを考慮し、古い枝や混みあった枝を整理することで、健康な成長を促します。 剪定の基本を知り、美味しいキウイの実の収穫を目指しましょう。
目次
キウイ剪定が必要な理由
キウイは生育が非常に旺盛なつる性植物です。
剪定をしないと枝や葉が過剰に茂るほか、樹の内部まで日当たりや風通しが悪くなり、果実への栄養が分散して品質低下を招いてしまいます。
剪定を行うことにより、次のような効果が期待できます。
病害虫のリスク軽減
枝葉の密度が適切になり、病害虫の発生リスクが減少。
健康的な樹勢の維持
不要な枝を取り除き、実がなる枝を更新、毎年安定した収穫が可能。
品質向上
剪定により果実の糖度や色合いが改善され、よりよいキウイを収穫。
このように、剪定はキウイ栽培において収量と品質の両方を向上させる重要な役割を担っている作業です。
キウイ剪定に適した時期
キウイの剪定は年に2回行います。
1回目は冬、2回目は夏です。
ここからは時期別の剪定目的と剪定ポイントについて詳しくご紹介していきます。
冬の休眠期(12〜2月)
冬はキウイの木が葉を落とし、活動を休んでいる状態です。
この時期は樹液の流れが止まり、剪定による木への負担が最小限に抑えられます。
また、病害虫の活動も少なく、剪定後の傷口から病原菌が侵入しにくいです。
冬の剪定作業
- 不要な枝の除去
上下に伸びた枝や重なり合った枝を切り取ります。
- 枝の間引き
密になった部分を整理し、新芽が育ちやすい環境を作ります。
- 前年の実をつけた枝の切り戻し
果実をつけた枝は、新しい枝の成長を促すために5つの新芽を残して切り戻します。
夏の生育期(6〜7月)
この時期の剪定は、果実に栄養を集中させることが主な目的です。
この時期は冬のように大きく切り込むことはせず、木の生育バランスを整えるための軽い剪定が基本となります。
夏の選定作業
- 徒長枝の切り戻し
勢いよく伸びた枝を根元から切り、栄養を果実に届きやすくします。
- 果実がつかない新梢の切り戻し
実がつかない新しい枝を短く切り、木のエネルギーを無駄にしない。
- 絡み合った枝の整理
風通しをよくします。
- 芽かきと摘心
余分な芽を取ったり、枝の先を摘んだりして風通しを確保。
夏の剪定では葉の切りすぎに注意が必要です。
葉は光合成を行い、果実の糖度を高めるため、過度な剪定は避けましょう。
目安として全体の3分の1程度を剪定するよう心がけてください。
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剪定の基本的な考え方

キウイの剪定は、木の健康を保ち、果実の品質を向上させるために行います。その基本となるのが、「光と風通し」を意識した剪定です。
この基本を押さえたうえで、枝の配置や栄養供給の最適化を考えましょう。
主枝・側枝の配置と風通しの改善
キウイの棚を作る際、主枝を棚面に沿って水平に誘引し、側枝を30〜40cm間隔で均等に配置します。
これにより、日光が全体に均等に届き、風通しが改善されます。
上向きや下向きに伸びた枝は無駄な栄養を消費するため、根元から切り戻すのが理想です。
古い枝や込み合った枝の整理
前年に実をつけた古い枝や、風通しを妨げる枝は早めに切り戻します。
これらの枝は翌年に実をつけないため、3〜5芽を残して切り戻し、新しい枝の発生を促します。
また、枯れた枝や病気の枝は病害虫の発生源になるため、早期に取り除くようにしましょう。
適切な剪定によって光が葉全体に届き、より多くの栄養を吸収できる環境を整えることができます。
剪定するときの注意点
キウイの剪定では、正しい知識なしに作業を進めると翌年の収穫に大きな影響を与えてしまいます。
安全で効果的な剪定のために、押さえておきたいポイントを詳しく見ていきましょう。
オス木とメス木で剪定の仕方が異なる
キウイは雌雄異株の植物(しゆういしゅ)で、オス木とメス木では剪定の方法が異なります。
それぞれの違いについて、次の表にまとめました。
メス木の剪定
- 目的
果実をつけるための枝を残す。
- 具体的作業
20cm以上の長い枝は株元に近い2〜3本を残し、それ以外は切り落とします。
短い枝は残して、実がつきやすい状態にします。
長い枝は切り、新しい枝の成長を促しましょう。
オス木の剪定
- 目的
花粉供給のため、強剪定は避ける。
- 具体的作業
昨年葉がついていた節の膨らみが充実している芽を5個残して先端を切ります。
花粉供給を効率よく行うため、充実した枝を残します。
メス木の枝の方向に伸びないように配置をしてください。
剪定しすぎると翌年の実つきが悪くなる
キウイは前年に実をつけた枝ではなく、新しく伸びた枝に実がつく特徴があります。
そのため、冬の剪定では昨年実がついた枝の先に5芽ほど残して切り戻すことが基本です。
切りすぎると花芽を切り落としてしまい、翌年の収穫が減少します。
大きな切り口は癒合剤で保護する
キウイの剪定で直径2cm以上の太い枝を切った場合、切り口は癒合剤で保護することが重要です。
病原菌の侵入を防ぎ、木が健康に回復する手助けをします。
正しい癒合剤の使い方は、次の通りです。
- 剪定直後の晴れた日に作業する
- 切り口のゴミや樹液を清潔な布で拭き取る
- 癒合剤を薄く均一に塗布し、切り口全体を覆う
- 厚塗りは通気性を悪化させるため避ける
適切なキウイの剪定で美味しい実を収穫しよう
キウイの剪定は、冬の休眠期に基本的な剪定を行い、夏の育成期でバランスを調整することで、植物が最適に育ち、安定的に美味しい実を収穫できます。
ただし、剪定には一定の技術が必要で、誤った方法が実の収穫に影響を与えることもあります。
もし、初めてキウイを育てる場合や剪定に自信がない場合は、専門業者に相談してみましょう。
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