【価格別】外構・エクステリアリフォームの費用相場を解説!安く抑える方法も紹介

更新日:2024年09月04日

外構

外構工事やエクステリアリフォームの費用相場をご紹介しています。住宅周辺の門扉やフェンス、ウッドデッキなどの外構部分のリフォーム料金の相場がわかります。希望するスタイルや、こだわるポイントによって費用が変わりますので、事前に確認して適正価格でエクステリアリフォームをしましょう。

この記事の目次

外構工事・エクステリアリフォームの中心となる価格帯

こちらでは、リショップナビの事例をもとに、エクステリア・外構リフォームにかかる費用相場を確認できます。
(※リショップナビ事例より 2021年4月時点集計データ)

リショップナビを使い外構工事・エクステリアリフォームした時のかかった費用は、~50万円が41%、51~100万円が20%、101~200万円が25%、201~300万円が8%、301~500万円が5%、501万円~が 1%。

外構・エクステリアとは、住宅の外周部分のことで、インテリアの反対の意味でエクステリアと呼びます。
具体的には、以下のような部分を指します。

  • ● 門扉
  • ● 門柱
  • ● フェンス(塀)
  • ● アプローチ
  • ● カーポート(ガレージ)
  • ● ウッドデッキ
  • ● サンルーム

エクステリアリフォームの中心になる価格帯は、50万円以内です。
また、家のまわりのエクステリア工事と、庭やガーデニングの造成は同じタイミングで依頼をした方が全体の予算を抑えられます。

そのため、外構工事の前は家の外側をどのように施工したいかイメージを確立させておきましょう。
ただし、予算に限りがあり、できるだけ抑えたい場合は、ガーデニングはDIYで行うとよいでしょう。

外構 エクステリア

エクステリアを整備していない家も多いですが、家の印象を大きく左右する部分です。
さらに、門扉やフェンスなどは防犯やプライバシーに関わる部分でもあるので、安全性も考えて、リフォームを検討してみましょう。

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50万円未満でできるエクステリア・外構リフォーム

50万円未満でできるエクステリア・外構リフォーム

ここからは、価格帯別に一般的なエクステリア・外構リフォームの工事にかかるおおよその金額を見ていきます。
記載している金額には、外構設備などの材料費や工事費用、諸経費を含みます。
50万円未満なら、目安として以下のようなリフォームが可能です。

  • ● 門扉の交換
  • ● カーポートの設置
  • ● 駐車場整備
  • ● アプローチの工事
  • ● 手すりやスロープの設置
  • ● 照明の設置、交換
  • ● 庭の植栽
  • ● バルコニー、ベランダの修繕
  • ● ウッドデッキの設置

施工規模や使用する製品、材料によってはこの限りではありません。
詳しい内訳は業者による見積もり時に確認しましょう。

事例1
門扉設置リフォーム

工事費用 34万円
施工日数 2日
駐車場の入口に、両開きの門扉を新たに設置しました。オーダーメイドのオリジナル製品で、使い勝手も大変よいと喜ばれました。

門扉のドアの選び方

門扉は、通常のドアと同様に開き方に種類が複数あり、上から順に高価なタイプです。

  • ● スライド
  • ● 両開き
  • ● 親子開き
  • ● 片開き

ただし、自動ロックや電子錠などの機能を付けると値段が変動するので、注意が必要です。
また、別途インターホンなどを付ける場合は、室内の工事も必要なのでさらに費用が高くなります。

>> 門扉リフォームの価格・施工例・注意点

事例2
カーポート設置

工事費用 42万円
施工日数 7日
カーポートを新たに設置する場合の費用です。カーポートは設置する車の台数や種類によって金額が変わります。台数が増えればそのぶん設備も大きくなり、工事範囲が広がるので高額になります。

カーポートの支柱タイプの選び方

カーポートには支柱が片側のみと、両側にあるタイプがあります。

片側支柱タイプは主に1台用です。
本体価格は、10~40万円ほどが相場です。

両側支柱タイプは1~2台用で、強度があり、積雪や台風に強いです。
本体価格は、20~60万円ほどです。
ただし、豪雪地域に適したタイプや、カーポートの機能性が高い場合はさらに高額となるでしょう。

>> ガレージ・カーポートリフォームの価格・施工例と注意点
>> 耐雪カーポートのリフォーム価格とおすすめ品
>> カーポートの屋根や支柱を修理したい!費用や注意点は?

事例3
アプローチ整備

工事費用 23万円
施工日数 5日
アプローチとは、門扉から玄関ポーチまでの通路のことです。今回の依頼主さまは、高齢のご家族と同居するにあたり、安全性を高めたアプローチの施工をご希望でした。曲線を描くようにアプローチをデザインして、快適かつおしゃれな外構に仕上げました。

アプローチリフォームの㎡単価・費用

アプローチのリフォームでは、砂利やタイルなどを敷き詰めたり、コンクリートで整備したりします。
使用する素材によってテイストが大きく異なりますので、家の雰囲気に合わせて検討しましょう。

使用する素材や、地面の状況・広さによって異なりますが、費用はおおよそ5,000〜3万円/㎡と考えておくとよいでしょう。
また、将来のことを考えて、段差をスロープにしたり、手すりを付けたりすることもあります。

>> スタンプコンクリートの特徴とは?メリットやデメリット、施工方法を解説

50万円未満のエクステリア・外構リフォームの事例

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50〜100万円でできるエクステリア・外構リフォーム

50~100万円未満なら、目安として以下のリフォームが施工可能です。

  • ● フェンス設置
  • ● カーポート・ガレージの設置
  • ● 塀の施工
  • ● サンルームやテラス囲いの設置

施工する範囲や設置する製品・材料によっては費用が変わります。

また、50万円未満で紹介した施工内容のグレードを上げたリフォームもここに含まれます。

事例4
家の外周にフェンスを設置

工事費用 75万円
施工日数 3日
家のまわりに新しくフェンスを設置した事例です。エクステリアフェンスは、防犯の目的やプライバシーの点から見ても設置しておきたいものです。また、今回は台風によって既存フェンスが壊れてしまい、新たに設置したいというご依頼でした。 台風に負けない、頑丈なフェンスを設置しました。

フェンスの素材について

フェンスに使う素材には以下のようなタイプがあります。
上から順に、価格が高い素材となります。

  • ● 鋳物
  • ● アルミ
  • ● ウッド
  • ● ステンレス

また、フェンスを設置、交換する際は、高さや風通し、家のデザインとの相性なども考慮するとよいでしょう。

>> 目隠しフェンスの価格・施工例
>> 目隠しフェンスの後付けする注意点!
>> ウッドフェンスはDIYで作れる?リフォーム業者に頼む?費用の比較・注意点

事例5
ガレージの設置

工事費用 80万円
施工日数 10日
新しいお車を購入したタイミングで、ガレージの設置をご依頼いただきました。既存のガレージを運び、設置しました。

50〜100万円のエクステリア・外構リフォームの事例

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100万円以上でできるエクステリア・外構リフォーム

外構 エクステリア リフォーム

門扉やフェンスなどのエクステリア全体をリフォームする場合は、100〜150万円を超えてしまうことも多いです。

コンクリート打ちなどの基礎工事をする際は、重機が必要になるため同時に工事をした方が効率的で節約にもなります。
いずれ改修する予定がある場合は、別々に実施するよりも同じタイミングで外構全体のリフォームをすることをおすすめします。

事例6
フェンス・門扉・庭のリフォーム

工事費用 110万円
施工日数 16日
フェンスと門扉、庭を同時にリフォームしました。工事前には依頼主さまとじっくりと話し合い、施工後はご希望通りの外構に仕上がったと喜んでいただけました。

100万円以上のエクステリア・外構リフォームの事例

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外構工事・エクステリアリフォームにかかる費用をできるだけ抑える方法

外構リフォーム費用

外構工事やエクステリアリフォームにかかる費用をできるだけ抑えるおすすめの方法は、以下の4つです。

  • ● シンプルなデザインに仕上げる
  • ● 希望する工事は同時に行う
  • ● 可能な箇所はDIYをする
  • ● 相見積もりをして価格を比較する

上記の方法を実践いただくことで、相場よりも安くリフォームが行える場合もあります。
以下にてそれぞれの具体的な方法を解説するので、ぜひご覧になって参考にしてみてください。

シンプルなデザインに仕上げる

シンプル 外構

外構のレイアウトやデザインをシンプルにすると、施工の手間が省けて費用を安くできる場合があります。
複雑でデザイン性の高い外構やエクステリアにすると、施工費や材料費がよりかかってしまいます。

しかし、こだわりたいポイントがあれば優先的に取り入れて、リフォームの満足度を高めましょう。
ほかのリフォーム箇所にシンプルなデザインを採用して、費用を抑えるようにしましょう。

希望する工事は同時に行う

外構リフォーム 業者

外構工事で、希望する施工内容が複数ある場合は、同時に依頼すると人件費や諸経費などが抑えられます。
工事内容によっては、同時に依頼することで工期を縮められます。
そのため、人件費が抑えられるのです。

外構のリフォームをしたいとお考えの際には、どの部分を施工したいか、リストアップしてみましょう。
希望の内容を業者に相談して、できるだけ同時に工事を行うようお願いしてみることをおすすめします。

可能な箇所はDIYをする

外構リフォーム DIY

可能であれば、DIYで外構工事を行うことで費用を抑えられます。
DIYで行える外構工事には、以下のような内容があります。

  • ● 砂利やタイルを敷き詰める
  • ● フェンスの設置
  • ● ウッドデッキの設置
  • ● ガーデニング

今は、フェンスやウッドデッキなどはDIYでも施工できるようにキットが販売されています。
そのため、簡易的なタイプにはなりますが、DIYでも施工が可能です。

ただし、仕上がりのよさや耐久性を重要視する場合は、業者へ依頼することをおすすめします。

相見積もりを行って工事価格を比較する

外構リフォーム 見積もり

相見積もりを行い、工事価格を比較して安い業者に依頼するのもおすすめです。

相見積もりとは、同じ工事内容で複数の業者に見積もりを依頼することです。
受け取った見積書を比較して、詐欺を未然に防いだり、価格が安い業者に依頼できたりします。

ただし、費用が安すぎる業者は施工不良が発生する恐れもあります。
見積書の内容を確認して、使用する部材や工事内容が適切に記載されているかチェックしておきましょう。

外構やエクステリアをおしゃれに仕上げるためのポイント

外構 おしゃれ

外構やエクステリアをおしゃれに仕上げるためのポイントは、以下の3点です。

  • ● デザインを統一する
  • ● ガーデニングで外構を彩る
  • ● 門から玄関を奥行きある空間にする

外構工事では、どのようなデザインにするか悩まれる方も多いです。
しかし、外構は家の顔ともいえる場所なので、お好みのデザインでおしゃれに仕上げましょう。

>> おしゃれでかっこいいガレージ(車庫)に!選び方のポイントをご紹介
>> おしゃれなバイクガレージの施工事例をご紹介!おすすめの選び方も解説

以下にて、それぞれのポイントの内容を解説するので、ぜひチェックしておきましょう。

デザインを統一する

外構 デザイン

外構の全体的なデザインを統一することで、おしゃれに仕上げられます。
おしゃれなデザインと聞くと、奇抜で斬新なイメージを持たれるかもしれません。

しかし、シンプルながらもデザインが統一されていれば、バランスのよい素敵な空間となるのです。
また、外構のデザインには、以下のようなスタイルがあります。

  • ● 北欧風
  • ● 和風
  • ● アジアンテイスト

北欧風に仕上げる場合は、ガーデニングや木材を使ったエクステリアを設置するとよいでしょう。
和風な外構にする際は、小さな池を施工したり、飛び石のアプローチに仕上げたりすると雰囲気が出ます。

>> 竹垣で和の雰囲気を演出|メリット・デメリット、施工事例をご紹介

また、アジアンテイストの外構では、南国にいるような心地よさを演出することが大切です。
ヤシの木を植えたり、照明にこだわったりしましょう。

ほかにもさまざまなスタイルがあるので、お好みの仕上がりとなるように、業者に希望を伝えてデザインを考えてみましょう。

>> 外観リフォームでできることと費用相場
>> 外構・エクステリアをおしゃれに!デザインのアイデアや施工事例をご紹介

ガーデニングで外構を彩る

外構 ガーデニング

花や木などを植えて、彩りのあるおしゃれな外構にするのもおすすめです。
庭に鮮やかな花を咲かせたり、外構のポイントとなる木を植えてみたりしましょう。

ガーデニングはDIYでも行いやすいので、外構リフォームの後に物足りなさがあった場合には、追加で工事をするのもよいでしょう。

門から玄関までを奥行きのある空間にする

外構 玄関

門から玄関までを奥行きのある空間にすることで、広くておしゃれな外構に見せられます。
例えば、曲線のデザインのアプローチにすると、奥行きが出ます。

また、植木を活用して目隠しをつくることで、広い空間を演出できるでしょう。

おしゃれに外構
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新築でエクステリアをつくる場合の依頼先

外構リフォーム 業者

新築の家を建てた場合に、外構工事をお願いする先は「ハウスメーカー」「外構専門業者」かを選べます。

それぞれの会社にはメリットとデメリットがあるので、希望に合わせて選びましょう。
以下にて、ハウスメーカーと外構専門業者のメリット、デメリットを解説します。

ハウスメーカーの場合

外構リフォーム 業者

ハウスメーカーのメリットとデメリットは、以下の通りです。

【メリット】

  • ● 建築時、同時に打ち合わせができる
  • ● 支払いが一括
  • ● 家と外構の引き渡しが同時

【デメリット】

  • ● 中間マージンが発生して、料金が割高になるケースがある

ハウスメーカーの場合は、住宅の建設とともに外構工事ができるため手間が省けます。
しかし、下請け業者に工事を依頼するケースが多いため、中間マージンがかかるでしょう。

外構専門業者の場合

外構リフォーム 業者

外構専門業者のメリットとデメリットは以下の通りです。

【メリット】

  • ● 中間マージンが発生しない
  • ● 専門性が高い

【デメリット】

  • ● 改めて業者を探すため手間がかかる
  • ● 家の引き渡し後に工事となる

外構専門業者に依頼すると、専門技術を持った職人に直接施工してもらえるため、希望が通りやすいです。
しかし、新たな業者を探すことになるため、契約や打ち合わせなどの手間が増えてしまいます。

このように、どちらに依頼するかで、メリットやデメリットが異なります。
また、単純に施工費用が安ければよいというわけではありません。
人件費や材料費を削って粗悪な工事を行う業者や、必要以上に費用を盛っている会社も少なくありません。

そのため、外構リフォームが得意な複数の会社に見積もりを依頼して、最も相性のよい業者に工事をお願いしましょう。

外構リフォームが得意な
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【この記事のまとめ&ポイント!】

50万円以内で実施可能なエクステリア・外構リフォームは、何がありますか?
門扉やアプローチなどの設置は、50万円以内で実施できることが多いです。
詳しくは、こちらをご確認ください。
50〜100万円で実施できるエクステリア・外構リフォームは、何がありますか?
住宅の周囲にフェンス・塀をつくり、さらにカーポートなどもリフォームする際には、50万円以上かかることがあります。
詳しくは、こちらをご確認ください。
100万円以上で実施可能なエクステリア・外構リフォームは、何がありますか?
門扉やフェンスなどエクステリア全体をリフォームする場合は、100〜150万円を超えてしまうことが多々あります。
詳しくは、こちらからご確認いただけます。
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