1. 外構工事・エクステリアリフォームの中心となる価格帯
こちらでは、リショップナビの事例をもとに、エクステリア・外構リフォームにかかる費用相場を確認できます。
(※2017年6月時点集計データ)

「エクステリア」・「外構」とは、住宅の外周部分のことで、インテリアの反対の意味でエクステリアと呼びます。
具体的には、門扉・門柱・フェンス(塀)・アプローチ・カーポート(ガレージ)・ウッドデッキ・サンルームなどです。
エクステリアリフォームの中心になる価格帯は、10~100万円です。
門扉や門柱の取り付けや、カーポートの補修、アプローチ整備などであれば50万円未満でできる場合が多いです。
土の庭を全面コンクリートにしたり、家のまわりを塀やフェンスで囲んだりという工事の場合は、100万円程度の予算を考えておいたほうが良いでしょう。
また、家まわりのエクステリア工事と、庭・ガーデニングの造成工事は同じタイミングで依頼をしたほうが全体の予算をおさえられるので、家の外側をどのようにしたいかイメージをはっきりとさせておきましょう。
草花や木々を簡単に配置するのであれば、自分でできる場合もあるので、予算によってはセルフリフォームを検討しても良いかもしれません。

エクステリア整備していない家も多いですが、家の印象を大きく左右しますし、門扉やフェンスなど防犯やプライバシーに関わる部分でもあるので、安全性も考えて、採用する機能やデザインを考えましょう。
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ここからは、価格帯別に一般的なエクステリア・外構リフォームの工事にかかるおおよその金額を見ていきます。この金額には、外構設備などの材料費、工事費用、諸経費を含みます。
2. 50万円未満でできるエクステリア・外構リフォーム
門扉の設置や、玄関までのアプローチ整備であれば20〜50万円ほど見ておけば良いでしょう。
また、フェンスやカーポートの交換は、すでに地面の整備が完了しているので、工事規模の割には安く済むことが多いです。
事例1
門扉交換リフォーム
機器代金 | 門扉(両開き・アルミ製) | 15万円 |
---|---|---|
工事費用 | 門扉の交換 | 10万円 |
総額 | 25万円 |

門扉のドアの選び方
門扉は、通常のドアと同様にドアの開き方の種類が複数ありますが、片開き<親子開き<両開き<スライドの順番で高価になります。
ただし、自動ロックや電子錠などの機能を付けると値段が変動するので、注意が必要です。
また、別途インターホンなどを付ける場合は、室内の工事も必要なのでさらに費用が高くなります。
事例2
カーポート設置
機器代金 | カーポート(1台用・片側支柱タイプ) | 11万円 |
---|---|---|
工事費用 | カーポート設置工事 | 6万円 |
総額 | 17万円 |

カーポートの支柱タイプの選び方
カーポートには支柱が片側のみにあるタイプと、両側にあるタイプとがあります。
新たにカーポートを設置する場合でも、1台用の片側支柱タイプ(片流れタイプ)であれば予算は50万円以内におさまりますが、積雪や台風の多い地域の場合は、より強度のある両側タイプを選ぶようにしましょう。
>> ガレージ・カーポートリフォームの価格・施工例と注意点
>> 耐雪カーポートのリフォーム価格とおすすめ品
>> カーポートの屋根や支柱を修理したい!費用や注意点は?
事例3
アプローチ整備
材料費 | 砂利・レンガ・乱形石等 | 30万円 |
---|---|---|
工事費用 | アプローチ整備工事(12㎡) | 材料費に含む |
総額 | 30万円 |

アプローチリフォームの平米単価・費用
アプローチのリフォームでは、砂利を敷き詰める、コンクリートで整備する、タイルや天然石を敷き詰めるという工事が主な方法ですが、それぞれテイストが大きく異なりますので、家の雰囲気に合わせて検討しましょう。
使用する素材や、地面の状況・広さによって異なりますが、費用はおおよそ2〜5万円/㎡と考えておくと良いでしょう。
また、将来のことを考えて、スロープにしたり、手すりを付けたりすることもあります。
50万円未満のエクステリア・外構リフォームの事例
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3. 50〜100万円でできるエクステリア・外構リフォーム
家のまわりにフェンスや塀をつくり、カーポートや門扉などもあわせて工事する際には、50万円以上かかることがあります。
また、駐車スペースをつくるために、庭をコンクリート打ちするようなリフォームでも、その面積や、植木の撤去などが多ければ50万円を超えてしまうケースがあります。
事例4
家の外周にフェンスを設置
機器代金 | フェンス | 35万円 |
---|---|---|
工事費用 | 基礎工事・フェンス設置 | 40万円 |
総額 | 75万円 |

フェンスの素材について
フェンスで使用される素材は、ウッド・鋳物・アルミ・スチール(ステンレス)などがあり、金額はステンレスのものが最も安く、ウッド<アルミ<鋳物の順で高価になります。
>> 目隠しフェンスの価格・施工例
>> ウッドフェンスはDIYで作れる?リフォーム業者に頼む?費用の比較・注意点
事例5
カーポート・電動ドア設置
機器代金 | カーポート・電動オーバードア | 40万円 |
---|---|---|
工事費用 | カーポート・電動オーバードア設置費用 | 53万円 |
総額 | 93万円 |

50〜100万円のエクステリア・外構リフォームの事例
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4. 100万円以上でできるエクステリア・外構リフォーム
門扉やフェンス、アプローチなどエクステリア全体をリフォームする場合は、100〜150万円を超えてしまうことも多いです。
コンクリート打ちなどの基礎工事をする際は、重機が必要になるためまとめて一緒に工事をしたほうが効率的です。
いずれ改修する予定がある場合は、別々に実施するよりも同じタイミングで外構全体のリフォームをすることをおすすめします。
事例6
フェンス・門扉・アプローチの設置
機器代金 | フェンス・門扉・石材等 | 90万円 |
---|---|---|
工事費用 | フェンス・門扉設置、アプローチ整備 | 80万円 |
総額 | 170万円 |

100万円以上のエクステリア・外構リフォームの事例
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5. 新築でエクステリアをつくる場合
ハウスメーカーで新築の家を建てた場合に、外構工事をお願いする先は、ハウスメーカーか外構専門業者か選ぶことができます。
それぞれメリット・デメリットがあるので、希望に合わせて選びましょう。
ハウスメーカーの場合
家を建てたハウスメーカーに一緒に外構工事をお願いすることも多いです。支払いも一括で済み、打合せも一緒にできるので、手間がかからずスムーズです。
また、引き渡しの時期も外構工事が完了した後なので、完成した家に住み始めることができます。
ただし、ハウスメーカーがそのまま外構工事をすることはなく、外構工事業者に依頼するので、中間マージンが発生し、料金が割高になります。
外構専門業者の場合
外構専門業者に依頼する場合、ハウスメーカー分の中間マージンが発生しないので、費用が安く済みます。
ただし、改めて業者を探す手間や、契約・打合せ・支払いも別に発生するので、忙しい人には向いていないかもしれません。
また、家の引き渡し後に工事となるので、その点もハウスメーカーとは違いがあります。
外構・エクステリアのリフォームをする場合には、外構専門の施工業者に依頼すると、予算もおさえやすい上、的確な提案・アドバイスをしてくれます。
できれば外構リフォームが得意な複数の会社に見積もりを依頼し、最も相性の良い業者に工事をお願いしましょう。
【この記事のまとめ&ポイント!】
50万円以内で実施可能なエクステリア・外構リフォームは、何がありますか? |
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門扉の設置などは、約20〜50万円で実施できることが多いです。詳しくは、こちら。 |
50〜100万円で実施できるエクステリア・外構リフォームは、何がありますか? |
住宅の周囲にフェンス・塀をつくり、さらにカーポートや門扉もリフォームする際などには、50万円以上かかることがあります。 また駐車場を作るために庭をコンクリート打ちするようなリフォームも、面積や植木の撤去などが多いと50万円を超えるパターンがあります。 詳しくは、こちら。 |
100万円以上で実施可能なエクステリア・外構リフォームは、何がありますか? |
門扉やフェンスなどエクステリア全体をリフォームする場合は、100〜150万円を超えてしまうことが多々あります。詳しくは、こちら。 |
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