屋根塗装・屋根リフォームの費用相場

屋根塗装・屋根リフォームの費用相場をご紹介しています。実際の屋根リフォーム事例から、屋根の塗り直しや重ね葺き・葺き替えの場合の施工費用の相場がわかります。屋根塗装は使用する塗料によって費用が異なりますので、事前に確認して適正価格でリフォームしましょう。

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屋根塗装・屋根リフォームの中心となる価格帯

こちらでは、リショップナビのリフォーム事例をもとに、屋根リフォームにかかる費用相場を確認できます。(※2015年6月時点集計データ)


【屋根塗装】

屋根・屋根塗装リフォームの中心になる価格帯は、50万円から100万円までの間です。
屋根リフォームの大部分をしめる塗り替え・屋根塗装であれば、使用する塗料の種類にもよりますが、ほとんどの場合が60万円未満で施工可能です。

【屋根重ね葺き(カバー工法)】

既存の屋根の上から屋根をかぶせる重ね葺き(カバー工法)であれば、100万円〜120万円ほどの予算を見ておけばいいでしょう。

>> 屋根のカバー工法(重ね葺き)のメリット・デメリットと費用

【屋根葺き替え】

屋根の下地や屋根材も含めて全て取り替える、葺き替えの場合は120万円以上の予算を見込んでおきましょう。
葺き替えの場合は、使用する屋根材によって価格が変動します。

屋根材は粘土系(和瓦)・スレート系・セメント系・金属系の4種類がありますが、一般的には、瓦屋根が最も高く、スレート系や金属系の屋根材が比較的安価です。
それぞれの屋根材の相場と特徴は下でご紹介します。

屋根リフォームにかかる費用内訳

屋根リフォームをする際には、屋根材や塗料だけではなく、足場を組む費用、養生費用などが必要になります。

他にも、塗装の前に汚れを落とす高圧洗浄費用や、下塗り費用がありますが、どれもなくてはならない工程ですので、費用を安くしたい場合でも、きちんと見積もりに含んでもらいましょう。

足場の設置にかかる費用

屋根リフォームの足場設置の平均的な平米単価は600〜1000円ほど、高圧洗浄の平均単価は150〜250円と考えておきましょう。
足場の設置や撤去工事ではご近所とのトラブルも発生しやすいため、会社選びの際には注意が必要です。

>> 屋根リフォームで必要な足場の費用はどれくらい?よくあるトラブルとは?

雨樋の修理費用にも足場代がかかりやすい

なお、大雪や台風の後には雨樋の修理が必要になることが多いです。
直したい樋の位置が高い場合は、やはり足場の設置が必要になります。
雨樋の修理で足場を組む際には、一緒に屋根のメンテナンスを行っておくと効率的です。

>> 雨樋の修理・補修にかかる費用・価格・業者の選び方

屋根リフォームで費用が高くなるケース

屋根のリフォーム費用は、屋根の形状・傾き具合・素材によって変動します。

屋根のリフォーム、特に塗装の費用は、工事が必要な面積によって決まります。
施工面積が広いほど、使用する塗料・材料も多くなるためです。
また、屋根の角度が高くても面積が広がるため、屋根の傾きによってもリフォーム費用が異なってきます。

たとえば、勾配がほぼない陸屋根であれば施工面積は比較的少なくなりますが、複雑な形状をしている入母屋屋根などはリフォーム費用が高額になりやすいです。

>> 屋根形状の種類と特徴とは?

なお防水性の確保が必須であることから、屋根材の種類によって勾配が変わります。
たとえば日本の住宅で主流なカラーベスト(スレート)屋根なら、傾きが3寸以上、和瓦・洋瓦では4寸以上の勾配が必要です。

>> スレート屋根材の特徴
>> 瓦屋根の種類・価格・特徴を徹底比較!
>> 洋瓦とは?種類とメンテンナンス方法

リフォーム業者によって費用が異なる

なお、一口に屋根リフォームと言っても、業者の得意分野や事業形態によっても金額が大きく変わってしまいます。

たとえば、塗装に特化した会社、葺き替えの経験が豊富な業者、屋根の修理専門の事業者など、さまざまです。

さらに足場の設置も自社で行えるか、下請け会社に任せているかでも、料金は異なります。

ハウスメーカーや大手リフォーム会社の場合、塗装や葺き替えといった工事自体を系列会社や孫請け企業へ外注することが多いため、中間マージンが別途かかります。

ご自宅の屋根に適した工事をできる限り安く抑えるためには、相見積もりを行い、複数のリフォーム会社を比較することをおすすめします。

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屋根塗装・屋根リフォームのポイント

屋根のリフォームには大きく分けて3種類の工法があり、塗り替え(塗装)・重ね葺き(カバー工法)・葺き替えの順に費用が高くなります。 それぞれの工法の特徴をご説明するので、屋根の状態に合わせて適切なリフォーム工事を実施しましょう。

屋根リフォームの工法

【塗り替え(塗装)】

塗り替え(塗装・塗り直し)は使用する塗料ごとにかかる費用が異なり、一般的には、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料の順で高価になります。
ただし、単価が安い塗料ほど、耐久年数が短い傾向にあるので、屋根塗装のリフォームをする際には、その時にかかる費用だけでなく、メンテナンスにかかる費用など、長い目で見てお得な方法を選択しましょう。
また、屋根塗装の一番の目的は、表面の耐久性と美観を良くすることで、補修が必要な場合には、別途補修工事をする必要があります。
屋根のズレや割れ、雨漏りや腐食などの問題がないか、塗り直しを行う前に確認しておきましょう。

【重ね葺き(カバー工法)】

重ね葺き(カバー工法)は、既存の屋根の上に、新しい屋根材を重ねる施工法です。
既存の屋根が、スレート、金属材、アスファルトシングルなどといった平板素材であれば、適用できます。
屋根が劣化はしているけど下地までは傷んでいないという場合には、重ね葺き(カバー工法)がおすすめです。
解体や廃材処理などの作業がほとんどないため、騒音やホコリが立ちにくく、リフォームにかかる費用や工事期間が抑えられるというメリットがあります。
ただし、屋根材の重さが増える分、耐震性に影響が出るかもしれません。不安な方は、事前にリフォーム会社に相談しましょう。

【葺き替え】

葺き替え工事は、今ある屋根材を撤去し、下に敷く防水シートも一緒に交換します。
屋根全体を一新できるので、既存のものより軽い屋根材にして耐震性能を上げることも可能です。
元々あった屋根の解体・処分を行うため、施工費用が高額になり、工期が長くなるというデメリットがあります。
さらに、解体時に耳障りな音やホコリで近所とトラブルにならないよう、注意する必要もあるでしょう。

火災保険が適用できる屋根リフォーム

台風や雪などの影響で、屋根や雨樋の修理が必要な場合には、火災保険が適用されるケースもあります。
火災保険に加入済みなら、ぜひ活用してみましょう。
保険の申請手続きも代行してくれるリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです。

>> 火災保険でできるリフォームって?修理対象・注意点・トラブル対策について

屋根のリフォームは外壁とセットがお得

なお前述した通り、屋根リフォームをする際には足場を組む必要があるため、足場代がかかります。
そのため、同様に足場を使用する可能性が高い外壁リフォームやバルコニーリフォームを行う場合は、あわせて実施したほうが費用が安く済みます。

ここからは、価格帯別に一般的な屋根リフォームの工事にかかるおおよその金額を見ていきましょう。
この金額には、塗料や屋根材などの材料費、工事費用、諸経費を含みます。

>> 外壁塗装・外壁リフォームの費用相場

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50万円未満でできる屋根塗装・屋根リフォーム

一般的な屋根面積の塗り直しであれば、使用する塗料に関わらず50万円未満に収まることもあります。
ただし、塗り直しの回数(複数回塗ることによって耐久性が増します)や足場の組み方によっては料金が高くなることがあります。
なお、下記事例は、屋根面積74~90㎡の住宅を対象とします。

事例1
コロニアル瓦を補修リフォーム

材料費 補修用材料・屋根塗料 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・高圧洗浄・部分修理・屋根塗装 35万円
総額 35万円
現地調査時に、コロニアル瓦のズレや割れが複数ヶ所確認されたため、補修を行わないと塗装できない状況でした。高圧洗浄をした後、適切な修理をし、日本ペイントの遮熱塗料「サーモアイSi」を施し、きれいな屋根に蘇りました。

事例2
屋根塗り直しリフォーム

材料費 屋根塗料 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・高圧洗浄・屋根塗装 38万円
総額 38万円
スレート材の屋根に、ウレタン塗料を使用し3回重ね塗りをした場合の費用です(工事費用は高圧洗浄を含みます)。塗装工事は、下地と屋根材が傷んでいない場合に有効なリフォーム方法で、高圧洗浄で既存屋根の汚れを落とした後に、複数回の塗装を施します。

事例3
フッ素塗料の塗り直し

材料費 屋根塗料 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・高圧洗浄・屋根塗装 42万円
総額 42万円
スレート材の陸屋根に、シリコン塗料を使用した場合の費用実例です。

屋根塗料の単価

塗料によって耐久年数が5年〜15年ほどと異なるので、初回の費用が安くても、その後の塗り直しの回数で最終的なコストパフォーマンスが変わります。
その後何年間同じ家に住み続けるのか、なども考慮して長期的なメンテナンス費用まで含めたリフォーム料金で判断しましょう。

    
塗料名 耐久年数 費用(1㎡)スレート材に塗装する場合
アクリル塗料 5年〜7年 700円〜1,000円/㎡
ウレタン塗料 8年〜10年 1,500円〜1,700円/㎡
シリコン塗料 13年〜15年 1,800円〜2,000円/㎡
フッ素塗料 15年〜20年 3,500円〜4,500円/㎡
断熱塗料 12年〜15年 3,600円〜4,800円/㎡

50万円までの屋根リフォームの事例

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50万円〜100万円でできる屋根塗装・屋根リフォーム

既存の屋根の下地を使用する重ね葺き(カバー工法)の工事の場合の費用です。
カバー工法でも屋根の面積や使用する屋根材によっては100万円を超えることがあるので、注意してください。
こちらの事例は、屋根面積が80~90㎡の場合の費用実例です。

事例4
屋根の重ね葺きリフォーム

材料費 屋根材・下地材 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・屋根重ね葺き 100万円
総額 100万円
ガルバリウム鋼板を使用して屋根を重ね葺きした場合の費用です。重ね葺きとは、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を上からかぶせる方法です。下地が傷んでいない場合に有効な工法で、下地材を撤去する必要がないので工期が短くて済み、材料費・工事費ともに費用を抑えられます。カバー工法では屋根材を2重にすることになるので、屋根全体の重量を考慮して、軽い屋根材を使うのが一般的です。

事例5
トタン屋根の重ね葺き工事

材料費 屋根材・下地材 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・高圧洗浄・屋根重ね葺き 100万円
総額 100万円
築30年でサビが目立ってきていたトタン屋根に、純和風の上品な屋根材を重ね葺きしました。見た目が美しく、メンテナンスもしやすい屋根です。

50万円〜100万円までの屋根リフォーム事例

100万円〜150万円でできる屋根塗装・屋根リフォーム

既存の屋根材・下地をすべて取り替えて新しい屋根材を設置する「葺き替え」や、場合によっては重ね葺きも、この価格帯になることがあります。

事例6
屋根の葺き替え工事

材料費 屋根材・下地材 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・既存屋根撤去・屋根葺き工事 140万円
総額 140万円
和瓦からカラーベストへの葺き替え工事です。和瓦よりも軽い素材なので、屋根にかかる負担が軽減されます。屋根の重量を軽くすることで、地震の際の建物の揺れを軽減させることができるので、家の耐震性を高めることができます。他にも、金属系やスレート系の屋根材が比較的軽量なので、耐震対策としては、これらの屋根材への葺き替えも有効です。

100万円〜150万円までの屋根リフォーム事例

150万円以上でできる屋根塗装・屋根リフォーム

屋根の葺き替えでも、屋根の面積が広い場合や、瓦屋根への葺き替えの場合に費用が高くなります。
既存の瓦屋根の傷みが少なく、再利用が可能な場合は、下地の工事のみを行い再度以前の瓦を乗せる、「葺き直し」という工法をとることもあります。

事例7
和瓦の葺き替えリフォーム

材料費 屋根材・下地材 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・既存屋根撤去・屋根葺き工事 200万円
総額 200万円
和瓦から和瓦へのふき替えの場合の費用です。葺き替え工事の費用は、スレート系や金属系の屋根材に比べると和瓦が最も高価になります。耐久性が高いという特徴がありますが、他の屋根材に比べて重量があるので耐震性を重視して、採用する人も減っています。

事例8
断熱塗料「ガイナ」で塗装リフォーム

材料費 屋根塗料 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・屋根塗装 200万円
総額 200万円
多機能環境改善塗材「GAINA(ガイナ)」は、断熱性のある人気の外壁塗料の一つです。断熱化を目的とした屋根工事は、国や自治体の補助金も活用できるのでお得にリフォームできることもあります。北欧風のデザインで魅力的ですね。

事例9
屋根瓦の葺き替え+断熱化工事

材料費 屋根材・下地材・断熱材 工事費用に含む
工事費用 足場設置・仮設工事・既存屋根撤去・屋根葺き工事・断熱工事 350万円
総額 350万円
本格的な木造軸組住宅で、瓦の葺き替えとあわせて屋根の断熱リフォームも行いました。屋根からの熱気・冷気の侵入をおさえられる構造に工夫しながら仕上げたので、築年数38年の木造住宅でも、室内環境が快適です。

150万円以上の屋根リフォーム事例

屋根材の種類と価格・リフォーム時期

屋根材はいくつか種類がありますが、特徴や費用が異なります。
重ね葺きや葺き替えをするときには、特徴をおさえて、ライフスタイルにあう屋根材を選びましょう。

 
屋根材 特徴・メンテナンス時期の目安 重量 価格(㎡)
スレート 色合いが豊富で人気が高いですが、経年劣化によって色落ちするので10年を目安に塗装が必要です。
20年位経ったら、全面的に葺き替え工事を行いましょう。
軽い 5,000〜7,000円
ガルバリウム 化粧スレートの1/4の重量で非常に軽く、耐震リフォームとして採用する方も多いです。
色・形とも豊富でメンテナンスが基本的に不要ですが、定期的に点検を行い、必要があれば塗装しましょう。
20年目位には、全体的に葺き替えが必要になります。
非常に軽い 6,000〜8,000円
和瓦 昔からある屋根材で、色落ちしにくいですが、強風や地震に弱く漆喰のメンテナンスが必要というデメリットがあるため、5年に一度位は点検しましょう。
20~30年目位には全面補修を行い、必要に応じて葺き替えます。
非常に重い 8,000〜10,000円
セメント瓦 和瓦と遜色ない強度ながら、洋風・和風のデザインが選べるのが魅力です。
15〜20年で塗装のメンテナンスが必要になり、状態によっては葺き替えを行います。
重い 6,000〜8,000円

屋根リフォームに対応しているリフォーム会社

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更新日:2017年6月30日
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