ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

更新日:2023年11月01日

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

ライティングレール(ダクトレール)は、ペンダントライトなどの照明器具を容易に交換でき、インテリアを楽しみたい方に人気のアイテムです。

おしゃれなお店のようにコーディネートできるので、室内リフォーム時に取り入れる方が急増中!ライティングレール(ダクトレール)の特徴と取り付ける際のポイント・費用についてチェックしてみましょう。

ライティングレール(ダクトレール)とは

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

ライティングレールがあるだけで、キッチンやリビングがレストランや喫茶店のような見た目になります。
電線さえ確保できれば、1本だけではなく、2本並列させたり、L字型やコの字型、十字型と配置の仕方も工夫できます。

ライティングレール(ダクトレール)は、照明器具を取り付けられる、バー状の部品のことです。
照明レール、ライトレール、ライティングバーと呼ばれることもあります。
複数のペンダントライトやスポットライトを設置することが可能です。

店舗やオフィスの天井で使われていることが多いですが、バーのどこからでも明かりを取ることができるので、家庭のリビングやキッチンにも導入されることも一般的になっています。

ライティングレール(ダクトレール)のメリット

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

見た目がおしゃれになる

ライティングレールがあるだけで、キッチンやリビングがレストランや喫茶店のような見た目になります。
電線さえ確保できれば、1本だけではなく、2本並列させたり、L字型やコの字型、十字型と配置の仕方も工夫できます。

電気を通すことができるなら、壁や柱にも取り付けることも可能です。

照明器具の付け替えが簡単

照明器具の交換が簡単なので、お気に入りのペンダントライトを下げたり、気分に合わせてスポットライトに付け替えたりできます。
季節に合わせてイメージチェンジしてみるのも良いですね。

明るさの調節がしやすい

ワット数を超えなければ、1つのスイッチから複数の明かりを付けられるので、好みの明るさに調節しやすいです。
あえて照明の数を少なくして、バーのように落ち着いた雰囲気を演出するのも素敵です。

照明以外のものをレールに付けて楽しめる

バーに植物を巻いたり、カゴを下げてアレンジを楽しむこともできます。
天井のインテリアをこだわれるようになるのは嬉しいですね。

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ライティングレール(ダクトレール)のデメリット

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

レール自体のデザインは選びにくい

基本的にライティングレール自体の色は、白か黒の2色に限られます。
カラーコーディネートで遊びたい方にとっては、レールの選択肢が少なくて物足りなく感じるかもしれません。

白い天井では配線ダクトが気になる

埋め込み式にしない限り、配線ダクトが丸見えになってしまうので、純白の天井の場合、見映えが気になる可能性があります。

埋め込み式にしたいときは注意

ダクトレールを埋め込み式のタイプにすれば、表面がスッキリしますが、完全に天井に埋め込むとなると、かなり手間がかかります。
施工時に「埋め込み式にしたい」と頼んでおかないと、露出した状態で設置されてしまうかもしれないので注意しましょう。

また、埋め込み式の工事を依頼する場合、リフォーム費用が2倍近くなるので、予算管理も気を付けなくてはいけません。

ライティングレール(ダクトレール)の活用法

ライティングレールにペンダントライトを吊るすか、スポットライトを付けるかによって、部屋のイメージを大きく変化させることができます。

ペンダントライトでカフェのように

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

カフェ風のリビングやキッチンにしたいなら、ライティングレールは必需品と言っても過言ではありません。
長めのペンダントライトを飾って、可愛らしいスペースにしてみましょう。

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

古民家のようにレトロな空間でも、ライティングレールは大活躍します。
スポットライトとペンダントライトを組み合わせて使うのも◎。

スポットライトでクールなイメージに

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

クールな都会のイメージに仕上げたいなら、シンプルなスポットライトを散りばめましょう。
アトリエや美術館のように、洗練された部屋になります。

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ライティングレール(ダクトレール)のワット数

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

ところで、広めの15畳のリビングで適度な明度は600W(ワット)ですが、ライティングレールの最大ワット数はどの位なのか、確認しておいた方が良いですよね。

ライティングレールの最大ワット数は、スイッチの数で考える必要があります。

【スイッチが1つの場合】
・ライティングレール1本で1500Wまで
・ライティングレール2本の場合も、合計で1500Wまで

【スイッチが2つの場合】
・ライティングレール1本あたり最大1500W
・ライティングレール2本の場合、1500×2=3000Wまで使用OK

レール1本あたり100Wの電球15個分の電力があると考えると、それなりの明るさをキープできることが分かりますね。

ライティングレール(ダクトレール)の取り付け費用

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

ライティングレールの取り付けリフォームを行う際にかかる費用は、配線ダクトレールの材料費と工事費を合わせて、3~5万円前後です。
ただし、電気工事が必要な場合や、ペンダントライトなどの照明器具を一緒に注文する場合には、別途料金が発生します。

工事をしなくても自分で引っ掛けシーリングに取り付けられる「家庭用ダクトレール」もありますが、天井に直付けする場合は電線の確認が必要になるため、なるべく電気工事ができる業者に設置を依頼することをおすすめします。

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリット・デメリットと取り付け費用

【この記事のまとめ&ポイント!】

ライティングレール(ダクトレール照明)のメリットは?
メリットは「見た目がおしゃれになること」「照明器具の付け替えが簡単なこと」「明るさの調節がしやすいこと」「照明以外のものをレールに付けて楽しめることです。
ライティングレール(ダクトレール照明)のデメリットは?
「レール自体のデザインの選択肢が限られること」「白い天井では、配線ダクトが気になること」「埋め込み式にしたいときは手間がかかり、リフォーム費用が2倍近くなること」がデメリットと言えるでしょう。
ライティングレール(ダクトレール照明)を取り付ける工事の際に、かかる費用はいくら?
配線ダクトレールの材料費と工事費を合わせて、3~5万円前後です。
ただし電気工事が必要な場合や、ペンダントライトなどの照明器具を同時に注文する際には、別途料金が発生します。

一度取り付ければ、好みの明るさやインテリア性を楽しめるライティングレール。
照明を変えてみたいという機会があれば、ぜひライティングレールの設置を検討してみてくださいね。

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