ウッドデッキにタープを設置して快適な屋外空間に! 素材ごとのメリット・デメリットは?

更新日:2025年04月25日

ウッドデッキ タープ サムネイル

日差しが気になるウッドデッキも、タープ1つで快適なアウトドアリビングに生まれ変わります。タープの素材は、コットン、ポリエステル樹脂、ポリコットンなどそれぞれに特徴があり、通気性や耐久性、メンテナンス性などが異なります。
この記事では、タープの素材別メリット・デメリットを詳しく解説し、ご自身のライフスタイルに応じたタープの選び方について、ご紹介します。

ウッドデッキにタープを設置するメリット

ウッドデッキにタープを設置すると、プライバシーを守りながら快適な屋外空間を作り出せます。
具体的にどんなメリットがあるか、ご紹介します。

目隠し・日焼け対策ができる

タープは、ウッドデッキの目隠し対策として効果的な選択肢です。
外からの視線を遮り、プライバシーが確保された、くつろぎの空間を実現できます。

設置方法も目隠し効果に大きく影響します。
デッキの周囲を囲むように設置すれば、隣家や道路からの視線を効果的に遮断できます。

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また、日差しの方向や視線が気になる箇所を重点的にカバーするのもよいでしょう。
タープを屋根状に設置することで、特に、直射日光が強い夏場は日除けとして重宝します。

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タープに使用される素材の種類

タープには、次のように、さまざまな種類の素材が使用されています。

  • 化学繊維(ポリエステル、ナイロン等)素材
  • コットン素材
  • ポリコットン(TC,T/C)素材
  • 素材ごとに通気性の有無や重量、耐火性、扱いやすさが異なります。
    タープを導入する際は、ご自身のライフスタイルにあわせた素材を選ぶとよいでしょう。

    各素材のメリット・デメリット

    本章では、コットン素材、ポリコットン素材、ポリエステル樹脂素材のメリット・デメリットについてご紹介します。

    コットン素材のメリット・デメリット

    メリット①:通気性がある

    コットン素材のタープは、生地に無数の細かな通気孔があり、優れた通気性を備えています。
    蒸れやすいウッドデッキでも自然な風の流れを妨げることなく、快適な空間を作り出すことができます。

    日差しをしっかり遮りながら、心地よい風通しを確保できるのです。
    特に湿気の多い時期には、コットン素材の呼吸性が活きてきます。

    メリット②:火に強い

    ポリエステルやナイロンなどの化繊素材は、火の粉が当たると瞬時に穴が開いたり溶けたりする可能性があります。

    一方、コットン素材のタープは、小さな火の粉程度なら燃え広がりにくい特徴があり、バーベキューなどの火気使用時でも比較的安全です。

    デメリット:メンテナンス性と重量

    コットン素材のデメリットは、メンテナンスが必要なこととその重量です。

    コットン素材は元々重さがあり、さらに雨に濡れると生地が水分を吸収して重量が大幅に増加します。
    取り外しや収納の際には相応の労力が必要になります。

    またコットンのタープは定期的なメンテナンスが欠かせないため、次の作業を計画的に行う必要があります。

  • 洗濯による汚れや臭いの除去
  • 使用後の完全乾燥と適切な保管
  • 湿気の多い環境や直射日光の強い場所では、生地の劣化が加速します。
    カビや色褪せを防ぐためには、こまめな点検と手入れが不可欠です。

    メンテナンスに時間を割けない方は、より管理の容易な素材の選択を検討してみてはいかがでしょうか。

    ポリエステル樹脂素材のメリット・デメリット

    メリット①:軽量

    ポリエステル樹脂素材のタープは、ほかの素材と比較して圧倒的な軽さを誇ります。

    女性1人でも持ち運びやすい傾向があるでしょう。

    設置時も軽量な素材特性により、フレームの組み立てからタープの取り付けまでをスムーズに行いやすいといえます。

    メリット②:雨に強いので出しっぱなしでも楽

    ポリエステル樹脂素材のタープは、優れた防水・撥水性能を備えています。
    雨が上がった後も短時間で乾燥します。

    デメリット:火に弱いためバーベキューのときは注意

    ポリエステル樹脂素材のタープは、火に対して非常に弱いことがデメリットです。
    特にバーベキューなどの火気使用時には慎重な取り扱いが求められます。

    タープに火の粉が当たると、瞬時に穴が開いてしまいます。
    バーベキューコンロを使用する際は、具体的には、次の安全対策を必ず実施してください。

  • コンロはタープから離して設置
  • タープの端から火の粉が届かない高さを確保
  • 風向きを考慮し、タープの風下側にコンロを配置
  • 消火器を必ず設置し、緊急時に備える
  • 火の粉が飛びやすい炭起こしは、タープから十分離れた場所で行う
  • 火気使用時は常に細心の注意を払い、安全な距離を保つことを心がけましょう。

    ポリコットン素材のメリット・デメリット

    メリット:樹脂よりも火に強い

    ポリコットン素材のタープは、火に対する耐性が樹脂製品と比べて高い特性を持っています。
    コットン繊維には自然な難燃性があり、小さな火の粉が付着しても即座に穴が開くことは少ないでしょう。

    屋外でバーベキューを楽しむ際も、ポリコットン素材なら比較的安心して使用できます。
    樹脂製品のように急激な燃焼や溶解を起こしにくく、火の粉による突発的な事故のリスクが低減されます。

    ただし、あくまでも「燃えにくい」という特性であって「燃えない」わけではありません。
    火気の取り扱いには十分な注意を払い、火元からは適切な距離を確保することが重要です。

    デメリット:樹脂と比べるとメンテナンスが面倒

    ポリコットン素材のタープは、次のような定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

  • 使用後は完全に乾燥させてから保管
  • カビや汚れの付着を防ぐため、定期的な清掃が必須
  • 樹脂製タープと比べると維持管理の手間は増えますが、適切なケアを行えば快適な環境を長く保ちやすいでしょう。

    快適な屋外空間の実現に向けて、タープを設置しよう

    ウッドデッキにタープを設置すると、目隠し・日焼け対策になり、快適な屋外空間を作り出せます。

    また、タープに使用される素材には、さまざまな種類があり、本記事ではコットン素材、ポリコットン素材、ポリエステル樹脂素材の特徴をご紹介しました。

    使用する素材に応じて、特徴が異なるため、メリットデメリットをもとに、ウッドデッキに設置する最適なタープが選べるとよいですね。

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