
ウッドデッキのリフォームにかかる費用・ポイント・人気メーカーの商品もご紹介
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ウッドデッキのリフォームは、秋を迎える時期に検討するのがベストです。 夏は強い日差しや雨風にさらされやすくウッドデッキは、ひび割れや色褪せ、ささくれなどの症状が目立ち始めます。 本記事では、ウッドデッキリフォーム費用やポイント、人気メーカーの商品、施工事例もご紹介しています。 ウッドデッキリフォームを検討している方は、ぜひご覧ください。
目次
ウッドデッキのリフォーム価格相場と費用の内訳

当サービス『リショップナビ』の調べによると、ウッドデッキのリフォーム価格相場は、51〜75万円が41.1%を占めています。
ただし、リフォーム費用はデッキのサイズや選ぶ素材によって大きく変動します。
素材別の費用相場(1㎡あたり)
ウッドデッキの本体価格は、使用する素材によって大きく異なります。
特に耐久性やメンテナンス頻度に影響するため、初期費用だけでなくランニングコストも考慮して選びましょう。
素材 | 費用相場(1㎡あたり) |
|---|---|
人工木(樹脂製) | 2.5~3.5万円/㎡ |
天然木(一般材) | 1~3万円/㎡ |
天然木(ウリン材などのハードウッド) | 3~4万円/㎡ |
【実例】10㎡(約3坪)のウッドデッキ新設費用
最も一般的なサイズである10㎡のウッドデッキを新設する場合、本体価格や施工費を含めた合計金額が25〜40万円になるケースが多いです。
ウッドデッキリフォーム検討に最適なタイミング
劣化が目立ち始める秋の時期がベスト
ウッドデッキは屋外に設置されるため、夏場の時期は紫外線や風雨、真夏の厳しい暑さによって想像以上に早く劣化が進みます。
秋の場合、ひび割れや色褪せ、ささくれといった症状が目立ってくる時期のため、リフォームを検討する最適なタイミングです。
ウッドデッキの劣化を放置すると危険性が高まる
少しの傷みであれば「まだ大丈夫」と思いがちですが、ウッドデッキの劣化は見た目だけでなく、安全性を大きく損ないます。
天然木の場合 |
|---|
腐食が進行すると、歩いたときに床板が抜け落ちる危険性があります。 |
土台や基礎部分の腐食 |
シロアリ被害や腐食が土台にまで及ぶと、大規模な補修が必要です。 |
手遅れになる前に、少しでも気になる箇所があればプロの業者に点検を依頼し、安全・快適な状態を維持することが大切です。
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ウッドデッキをリフォームするときのポイント

理想のウッドデッキを実現するために、素材選びやオプションについて理解しておきましょう
素材は人工木(樹脂製)か天然木か
ウッドデッキの素材選びは、メンテナンスの手間と風合いのどちらを重視するかで決まります。
各素材の特徴は次の通りです。
素材 | メリット | デメリット | メンテナンス |
|---|---|---|---|
人工木(樹脂製) | シロアリ・腐食に強く、耐久性◎ | 天然木ほどの風合いはない、夏場は熱を持ちやすい | 基本的に不要(水拭き程度) |
天然木(ハードウッド/ウリンなど) | 自然な風合いと高級感、高い耐久性 | 初期費用が高め | 1年に1回程度の塗り直しが推奨 |
天然木(ソフトウッド) | 安価、加工しやすい | 防腐剤使用でも耐久性が3~5年と短命、腐食しやすい | 頻繁なメンテナンスが必要 |
メンテナンスが苦手な方、耐久性を最優先したい方には、人工木または天然木のウリン材(ハードウッド)を選びましょう。
屋根を付けるかどうか
日差しや雨対策として屋根の設置を検討する必要があります。
ただし、屋根を付けてもメリット・デメリットがあります。
メリット | デッキ材の劣化防止 |
|---|---|
デメリット | 見た目の圧迫感 |
総合的に判断し、付けるかどうかを決めましょう。
業者にリフォームを依頼する際は、デザインに自信のある業者や、日陰のバランスを考慮した設計ができるなど、提案力のある業者を選ぶことが大切です。
オーニングやサンシェード、タープの設置も検討
常設の屋根に抵抗がある場合は、必要なときだけ日差しを遮るオーニングやサンシェードもおすすめです。
なお屋根は後付けすることも可能なので、屋根のないウッドデッキを作ってみてから、必要があれば追加でリフォームしてみるのもよい方法といえるでしょう。
また、後付けでタープを設置することで日差し対策を行うことも可能です。
目隠し・手すりの高さに配慮する
手すりや目隠しフェンスは、安全性とプライバシーを確保するために不可欠です。
手すりの高さも気をつけて設計しましょう。
小さなお子さんがいるご家庭では、転落事故がないよう対策しておく必要があります。
なお、道路に面している場合や、隣の建物からも見える位置の場合、手すりが目隠しフェンスの役割を果たしてくれます。
>> ウッドデッキに目隠しフェンスをつけたい!おしゃれに見せる事例
手すりが高すぎても閉塞的な空間になってしまうので、 ご家族の身長に合った適切なサイズを施工会社と相談してみるとよいでしょう。
ウッドデッキはDIY可能?
ウッドデッキはDIYキットなども販売されていますが、安全性と耐久性を確保するためにはプロに依頼するのが確実です。
>> DIYでウッドデッキを作る場合の方法は?
>> DIYでウッドデッキに屋根を後付けするメリットや注意点
特に、土台づくりやまっすぐに柱を立てる作業は高度な技術が必要です。
土台が不安定だとデッキ全体がガタつき、転落事故につながる危険性があります。
小さなお子さんやペットが遊ぶスペースとして活用する場合は、安全性確保の観点から、不安な要素はプロの業者に依頼するのが最善の選択肢です。
不安な方は、プロの業者に依頼してみることも選択肢に入れて検討してみましょう。
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人気メーカーのウッドデッキをご紹介
ここでは、機能性・デザイン性に優れた人工木デッキで人気のメーカー商品をご紹介します。
LIXIL
水周りから外構用の製品まで幅広く扱うLIXILは、天然木の風合いを兼ね備えた人工木のウッドデッキを販売しており、非常に人気のあるメーカーです。
デッキDS

引用元:https://www.lixil.co.jp/lineup/gardenspace/deck_ds/
【特徴】
天然木のような自然な濃淡と溝を作り出す「極みヴィンテージ仕上げ」を施した高級感のあるウッドデッキです。
100%リサイクル素材の木粉と樹脂でつくられており、シックハウス症候群の原因になる有機溶剤も使っていないので安心して利用できるのも特徴のひとつです。
人工木ならではのメンテナンスのしやすさや耐久性もあります。
【本体価格】
336,000円~(税込369,600円~)
※2間×6尺 標準束柱の場合
レストステージ

【特徴】
ナチュラルな質感を再現した人工木のデッキ材は経年劣化しづらく、美しさを長期間キープできます。
金具やネジが見えないように施工できるので、自然なデザインに仕上がります。
十分な機能を備えながら低価格を実現しているコスパ重視の製品です。
【本体価格】
236,240円~(税込259,864円~)
※2間×6尺 標準束柱の場合
三協アルミ
三協アルミはアルミ建材の大手メーカーで、耐久力・デザインともに優れた製品が揃っています。
人口木は木の質感を再現しつつ、ペットに優しい工夫をしたものや、カーポートと一体化したものなど独自の製品を揃えています。
ラステラ

引用元:https://alumi.st-grp.co.jp/products/deck/deck/lastella/index.html
【特徴】
モダンなデザインが魅力の人工木を使用したガーデンフロアです。
クリアフェンスや鋳物素材のフェンスを取り付けることで、よりおしゃれなデザインに仕上がります。
汚れがあれば水ぶきで、キズがついたら紙やすり(100番)で簡単にお手入れできます。
【本体価格】312,200円~(税込343,420円~)
※2間×6尺の場合
ひとと木2

【特徴】
「ひとと木2」の木目床板はペットに優しい仕様です。
遮熱顔料を使用しているため表面の温度が上昇しづらく肉球に優しくできています。
さらに、凹凸を大きくすることで滑りにくく仕上げています。
ペットを飼っている方も、飼っていない方も快適に使用できるウッドデッキです。
【本体価格】255,900円~(税込281,490円~)
※2間×6尺の場合
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ウッドデッキのリフォーム施工事例
参考までに、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が、実際にウッドデッキのリフォームを行った際の施工例と費用をご紹介します。
ウッドデッキリフォームを検討する際の参考にしてみてください。
事例1 家族の憩いの場に・リビングと繋がるウッドデッキ新設

リフォーム費用 | 35万円 |
|---|---|
施工日数 | 90日 |
【リフォームのポイント】
①和室に面した庭にウッドデッキを新設。ご家族の誰もが気軽に利用できる、屋外の憩いの空間が生まれました。
②屋内のリビングと和室の改修と連携させ、リビングから和室、そしてウッドデッキへと、段差無く繋がる構造としました。
ウッドデッキ庭の一部としてだけでなく、リビングの延長としても機能します。
事例2 塗装不要!洗濯置き場・遊び場にもなる人工木材製ウッドデッキ

リフォーム費用 | 40万円 |
|---|---|
施工日数 | 1日 |
【リフォームのポイント】
①お客様の「木製デッキは毎年塗装が必要で長期間の使用が難しい」という懸念を解消するため、
耐久性が高くメンテナンスフリーな人工木材製のウッドデッキを取り付けました。
②お子様の遊び場、および洗濯物を干す実用的な場所として活用できるよう、
掃き出し窓から出入りしやすい位置にウッドデッキを設置しました。
また、お子様が安全に遊べるよう、壁との隙間をなくしています。
事例3 プライバシー対策◎ゆったりくつろがえるウッドデッキ

リフォーム費用 | 43万円 |
|---|---|
施工日数 | 20日 |
【リフォームのポイント】
①既存のシンプルモダンな外観に合わせ、ナチュラルテイストの広々としたウッドデッキを新設しました。
②ウッドデッキの一部には目隠しとなる要素を設け、外からの目線が気にならないよう配慮。
プライバシーを守りながら、ご家族がゆったりとくつろげるプライベートな屋外空間を実現しました。
事例4 耐久性抜群のウリン材で経年変化も楽しめる空中リビング

リフォーム費用 | 119万円 |
|---|---|
施工日数 | 14日 |
【リフォームのポイント】
①丈夫で腐らない天然木材であるウリン材を採用し、屋外にプライバシーを確保した「空中庭園」のようなウッドデッキ空間を作り上げました。
②ウリン材は施工後に退色しますが、この変化した木材の色合いが建物の外観にナチュラルなテイストをプラスし、周囲の景観にも馴染む美しい仕上がりとなりました。
事例5 愛犬の足に優しいウッドデッキ

リフォーム費用 | 100万円 |
|---|---|
施工日数 | 30日 |
【リフォームのポイント】
①耐久性が高く、経年でささくれも生じないウリン材を採用。
小さいワンちゃんの足にも優しい素材であるとともに、将来的なメンテナンスの手間も考慮した選択です。
失敗しないウッドデッキリフォームはリショップナビへ!
ウッドデッキのリフォーム費用は、サイズや素材によって大きく変動します。
設置したい庭の空きスぺースやご家族の安全性も考慮しながら、ご家庭に合った大きさ・素材を選びましょう。
「どのような素材がよいかわからない」「いくらくらいかかるか知りたい」なら、外構・エクステリアに詳しいリフォーム会社に相談することが成功の近道です。
当サービス『リショップナビ』では、ウッドデッキのリフォームが得意な業者を複数ご紹介しています。
無料で見積もりが行えるので、ウッドデッキのリフォームでお困りのことがあれば気兼ねなくご利用ください。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
- ウッドデッキを設置する際の、リフォーム価格の目安は?
「素材が、人工木か天然木か」などにより変動しますが、例えば10㎡のウッドデッキを新設する場合は、総額25~40万円程度かかるケースが多いです。
詳細は、ウッドデッキのリフォーム価格相場と費用の内訳をご確認ください。- ウッドデッキのリフォームをする際のポイントは?
「素材を、樹脂製にするか天然木にするか」「屋根を付けるかどうか」「手すりの高さをどの程度にするか」といった点を確認するとよいでしょう。
詳しくは、ウッドデッキをリフォームするときのポイントからご確認いただけます。- ウッドデッキを設置・交換したリフォームの事例を見たいです。
当サービス『リショップナビ』の加盟業者が施工したさまざまな事例を掲載しています。
完成イメージや費用など、参考にしてみてください。
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