ジェットバス(ジャグジー)の後付け方法を紹介!種類や費用・選ぶコツを事例とともに解説

更新日:2024年05月23日

横幅のあるジェットバス

一日の中で、心身の疲れを癒やしてくれる入浴時間を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。近年、暮らしの質を高めようと「自宅にジェットバスを設置する」ケースも増えてきています。ジェットバスには「工事不要で設置できるタイプ」もあれば、浴室の「リフォームを必要とするタイプ」もあるため、どれを選んでいいのか悩んでしまうでしょう。
そこで本記事では、ジェットバスを後付けする方法を種類や特徴、費用とともに解説します。おしゃれなジェットバスの事例も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

あわせて読みたい

お風呂・浴室リフォームの

人気メーカーや費用相場はこちら ▶

ジェットバスの効果・魅力とは

横幅のあるジェットバス

ジェットバスとは、勢いよく噴射されるお湯によって身体に適度な刺激を与えるお風呂のことをいいます。

ジェットバスを使うことで得られる効果は以下の通りです。

  • リラックス効果
  • 血行促進
  • マッサージ効果
  • ダイエット効果
  • 美肌効果

ジェットバスの魅力は、 身体、美容のみならず精神面にも効果が期待できることです。

ジェットバスの刺激にはリラックス効果があるほか、全身の血行が良くなるため冷え性にも効果的とされています。

また、気泡から発生する超音波には脂肪の分解を促進する効果があり、ダイエットにも役立ちます。

ほかにも血行不良が改善しやすくなることで肌の新陳代謝が上がり、美肌効果にもつながるといったメリットがあります。

ジェットバスのリフォームが
\得意な施工会社を探したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶

ジェットバスを利用するときの注意点2つ

ジェットバスを利用するときの注意点2つ

ジェットバスを自宅に導入する際の注意点について解説します。

これからジェットバスの設置を検討している方は、以下の2点を把握しておきましょう。

定期的な清掃を行う

ジェットバスは定期的なお手入れが必要です。

清掃せずに使用すると、詰まりが発生して水流が低下したり、故障したりする恐れがあります。

ジェットバスの定期的なお手入れ方法は以下を参考にしてください。

清掃の頻度 清掃方法
毎日 浴槽内の清掃
週1~2度 給水口・噴気口・取水口の清掃(ブラシと浴室用中性洗剤を使用)
月1度 配管の清掃(専用の洗浄剤を使用)

ジェットバスを長く使用するためには、週ごとや月ごとにしっかり清掃し、汚れを取り除くことが重要です。

使用できない入浴剤がある

ジェットバスを動かしているときに、 入浴剤を使うのは要注意です。
入浴剤によって目詰まりを起こし、故障の原因となる可能性があるからです。

特に以下の入浴剤には注意が必要です。

  • 硫黄系:金属を腐食させる可能性がある
  • 炭酸ガス系:循環機能の誤作動を起こす・異音が生じやすい

日常的に入浴剤を使用している方は、 必ず専用の入浴剤を使うようにしてください。

商品説明書や取扱説明書には入浴剤に関する注意書きが記載してあります。
トラブルを防ぐためにもしっかり目を通し、用法を守りましょう。

ジェットバスのリフォームが
\得意な施工会社を探したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶

ジェットバスは後付けできる?後付け可能な3つのタイプ

お湯の張った浴槽

結論から言うと、一般家庭の浴槽でもジェットバスを後付けできます。

しかし、本格的な機能を求めるならば設置式(リフォーム)が良いでしょう。

工事不要で後付けできるジェットバスは以下の3種類です。

種類 特徴
取り付け式 気軽に楽しめる
マット式 場所を取らない
組み立て式 屋外でも使える

それぞれの特徴を詳しく解説していくので、あなたに合ったジェットバスを見つけましょう。

取り付け式:気軽に楽しめる

取り付け式は、水流を生み出す小型の機器(充電式・コード式)を吸盤などで浴槽に取り付けて使用します。

家電量販店やネットなどで購入し、 浴槽にそのまま機器を取り付けるだけで気軽にジェットバスを楽しめます。

工事を必要とせず、費用も安く抑えられるのがメリットです。

一方、取り付け式は他のタイプよりもパワーが弱く、圧倒的に水勢が劣ります。
そのため、刺激やマッサージ効果に物足りなさを感じる方も多いでしょう。

本格的なジェットバスを味わいたい方には、どちらかというと不向きです。

マット式:場所を取らない

マット式は、ジェット噴射機能が付いているマットを浴槽の下に敷いて使用します。

浴槽全体に広がる気泡が身体にまんべんなく当たるため、取り付け式よりも高い効果が期待できます。

マット式は取り付け式と同様、家電量販店やネットなどで1万円台から購入できる手軽さが魅力で、工事の手間がないので 「すぐに使用したい方におすすめ」です。

ただし、浴槽に対してマットが大き過ぎる場合はジェットバスの効果が期待できないため、マット式を選ぶ際は「浴槽のサイズ確認」が必要です。

また、 マット式の設置にはコンセントが必要となるため、浴槽の近くにコンセントがあるかどうかも確認しておきましょう。

組み立て式:屋外でも使える

組み立て式は、ジェットバスのついた浴槽を組み立てて使用します。

組み立て式の多くは、泡を調整できたり浴槽を温めたりする機能を備えています。

取り付け式やマット式よりもパワーが強いため、より 「本格的なジャグジーを楽しみたい方」におすすめです。

庭やベランダなどに設置して、ご家族や友人と気軽にリゾート気分を味わえるのが組み立て式の大きな魅力です。

また、空気を抜くと コンパクトに持ち運べるため、旅行先でも活躍します。

組み立て式ジェットバスのサイズは幅広いラインナップとなっているため、使用する人数や設置スペースを考慮したうえで購入しましょう。

とはいえ、取り付け式やマット式よりも費用が高めなのがデメリットです。
予算と相談してうえで検討してみてください。

ジェットバスの後付けにかかる費用の相場

ジェットバスの後付けにかかる費用の相場

上記で説明した3タイプ(取り付け式・マット式・組み立て式)にかかる費用の相場を解説します。

ジェットバスのタイプ 費用相場
取り付け式 1~3万円
マット式 1~3万円
組み立て式 10~200万円

取り付け式とマット式は、「設置工事が不要」です。
本体を購入する費用のみで済むため、リーズナブルな価格で気軽にジェットバスを楽しめます。

しかし、本来のジェットバスよりも圧倒的にパワーが弱く、本格的なジェットバスを味わいたい方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

一方で組み立て式の多くは、泡の調整機能やヒーター機能などの優れた機能性を持つため、ジェットバス本来の性能を楽しめます。

組み立て式の場合は、取り付け式やマット式と比較すると、浴槽のサイズや形状もさまざまなため、価格に差が出てきやすいのも特徴です。

上記のメリット・デメリットを考慮し、使用する人数や予算に合った製品を選ぶようにしましょう。

家庭用ジェットバスを選ぶコツ3つ

ジェットバスでくつろぐ

ここまでの内容で、自宅でも気軽にジェットバスを楽しめることがわかりました。

以下では、家庭用ジェットバスを選ぶ3つのコツを紹介します。

ヒーター機能が付いている

ジェットバスのなかには、温かい気泡が噴出されるヒーター機能を備えた製品も販売されています。

浴槽全体が温まるため 時間が経ってもお湯が冷めにくく、適温を保てるといったメリットがあります。

半身浴を楽しみたい方は、細かい温度設定が可能なジェットバスを選ぶといいでしょう。

フィルター掃除がしやすい

ジェットバスを選ぶ際は、掃除のしやすさも重要なポイントです。

後付け可能なジェットバスは、その手軽さがメリットである反面、汚れやすいのがデメリットです。

汚れを放置したままにすると、フィルターが目詰まりを起こしてジェットバスの効果を弱めてしまいます。

そのため、 使用後は毎回フィルターを掃除するほか、定期的に交換する必要があります。

ジェットバスの効果を長期的かつ最大限に引き出すためにも、掃除のしやすい製品を選びましょう。

安全性が保証されている

ジェットバスを選ぶときに気を付けるべきポイントは、製品の安全性です。

ジェットバスのパワーが強いほど水を吸い込む力が強くなります。

そのため、 小さな子どもや高齢者が使用する際には、細心の注意を払う必要があります。

現在のジェットバスは、吸い込み防止用シートを備えた製品も多くありますが、確実な安全性は保証できません。

以下のマークが付いたジェットバスであれば安全性が高く、安心できます。

電気用品安全法(PSEマーク):法律に順守されて製造・輸入するための基準
特定電気用品に付される記号 特定電気用品以外の電気用品に付される記号
出典:電気用品安全法(経済産業省)を加工して作成
消費生活用製品安全法(PSCマーク):消費者の安全性を保障するための基準
特別特定製品に付される記号 特別特定製品以外の特定製品に付される記号
出典:消費生活用製品安全法(経済産業省)を加工して作成

より本格的なジェットバスにするには設置式(リフォーム)がおすすめ

白い浴槽のジェットバス

最も本格的なジェットバスを味わうならば、ジェットバス機能の付いた浴槽を「浴室に取り付ける設置式」がおすすめです。

設置式は勢いのある噴射パワーに加え、 気泡の調整機能やヒーリングライト機能など、充実した機能性が魅力です。

設置式では、「浴槽のみ交換する場合」と「浴室全体をリフォームする場合」とで費用が異なります。

浴槽のみ交換してジェットバスを設置する場合は、 25~85万円ほどかかるでしょう。

浴室全体をリフォームする場合、費用相場は以下の通りです。

ユニットバスからユニットバスに交換(ジェットバス機能付き) 65~180万円
在来浴室からユニットバスに交換(ジェットバス機能付き) 80~180万円

現在のユニットバスが浴槽と床が一体型の場合、ユニットバス全体を交換する必要があります。

在来浴室をユニットバスにする場合は、土間コンクリート打設や内壁工事などが必要となるため、費用が高くなりがちです。

ジェットバスのリフォームが
\得意な施工会社を探したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶

ジェットバスにリフォームするときの注意点

ジェットバスにリフォームするときの注意点

ジェットバスにリフォームするときの注意点を以下にまとめました。

賃貸の場合は許可を得る

アパートなどの賃貸物件の場合、規約によってリフォームできない場合があります。

管理組合の承認や申請を必要とするケースも多くあるので、事前に 管理規定を入念に確認しておきましょう。

無断でリフォームをすると、退去時に大きなトラブルに発展する可能性があります。

トラブルを回避するためにも、リフォームを検討したら管理組合や大家さんに必ず相談してください。

複数の業者に相見積もりを取る

リフォームの内容は同じでも、業者によって費用やサービスは大きく異なります。

見積もりを依頼する際は、 最低2〜3社に相見積もりを取るようにしましょう。

1社だけに絞ると、見積もり額が適正なのかどうか判断するのが困難です。

複数の見積もりを比較・検討することで費用の相場や、どこが格安なのかがわかります。
また、リフォームする際は費用だけでなく時間も必要です。

リショップナビでは複数の見積もりをまとめて依頼できるため、時間をかけずに最適な業者を見つけられます。
相見積もりを通して業者の対応力や人柄を見極め、最後まで気持ちの良いお付き合いができる業者を見つけましょう。

ジェットバスのリフォーム事例3選

リショップナビの加盟業者が、実際にジェットバスのリフォームを行った事例を3つご紹介します。

リフォーム費用や施工日数なども合わせてチェックしてみてください。

事例1
100万円以内でジェットバス付き浴室に交換

リフォーム費用 96万円
施工日数 -
住宅の種類 一戸建て
築年数 -
一戸建てにお住まいで、100万円以内でジェットバス浴槽付きのユニットバスにリフォームした事例です。
水色のアクセントパネルで爽さわやかな印象の浴室になりました。
同時に浴室乾燥機も設置して、実用性も兼ね備えています。

>> この事例の詳細を見る

事例2
こだわりの快適ジェットバス

リフォーム費用 104万円
施工日数 4日間
住宅の種類 一戸建て
築年数 48年
特殊な1416サイズの浴室にジェットバス付きのユニットバスを施工した事例です。
『足が伸ばせる浴槽』と『ジェットバス』というご主人のご要望に応え、LIXILのソレオをご提案しました。
ゆったりとリラックスできる浴室に仕上がっています。

>> この事例の詳細を見る

事例3
最新ジェットバスに浸かり、ゆったり幸せな気分

リフォーム費用 180万円
施工日数 7日間
住宅の種類 一戸建て
築年数 18年
既存のジェットバスが故障したため、最新ジェットバスにリフォームした事例です。
脱衣所の化粧洗面台交換を含めて、費用は180万円でした。
断熱構造の床になり、お風呂の時間を幸せな気分で過ごせます。

>> この事例の詳細を見る

ジェットバスは浴室リフォームで本格かつ快適!

グレードの高いユニットバス

自宅のお風呂にジェットバスを後付けしたり、リフォームして設置したりすることで、心身の健康や美容効果が得られます。

簡易に後付けできるタイプは安価で購入できるため、手軽に楽しめます。
一方で噴射力が弱く、物足りなさを感じやすいかもしれません。

ジェットバスの効果をよりアップさせたい方は、本格的なジェットバス付き浴槽にリフォームすることをおすすめします。

リフォームの工期や費用は業者によって異なるため、相見積もりを取るようにしましょう。

リショップナビなら複数社の一括見積もりが可能です。ぜひお気軽にご利用してください。

ジェットバスのリフォームが
\得意な施工会社を探したい!/
無料!
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
リフォーム費用は比較で安くなる! 最大50%DOWN 簡単30秒 見積もり件数No.1 無料リフォーム会社一括見積もり依頼 カスタマーサポートがびったりの会社をご紹介
このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもお役立ち情報をお届け中!

公式LINEアカウントはこちら
公式Instagramアカウントはこちら

風呂・浴室のおすすめ記事

  • ユニットバスの交換費用相場は?補助金など安く抑えるコツや事例をご紹介

    ユニットバス(システムバス)を交換・入れ替える際に、リフォーム費用がいくら必要になるか、気になる方は多いですよね。 そこで本記事では「ユニットバスのリフォーム価格(工事費込み)の相場」や「格安でユニットバスのリフォームをする方法」「補助金を活用できる例」について、解説していきます。 「マンション・一戸建てのリフォーム事例(金額付き)」もご紹介するので、参考にしてくださいね。

  • 【お風呂・浴室・ユニットバス】リフォーム費用相場&施工例21選!おすすめ業者の口コミも公開

    浴室のリフォームを検討する際、「お風呂場をまるごと交換・改修する費用って、高いのでは?」「工事日数はどれ位?」「どんな会社がよいの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。 本記事では『リショップナビ』の施工事例を元に、一戸建て・マンションにおけるバスルームのリフォーム価格についてご紹介します。 在来浴室のリフォームやTOTOなどのユニットバス(システムバス)に交換した実例、おすすめ業者の口コミなど幅広く掲載しているので、チェックしてみてください。

  • 在来工法の浴室からユニットバスにリフォームしたい!費用・事例、補助金や注意点などを総チェック!

    「在来工法の浴室(タイル張りのお風呂)から、ユニットバスにリフォームしたい」と考えてはいるものの「費用が高額になりそう」「工事が大掛かりになるかも」「規格サイズのユニットバスは我が家に合わないのでは?」といった不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか? そうとは言え在来浴室のままでは、冬場はかなり冷えますし、日々の掃除も大変ですよね。できれば快適なユニットバスにしたいもの。 そこで今回は、リフォームする時の価格・施工事例や注意点、補助金の活用方法など、参考にしていただきたいポイントをご紹介します。

  • 【最新版】ユニットバスのメーカーランキング!8社の商品や事例をご紹介!

    ユニットバスのリフォームでは、どのメーカーがよいか迷いがちですよね。 『リショップナビ』では、TOTO・リクシル・パナソニック・タカラスタンダード・トクラス・クリナップ・ハウステック各社の特徴やおすすめ商品、施工事例、工事費込みの価格を掲載したランキングをご紹介しています。 メーカーごとの魅力や売れ筋商品を比較する際にぜひ参考にしてください!

  • ユニットバス(お風呂・浴室)の一般的なサイズとは?足がのばせるのはどのくらい?

    お風呂のリフォームの際に「ユニットバスの大きさは?」「サイズを変更できる?」「足が伸ばせるサイズは?」といった疑問を持つ方は多いですよね。 ユニットバス(システムバス)には、たくさんのサイズがあるため、迷われることもあるでしょう。 そこで今回は、ユニットバスの一般的なサイズやおすすめの大きさ、狭い浴室にも適したメーカー品、リフォーム費用や工期の目安、施工例などをご紹介します。

リショップナビは3つの安心を提供しています!

  • ご希望にあった会社をご紹介!

    お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。

  • しつこい営業電話はありません!

    紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。

  • 見積もり後のフォローも致します

    ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。

© ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved.