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※2021年2月リフォーム産業新聞より

どれを選ぶべき?キッチンの浄水器比較

どれを選ぶべき?キッチンの浄水器比較

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浄水器のリフォームを行いたいときには、浄水器にどのようなタイプがあるか、しっかりと把握しておくことが大切です。浄水器にはいろいろな種類があり、ろ過機能の高さやコストパフォーマンスがそれぞれ異なります。体のために安全でおいしい水を飲みたいという人はきっと多いはずですよね。自分の家のキッチンにはどんなタイプが合うのか、まずは比較してみませんか?

目次

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浄水器とは

どれを選ぶべき?キッチンの浄水器比較

「浄水器」とは、水道水を浄化する器具のこと。
日本の水道水は比較的安全性が高いと言われていますが、殺菌や消毒に塩素を使用しており、さらにこの塩素がトリハロメタンという有害物質を発生させると言われています。

浄水器は、これらの有害物質をフィルターによって除去する力を持っているため、蛇口をひねるだけできれいな水が出る仕組みになっているのです。

では、具体的に浄水器にはどんな種類があるのでしょうか?
キッチンのシンクにおすすめの3タイプの浄水器を比較してみましょう。

蛇口直結型

一番取り付けが簡単で価格も手ごろなのが「蛇口直結型」の浄水器。
蛇口の先端に取り付けるだけで済むので、大掛かりな工事も必要ありません。

ただし、一度にろ過できる容量が少ないため水流が弱いと感じることも。
また、カートリッジの寿命が短く年に2〜4回程度の交換が必要になります。

蛇口直結型浄水器のリフォーム費用

蛇口直結型の浄水器については、ご自身で取り付けが可能なので、設置時にかかる費用は本体価格のみと言えます。
商品価格は性能によって異なりますが、2千~1万5千円位が相場です。

据え置き型

「据え置き型」の浄水器は、本体をシンクの脇などに設置し、蛇口の先端に取り付けた切り替えコックと本体とをホースで接続して使用します。

設置するための場所が必要になるというデメリットはありますが、蛇口直結型よりもカートリッジが大きいため、ろ過機能が高く、長持ちするという利点を持っています。

据え置き型浄水器のリフォーム費用

据え置き型浄水器を設置する際に必要なリフォーム費用は、本体価格+工事費の合計が2~10万円位と考えておくと良いでしょう。
機能やデザインにこだわらなければ、8万円以内でリフォーム可能です。

ビルトイン型

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「ビルトイン型」とは本体をシンクの下に設置する浄水器のこと。
おしゃれなデザインの水栓が多く、シンク周りがすっきりする点が魅力です。

蛇口直結型・据え置き型と比較すると、一番ろ過機能が高いのがこのビルトイン型。
価格が高いため初期費用はかかりますが、カートリッジが長持ちするので年に1回程度の交換で済みます。

ビルトイン型浄水器のリフォーム費用

ビルトイン型の浄水器を設置する場合には、本体と工事費用だけではなく、専用水栓も必要になります。
リフォーム費用は2~30万円程度とかなり幅があります。
設置方法や機能を確認した上で、具体的な予算はリフォーム会社と相談してみましょう。

浄水器のメリット

水道水がそのままきれいな水に生まれ変わる浄水器。
そのメリットは、ウォーターサーバーと比べると分かりやすいと言えます。

まずは、コストパフォーマンスの良さ。
浄水器は初期費用がかかりますが、一度設置すれば、後はフィルターの交換をするだけ。
ウォーターサーバーのようにリース代がかからないため、長く使い続けるほど全体の費用は安く済みます。

また、ウォーターサーバーは大型の物が多く、重たいボトルの交換も必要です。
その点、浄水器は省スペースで済む上、カートリッジも軽量。
手間がかからないというメリットがあるのです。

浄水器のデメリット

一方で、デメリットとして言えるのは、汲んだ水が長持ちしないということ。
余計なものを除去した水はきれいで安全な反面、保存性が低いため汲み置きしておくことができません。

また、カートリッジの交換を怠るとかえって有害物質の多い水が出てしまう危険も。
カートリッジの寿命をしっかりチェックする必要があります。

【この記事のまとめ&ポイント!】

浄水器の、主な種類を教えてください。

キッチンで利用する際などにおすすめの種類は「蛇口直結型」「据え置き型」「ビルトイン型」です。

浄水器を設置する際の費用は、いくらですか?

ご自身で取り付け可能な「蛇口直結型」は、2千~1万5千円位が目安です。
据え置き型」の場合は、本体価格+工事費の合計が2~10万円位です。
ビルトイン型」のリフォーム費用は、2~30万円程度とかなり幅があります。

浄水器のメリット・デメリットを教えてください。

ウォーターサーバーと比べて、コストや手間がかからないことが、メリットと言えるでしょう。
一方で、汲んだ水が長持ちしないというデメリットがあります。

今回はキッチンにおすすめの3種類の浄水器をご紹介しました。
安全なお水を飲むためにも一番使いやすい浄水器を選びたいですね。

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