
ウレタン防水とは?特徴やメリット・デメリット
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住宅の防水工事のひとつであるウレタン防水は、継ぎ目のない美しい仕上がりと複雑な形状へ対応する点が魅力です。しかし、施工技術によって品質が左右されたり、乾燥に時間がかかったりするデメリットもあります。 この記事では、ウレタン防水の基本知識を解説します。
目次
ウレタン防水とは?
ウレタン防水とは、建物の屋上や外壁などを雨水から守るための防水工法のひとつです。
液状のウレタン樹脂を塗布して硬化させることで、柔軟性のある防水層を形成します。
耐久性や施工性に優れており、さまざまな形状の屋根や複雑な部位にも対応できるのが特徴です。
ウレタン防水のメリット

ウレタン防水のメリットは、次の通りです。
継ぎ目がなく美しい仕上がりにできる
液体素材を直接施工面に流し込むため、屋上やベランダの平面部分だけでなく、階段の段差や配管周囲などの複雑な形状にも対応できます。
一体成型が可能
従来のシート防水では避けられなかった接合部の隙間を根本的に解消し、水の浸入リスクを大幅に低減できます。
特にバルコニーの手すり基部や排水口周辺など、従来施工が難しかった部位でも隙間なく密着します。
- カラーバリエーションから景観に合わせた選択が可能
- 光沢・半光沢・マットなど質感の使い分けでデザイン性を向上
施工後は建物の外観を損なわないだけでなく、意匠性を高める効果も期待できます。
防水機能と美観を同時に追求できる点が、現代建築の多様なデザインに対応するウレタン防水の強みです。
複雑な形状にも対応可能
複雑な形状の部位にも柔軟に対応できる点が強みです。
従来のシート防水では施工が困難だった細かい箇所でも、隙間なく密着させることが可能です。
- 凹凸の多い屋根や階段の段差
- 複数の配管が交錯する機械室
- 曲面を描くデザイン性の高い外壁
液体塗布により継ぎ目が生じないため、水の浸入経路を根本から遮断できます。
硬化後も素材が持つ柔軟性によって、建物の微細な振動や温度変化による伸縮に追従し、長期間にわたって均一な防水層を維持します。
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ウレタン防水のデメリット
ウレタン防水は優れた特性を持つ一方で、いくつかの課題もあります。
施工者の技術に左右されやすい
ウレタン防水は、施工品質が職人の技術力に大きく左右されます。
特に塗膜の厚さを均一に保つ作業には熟練の技が必要で、経験不足の施工者が行うと薄い部分が生じ、防水性能が低下するリスクがあります。
施工時には環境条件の管理も重要です。
湿度が高い日や雨天時には塗膜がうまく乾燥せず、剥離や気泡の原因となるため、天候を見極めた工程管理が欠かせません。
乾燥時間がかかる
ウレタン防水は塗布後に完全に硬化するまでには1~3日は乾燥期間を見込む必要があります。
環境条件の影響を受けやすい
乾燥時間は気温や湿度に大きく左右されます。
気温が低い場合や湿度が高い環境ではさらに時間が延びる傾向があります。
- 各層ごとに24時間程度の乾燥期間が必要
- 乾燥不足で次の工程に進むと剥離やひび割れの原因に
- 雨や結露に触れると塗膜が膨れる
施工後は防水層が完全に硬化するまで、水や重いものの接触を避けることが重要です。
ウレタン防水の利点を生かしたリフォーム工事を
耐久性や柔軟性に優れ、さまざまな形状の屋根や壁面に対応できるウレタン防水は、多くの建物で採用されています。
ただし、紫外線による劣化や施工時の温度・湿度管理など注意点もあります。
適切な施工と定期的なメンテナンスを行うことで、建物を長期間水から守る信頼性の高い防水工法として活用できるでしょう。
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