10畳のクロス張り替え相場は4.5万円~|費用を抑える3つの方法

更新日:2025年10月27日

10畳のクロス張り替え相場は4.5万円~|費用を抑える3つの方法

10畳のクロス張り替えを検討中の方にとって、費用の相場感や予算計画は気になるポイントですよね。一般的には4.5万円~が相場で、クロスのグレードや下地の状態によって価格が変動します。
この記事では費用の内訳から変動要因まで詳しく解説し、実際に使える3つのコストダウン方法もご紹介しています。適正価格を把握して、予算内で理想の空間づくりを実現しましょう。

10畳のクロス張り替え費用相場

10畳のクロス張り替えにかかる費用は、選ぶクロスの種類によって大きく変わります。
平米単価や費用の内訳を理解しておくと、業者との打ち合わせもスムーズに進められます。
ここでは実際の相場感を具体的な数字とともに詳しく解説していきますね。

スタンダードクロスなら45,000円~が目安

スタンダードクロス(量産クロス)を選ぶ場合、10畳の張り替え費用は材料費・工賃込みで45,000円~が一般的な目安です。

800~1,100円×10畳の壁面積(約45~54㎡) = 45,000円~54,000円
諸経費などを加えた金額が総額

スタンダードクロスは量産されているシンプルなデザインが特徴で、ハイグレードクロスと比べてコストを抑えやすい選択肢です。
機能性は控えめですが、予算を重視するリフォームには十分な仕上がりが期待できるでしょう。

ハイグレードクロスは67,500円~が目安

ハイグレードクロスで10畳を張り替える場合、67,500円~が相場です。

1,400~2,000円×10畳の壁面積(約45~54㎡) = 45,000円~54,000円
諸経費などを加えた金額が総額

ハイグレードクロスには防汚・抗菌・消臭といった機能が付加されており、デザインの選択肢も豊富な点が魅力です。
来客の多いリビングや、湿気が気になるお部屋に適した選択肢と言えるでしょう。

耐久性や機能面でメリットがある一方、予算を重視するなら費用対効果を慎重に比較することが大切になります。
人目に付きやすい壁の一面だけハイグレードにするなど、部分的な使用も検討してみてください。

平米単価で見ると800~1,500円が一般的

クロス張り替えの平米単価は、量産品のスタンダードクロスで800~1,200円、機能性を持つハイグレードクロスで1,200~1,500円が一般的な価格帯です。

実際の施工費用は、材料費に加えて古いクロスの剥がし作業や下地処理、残材処分などの工賃・諸経費が加算される仕組みです。

同じ平米単価でも業者や地域によって料金体系が異なるため、最終的な費用には数千~1万円程度の幅が生じることがあります。
見積もりを取る際は、含まれる作業内容もしっかり確認しておくと安心ですね。

費用内訳は材料費・工賃・諸経費の3つで構成

10畳のクロス張り替え費用は、主に材料費・工賃・諸経費の3つで構成されています。

費用項目 主な内容
材料費 クロス本体の費用
量産品は平米800~1,200円、機能性クロスは1,200~1,500円程度
工賃 古クロス剥がし・下地処理・貼り付けなどの技術料
諸経費 廃材処分費・養生費・出張費など

材料費は選ぶクロスのグレードで大きく変わり、工賃は職人の技術料が中心となります。
諸経費は業者によって設定が異なるため、見積もり時に内訳をしっかり確認しておくことが大切です。

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費用が変動する主な要因

10畳のクロス張り替え費用が、相場から大きく変動することがあります。
同じ広さでも、最終的な費用に数万円の差が生まれることも珍しくありません。

主な変動要因は次の3つです。

● クロスのグレード選択
● 下地の補修状況
● 家具移動の有無

これらの要因を事前に把握しておけば、予算オーバーを防ぎながら適切なプランを選択しやすくなります。

クロスのグレードで価格は大きく変わる

クロスのグレード選択は、10畳の張り替え費用に最も大きな影響を与えます。
グレードによって材料の平米単価が異なり、総費用に直接反映されるからです。

下地の状態次第で補修費用が追加される

既存のクロスを剥がした際に、壁の下地に思わぬトラブルが見つかるケースがあります。

ひび割れや穴、カビといった劣化が見つかった場合、クロスを貼る前に補修作業が必要です。
パテ処理などの補修内容によって、数千円から数万円の追加費用が発生することがあります。

築年数が経過した物件ほど、石膏ボードの劣化などが目立ちやすく、補修範囲が広がる傾向にあります。
大規模な補修が必要になると、材料費と工賃が想定より大きく膨らむ点に注意しましょう。

見積もり段階では下地の状態を完全に把握することが難しいため、施工後に補修の必要性が判明する可能性も考慮しておくことが大切ですね。

家具移動が必要な場合は2,000~15,000円

クロス張り替えの際に業者へ家具移動を依頼すると、1点あたり2,000~15,000円程度の追加費用が発生します。
費用は家具の大きさや重さで大きく変わるのが一般的です。

自分で事前に家具を別の部屋へ移動しておけば、この追加費用を完全にカットできます。
軽量な家具は自力で移動し、重量物のみ業者に依頼するとよいでしょう。

移動が難しい大型家具がある場合は、見積もり時に必ず申告し、料金を事前確認しておくことが大切です。

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費用を抑えるための3つのテクニック

クロス張り替えのコストを抑える方法としては、量産クロスを選ぶこと、家具移動は自分で行うこと、複数社から相見積もりを取ることがある

クロス張り替えの費用を少しでも抑えたい方へ、実践的な3つのテクニックをご紹介します。

1. シンプルな量産クロスでコストダウン

量産クロスは、ハイグレード品と比べて2~3割ほど価格を抑えられます。
10畳の壁面積は約55㎡あるため、量産品を選ぶだけで最大2万円前後のコストダウンが可能です。

特に白やベージュといった無地系の量産クロスは、コスト面で大きなメリットがあります。

● 在庫が豊富で価格が安定している
● 柄合わせが不要で施工時間を短縮できる
● 施工時間の短縮により工賃も抑えやすい

機能性をあまり重視しないお部屋なら、特殊機能のないシンプルな量産品でも十分な耐久性を確保できます。
寝室やリビングなど、汚れにくい空間では量産クロスで十分対応できるでしょう。

2. 家具移動は自分で行う

業者に家具移動を依頼すると、追加費用が発生します。
クロス張り替えでは壁際の家具を一時的に移動させる必要があるため、事前に自分で移動しておけば、この費用を完全にカットできます。

移動作業をスムーズに進めるには、次のポイントを押さえておくとよいでしょう。

● 重い家具は中身を空にしてから動かす
● 家具スライダーや毛布を活用して楽に移動する
● ゾーンごとに施工を進めてもらい、一度に全ての家具を動かさないようにする

大型家具などで自力での移動が難しい場合は、見積もり時に業者へ相談しましょう。
養生費用なども含め、料金を事前に確認しておくことで、予算オーバーを防げます。

3. 複数業者から相見積もりを取って比較

同じ条件で3社以上から見積もりを取ると、業者間で5,000円~15,000円程度の価格差がみられることもあります。
見積書を受け取ったら、材料費・工賃・諸経費といった内訳を詳細に比較しましょう。

● 材料費(クロスのグレードと平米単価)
● 工賃(張り替え作業の費用)
● 諸経費(廃材処分・養生・家具移動など)

各項目の妥当性をチェックすることで、不当な上乗せを防ぎやすくなります。
相見積もりを取得していることを各業者に伝えると、自然な価格競争が働き、業者側から競争力のある価格を提示してもらえる可能性も高まるでしょう。

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10畳のクロスを賢く張り替えて好みの空間作り

10畳のクロス張り替えは、4.5万円〜が相場です。選ぶ材料や業者によって費用に幅があるため、計画的に進めることが大切になります。

家具の移動を自分で行ったり、複数の業者から見積もりを取得したりするなど、工夫次第で費用を抑えることも可能です。
予算と仕上がりのバランスを考慮し、信頼できる業者を選びたいですね。

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