代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

加盟希望はこちら▶

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

壁紙を選ぶ際に気になるのが、主な素材の特徴・メリット・デメリットではないでしょうか。今回は、日本の住宅で主流な、6種類の壁紙について解説します。それぞれのクロスが、どのようなご家庭の、どういった場所に合うかもご紹介するので、壁紙のリフォームの際にぜひ参考にしてみてください。

更新日:2021年01月22日

1.ビニールクロスの特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「ビニールクロス」は、日本のほとんどの住宅で使われています。
塩化ビニール樹脂などを主原料とし、ビニールシートに紙などを裏打ちして作られています。

ビニールという素材の特性上、多様な細工処理が可能なため、カラーが豊富で、プリント柄や大理石調の模様、凹凸のあるエンボス加工など、様々なパターンの物が販売されています。

ビニールクロスのメリット

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

価格が安く、耐久性が高く、水を通さないため油汚れも拭き掃除で簡単に落とせるのが魅力です。
消臭・抗菌・防カビなどの工夫された機能を備えた商品も次々に開発されています。
デザインのバリエーションが豊富なため、空間に合わせてコーディネートしやすいのも特長です。

ビニールクロスのデメリット

一方で、有害物質であるホルムアルデヒドが接着剤に含まれるため、健康面への影響や、廃棄で焼却する時にダイオキシンが出てしまうことを心配されている傾向があります。
そのため最近では、塩化ビニールの使用量を軽減、糊の部分をデンプン糊にするなどといった試みも続けられていますが、シックハウス症候群などのアレルギー対策をしたい方は避けたほうが良いかもしれません。

【ビニールクロスはこんな方におすすめ!】

・張り替え費用をとにかく安く抑えたい
・あまりアレルギーの心配をしていない
・多様な選択肢の中から好みのデザインを選びたい
・(汚れが付きやすいキッチンや玄関などに)掃除が楽なクロスを張りたい

2.紙クロスの特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「紙クロス(紙壁紙)」は、特に欧米で採用されることが多いため、パルプを原料とした洋紙タイプの輸入商品が多数あり、プリント加工やエンボス加工された物も多く見られます。

他にも、コウゾ・ミツマタなどを使った和紙や、ケナフなどの非木材紙を原料とした特殊紙タイプ、表面がフィルム加工された合成紙タイプもあります。

環境や健康に対する面でも安心のため、注目されてきていますが、ビニール素材が含まれている製品もあるため、ビニール素材を避けたい方は、リフォーム会社に確認してみることをおすすめします。

紙クロスのメリット

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

紙素材は、音を吸収し、空気を通してくれるメリットがあるため、寝室として使う和室に最適です。
和紙のクロスなら柔らかい印象に仕上げられますし、輸入物の洋紙であればヨーロッパ風の鮮やかな雰囲気を演出できます。

紙クロスのデメリット

ビニールクロスに比べて薄いため、下処理を怠ると下地の目地が出てしまい、特に凹凸がある壁に張るのが難しいです。
また、時間経過によって膨張・収縮する可能性があることから、やはり目地がやがて目立ってきてしまうかもしれません。

このため、紙クロスの施工が得意な業者に依頼しないと失敗してしまう恐れがあります。
また、良い業者であっても施工の手間がかかることから、費用が高額になりやすいです。
さらに擦れに弱いため、長持ちさせたい場合は注意が必要です。

なお、商品によって、水拭きができる物とできない物とがあります。
撥水性がない紙クロスの場合、汚れが付着するとそのままシミになってしまうリスクがあります。

【紙クロスはこんな方におすすめ!】

・客間を上品に、もしくは個性的なイメージに仕上げたい
・和室の床の間などの壁を、高級感ある見た目にしたい
・静かで通気性の良い寝室にしたい

3.織物クロス(布クロス)の特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「織物クロス(布クロス)」には、木綿・麻といった自然素材を使ったタイプや、パルプ・ポリエステル・レーヨンなどの化学繊維を絡み合わせて作られる不織布壁紙、シルク素材・サテン素材などがあります。

高級感や重厚感があり、ゆったりとした雰囲気を演出してくれるため、美術館やホテルで取り入れられていることが多いです。
破れにくく頑丈で、水に濡れても伸びにくいという性質があります。

ホコリが吸着しやすいので、手入れとしては、はたきをかける方法が良く、水拭きは避けたほうが無難です。

織物クロス(布クロス)のメリット

布素材ならではの風合い・凹凸感が美しく、また紙クロスと同様で通気性に優れており、さらにジメジメしている時には湿気を吸収・乾燥時には水分を放出してくれます。
基本的に自然材料を使うため、化学物質が不安という方からも人気があります。

織物クロス(布クロス)のデメリット

汚れが付着すると落としにくく、防火性のある商品が限られているため、キッチンでの使用にはほぼ向きません。
また普及率が高くないため、取り扱っている施工業者を探すのが大変かもしれません。

【織物クロス(布クロス)はこんな方におすすめ!】

・リビング、洋室、和室などを高級感のある空間にしたい
・布だからこその、暖かみのある風合いを楽しみたい
・はたきで掃除することを面倒と感じない

4.木質系壁紙の特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「木質系壁紙」は大きく分けると、銘木(めいぼく)シートとコルクシートの2タイプがあり、薄くスライスした天然木やコルクに、紙やアルミを裏打ちして作られます。

木質系壁紙のメリット

木質系のデザインは、カントリー調の空間にしたい方や、温もりのある雰囲気を作りたい方に最適です。

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

腰壁として採用することで、空間全体がスタイリッシュになるため、おしゃれな内装にしたい方にも適しています。

木質系壁紙のデメリット

他の素材のクロスと比べると高額になる傾向があります。
このため、全体的に張るのではなく、アクセントクロスとして採用する方が多いです。

洗面所やトイレといった水廻りに合うよう設計された製品もありますが、念のため施工前に、耐水性があるかどうかリフォーム会社に聞いてみたほうが良いかもしれません。

【木質系壁紙はこんな方におすすめ!】

・木やコルクの素材感を堪能したい方
・玄関や廊下に、腰壁やアクセントクロスを導入したい方

>> 腰壁リフォームの費用相場・ポイントまとめ

壁紙リフォーム
\得意な施工会社を探したい!/
完全無料!
リフォーム会社紹介を依頼 ▶

5.無機質系壁紙(珪藻土壁紙/漆喰壁紙)の特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「無機質系壁紙」には、自然素材の土や石、セラミックやガラス繊維などを主な原料としています。リサイクル素材で作られた物もあります。
素材を活かした個性的な物や、シンプルモダンな物など、多種多様なデザインが幅広く存在します。

無機質系壁紙のメリット

珪藻土や漆喰といった無機質の素材を、不燃性の紙の上面に施しているため防火性に優れており、塗装した壁のような味わいのある風合い・質感を、リーズナブルな値段で実現できます。

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

中でも人気があるのは、珪藻土クロスです。

ザラザラとした手触りがあり、印刷では表現できない繊細な色合いや奥行きを見せてくれます。

「珪藻土」とは、太古の植物プランクトンが堆積して土になった物で、アメニティ重視のファンから支持されており、調湿性や消臭効果に優れています。

>> 珪藻土や珪藻土クロスでリフォームしたい!DIY・業者に依頼する価格を比較

無機質系壁紙のデメリット

珪藻土クロスや漆喰クロスは、塗装した壁と比べると見劣りしてしまうため、本物志向の方には安っぽく感じてしまうかもしれません。
また、使用する珪藻土や漆喰の量が限られていることから、塗り壁ほどの調湿・消臭性はないので、期待しすぎないようにしましょう。

手入れの仕方として、水拭きではシミになる可能性があるため、汚れた部分に消しゴムをかけるか、乾いたタオルで叩く方法がおすすめです。

なおビニールクロスと比べると薄く、下地に追従する力が弱いため、下の壁の凹凸やクロスの継ぎ目が目立つ可能性があります。
施工業者選びは、慎重に行いましょう。

【無機質系壁紙はこんな方におすすめ!】

・手頃な値段で、珪藻土風・漆喰風の壁にしたい方
・ビニールクロスなどにはない、独特の質感を堪能したい方

6.オレフィン壁紙の特徴

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

「オレフィン」とは、簡単に言うとプラスチックの一種です。
「オレフィン壁紙」は、ポリエチレン・ポリプロピレンといった合成樹脂が主原料で、比較的ビニールクロスと近い性質を持っており、塩化ビニールの使用を軽減するために、普及してきました。

オレフィン壁紙の中には「木質系」のようなデザインの物や、石目調のタイプもあります。

オレフィン壁紙のメリット

ビニールクロス同様、汚れに強く、ホコリや手垢(てあか)が付いた際には水拭きすればOKです。
表面強度が高くキズも付きにくいので、機能的な壁紙と言えるでしょう。

焼却した際に煙・塩化水素などの有毒ガスがほぼ発生しないという利点があるため、「環境に優しいクロスにしたい」という方からも注目されています。

オレフィン壁紙のデメリット

ビニールクロスと比べると、価格がやや高い点が、オレフィン壁紙のデメリットです。
デザイン性の高さ・清掃性のしやすさに優れているため、短所は少ないほうですが、無機質系壁紙と同様で、施工が上手な業者が限られます。

【オレフィン壁紙はこんな方におすすめ!】

・地球環境に優しく、かつビニールクロスと同等の魅力を持った壁紙を使いたい方
・子供部屋などに安全なクロスを使いたい方

壁紙は内装リフォームが得意な会社と一緒に選ぶと◎

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

壁紙を選ぶ際には、以上でご紹介したような素材の特性だけを重視するのではなく、各製品の機能についても確認してみると良いでしょう。
例えば、消臭・抗アレルゲン・掃除しやすい防汚機能などが付加されたクロス商品がたくさん販売されています。

またリフォームをしたい場所が、汚れやすい玄関・廊下か、寝室かによっても合う壁紙は異なりますし、アレルギー体質の方やペットがいるご家庭の場合は、材質や耐久性に配慮する必要があります。

代表的な壁紙クロス6種類の特徴・リフォームする際の選び方を解説!

リフォーム内容やご家庭の状況によって、最適な壁材も変わってくるため、内装のリフォームが得意な会社と相談しながら決めることをおすすめします。

できれば複数の施工会社に見積もりを依頼し、最も提案上手な業者に工事を任せると、確実です。

壁紙リフォーム
\得意な施工会社を探したい!/
完全無料!
リフォーム会社紹介を依頼 ▶

【この記事のまとめ&ポイント!】

「ビニールクロス」や「紙クロス」の特徴は?
ビニールクロス」は価格が安く、耐久性や清掃性が高いことから、広く流通しています。
ただし有害物質であるホルムアルデヒドが接着剤に含まれるため、シックハウス症候群などのアレルギー対策をしたい方は避けたほうが良いと考えられます。

紙クロス」は吸音性や通気性があるのが魅力ですが、施工の手間がかかるなどのデメリットがあります。
「織物クロス」や「木質系壁紙」の特徴は?
織物クロス」は高級感や重厚感があり、頑丈で通気性に優れています。
一方で、普及率が高くはないため、対応できる施工業者が限定されるのが難点と言えるでしょう。

木質系壁紙」はカントリー調の空間にしたい方などに最適ですが、他の素材のクロスと比べると高額になりやすいです。
「無機質系壁紙」や「オレフィン壁紙」の特徴は?
無機質系壁紙」はリーズナブルな値段で、珪藻土・漆喰といった塗り壁風の質感を実現できます。
ただし実際に塗装した壁と比べると、デザイン性や調湿・消臭機能が劣ります。

オレフィン壁紙」は手入れしやすく、表面強度が高いなどのメリットがあります。
その反面、価格がやや高く、上手に施工できる業者が限定されるという欠点があります。

壁紙リフォーム
\得意な施工会社と相談したい!/
完全無料!
リフォーム会社紹介を依頼 ▶

こちらの記事もおすすめ♪
>> エコクロスのメリット・デメリット!体に良いって本当?

このエントリーをはてなブックマークに追加

壁紙・クロスのおすすめ記事

  • 壁紙リフォームの費用相場・クロス張り替えのよくある失敗と対策8選!

    壁紙をリフォーム・張り替えする際には、壁紙選びのポイントを理解しておかないと、失敗してしまうことがあります。部屋の中で最も大きな面積を占める壁は、まさに部屋のイメージを決定づける大きな要素です。今回は、壁紙リフォームの費用相場と注意点や、よくある失敗例とその対策について、ご紹介します。

  • 赤・青・みどり……どの色にする?壁紙の色別お部屋の雰囲気実例♪

    壁紙はお部屋の中で一番面積が広くなるアイテムです。お部屋の雰囲気を決定づけてしまうため、どの色を選ぶかなかなか決められない方も多いですよね?そこで、今回は壁紙の色とお部屋の雰囲気についてご紹介します。

  • リビングの壁紙の選び方とは?リフォーム価格・おすすめコーディネート例7選+α

    リビングは、家族で過ごす憩いの場所であったり、お客様を招いたりする、家の中心的な場所。いつも快適できれいな空間にしておきたいから、壁紙クロスも他の部屋以上に慎重に選びたいものです。今回は、リビングの壁紙のリフォーム料金相場や、色・機能の選び方、おすすめのコーディネートの仕方についてご紹介します。

  • 和室の壁紙クロスの選び方!張り替え費用・おしゃれなコーディネート・施工例

    和室の壁紙をリフォームする際、塗り壁のような柄・和紙で作られた壁紙・無地の素材など、合わせやすいデザインが多く迷いがちですよね。その場合、純和風・和モダンなどのコンセプトや、和室をどう使うかをイメージすると、決めやすくなります。実際のコーディネート例を参考に、ご家庭の和室に最適な壁紙を考えていきましょう。

  • リクシル「エコカラット(プラス)」の価格/効果/施工例/人気の種類!リフォームでおすすめの場所は?

    リクシルの「エコカラット(エコカラットプラス)」は、部屋の空気中の有害物質を吸収し、消臭力もあり、さらにインテリア性も高いことから、リフォームでも新築でも大人気の壁材です!今回は、そんなエコカラットのリフォーム価格(平米単価)」や、おしゃれな施工事例(リビング・ダイニング・トイレ・玄関・キッチン・和室・廊下など)をチェックしてみましょう。また、エコカラットの人気の種類(「グラナス ルドラ」や「グラナス ヴィスト」他)や、効果・評判についてもまとめてご紹介します!

リショップナビは3つの安心を提供しています!

  • ご希望にあった会社をご紹介!

    お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。

  • しつこい営業電話はありません!

    紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。

  • 見積もり後のフォローも致します

    ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。

© ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved.

© ZIGExN Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED.

安心への取り組み:アルバイトEXを運営する株式会社じげんはプライバシーマークを取得しています。 安心への取り組み
株式会社じげんはプライバシーマークを取得しています。