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※2021年2月リフォーム産業新聞より

サムネイル:採光にもアクセントにも!ガラスブロックでおしゃれな家♪メリットとデメリットは?

採光にもアクセントにも!ガラスブロックでおしゃれな家♪メリットとデメリットは?

更新日:

「室内に陽の光を取り入れたいけど、家の中が丸見えに……」こんなお悩みを持っている方におすすめなのが、「ガラスブロック」です。光を通しつつ視界を遮るガラスブロックは、どんな場所にも合う利便性の高い建材。インテリアとしての役割も果たすため、おしゃれな家に仕上がります。ガラスブロックの特徴を理解して、真似したくなる施工例、リフォーム費用をご紹介します!

目次

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ガラスブロックとは

ガラスブロックとは、2つの厚い箱形のガラスの開口部を高温で溶着し、中空にした建材のことを指します。
ガラスの性質や構造的な理由から、採光・防音・断熱・防犯など、さまざまな用途を目的として利用できる優秀な建材です。

ガラスブロックのメリット

ガラスブロックのメリット

ガラスブロックを使用することで得られるメリットは多岐にわたります。
ガラスブロックならではの特徴を理解し、目的に合った使い方を選んでみましょう。

採光しやすく目隠し効果がある

ガラスは光を通す素材ですので、採光性に非常に優れています。
一方で、加工の仕方によって不透視性を高めることも可能なため、目隠しを目的とした使用にも適しています。

防音性や断熱性に優れている

箱形の2つのガラスを溶着して作られたガラスブロックは、中心部に空洞ができる「中空」と呼ばれる構造になっています。
この内部にある空間の気圧は、0.3気圧で、ほぼ真空状態です。

そのため、通常の壁やガラスよりも音や熱が伝わりにくく、騒音が多い道路沿いの部屋でも静かな環境を維持できる上、気温差による結露も防ぐことができます。

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強度があり防犯性も高い

二重構造のガラスは割るのが非常に困難であり、目地に入っている鉄筋も強度を増す要因になっています。
外から侵入するには難しい点が多く、泥棒にとっては狙いにくい構造になります。

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独特のインテリア性

加工しやすい建材であるため、模様や色などのバリエーションが豊富です。
他の素材では表現できないオリジナルの装飾性があり、インテリアとしての楽しみ方もできます。

リフォームに取り入れやすい

ガラスブロックの種類の中には、アルミ枠を取り付けたサッシ状のタイプもあります。
このタイプのガラスブロックは、一般的な窓と同じように取り付けられますので、リフォームにも取り入れやすいのが魅力です。

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ガラスブロックのデメリット

ガラスブロックのデメリット

ガラスブロックのデメリットについてみてみましょう。
施工の計画を立てる段階でつまずかないよう、きちんと対策を練ることが大切です。

重量が重い

ガラスブロックの一番のデメリットと言えるのが重量です。
特に壁などに使用する場合は、強度を高めるためにより厚みのある物を選びます。
するとさらに重量が増すため、建物全体に強度が求められることになります。

また、建物の補強工事が必要になった場合、追加でリフォーム費用が発生するので注意してください。

施工できる会社が少ない

ガラスブロックのリフォームは、身近なリフォーム会社に依頼できるとは限りません。
次のような理由から、断られる場合もあります。

  • 施工経験がない
  • 建物の強度を確認するのに手間がかかる
  • ブロックを積む・並べるのが大変

材料費・施工価格ともに高額になりやすい

ガラスブロックの価格は1個400~3,000円とさまざまです。
当然ながら、高い価格の物をたくさん使えば、それだけ材料費がかさむことにります。

また、強度のあるガラスブロックを選ぶと、材料費だけでも高額になるパターンが多いです。

そして施工・設置にかかる全体の費用としては、材料費以外にも7万円前後の工事費が必要です。
また、外向きの窓にガラスブロックを使用する場合は、サッシ代や防水工事なども行う必要があるため、総額20万円以上になるケースも多くあります。

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ガラスブロックのおしゃれな施工例

それではここからは、リショップナビで実際にガラスブロックを使ってリフォームした例をご紹介していきましょう。
ガラスブロックの魅力や良さを活かす方法を、ぜひ参考にしてみてくださいね。

明るい玄関に

窓のない玄関でも、壁の一部をガラスブロックにすることで採光を確保できるようになります。
また、窓の場合は防犯性に不安が残りますが、ガラスブロックなら外から覗かれたり、侵入されたりという心配がほとんどありません。

明るい玄関に

こちらの例のように、玄関脇の廊下にインテリア性のあるガラスブロックを施工してみるのも素敵です。

トイレや浴室でも安心

トイレや浴室でも安心

ガラスブロックは目隠しの効果も高いため、トイレや浴室などにも安心して利用できます。
例えば窓のないトイレや浴室では、隣接した部屋との壁にガラスブロックを設置すると、目隠しの機能を保ちながら明かり取りとして役立ちます。

狭い洗面所に開放感を

狭い洗面所に開放感を

洗面所が狭く感じられる場合は、壁に大きめにガラスブロックを設置してみましょう。
十分な採光が得られると、それだけで視覚的に広く感じられるようになるはずです。

また、中空構造を持つガラスブロックは断熱性も高いため、外からの日差しが大きく差し込んでも、室内の温度が上がりにくいというメリットがあります。

狭い洗面所に開放感を

なお、壁の一部に少しのガラスブロックをはめ込んでみるだけでも、かなり印象が変わりますよ。

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火を使うキッチンにもピッタリ

火を使うキッチンにもピッタリ

キッチンとリビングが壁で隔てられているようなお宅では、室内窓としてガラスブロックを使用するのもおすすめです。

>> 室内窓リフォームの魅力・費用相場って?

ガラスブロックは防火性の高い建材ですので、ガスコンロの近くに設置するのにも適しています。
キッチンの本体にガラスブロックを採用することもできますよ。

密集地の寝室の窓にも

ガラスブロックの中空構造には防音効果もあります。
隣家の物音が聞こえやすい密集地などでは、安眠対策として寝室の窓に利用するという方法も良いでしょう。

外からの視線を気にする必要がなく、また窓のように直接日差しが入り込むこともありませんので、目覚める時に眩しすぎません。

リビングならスタイリッシュに

リビングならスタイリッシュに

リビングではデザイン性を活かす使い方が人気です。
採光としての役割も果たしつつ、配置の仕方を工夫して壁や窓のアクセントにすると、おしゃれな空間を演出できます。
また、キッチンやダイニングとの間仕切りに使うなど、バリエーション豊かな使い道があります。

自然光が入る室内階段

自然光が入る室内階段

道路に面した室内階段の窓に設置するのも良いですね。
透明なガラスドアと組み合わせれば、他の部屋への採光にも役立ちます。

テラスの壁でもOK

丈夫なガラスブロックは屋外での使用にも適しています
例えばテラスでゆっくり過ごしたい場合は、外からの視線をどのようにシャットアウトするかが問題となります。

コンクリートなどでしっかり囲ってしまう方法もありますが、ガラスブロックで壁を作れば、やわらかい日差しが差し込む開放的な空間を実現できます。

部分的なアクセントとしても◎

部分的なアクセントとしても◎

ガラスブロックには豊富なデザインが揃っていますので、アクセントを主な目的として使用するのもおすすめです。
色違いのガラスブロックを1個ずつ並べるなど、遊び心たっぷりの配置を楽しんでみましょう。

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採光や防音性にも優れた「ガラスブロック」でおしゃれで快適な住まいを

見た目の良さと幅広い機能性を併せ持つ「ガラスブロック」。
特に採光の仕方でお悩みの方には、大変役に立つ建材です。
いろいろな場所に利用して、スタイリッシュで快適なお家に仕上げてみませんか?

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【この記事のまとめ&ポイント!】

ガラスブロックのメリットは?

「採光しやすく目隠し効果がある」「防音性や断熱性に優れている」などのメリットがあります。

ガラスブロックのデメリットは?

「重量が重い」「施工できる会社が少ない」といったデメリットがあるため、採用したい場合には、きちんと対応できる業者を探すことが大切です。

おしゃれなガラスブロックの施工例を見たい!

玄関・浴室・洗面所・キッチン・リビング・室内階段などに施工した例をこちらに掲載しています。

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