内窓(二重窓・二重サッシ)リフォームのおすすめ品は?価格・効果・施工例もご紹介

「部屋の防寒対策をしたい」「窓の結露がひどい」「エアコンの効きが良くない」「道路の騒音がうるさくて眠れない……」といった悩みはありませんか?内窓(二重窓・二重サッシ)を設置するリフォームで、窓の周囲の断熱性や防音性が格段に上がります!内窓を後付けする際の注意点や、費用・施工例、おすすめメーカー品の価格について、わかりやすく解説します!

(※記事内情報引用元:LIXIL三協アルミYKK AP各ホームページより)

「内窓(二重窓・二重サッシ)」とは

「二重窓(二重サッシ)」とは、2組の窓サッシを二列に配置することにより、断熱性を高めた窓のことを指します。

「内窓」とは、二重窓の内側にある樹脂製の窓のことですが、二重窓や二重サッシとほぼ同じ意味で使われることが多いです。
別名「インナーサッシ」とも呼ばれます。
既存の窓の内側に、リフォームで内窓を設置することで、冬の寒さや夏の暑さを解消できます。

なお「二重ガラス(複層ガラス・ペアガラス)」と混同されることがありますが、こちらは複数枚で構成される「窓ガラス」のことを指すため、内窓・二重窓とは別モノです。
1枚だけで構成される単板ガラスではなく、「二重ガラス(複層ガラス・ペアガラス)」を内窓のガラス部分に採用することにより、さらに断熱性を向上させることができます。

内窓は、省エネ性が高まるだけでなく、防音効果もあることから、道路や鉄道・空港に近い建物での騒音対策としても注目されています。

引き戸タイプ・内開きタイプ・FIX窓といった開き方のバリエーションが多く、デザインも障子風やステンドグラスなど豊富なため、リフォームで後付けしたい場合でも、既存の窓に合わせて柔軟に商品を選べる魅力があります。

内窓(二重窓・二重サッシ)の6つのメリット

内窓がある二重窓・二重サッシには、以下のような利点があります。

1.断熱性が高い

内窓のメリットは、まず何よりも高い断熱性が挙げられます。

建物内で、冷気や暖気が最も出入りするのは、実は窓。
冬は約50~60%、夏は約70%もの空気が、窓から出入りします。

冬場は暖房で暖めた室内の空気が外へ逃げ、夏場は冷房で冷やした室内に外気が侵入してきます。
窓を二重にすることにより、温度差がある空気の通り道をふさぐことができるのです。

2.電気代の節約に繋がり、エコ・省エネ効果がある

「寒い(暑い)からついエアコンの設定温度を変えてしまう……」または「節約のために寒い(暑い)のを我慢している」という方は多いはず。
このような悩みも、窓の断熱効果を上げることで解決できます。

内窓を設置することで、暖めた空気が外に逃げない/外の暑い空気が侵入しないため、エアコンの温度を過剰に上げ下げしたり、寒さ・暑さを我慢したりする必要がなくなり、電気代の節約に繋がります。
エアコンの使い過ぎを防げれば、環境への負荷が減るというメリットもありますね。

3.結露・カビ・ダニ対策の効果も期待できる

寒い季節に、窓ガラスやサッシに水滴(結露)が発生し、サッシが傷んだり、カーテンが濡れてしまったりしますよね。

空気は目に見えない水蒸気を含んでおり、温度が高いほど、そして湿度が高いほど、たくさんの水蒸気を含むことができるという性質を持っています。
温度が下がると、空気中に含み切れなくなった水蒸気が、水となって現れます。これが結露ができる仕組みです。

窓付近に冷気が溜まっている状態で、室内の湿った暖かい空気が外へ流れ出ようとすると、窓周辺の温度差が激しくなり、結露が起きやすい状態になります。
内窓で断熱化することにより、結露の発生を抑制できます。

>> 窓サッシ・壁紙の結露を防止する方法!結露の原因とは?

4.防犯対策としても有効

泥棒・空き巣の6割は窓ガラスを割って侵入してくるということが警視庁の調査でわかっており、防犯リフォームを検討している方にも、窓の周囲を厳重にできる内窓がおすすめであると言えます。

不透明なガラスを選べば、目隠し・プライバシー保護にも役立ちますね。

>> 家族の安全を守る!窓の防犯対策のポイント

5.防音性も確保可能

また、外からの騒音が気になる方にも、内窓設置リフォームは非常に効果的です。
音のほとんどは、薄い窓ガラスやサッシのスキマを通って入ってくるため、窓周りを高気密化することで、防音対策ができるのです。

>> 窓の防音リフォームの注意点って?

6.花粉の侵入防止にも◎

花粉症の方にとっては、窓の開閉時に室内に入り込む花粉の量を軽減できるというメリットも感じられるでしょう。
予算に余裕があれば、外側の窓にフィルター網戸を設置すると、花粉の侵入をブロックしてくれますよ。

>> 花粉症対策万全の部屋にするリフォームとは?

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内窓(二重窓・二重サッシ)のデメリット

内窓がある部屋では、以下のような不便さを感じる可能性があります。

開閉や手入れが面倒

窓の数が2つになってしまうことから、慣れるまでは開閉が面倒に思うかもしれません。
特にベランダ・バルコニーに出入りする掃き出し窓の場合、洗濯物を干す時やガーデニング作業をしたい時に手間に感じるかもしれませんね。

また、掃除の手数もやや増えてしまいます。
ただし室内結露の発生量が減る分、日々の拭き掃除の負担が軽減されるメリットもあるでしょう。

リフォーム前より空間が狭く感じる

内窓を設置すると、室内に数cm程度の出っ張り部分が生じます。
広い部屋であればさほど問題ありませんが、元々狭い部屋に内窓を追加すると、窮屈に感じてしまうかもしれません。

不安な方は、リフォーム業者と相談しながら、空間が狭く見えない色や形の物を選ぶと良いでしょう。

内窓のガラスの選び方と注意点

ガラスの種類によって、断熱性能や防音効果が変わります。
以下の種類の違いを理解した上で、最適なガラスを選びましょう。

単板ガラス

1枚の板ガラスで構成された「単板ガラス」は、3mmと5mmの厚さのものが主流です。
3mmタイプが最もスタンダードですが、5mmタイプと比べると、断熱性や防音性は劣ります。
より厚みのあるガラスを希望する方は、6mmの商品を選ぶこともできます。

なお、現在「結露がひどくて悩んでいる」という方は、単板ガラスより断熱性の高い、複層ガラスを検討することを推奨します。

複層ガラス(ペアガラス)

2枚以上の板ガラスが合わさっており、ガラスの間に空気層を作ることによって、ガラス面を通り抜ける熱の量が軽減します。

単板ガラスの約2倍の断熱効果があり、室内側にあるガラスが冷えにくくなるため、ガラス面の結露発生を抑制できます。

高断熱複層ガラス(Low-Eガラス)

複数枚のガラスで構成されており、"室内側"のガラスに、特殊金属膜(Low-E金属膜)がコーティングされています。

魔法瓶と似た構造であるため、一般的な複層ガラスの約1.5倍もの断熱性があり、寒冷地で人気があります。
さらに太陽熱もしっかり取り込むので、室内の暖かさが向上します。

遮熱高断熱複層ガラス(Low-Eガラス)

特殊金属膜(Low-E金属膜)が、"室外側"にコーティングされています。
断熱性能は、一般複層ガラスの約1.5倍で、高断熱複層ガラスとほぼ同等です。

強い日差しを約50~60%遮り、紫外線カット効果があり、冷房効率が向上します。
「西日が暑くて困っている」という場合に適しているでしょう。
一方で、冬場の太陽熱も遮断されてしまうことから、北向きの部屋には向きません。

【防音対策したい場合は、防音・遮音ガラスを】

なお防音対策として内窓を設置する場合には、防音用のガラスを選ぶ必要があります。

「複層ガラス(ペアガラス)なら、防音性が高そう」と思われがちですが、実は単板ガラスと遮音性はほぼ変わりません。

さらに言うと、複層ガラス(ペアガラス)には「共鳴透過」と呼ばれる特有の現象があります。
2枚のガラスの間には、空気の層があります。この空気を介して、合わさったガラスが共鳴し、低音域の音が抜けていってしまうのです。
つまり複層ガラス(ペアガラス)は、一定の周波数においては遮音性が悪化してしまう可能性があるわけですね。

防音効果が高いのは、2枚のガラスの間に遮音性の高い特殊フィルムを挟んで作られた、「防音用の合わせガラス」です。
単板ガラスタイプからLow-e複層ガラスタイプまでそろっているので、断熱性も考慮しながら選択できます。

特に日本板硝子社の商品『真空ガラス スペーシア』は、単板ガラスとほぼ同じ厚さで、断熱・防音性を確保できるので、おすすめです。

まずはリフォーム会社に「防音ガラスを希望する」と伝えておけば、予算に合わせて提案してくれるでしょう。

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内窓設置リフォームの費用相場

内窓のリフォームは、既存の窓の内側に新しい窓を設置するだけなので、作業が簡単でスピーディーです。

内窓の設置にかかる費用は、商品代と工事費をあわせて約8~15万円です。
ただし、高性能なサッシや窓ガラスを採用すると、30万円近くかかります。

なお、腰高窓やキッチンの小窓のような小さいサイズであれば、4~6万円程度でリフォームできることもあります。

予算に合わせて、適した窓ガラスやデザインを選ぶと良いでしょう。

内窓リフォームの事例・価格

以下に、リショップナビで実際に内窓のリフォームをした、さまざまな例をご紹介します。

比較しやすいよう、シンプルな内窓の設置から、内窓と高性能ガラスをセットで施工したケースまで掲載したので、ぜひ参考にしてみてください。

事例1
ステンドグラスの樹脂製内窓を設置

住宅の種類 マンション
リフォーム費用 10万円
元は「リビングにステンドグラスを付けたい」というご要望でした。マンションの管理事務所と打ち合わせをした結果、「窓ガラスの交換ではなく内窓ならOK」と承諾をいただき、実現したリフォームです。LIXIL社の樹脂窓「インプラス」を設置し、断熱性も確保できました。

事例2
二重サッシで断熱・防音・結露対策

住宅の種類 一戸建て
リフォーム費用 11万円
結露防止と防音対策のため、内窓を設置して、二重サッシになりました。壁紙に合わせてサッシ枠のカラーも白で統一しているため、すっきりと仕上がっています。内窓の増設工事は当日中に完了するため、急いで断熱リフォームをしたい方にも最適です。

事例3
遮音・断熱・紫外線カット効果のあるガラスで内窓増設

住宅の種類 マンション
リフォーム費用 41万円
「騒音が気になる」とお悩みだったため、掃き出し窓に内窓を設置。遮音性が高く、さらに遮熱・断熱・紫外線カットの性能をあわせ持った高性能のガラスを採用しています。

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内窓・断熱窓・サッシのおすすめメーカー品5選

最後に、断熱リフォームでおすすめの内窓・ガラス・サッシのメーカー品を5種類、ご紹介します。

1.LIXIL「インプラス」

画像引用:LIXILホームページより
URL : http://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/case/case02.htm

LIXIL(リクシル)の「インプラス」は、業界初のダストバリア仕様の内窓商品で、静電気によるホコリの付着を防ぎます。
お手入れが簡単で、美しさが長続きするのは嬉しいですね。

和室にも合わせやすい和紙調ガラスを選べるのも、デザイン性の高い同社ならではのアイデアと言えるでしょう。

なお木のような質感の内窓にしたい方には、同じシリーズの「インプラスウッド」が最適です。

【インプラス メーカー参考価格】

34,000円(税別)
※単板ガラス(3mm)/幅1500×高さ1000mmの引き違い窓(2枚建)の場合

2.三協アルミ「プラメイクEⅡ」

画像引用:三協アルミホームページより
URL : http://alumi.st-grp.co.jp/reform/reform/insulm.html

三協アルミの「プラメイクEⅡ」は後付けリフォームに適した内窓製品です。
建具メーカーだからこその、細かい工夫が満載です。

万一、窓枠の取り付け寸法が不足している場合には、同製品のオプション「ふかし枠」で丁寧に調節可能です。
より気密性の高い内窓を設置できるので、防音対策をしたい方にもピッタリです。

【プラメイクEⅡ メーカー参考価格】

56,000円(税別)
※単板ガラス(3mm)/幅1500×高さ1200mmまでの引き違い窓の場合

3.YKK AP「かんたん マドリモ 内窓 Lite U」

画像引用:YKK APホームページより
URL : http://www.ykkap.co.jp/products/reform/madoremo/lite_u/

YKK AP社の「かんたん マドリモ 内窓 Lite U」も、簡単にリフォームできる内窓商品。

奥行きはわずか4cmと非常に薄いデザインだから、トイレや浴室などの水回りの窓にも施工しやすいです。
冬に寒くてつらいお風呂場や脱衣所の窓に、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか。

【かんたん マドリモ 内窓 Lite U メーカー参考価格】

37,200円(税別)
※単板ガラス(3mm)/幅1500×高さ1200mmまでの引き違い窓(2枚建)の場合

4.AGC/旭硝子「まどまど plus」

旭硝子の「まどまど plus」は、超高性能な内窓・まどまどシリーズの中でも、ハイグレードタイプのモデルです。

防音性にも優れており、線路沿いや大通り沿いにお住まいの方にも好評です。

割れてしまってもケガをしにくいガラスを使用しているので、幼いお子さんがいるご家庭でも安心して取り付けられます。

【まどまど plus メーカー参考価格】

78,000円(税別)
※複層ガラス/幅1700×1000mmの場合

5.大信工業「内窓プラスト」

大信工業の「内窓プラスト」は、超高気密・高品質の内窓の設置を検討されている方から絶大な人気を誇ります。

防音・遮音効果も大きく、オプションで鍵の取り付けも可能です。
基本オーダーメイドで製作しているので、どのような形状の窓にも合わせてリフォームできます。

日々のお掃除も、中性洗剤で軽く拭き取るだけなので簡単です。

【内窓プラスト メーカー参考価格】

91,800円(税別)
※複層ガラス/幅1820×1090mmまでの場合

どのような商品が合うかは、予算や建物の状態によって様々です。
また注意点として、漠然と内窓リフォームを行うだけでは、完全に断熱化や結露・防音といった対策ができるというわけではありません。
それぞれの対処の仕方の知識と技術があるリフォーム会社に依頼することが重要です。

まずは内窓に詳しい業者とじっくり相談し、ご自宅に最適な内窓リフォームを実施しましょう。

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更新日:2018年5月18日
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