(※記事内情報引用元:パナソニックホームページより)
土間とは?

土間とは屋内で土足で歩けるように作られたところで、屋内と屋外の中間的な場所です。床の素材はタイルやコンクリートの場合が多いです。
古い民家では玄関と履物を脱いであがる居室との間に土間が作られていました。
地面とほぼ同じ高さで地面より高い位置にある居室とは区別され、主に台所として利用されていました。
現在では土間は玄関の一部になり、作業スペースとしての機能は少なくなっています。
では、実際に土間はどのように使われることが多いのか、また土間がある家のメリット・デメリットを見ていきましょう。♪
土間のメリット
土間は使い方、リフォームの仕方次第でたくさんのメリットがあります。
ライフスタイルに合った利用法をイメージしてみてください。
来客があるときに便利

親戚の集まりやホームパーティーで来客が多いとき、土間があると靴の置き場に困らないので安心です。
また家族が多いご家庭でも、家を出るときに玄関で混雑しないで済むようになります。
空間に広がりができる

庭やリビングと繋がりのある空間になるように土間を施工すれば、より広々と使えます。
土間は室内と室外の中間のような場所なので、庭でバーベキューをする際の準備場所としても使いやすいですね。
室内に土足で活動できるスペースが作れる

広めの土間があれば、室内でも子どもが遊べたり、ペットがくつろいだりする場所として活躍します。
物を置いたり、土足で作業するスペースを確保できるので、何かと重宝します。
ベビーカーを使用するときや、旅行が多くてスーツケースを頻繁に利用する方にも快適な場所になるでしょう。
ガーデニングやDIYでも活躍する
庭やベランダがないけど、ガーデニングや日曜大工・DIYを楽しみたいという理由で土間リフォームを行う人も増えています。
また、台風や外壁工事のときに、庭の鉢やプランターを待避させたいときにも有効なスポットになります。
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土間のデメリット
土間はデメリットを理解しておけば、対策の仕方は簡単です。
どのように使うか、どの位の期間、土間のある家に住み続けるかがポイントになります。
冬場の底冷え対策が必要

土間のデメリットは、冬場に底冷えしてしまうため、土間に使える床暖房設備や間仕切りを導入しないと寒いということです。
土間を物置きとして活用したいだけであれば、土間と隣接する部屋と土間との間に間仕切りを設置すれば解決するでしょう。
もし、土間を作業スペースとして使いたければ、土間用の床暖房を付けることをおすすめします。
幼いお子さんやペットがいないご家庭では、薪ストーブを導入している方も多いです。
将来的には段差が不安
玄関に、段差がある土間を作ってしまうと、将来的にバリアフリーに対応しなくなることが多いので、今後の暮らし方に支障がないか注意しましょう。
できれば、段差が低めの土間にリフォームしておくと良いですね。
マンションでも土間を作れるか

ところで、土間があるマンションというのは、あまり聞いたことがないですよね。
新築を探すときに、土間がある物件は見つけにくいですが、戸建てでもマンションでも、土間のある家にリフォームする家は増えつつあります。
マンションに土間を作りたい場合は、間取りを変更することになるケースが多いので、他の箇所と合わせてリノベーションすることを検討するのが良いでしょう。
土間をどのように使いたいかを先に考えておくと、スムーズに施工プランを組めるはずです。
玄関からリビングまで続く形にしたい、自転車やアウトドア用品の置き場を作りたい、休日にDIYを楽しむ場所にしたい、など、目的によって必要な土間の広さを決められます。
また、物置きにするか、土間スペースで作業するかによって、暖房や間仕切りの設置の必要性も変わってきます。
土間リフォームの費用相場

土間をリフォーム・リノベーションで新設したいときの工事費用は、土間を作りたい箇所の状況によるので、具体的な金額を紹介するのは難しいところです。
ただ、元からある土間の床や壁をリフォームする場合の費用を、参考までにご紹介しておきましょう。
例えば、3畳程度の広さの土間でしたら、30万円前後で施工できます。
新しく作った床の材料や工事費用、元々あった床材・壁紙・壁材の撤去費は最低限必要になります。
収納や床暖房を土間に設置する場合には、もちろん部材や設備機器の追加費用がかかるので、まずは現地調査の際にリフォーム会社のスタッフと相談するのが確実です。
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土間のおしゃれな活用例
それでは、真似したくなるおしゃれな土間の活用例をチェックしてみましょう。
土間リフォームを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
土間収納として
画像引用:パナソニックホームページより
URL : http://sumai.panasonic.jp/sumai_create/imgsearch/sumu2/detail_display_32.html
現在、土間の使い方として一番多いのは収納スペースとしてです。
土間収納は玄関の一部に納戸のような土間部分を設け、ゴルフバッグやアウトドア用品、子供の三輪車など大きくて外で使うために部屋の中にあまり持ち込みたくないものを収納できるので大変人気です。
ジャケットや帽子をおしゃれに飾る
出掛けるときに羽織るジャケットや、帽子をフックにかけて土間にディスプレイしておいてもいいかもしれません。
そばにベンチを置けば、おしゃれに見えますし、靴を履いたり脱いだりする際に座れるので、お客様にも喜ばれます。
観葉植物を飾っても、ナチュラルな雰囲気にぴったりでいいですね♪
自転車やバイクをディスプレイ

土間は趣味のスペースとしても活用できます。
愛用の自転車やバイクを土間に持ち込むと、運転するときだけでなく、常に自分のそばに置いて眺める楽しみができます。
雨に濡れることもなく、土間で手入れをすることもできるので、便利ですね。
土間をくつろぎスペースとして
土間にダイニングテーブルを置くと、お庭とゆるやかなつながりを持つオープンなスペースになります。
土間は夏は足元が涼しく、冬は窓から差し込む日差しの熱が土間に蓄えられて暖かく快適です。
汚れても水洗いできて掃除がしやすいのも魅力です。
ペットの居場所として

土間はペットが過ごす場としても適しています。
夏はひんやり、冬は暖かいためペットにとって居心地の良いスペースになります。
また、簡単な洗い場を置くとペットの足洗い場にもなります。
土間は水洗いできるので汚れも気になりません。
家の中から常にペットの様子を見ることができ、コミュニケーションをとるのに最適な場所になります。
土間があると、アイデアが広がり様々な使い方ができますね。
リフォーム・リノベーションされるときや、新築のデザインを考える際に、土間のある家をぜひ検討してみてください。
【この記事のまとめ&ポイント!】
土間のメリット・デメリットを教えてください。 |
---|
「空間に広がりができる」などのメリットがあります。 一方で「冬場の底冷え対策が必要になる」などのデメリットがあるため、計画的にリフォームしましょう。 |
リフォームで、マンションに土間を作ることは可能ですか? |
マンションにて、土間のある家にリフォームされるご家庭は増えつつあります。 ただ間取りを変更することになるケースが多いため、他の場所と一緒にリフォーム・リノベーションすると良いでしょう。 |
土間をリフォームする場合、費用はいくらくらいですか? |
「元からある土間の床・壁をリフォーム」する場合は、3畳程度の広さであれば、30万円前後です。 リフォーム・リノベーションで「土間を新設」する費用については、土間をつくりたい箇所の状況によるため一概には言えません。 いずれにしても、リフォーム会社に相談してみるのが確実です。 |
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