玄関の引き戸リフォームにかかる費用はいくら?安くする方法を解説

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玄関の引き戸リフォームにかかる費用はいくら?安くする方法を解説

更新日:2024年03月07日

両開きの引き戸がある玄関

「玄関の引き戸リフォームにかかる費用はいくらくらい?」このような悩みをお持ちの方もいますよね。玄関の引き戸リフォームにかかる費用は、引き戸本体の費用と工事費用を合わせて平均30〜50万円です。
そこで本記事では玄関の引き戸リフォームにかかる費用相場とともに、費用を安くする方法について解説します。玄関の引き戸リフォームを検討している方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

玄関の引き戸のリフォームにかかる費用相場

木造の家の玄関入り口と木目調の廊下

玄関の引き戸のリフォームにかかる費用の相場は「30〜50万円」です。

内容 費用相場
引き戸本体代 13〜35万円
工事費 6~30万円
※間口変更を伴う場合、高額になりやすいです。

玄関の引き戸のリフォームにかかる費用は大きく分けて、「引き戸本体の費用」と「工事をするための費用」です。
引き戸にも色々な種類・グレードがあり、価格もさまざまです。
もちろん引き戸のサイズによっても価格は異なり、大きくなればなるほど高くなります。

工事費用には、古い戸を撤去処分する費用や破損した内装の修繕費などが含まれます。
「玄関を引き戸にするリフォーム事例をご紹介」でどのようなリフォームがどれくらいの費用で施工されているかご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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玄関の引き戸のリフォームを安くする方法

和風の引き戸がある玄関の入り口

玄関の引き戸のリフォームを安くする方法には、次の2つがあげられます。

● 複数社に見積もりを依頼する
● 補助金を利用する

上記の安くする方法について以下より解説していくので、費用をできるだけ抑えて玄関の引き戸のリフォームがしたい方はぜひ参考にしてください。

複数社に見積もりを依頼する

玄関の引き戸のリフォームの費用を安くする際に、複数社に見積もりを依頼するのも良いでしょう。
業者によって工事費用は異なるので、複数社の見積もりを比較し、相場を知ることが大切です。

2〜5社程度に見積もりを依頼して安い業者を探すのがおすすめですが、費用相場から異常に安い場合は注意が必要です。
異常に費用が安い場合、後々「問題が見つかった」と言って追加請求をしてくる恐れがあります。

費用が相場より安い場合は、業者になぜ安いのか、問題が見つかった場合の費用はどうなるかを確かめておきましょう。

>> 失敗しないリフォーム計画の立て方

補助金を利用する

補助金の利用で、玄関の引き戸のリフォームの費用を抑えられます。
玄関の引き戸のリフォームで利用できる補助金には、「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」と「こどもエコすまい支援事業」の2つがあります。

制度名 既存住宅における断熱リフォーム支援事業 こどもエコすまい支援事業
補助金額 補助対象経費の1/3以内
【上限金額】
戸建住宅:120万円/戸
集合住宅:15万円/戸(断熱改修に併せて玄関ドアも改修する場合は上限20万円/戸)
開口部の断熱改修:最大45,000円
※引き戸と他の対象箇所のリフォーム工事を合わせて補助金額が合計5万円以上が対象。
申請期間 2023年6月公募
2023年6月23日(金)~2023年8月10日(木)17時メール必着
※公募スケジュールは、年数回を予定しております。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
2022年11月8日~交付申請まで(遅くとも2023年12月31日)

各補助金は条件や補助金額が異なるので、次の内容を参考にしてください。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

「既存住宅における断熱リフォーム支援事業(通称:旧・断熱リノベ)」は、一戸建て住宅やマンションにおいて、断熱工事の際に利用できる補助金制度です。
補助対象製品には玄関ドアの他に、窓やLED照明、蓄電システムなどがあります。

既存住宅における断熱リフォーム支援事業の申請期間や適用条件について下記表にまとめたので、気になる方はぜひ参考にしてください。

制度名 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
補助金額 補助対象経費の1/3以内
【上限金額】
戸建住宅:120万円/戸
集合住宅:15万円/戸(断熱改修に併せて玄関ドアも改修する場合は上限20万円/戸)
申請期間 2023年6月公募
2023年6月23日(金)~2023年8月10日(木)17時メール必着
※公募スケジュールは、年数回を予定しております。詳しくは公式ホームページをご確認ください。
対象者 【戸建住宅の場合】
● 所有者又は、所有予定者
● 対象となる住戸に住民票を置く居住者
【集合住宅の場合】
● 所有者又は、所有予定者
● 賃貸住宅の所有者
もしくは
● 管理組合等の代表者
● 賃貸住宅の所有者
適用条件 ● 玄関ドアは、窓による改修と同時に導入する場合のみ補助対象とする
● 改修する場合は、次のA)~C)のいずれかの要件を満たすこと
A)熱貫流率が4.65W/(㎡・K)以下であること
B)戸と枠が所定の組み合わせであること
C)建具内部の断熱材の仕様からA)またはB)と同程度の性能と判断されること
※出典:「既存住宅における断熱リフォーム支援事業公式サイト」(環境省)を加工して作成。

>> 断熱リフォームの種類を解説!

こどもエコすまい支援事業

※「こどもエコすまい支援事業」は予算上限に達したため、2023年9月28日をもって交付申請(予約を含む)の受付を終了しました。詳しくは公式ホームページをご確認ください。

こどもエコすまい支援事業は、省エネリフォームなどすべての世帯へ支援を行う事業です。
対象となるリフォーム工事は、開口部や外壁、屋根や床の断熱改修などです。

こどもエコすまい支援事業の申請期間や適用条件について表にまとめたので、参考にしてください。

制度名 こどもエコすまい支援事業
補助金額 開口部の断熱改修:最大45,000円
※引き戸と他の対象箇所のリフォーム工事を合わせて補助金額が合計5万円以上が対象。
(省エネ基準レベル・ZEHレベルによって補助金額は異なります)
申請期間 2022年11月8日~交付申請まで(遅くとも2023年12月31日)
対象者 ● こどもエコすまい支援事業者と工事請負契約等を締結し、リフォーム工事をする方
● リフォームする住宅の所有者等であること
適用条件 ● 既存のドアを取り除き、新たなドアに交換するもの、および新たにドアを設置するものであること
● 省エネ基準レベルもしくはZEHレベルの基準値を満たしていること
● 性能を証明する書類・工事が行われたことを証明する書類を提出すること
※出典:「こどもエコすまい支援事業公式サイト」(国土交通省)を加工して作成。

>> こどもエコすまい支援事業(受付終了)について詳しく知りたい!

上記の制度以外にも玄関ドア・玄関のリフォームで活用できる制度もあります。
また、自治体でも補助金・助成金制度を実施しているところもあるので、気になる方は自治体の窓口で相談してみるのも良いでしょう。

>> 【最新版】玄関ドア・玄関のリフォームで活用できる補助金制度をご紹介!

玄関を引き戸にするリフォーム方法2種類

白壁基調の玄関入り口に立てかけてある引き戸

玄関を引き戸にするリフォーム方法は、次の2種類です。

● はつり工法
● カバー工法

それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。

はつり工法

はつり工法とは、枠ごと交換する昔ながらの施工方法です。
枠周りの壁や床を削ったり切ったりして、はめるため、枠をはめたあとに周りの部分の補修が必要になります。

はつり工法のメリット・デメリットは次の通りです。

はつり工法のメリット ● 既存の扉と同じ大きさを施工できる
はつり工法のデメリット ● カバー工法より高額になる
● 施工日数が長い
● 施工時に騒音が出る恐れがある

はつり工法は補修する工程があるので、カバー工法と比較すると、費用や施工日数が多く必要です。
はつり工法で玄関を引き戸にするリフォームする場合は、約2〜3日かかります。

カバー工法

カバー工法は、既存の枠にカバー枠を取り付ける方法です。
カバー工法は既存の枠を取り外す必要がないため、壁の補修など大規模な工事は行いません。

カバー工法のメリット・デメリットは次の通りです。

カバー工法のメリット ● 施工日数が短い
● はつり工法より費用を抑えられる
カバー工法のデメリット ● 開口部が既存のものよりひとまわり小さくなる

カバー工法は既存の枠の内側にカバー枠を取り付けるので、開口部がひとまわりほど小さくなってしまいます。
しかし壁の補償工事などがなく、簡単に玄関ドアが交換できるため約1日で施工可能です。
費用もはつり工法と比較すると、修繕費や既存枠の撤去費用がない分、比較的リーズナブルになっています。

玄関を引き戸にするリフォームの費用を抑えたい方には、カバー工法での施工がおすすめです。

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玄関の引き戸リフォームで知っておきたいこと

和式の木目調の引き戸がある玄関

玄関の引き戸リフォームを検討している方は、次の3点について確認しておきましょう。

● 引き戸は防犯性が低い
● 戸の開閉が重たく感じる場合がある
● 気密性が低い

上記の知っておきたいことについて以下より詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

引き戸は防犯性が低い

引き戸は防犯性が低い点がデメリットです。
引き戸はガラス部分が割られやすく、扉が薄く鍵が短いのでピッキングされやすい傾向にあります。

ピッキングへの対策は、次の方法がおすすめです。

● 複製が難しいといわれているディンプルキーの採用
● 「サムターン回し」を防げる脱着サムターンの採用

玄関を引き戸にする際は施工会社の担当と相談して、防犯面も対策しましょう。

戸の開閉が重たく感じる場合がある

玄関を引き戸に変更することで、戸の開閉が重たく感じる場合があります。
近年の引き戸は防犯性の観点から扉自体が厚くなっており、重量が増加傾向にあります。

開けやすいように引き戸に変更したのに、重くて開けにくくては意味がないですよね。
玄関を引き戸に変更する場合はショールームで実際の開け具合を体感しておくとよいでしょう。

気密性が低い

玄関引き戸のデメリットには、気密性が低いことがあげられます。
引き戸は開戸と比較して隙間が多く、空気が逃げやすくなっているので、外気温に影響を受けやすくなってしまいます。

近年では機密性の高い高性能な引き戸も販売されているので、施工会社の担当に相談してみましょう。

玄関を引き戸にするリフォーム事例をご紹介

住宅街に建つ二階建ての白い一軒家

玄関を引き戸にするリフォーム事例を4つご紹介します。

● 古くなった玄関を和モダンに
● 日の光がしっかりと入る玄関に
● ぺアガラスで省エネに
● 1日でできる玄関の引き戸交換

玄関を引き戸にするリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

事例1:古くなった玄関を和モダンに

住宅の種類 一戸建て
建物構造 木造軸組み工法
築年数 27年
施工日数 12日間
(他の箇所も込み)
リフォーム費用概算 約75万円
施工会社 Re:rise-リライズ-

古くなった玄関を雰囲気を損なわない和モダンな玄関にリフォームしました。
以前の玄関扉は天然木製のため「ゆがみ」や「やせ」などが生じていました。

玄関内部も床の色剥げやキシミが生じていたので、白木の床とグレーのタイルに変更して、モダンな感じに仕上げています。

>> この事例の詳細を見る

事例2:日の光がしっかりと入る玄関に

住宅の種類 一戸建て
建物構造 RC造(鉄筋コンクリート造)
築年数 40年
施工日数 1日間
リフォーム費用概算 約350万円
(他の箇所のリフォーム費用込み)
施工会社 株式会社HARA建築工房

日の光も入るしっかりしたリクシルのリシェント玄関引戸を採用。
以前の玄関は風の強い日にガタガタと揺れていましたが、変更でしっかりとした玄関引き戸になりました。

間口も大きくなったので、車椅子やベビーカーでも楽に入れます。

>> この事例の詳細を見る

事例3:ぺアガラスで省エネに

住宅の種類 一戸建て
建物構造 木造軸組み工法
築年数 30年
施工日数 2日間
リフォーム費用概算 約30万円
施工会社 株式会社ヤマヒサ 名古屋支店

見た目だけでなく機能面でも現代の生活スタイルに合った、使い勝手のいい家にリフォームされました。
この事例のお客様からは、老朽化が激しいので現代風の使い勝手がいい家にしたいと要望がありました。

玄関にはペアガラスを使用し、省エネ効果を高めています。

>> この事例の詳細を見る

事例4:1日でできる玄関の引き戸交換

住宅の種類 一戸建て
建物構造 木造軸組み工法
築年数 20年
施工日数 1日間
リフォーム費用概算 約50〜100万円
(他の箇所のリフォーム費用込み)
施工会社 株式会社匠工房

玄関引き戸は1日で工事ができるLIXILの「リシェント」を提案しました。

>> この事例の詳細を見る

費用を抑えて玄関を引き戸にリフォームしてみよう

木造の玄関の引き戸の扉

玄関の引き戸リフォームにかかる費用は平均で30〜50万円です。
費用を安く抑えるためには補助金を利用したり、複数社に見積もりを取ったりすると良いでしょう。

玄関の引き戸リフォームの施工方法の検討も大切です。「カバー工法」と「はつり工法」など、費用を含めイメージにあったリフォームができる施工方法を選ぶことをおすすめします。
本記事の内容を参考に、玄関の引き戸リフォームをご検討ください。

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