廊下に壁面収納を造作
廊下に収納スペースを設けるうえで最も収納容量が多いのは、天井までの高さを活用できる壁面収納です。
廊下の幅があまり無い場合は、高さがあり、圧迫感が出てしまうので、棚の色を白にしたり、明かりを多くつけたりするのがおすすめです。
また、収納部分と部屋の扉の色を統一すると、見た目が美しくスッキリとした空間になります。
棚の一部をディスプレイ用にしてもいいですね♪
お気に入りのアイテムを飾っておけばお客様を通す際にも恥ずかしくないおしゃれな場所になります。
扉は、引き戸タイプも開けるときの廊下の幅を気にしなくていいので、おすすめです。
開き戸にする場合は、廊下の幅や、向かい側に扉や階段がないところなどを選ぶようにしましょう。
マンションの廊下の壁も収納設置可能
マンションの壁でも、コンクリート製でなければ廊下収納リフォームが可能です。
基本的にマンションの間仕切り壁は、厚みが7cmほどで、中は空洞になっています。
この7cm近い空洞を利用して、収納を造作できるのです。
壁の厚み部分を利用して作る収納は、「壁厚収納」「壁埋め込み収納」などとも呼ばれており、施工は簡単。
7cm以上の奥行きを取りたい場合には、部屋側にある壁を厚くして、壁全体を間仕切り収納にすることもできます。
このとき、廊下側の壁を厚くするのはNGです。
廊下が狭くなってしまっては、日々の生活に支障が出るだけではなく、冷蔵庫やソファなどの大きな家電や家具を新調する際、運びこむことができなくなってしまうからです。
後付けも可能なオープン棚
「家を建ててから収納スペースの少なさに気づいた」という悩みは決して珍しいものではありません。
そんな場合に対応しやすいのがオープン棚の設置です。
廊下の壁面に棚を取り付けるだけで、かなりの収納スペースを作ることができます。
オープン棚の魅力は、幅や高さを自由に設計できるところ。
物を出し入れしやすいので、小さなお子さんでもお片づけの練習ができますね♪
本や雑誌をしまったり、お客様が通る場所であれば、写真や雑貨、植物などを飾るのもおすすめです。
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両側に収納を置くなら対角線上に
廊下の両側に収納スペースを設ける場合は、対角線上に棚を設置するのも一つの方法です。
片側の窓の下にオープン棚を、その対角線上にあたる壁の上部には引き戸付きの棚を作ると、片面の壁側の下部にかなりのゆとりが生まれるので、廊下が広々とした空間に感じられます!
廊下は床下収納にもぴったりの場所!
廊下の壁面にスペースの余裕があまりない場合は、床下に着目してみましょう!
床下収納は床面積を増やさずに収納スペースを確保できる、非常に合理的な方法です。
床下収納にもいろいろな種類やサイズがあるので、まずは廊下に適した物を選びましょう。特に細長いタイプはぴったりです。
床下収納の開口部はフローリングの一部を切り取って作るため、金属の枠組み以外は全て元通りのままで済みます。
廊下に設置しても見た目にはほとんど違和感がないのが嬉しいですね。
玄関の側につくれば、靴の収納にも便利で役立ちますよ。
廊下の天井も有効スペース
元の天井の高さにもよりますが、廊下の天井も収納に利用できる場合があります。
幅によっては、突っ張り棒で代用してもOKですね。
ただし、耐荷重に限度があるので注意してください。
また、万一落下しても大丈夫な物だけを置くようにするよう気をつけましょう。
和の家なら
和の家の場合は、収納の扉をふすまにすると、家の雰囲気を壊しません。
また、収納の足元をあけて光を取り込むと廊下が明るくなります。
階段部分を活用
階段の手すり部分を本棚として活用しても良いでしょう。
この方法なら、廊下側に場所をとらなくていいですね。
階段上・下も使える
奥行きは限られてしまいますが、デッドスペースになりがちな階段上・下も有効に利用できますよ。
扉や棚を上手にはめこんで、作った形に合うサイズの本や小物を片付けてしまいましょう♪
吹き抜けの手すりをうまく利用して
2階の手すりは吹き抜けを作る時に必ず必要なもの。
その幅の分だけ収納スペースを作れば、余計な場所を取らずに収納場所を確保できますね。
廊下の向こうまで棚が続くから、蔵書などをしまう際にぴったりの場所。
本が多すぎて困っているという人におすすめの活用例です!
周りの木材ともきれいに調和させれば、すっきりした印象になります♪
余裕があれば、一部を机にしてもいいですね。
収納付きのベンチを設置
工事はちょっと難しいという方には、廊下にさりげなく、収納付きベンチスツールを置くのも簡単な方法です。
日光が気持ち良く当たる廊下なら、憩いのスペースとして使ったり、座布団などを干したりしても良いですね。
オーダーメイドの収納付きベンチを付けるという賢い技もありますよ。
デッドスペースになりがちな変わった形のコーナー部分だって大活躍します!
【この記事のまとめ&ポイント!】
マンションでも、リフォームで廊下に壁面収納を設置することは可能ですか? |
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マンションの壁でも、コンクリート製でなければ基本的には設置可能です。 仕切り壁の中の空洞を利用して、収納スペースを造作できます。 |
廊下の壁面スペースに余裕がないのですが、収納を追加することはできますか? |
床下収納を設置できる可能性があります。 例えば玄関の近くなら、靴を片付けたい場合に役立つでしょう。 |
廊下の天井も、収納スペースとして有効活用できるでしょうか? |
元の天井の高さにもよりますが、活用可能な場合があります。 ただし、万一落下しても大丈夫な物だけを置くよう、注意しましょう。 |
廊下を収納スペースとして活用するというアイディアは意外と盲点。
しかし、工夫次第で十分な場所を確保できることがよく分かりますね。
リフォームする際にはプロの意見を参考に、どのようなタイプの収納がいいか吟味してみましょう!
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