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お風呂でテレビを見る方法
お風呂でテレビを見る方法としては、「壁掛け式」「埋め込み式」のテレビを設置するか、「ポータブル」タイプのテレビを持ち込むか、の3パターンがあります。
まずはそれぞれの違いについて、解説しましょう。
壁掛け式
薄型のテレビが多い最近は、お風呂に壁掛け式のテレビを付ける方が多いです。
壁掛けキットが付属している防水テレビを購入し、ご自身で設置される方もいますが、業者に取り付けてもらった場合、万一壁に固定したビスがはずれてテレビが脱落してしまっても、保証期間内であれば損傷箇所の原状回復を行ってもらえるので安心でしょう。
埋め込み式
画像引用:LIXILホームページより
URL : http://www.lixil.co.jp/lineup/bathroom/default.htm#lxl-datalist
埋め込み式のテレビは、安定感があり、贅沢な気分を味わえます。
建物のアンテナから、お風呂用テレビのアンテナを分配・接続する工事になることが多く、室内テレビと同様の高画質を堪能できます。
埋め込み式の場合、テレビの交換が必要になったときに工事費がかかってしまうというデメリットがあります。
ポータブル
手軽に取り入れられるのは、持ち運びできるポータブルテレビでしょう。
工事費がかからないという利点がある一方、充電が必要で、また電波がお風呂まで届かないと映りません。
お風呂の電波状況が良いどうか、ポータブルテレビを購入する前に確認しておくことをおすすめします。
ちなみにポータブルテレビには、ワンセグとフルセグの2種類があります。
浴室で電波が受信できるかどうか、フルセグ対応の携帯電話で試すことはできますが、フルセグはワンセグよりもデータ量が大きいです。
このため、ワンセグ携帯では映っても、購入したポータブルテレビがフルセグだった場合、きれいに映るとは限らないので注意しましょう。
お風呂の携帯テレビは電波が入りにくい
ところで電波は、建物や壁などの障害物に当たると反射する性質があり、反射を繰り返すことによって届きにくくなっていきます。
無線LANやWi-fiなどを家の中に設置していても、壁が多い浴室ではデータを受信しづらくなるのです。
実際、浴室まで電波が届かないケースは多いので、アンテナの増設工事が必要になる可能性も考えておきましょう。
なお、屋内の卓上型ブースターを活用したり、室内テレビから無線でワイヤレスモニターに映像を送ったりという方法もあります。
電波の確保が面倒な場合には、埋め込み式のお風呂テレビの取り付けも選択肢の一つにして、浴室テレビの施工に慣れたリフォーム会社と相談してみると良いでしょう。
お風呂にテレビを設置できる条件
初めてお風呂にテレビを設置したいという方は、まずご自宅の浴室がテレビを設置できる環境かどうかをチェックしてみてください。
テレビを取り付けられる浴室の条件としては、以下の2点が挙げられます。
- ユニットバスである
- 浴室の天井に、専用ケーブルを通せる点検口がある
テレビの専用ケーブルを、点検口から壁内を通してテレビ本体に繋げなくてはいけないため、浴室の天井の点検口は必須です。
ただし浴室に点検口がなくても、追加工事をすればテレビを付けられることもあります。
「天井に点検口がないユニットバスだけど、テレビを付けたい」という方は、一度業者に見てもらうと良いでしょう。
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セルフでの取り付け・交換は危険!?
電気系統の仕組みに詳しい方の中には、「テレビの設置工事なら自分でできそう」と思う方もいるかもしれませんが、電気工事は資格を有している人しかできない決まりになっています。
素人の方が行うと、配線の途中で感電したり、漏電を引き起こしたりする原因にもなりかねません。
浴室テレビの取り付け・交換工事は、必ず業者に依頼するようにしましょう。
工事は2、3時間程度で完了する場合がほとんどです。
日中に行えばその日の晩にはもうお風呂でテレビを見ることができるので、プチリフォームにぴったりのプランだと言えますね♪
浴室テレビの工事費用・価格・値段
ちなみに浴室にテレビを設置するための費用ですが、本体価格8~10万円以上+工事費2~4万円程度が目安です。
しかし、給湯リモコンが取付面に設置されている場合や、配線処理などが必要になるとさらに施工費がかかるので、注意してください。
テレビは本体価格を基準に選びたい方もいらっしゃると思いますが、もし浴室を全面的にリフォームすることを検討されている場合、セットプランで頼めることが多いので、テレビ付きのユニットバスの機器を比較してみるのがおすすめです。
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浴室テレビの取り付け工事の流れ
お風呂にテレビを取り付ける工事の手順についても、簡単にお話ししておきましょう。
まずはテレビを取り付ける場所を決め、配線を通すための穴を開けます。
次に天井裏の配線を行います。
各部屋のテレビにつながっているアンテナ線の分配器に、浴室用のアンテナ線を新たに接続。
さらに、浴室の天井裏にチューナーを設置します。
チューナーに接続したコードは天井裏から壁の内側を通って浴室の壁面に開けた穴へと通します。
最後にテレビ本体を設置すれば完成!
配線の仕方は各家庭によって異なりますが、大まかな流れはこのような感じになります。
浴室テレビを設置できる環境にあるかどうか、お風呂の壁面にテレビを取り付けるスペースを確保できるかといった問題もそれぞれ違うため、まずは専門の業者に見積もりを頼んでみましょう。
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お風呂用テレビのサイズ目安
お風呂用テレビは小さいものでは5型、大きいものでは22型や32型のものまであります。
中でも人気があるサイズは、10~15型です。
画面が大きいものを選ぶと、価格はアップしてしまいますが、見やすくなり臨場感を味わえます。
ただ、入浴中の短時間しか鑑賞しないのであれば、10型程度でも充分という考え方もあります。
お風呂全体のバランスも考えて、好みのサイズのテレビを選びましょう。
人気のお風呂用テレビ(壁掛け式・埋め込み式)
それでは最後に、6メーカーの人気のある浴室・お風呂用テレビ製品の中から、壁掛け式・埋め込み式のものをご紹介します。
浴室テレビの後付けや交換を考えている方は、参考にしてみてください。
パナソニックの浴室テレビ
まずは家電製品のトップクラスでもあるパナソニック社の、ワンセグ放送対応バステレビ「5V型 GK9HX510」。
有線アンテナ接続で、安定した美しく滑らかな映像を堪能できます。
薄型・軽量なLEDバックライトが採用されているので、浴室空間にすっきり納まるコンパクトサイズを実現しています。
また、同じシリーズでサイズが少し大きめの、「16V型 GK9HX1600」も販売されています。こちらは地デジ放送に対応しており、より高画質でのテレビ鑑賞が可能になっています。
リンナイの浴室テレビ
リンナイ社で好評な商品は、デジタルハイビジョン浴室テレビ「12V型 DS-1201HV(A)」。
従来品と比べ、下や斜めの角度からでも見やすい画質です。
データ放送にも対応しており、美しい映像や広がりある音の響きに癒される入浴時間を得ることができるでしょう。
リビングのブルーレイレコーダーやDVDレコーダーと接続すれば、録画した番組も視聴可能です。
浴室テレビは小型で良い、安価な製品で充分という方に人気なのが、ワンセグ浴室テレビ「5V型 DS-501」。
LEDバックライト液晶を採用し、解像度とコントラスト比もさらに改良されて、コンパクトながらも高画質に。
従来のものより消費電力が55%近くも削減され、省エネ・長寿命のテレビを実現しました。
ノーリツの浴室テレビ
画像引用:ノーリツホームページより
URL : http://www.noritz.co.jp/product/etc/ytvd-1201w-rc.html
ノーリツの一押しは、地上デジタルハイビジョン液晶防水テレビ「12V型 YTVD-1203W-RC」。
28.5mmの薄型ボディは、設置場所の美観を損なわない自然なレイアウトを作り出します。
操作方法はリモコンの他、表示パネルに触れるだけでOKの静電方式のタッチパネルスイッチも使用できます。
フラットなデザインなので、お手入れしやすいのも特長です。
ワーテックスの浴室テレビ
ワーテックス(WATEX)社は、さまざまな業者が勧めるお風呂用テレビの種類が豊富です。
中でも売れ行き好調なのが、浴室地上デジタルチューナー内蔵防水テレビ「16型 WMA-160-F」。
こちらもタッチパネルスイッチを採用しているので、操作が簡単かつお掃除にも便利な設計スタイル。
本体カラーは、ピアノブラックとパールホワイトの2色から選べます。
ツインバードの浴室テレビ
ツインバード社からは高機能な「16V型浴室テレビ VB-BS165」が販売されています。
バックライトに省電力・長寿命のLEDが搭載されており、地デジ・BS・110°CS衛星放送を楽しめます。
DVD機器とも接続可能です。
パネルカラーはブラック・ホワイトの2種類。すべて国内の工場で製造されているので、品質も安心ですね。
LIXIL(リクシル)の浴室テレビ
リクシルの浴室テレビは、地デジ放送をハイビジョンで楽しめる「12型 BTV-1202D」がおすすめです。
外部機器を接続すれば、浴室テレビのリモコンを使用してDVDなどの再生が可能となります。
また、リクシルからは、浴室テレビとしてはかなり大きめの「32型 BTV-3200D」が販売されています。
こちらも地デジ放送に対応しているので、迫力のある映像をお風呂でも楽しみたいという方にはぴったりですね。
浴室テレビの設置工事に必要な大体の流れがお分かりいただけたでしょうか?
テレビがあればお風呂の時間がさらに楽しくなります。一人でゆっくりと、家族でワイワイとなど、いろいろなスタイルでエンジョイしたいですね!
【この記事のまとめ&ポイント!】
お風呂にテレビを設置できる条件は、何ですか? |
---|
「ユニットバスである」「浴室の天井に、専用ケーブルを通せる点検口がある」という2つの条件があります。 |
セルフでの浴室テレビの取り付け・交換は危険ですか? |
電気工事は、資格を有している人しかできない決まりになっています。 素人の方が行うと配線の途中で感電したり、漏電を引き起こしたりする原因にもなりかねません。 浴室テレビの取り付け・交換工事は、必ず業者に依頼するようにしましょう!詳しくは、こちら。 |
浴室テレビの工事費用は、いくらくらいですか? |
「本体価格:8~10万円以上」+「工事費:2~4万円程度」が目安です。 ただし、給湯リモコンが取付面に設置されている場合や、配線処理などが必要になると、さらに施工費がかかります。 詳しくは、こちら。 |
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