シューズクロークをリフォームするメリットとデメリット
シューズクロークをリフォームすると、どのようなメリットとデメリットがあるのかご紹介します。
ぜひ、工事前に確認して、デメリットの対処法をチェックしておきましょう。
メリット
シューズクロークをリフォームするメリットには、主に以下の3つがあります。
● 玄関に物が溢れない
● 外で使う物を住宅内に収納できる
● 玄関から室内までスムーズに入れる
それぞれのメリットの具体的な内容を以下で解説します。
玄関に物が溢れない
シューズクロークを設置すると、玄関に靴や物が溢れずにすみます。
玄関は靴や物が散乱しやすいですが、広々とした収納箇所があればそこにしまえるようになります。
整頓された快適な空間となるでしょう。
また、急な来客時もすっきりとした玄関で迎えられます。
外で使うアイテムを住宅内に収納できる
シューズクロークには、ベビーカーやアウトドア用品など外で使用するアイテムも収納できます。
住宅内に収納がないと、外の倉庫に置いたり、玄関先に放置したりするケースが多いです。
しかし、シューズクロークに外で使うアイテムも収納しておくと、管理や出し入れがしやすくなります。
玄関から室内に入るまでの動きがスムーズになる
シューズクロークにコートやバッグなどを収納できるようにしておくと、玄関で身軽になって室内に入れるようになります。
反対に、外出する際も玄関ですぐに身支度ができるため、大変便利です。
デメリット
シューズクロークを設置するデメリットは、以下の3つです。
● 玄関が狭くなってしまう場合がある
● 悪臭やカビが発生しやすくなる
● 使わなくなる場合がある
それぞれのデメリットの具体的な内容を、以下で解説します。
玄関が狭くなってしまう場合がある
シューズクロークのデザインや間取りによっては、玄関のスペースが狭くなってしまう場合があります。
リフォームできる箇所よりも大きなサイズのシューズクロークを設置すると、玄関まで場所を取ることになるため、出入りの際に窮屈に感じるでしょう。
そのため、施工前には玄関に適度な広さを残せるようにリフォームプランを考えるようにしましょう。
悪臭やカビが発生しやすくなる
シューズクロークのドアを閉めると内部の湿度が高くなり、悪臭やカビが発生しやすくなります。
換気扇や扇風機などを設置して、内部の湿度が上昇しすぎないようにしましょう。
また、濡れたアイテムはできるだけ乾かしてから収納することも、悪臭やカビを防ぐ大切なポイントです。
場合によってはシューズクロークを使わなくなってしまう
シューズクローク内に物を収納しすぎると、使いにくくなり放置してしまうケースがあります。
少しでも使いやすくするためにも、きれいに整理するように心がけておきましょう。
シューズクロークのリフォームにかかる費用相場
シューズクロークをリフォームする際の費用相場は、施工方法によって異なります。
もともとスペースがある場所にリフォームする場合は、おおよそ20〜40万円が費用相場となります。
土間になっている玄関に新設する場合は、1畳あたり30〜50万円ほどが必要となるでしょう。
ただし、デザインやサイズなどによって実際の費用は変わってくるので、上記の相場は目安としてお考えください。
\得意な業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
シューズクロークをうまく活用するためのポイント
シューズクロークをうまく活用するために押さえておきたいポイントは、以下の4点です。
● 収納するアイテムを決めておく
● 使いやすいタイプにリフォームする
● 使いやすい広さで設計する
● 可動式の棚を設置する
それぞれのポイントの内容を、以下で解説していきます。
施工後も快適に活用できるように、ぜひポイントをチェックして実践してみてください。
収納するアイテムを決めておく
収納するアイテムをあらかじめ決めておくことで、片付けがしやすくなります。
シューズクロークに収納される主なアイテムは、以下のような物が多いです。
● 靴
● 傘
● ベビーカー
● コートや帽子など
● スポーツ用品
● 自転車
● アウトドア用品
家族構成や趣味などを考慮しながら、収納するアイテムを決めておきましょう。
使いやすいタイプのシューズクロークにリフォームする
ご家族にとって使いやすいタイプのシューズクロークを設置することも、大切なポイントです。
シューズクロークのデザインには、大きく分けて「ウォークインタイプ」または「ウォークスルータイプ」があります。
さらに、ドア付きの「クローズタイプ」かドアなしの「オープンタイプ」か選べます。
どのようなタイプがご自宅では使いやすいのか、家族構成や生活スタイルからよく検討しておきましょう。
以下にて、それぞれのタイプの特徴とメリット・デメリットを解説していきます。
ウォークインタイプ |
---|
玄関横の壁に収納スペースを設けたタイプ。
出入口は1つのみ。 ●メリット
リフォームの工程が少なく、費用が安い。 ●デメリット
使用頻度の高い靴をしまうと取り出すのが面倒。 |
ウォークスルータイプ |
玄関と室内側の2箇所に出入り口を設けたタイプの収納スペース。
リビングなどの室内からシューズクロークを経由して玄関に出られる。 3畳ほどの広さで施工する場合は、50〜100万円ほどかかるケースが多い。 ●メリット
玄関から室内に入る途中に上着や荷物などを収納でき、生活動線がスムーズ。 ●デメリット
ウォークインタイプよりもスペースが必要になり、その分費用が高い。 壁が1面少ない分、ウォークインタイプよりも収納量がやや少ない。 |
クローズタイプ |
---|
出入口にドアが付いているタイプ。
●メリット
収納したアイテムを隠せるため、来客時に安心できる。 ●デメリット
靴などの臭いがこもりやすい。 出し入れの度にドアを開ける手間がある。 |
オープンタイプ |
ドアがないタイプ。
見せる収納を楽しみたい方に向いている。 ●メリット
臭いがこもりにくい。 クローズタイプと比べてドア分の費用がかからない。 ●デメリット
収納が丸見えになってしまう。 |
使いやすい広さで設計する
家族構成に合わせて、使いやすい広さで設計するようにしましょう。
最低でも1畳ほどの広さは確保しておくことをおすすめします。
また、靴だけでなくアウトドア用品や自転車なども収納する場合は3畳ほどは必要となるでしょう。
可動式の棚を設置する
内部には可動式の棚を設置することをおすすめします。
収納するアイテムは家族構成の変化や年月の経過によって変わってきます。
そのため、都度片付けがしやすいように可動式の棚を設置しておくとよいでしょう。
\得意な業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
シューズクロークの施工事例
当サービス『リショップナビ』でご紹介しているリフォーム会社が、実際にシューズクロークを施工した事例を掲載します。
ぜひ参考にしてみてください。
エコカラットで匂い対策
リフォーム費用 | 約30万円 |
---|---|
施工日数 | ‐ |
住宅の種類 | マンション・アパート |
築年数 | 10年 |
こもりがちな臭いや湿気はLIXILのエコカラットを採用することで対策しています。
>> この事例の詳細を見る
趣味のアイテムの置き場として
リフォーム費用 | 約87万円 |
---|---|
施工日数 | 3日 |
住宅の種類 | マンション・アパート |
築年数 | 25年 |
靴ではなく、釣り竿やリールなどの釣り具をたっぷりと収納しています。
このような使い方ができるのもシューズクロークの魅力の一つですね。
>> この事例の詳細を見る
動線を意識したリフォーム
リフォーム費用 | ‐ |
---|---|
施工日数 | ‐ |
住宅の種類 | 一戸建て |
築年数 | 15年 |
シューズクロークはウォークスルータイプのため、リビングから玄関に出る間で荷物の準備がスムーズに行えます。
使いやすさとデザインを見事に両立したお家ですね。
>> この事例の詳細を見る
シューズクロークをリフォームしてより快適な玄関にしよう
シューズクロークをリフォームすることで、これまで以上に快適で使いやすい玄関になります。
ただし、快適な玄関を維持するためには、使いやすい設計にして、湿気対策をしたり、整理整頓をしたりすることが大切です。
ご自宅にはどのようなタイプでどれくらいのサイズが合っているのか、施工業者に相談しながらリフォームプランを立てましょう。
\得意な業者を探したい!/
リフォーム会社一括見積もり依頼 ▶
こちらの記事もおすすめ♪
>> 下駄箱リフォームの費用相場!種類・選び方も解説
リショップナビは3つの安心を提供しています!
-
ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
-
しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。