浴室乾燥機の掃除方法と頻度|安全に掃除する4つのポイント

更新日:2025年03月12日

浴室乾燥機の掃除方法と頻度|安全に掃除する4つのポイント

浴室乾燥機のフィルターや外部パネルが汚れていると、カビの温床になったり、乾燥効率が落ちたりする可能性があるため、定期的な掃除が大切です。ただし、内部の清掃は難しく危険も伴うため、正しい手順で安全に行う必要があります。
この記事では、浴室乾燥機を長く快適に使うための4つの掃除ポイントと、業者に依頼すべき箇所について詳しく解説します。

浴室乾燥機の掃除サイクル目安

浴室乾燥機の掃除サイクル目安 フィルターは月1回程度 外側のパネルは週1回程度

浴室乾燥機の掃除は場所によって頻度が異なります。

適切な清掃サイクルを守ることで、乾燥機の性能を長く維持しやすくなります。

フィルターは月1回程度

フィルターは浴室乾燥機の性能を左右する重要な部品。

清掃頻度の目安は月1回程度です。

フィルターにホコリや汚れが溜まると、乾燥効率が著しく低下し、電気代の上昇や故障の原因となる可能性があります。

定期的な清掃で性能を維持しましょう。

外側のパネルは週1回程度

浴室乾燥機の外側パネルには、日々の入浴で発生する湿気や石鹸カスが付着します。

週1回の頻度で、柔らかい布を使って外側パネル全体を丁寧に拭き取りましょう。

ファンなどの内部掃除は難易度が高い

浴室乾燥機の内部、特にファン部分の掃除は一般の方には難しい作業です。

メーカーごとに機器の構造や分解方法が異なるため、専門的な知識と技術が必要になります。

素人の方による内部の分解清掃は、感電事故や機器の故障を引き起こす危険性があります。

不適切な分解や清掃による故障は、メーカー保証の対象外となることがほとんどです。

内部清掃は半年〜1年に1回程度を目安に、定期メンテナンスの一環として専門業者に依頼することをおすすめします。

これにより安全かつ確実な清掃が可能になり、機器の長寿命化にもつながります。

>> 浴室乾燥機の寿命は何年?
>> お風呂クリーニングの費用相場

浴室乾燥機を安全に掃除する4つのポイント

浴室乾燥機を安全に掃除する4つのポイント 電源・ブレーカーを落とす 道具をそろえる フィルターを洗浄する 外部パネルを清掃する

浴室乾燥機を安全に掃除するには、正しい手順と適切な道具の使用が欠かせません。

感電や故障を防ぐための電源管理から、フィルターの洗浄方法、外装パネルのお手入れまで、安全で効果的な掃除のポイントをご紹介します。

1. 掃除前は電源オフ!可能ならブレーカーも落とす

浴室乾燥機の掃除を始める前に、最も重要なのが電源の管理です。

感電事故を防ぐため、必ず電源スイッチをオフにし、操作パネルの表示が完全に消えたことを確認してください。

特に水を使用する場合は、漏電による事故を防ぐため、できるだけブレーカーを落としましょう

この電源管理を確実に行うことで、安心して掃除作業に取り掛かることができます。

2. 掃除に必要な道具と洗剤

浴室乾燥機の掃除に必要な基本的な道具と洗剤の一覧です。

清掃道具 掃除機、柔らかい布、歯ブラシ、綿棒
洗剤類 中性洗剤、食器用中性洗剤
その他 乾拭き用タオル、ゴム手袋、
洗剤を薄める用の容器

特に外装パネルの清掃には、傷防止のため柔らかい布を使用することが大切です。

洗剤は中性のものがおすすめです。

3. フィルターを外して洗浄する

フィルター掃除の際は次の手順に従って、丁寧に洗浄作業を進めましょう。

● 取扱説明書で固定部分の位置を確認し、フィルターを慎重に取り外す
● ぬるま湯または中性洗剤で優しく洗い、傷をつけないよう柔らかいスポンジを使用
● 洗剤を使用した場合は、しっかりとすすぎ残しがないように洗い流す
● 日陰で自然乾燥させ、完全に乾くまで取り付けない
● 乾燥後、フィルターの形状に歪みがないことを確認してから元の位置に装着

フィルターの洗浄頻度は月1回程度が目安ですが、目詰まりが気になる場合は、こまめな清掃をおすすめします。

洗浄時は強くこすりすぎないよう注意が必要です。

フィルターが破損すると、本体の性能低下や故障の原因となる可能性があります。

4. 外部パネルの適切な清掃方法

外装パネルの清掃には、柔らかい布を使用します。

水拭きだけでOKのこともありますが、頑固な汚れがある場合には中性洗剤を水で薄めた溶液で優しく拭き取りましょう。

パネル表面に付着した水滴や石鹸カスは、放置すると劣化や汚れの固着の原因となるため、週1回程度の定期的な清掃が推奨されます。

パネルの清掃時には、次の3つのポイントに注意して作業を進めましょう。

● 強い力でこすらず、やさしく拭き取る
● 研磨剤入りのスポンジやブラシは使用しない
● パネルの溝や隙間は綿棒や柔らかい歯ブラシで丁寧に清掃する

>> 浴室の換気扇掃除

清掃後は、きれいな乾いた布で水気をしっかりと拭き取り、パネル表面を乾燥させることで、水垢の発生を防ぐことができます。

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掃除できない箇所はクリーニング業者に依頼しよう

浴室乾燥機の掃除には、ご自身で対応できない箇所が存在します。

本体内部の汚れや、分解が必要な部分の清掃は、専門の知識と技術が必要になるためです。

安全で確実なメンテナンスのため、定期的なプロのクリーニングサービスの利用をおすすめします。

業者選びは、実績や口コミを参考に、信頼できる会社を選びましょう。

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