浴室の換気扇交換の方法と費用は?

更新日:2025年03月27日

浴室の換気扇交換の方法と費用は?

浴室換気扇は、約10年ごとに交換するのがおすすめです。電気配線が必要な工事は、電気工事士の資格が必要なため、DIYでの交換は危険です。
浴室換気扇の修理・交換費用相場は3〜5万円ですが、大掛かりな工事では35〜40万円掛かることもあります。
適切に施工するために、複数の業者に見積もりを依頼し、最適な業者を選びましょう。
本記事では、浴室換気扇交換の方法や費用相場、おすすめ機能をご紹介しています。

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浴室の換気扇交換のタイミングとは

浴室換気扇の耐用年数は、一般的に8〜15年です。

電化製品ですから、寿命を超えるとファンやモーターが劣化していきます。

特に不具合がないように見えても、換気能力は落ちているかもしれないので、10年前後に1度のサイクルで交換するのが理想的です。

次のような異常が見られる場合には、換気扇がすでに劣化・故障しているおそれがあります。

  • 異音・異臭がする
  • 振動している
  • 普段よりも回転する音が大きい
  • 風量が弱い/うまく換気されない
  • 電源を入れても動かない

主な原因は、ごみやホコリ、水垢、湿気によるサビであり、特にファンに水垢やごみが溜まると、モーターに異音や振動が発生します。

汚れを落とすだけで解決することもあるので、まずは掃除をしてみましょう。

また、モーター自体がサビて異音がするケースもあり、そのままにしておくと、完全に故障してしまうので注意が必要です。

浴室換気扇を一般の方が直すのは危険ですから、必ず専門の業者にメンテナンスの依頼をしましょう。

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浴室の換気扇交換の方法

浴室の換気扇交換の方法 プロペラ型 シロッコ型

浴室換気扇の交換方法は、既存の換気扇を取り外すまでどの換気扇でも一緒です。

取り付ける流れは、新しい換気扇の種類によって異なります。

「プロペラ型」の浴室換気扇であれば壁に設置するだけなので、大規模な工事はほぼ不要です。

一方、「シロッコ型」の浴室換気扇の場合は、天井の設置工事のほか、電気配線・ダクトの設置といった作業も行います。

シロッコ型の浴室換気扇は機能性が高いケースが多いため、予算に配慮しながら、新しい換気扇を選びましょう。

ちなみに、換気扇本体が故障している場合もあれば、スイッチのみの交換で済む場合もあります。

適切な工事をするためには、浴室乾燥機の施工に詳しい複数の業者に見積もりを依頼し、最も的確な提案をしてくれる業者を選びましょう。

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電気工事には資格が必要

電気配線などが必要な工事は、電気工事士の資格が必要です。

漏電や感電、ショートなどのトラブルもあるため、DIYでの交換は危険です。

安全面を考慮して、浴室乾燥機の施工経験があるリフォーム会社や、工事の当日に電気工事士を手配できる業者にまかせましょう。

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浴室の換気扇交換の費用相場

浴室換気扇の種類ごとの交換費用相場

浴室換気扇の修理・交換にかかる費用相場は、複雑な工事でなければ3〜5万円前後です。

タイマースイッチや
パイプファンの交換
〜3万円
モーターの交換 3万円前後
本体の交換 5万円前後

ただし、工事費に加えて、出張費や部品代が別途かかることが多い点にも注意が必要です。

劣化状況やカビによる健康への影響を考えると、部分的な修理よりも新しい換気扇への交換が適している場合もあるので、施工内容もしっかり検討しましょう。

一方、大掛かりな工事では、施工費用が35〜40万円ほどになるケースもあります。

  • サイズが異なる乾燥機に機種変更したい場合
  • 配線工事が必要な場合
  • 電源や屋外ダクトも修理・交換する場合
  • また、換気扇の機種によっては、壁を壊して取り付け位置を広げる必要が生じることも。

    逆に、工事内容によっては15万円前後で設置可能だったり、清掃や部品交換のみで済む場合もあります。

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    リフォーム会社に現場調査を依頼し、詳細な見積もりを作成してもらうことをおすすめします。

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    換気扇の種類

    浴室換気扇の種類 プロペラ型 シロッコ型

    ここでは、プロペラ型・シロッコ型の浴室換気扇についてそれぞれ解説します。

    プロペラ型(直接排出式)

    プロペラ型(直接排出式)の浴室換気扇は、扇風機の羽根と似た形状で、在来工法の浴室でよく見られます。

    屋外に面している壁に設置するので、外に向かって直接換気できます。

    ただし、外の風の影響を受けやすく、高層住宅には向きません。

    メリットとしては、掃除のしやすさと風量の大きさが挙げられます。

    換気以外の機能はないので、戸建て住宅にお住まいで、かつ衣類乾燥などの性能を求めない方におすすめです。

    シロッコ型(ダクト排出式)

    シロッコ型の(ダクト排出式)浴室換気扇は、天井に取り付けて、専用のダクトから排気します。

    外の風の影響を受けずに済むため、風量が安定します。

    ユニットバスはもちろん、高層住宅で設置されるのが一般的です。

    暖房や乾燥機能なども備えた多機能な換気扇がよい場合は、シロッコ型がおすすめです。

    浴室換気扇でおすすめの機能

    浴室換気扇でおすすめの機能 衣類乾燥機能 暖房機能 送風機能 タイマー機能

    ここでは、シロッコ型の浴室換気扇で一押しの機能をご紹介します。

    衣類乾燥機能

    乾燥機能付きの換気扇を浴室内に設置することで、雨の日や湿気が多い日でも「室内干し」が簡単にできます。

    花粉や黄砂が心配なときでも、安心して洗濯物を干せますね。

    生乾きの臭いも防止できるので非常に便利です。

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    暖房機能

    入浴前に暖房で浴室内を温めておけば、冬場に寒い浴室に入るときの不快感を解消できます。

    また、高齢者や高血圧・糖尿病などの方のヒートショック対策としても有効です。

    冬の冷え切った脱衣所や浴室からいきなり熱い湯船に入り、血圧の変化により心筋梗塞や脳梗塞・脳出血を起こしてしまう事故が毎年多く起きています。

    大切なご家族を守るためにも、浴室に暖房を設置するのは理想的といえるでしょう。

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    送風機能

    送風機能は、冷房とは違って浴室を冷やしすぎることがありません。

    夏場の蒸し暑い日の入浴でも、風を入れてのぼせてしまうことを防ぎます。

    入浴中に窓を開けづらい場合にもおすすめの機能です。

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    タイマー機能

    いずれのタイプもタイマーを設定できることがほとんどです。

    帰宅する時間に合わせて暖房をつけたり、換気機能や乾燥機能を希望の時間に停止させたりできるので、節電対策もバッチリです。

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    換気扇を交換して快適な浴室へ

    毎日欠かさず使う浴室の換気扇は、なるべく効率良く安全に使いたいですね。

    年間を通して、お風呂を心地良く使えるよう、用途に合った浴室換気扇を選びましょう。

    サイズや機能などが不安な場合は、浴室換気扇に詳しいリフォーム会社に相談してみるのが確実です。

    また、TOTO製品の取り付けが得意、パナソニックの商品なら安いという業者もあります。

    複数のリフォーム会社に見積もりを依頼し、予算やプランを十分に比較・検討しましょう。

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    【この記事のまとめ&ポイント!】

    浴室換気扇の耐用年数・交換するタイミングの目安は?
    浴室換気扇の耐用年数は、一般的には8〜15年です。
    ただ8年も経っていなくても「異音・異臭がする」「回転音が大きい」などの症状が見られる場合には、早めにメンテナンスしましょう。
    詳しくは、こちら
    浴室の換気扇を交換する際の費用相場は?
    修理・交換の場合は3〜5万円前後が費用相場です。
    一方、複雑な内容の工事や大掛かりな工事の場合は、35〜40万円かかることもあります(詳しくは、こちら)。
    浴室の換気扇の種類は?
    「プロペラ型(直接排出式)」と「シロッコ型(ダクト排出式)」があります。
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