賃貸で壁紙を張り替えたい!注意点・おすすめDIY方法について

更新日:2025年09月02日

賃貸で壁紙を張り替えたい!注意点・おすすめDIY方法について

賃貸の壁紙を張り替えたいけれど、原状回復や費用負担が心配ですよね。実は適切な方法を知っていれば、賃貸でも壁紙DIYは可能です。
ただし、事前の確認と原状回復できる施工方法を選ぶようにしましょう。
この記事では賃貸の壁紙張り替えで押さえるべき基本ルールと注意点、さらに退去時にトラブルになりにくいDIY方法を解説します。

賃貸で壁紙を張り替えるときの基本ルール

賃貸の壁紙張り替え_基本ルール

賃貸物件で壁紙を張り替える際は、原則として守らなければならない大切なルールがあります。
トラブルを避けて安心してDIYを楽しむには、事前の相談と適切な手続きが欠かせません。

ここでは、賃貸での壁紙張り替えに関する基本的なルールを詳しく解説していきます。

許可を得ていない勝手な張り替えはNG

賃貸物件では、入居時に交わす契約書に退去時に部屋を入居時と同じ状態に戻す「原状回復義務」が明記されているのが一般的です。

無断で壁紙を張り替えると契約違反となり、退去時に原状回復費用を大家さんから請求される可能性があります。
この費用負担は契約上の義務であり、拒否することはできません。

壁紙を張り替えたい場合は、必ず相談し、許可を得てから行いましょう。

無断施工は高額な修繕費用や契約違反のリスクあり

壁紙の張り替えは、賃貸物件の内装に関する重要な変更です。
無断で施工した場合、退去時に修繕費用が敷金から引かれるだけでなく、不足分を追加請求されるリスクもあります。

復旧費用は1面あたり1~3万円程度かかることが一般的で、複数面の施工となると予想以上に高額になる可能性もあります。
最悪の場合、契約解除や損害賠償請求に発展することもありえます。

壁紙を張り替える前に必ず管理会社や大家さんと話し合い、承諾を得てから作業を行うことが重要です。

相談時に伝えるべきポイント

管理会社や大家さんに相談する際は、使いたい壁紙の種類や施工方法、作業範囲、ゴミの処理方法などを具体的に伝えることが重要です。
詳しく伝えることで、適切な判断をしてもらいやすくなります。

ただし、許可が得られた場合でも、口約束だけでは後々トラブルになる可能性があります。
話し合った内容はメールや書面で記録を残し、退去時まで保管しておきましょう。

事前の丁寧な相談が、安心して壁紙のDIYを楽しむための第一歩です。

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壁紙張り替えをするときの注意点

賃貸住宅で壁紙を張り替える前に、必ず確認しておきたい重要なポイントがあります。
契約内容や原状回復の基準を理解せずに進めてしまうと、退去時に思わぬ費用負担が発生するかもしれません。

トラブルを避けるために押さえておくべき注意点をご紹介しますので、DIYを始める前にしっかり確認しておきましょう。

退去時の費用負担を事前に確認する

賃貸で壁紙を張り替える前には、退去時の費用負担について確認を行ってください。

国土交通省のガイドラインでは、経年劣化は貸主負担、故意・過失による損傷は借主負担と定められています。
壁紙の耐用年数は6年とされており、この期間を超えて住んでいる場合、通常の使用による張り替え費用を借主が負担する必要は原則としてありません。

契約内容とあわせて確認しておきたい負担基準を、次の表にまとめました。

借主負担 タバコのヤニ、故意の傷、ペットによる損傷
貸主負担 日光による変色、通常の経年劣化
期間による減価 入居4年なら残存価値33%分のみ負担

管理会社と事前に相談して基準を明確にしてから、DIY作業を始めるのが安心です。

自費で張り替える場合は退去時に元に戻す必要があることも

賃貸物件の内装は大家さんの所有物です。
入居者が自己判断で変更した部分は、全額自己負担で元に戻さなければいけません。

特に注意したいのが、通常の経年劣化による費用負担の軽減が適用されにくくなる点です。
一般的な壁紙の汚れや日焼けなら貸主負担となることが多いものの、入居者が張り替えた場合は施工費用の満額を請求される可能性が高くなります。

原状回復工事の実施方法

原状回復工事については、管理会社や大家さんが指定する業者での施工を求められるケースがほとんどです。
たとえご自身で元に戻したとしても、仕上がりの品質や安全性の観点から認められないことも少なくありません。
専門業者への依頼が必要になると考えておきましょう。

原状回復の基準は契約や管理会社によって異なる

国土交通省のガイドラインでは壁紙の耐用年数を6年と定めていますが、実際の運用は管理会社や大家さんによって大きく異なるのが実情です。
同じ物件でも、管理会社が変わると壁紙DIYの許可基準や費用負担の考え方が変わることも珍しくありません。

特に重要なのが、賃貸借契約書に記載されている「特約条項」です。
壁紙の変更に関する詳細な取り決めが個別に書かれているケースが多く、この内容によって退去時の負担範囲が左右されます。

管理会社独自の基準により、国のガイドライン以上に厳しい原状回復を求められる場合や過去のトラブル事例を踏まえ、より慎重な対応を取る会社も存在します。
壁紙DIYを検討する際は、まず契約内容を詳しく確認し、管理会社に具体的な基準を問い合わせてみてください。

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賃貸でも安心!原状回復可能な壁紙DIY方法

賃貸住宅でも壁紙を楽しみたいという方のために、原状回復がしやすく、初心者でも扱いやすいDIY方法を3つご紹介します。

それぞれの特徴や注意点を知って、ご自身に合った方法を選びましょう。

1. 貼ってはがせるシール式壁紙で手軽にイメージチェンジ

シール式壁紙は、裏面が粘着シールになっており、現在の壁紙の上からそのまま貼ることができます。
工具や糊が不要で、DIY初心者でも挑戦しやすい方法です。

木目調やレンガ柄など、デザインのバリエーションも豊富なので、気軽にイメージチェンジが楽しめます。

剥がしても糊が残らないよう作られているので、賃貸でも扱いやすいです。

貼り直しが可能 位置がずれても簡単に剥がして再調整でき、失敗のリスクが低い。
仕上がりがきれい スキージーで空気を抜けば、シワのない美しい見た目に

2. マスキングテープ+両面テープで下地を保護しながら貼る

壁紙を直接貼らず、マスキングテープの上に両面テープを重ねて壁紙を固定する方法です。
下地を保護しながら施工できるため、賃貸物件でも原状回復がしやすく、安心して使えます。

下地を傷つけにくい マスキングテープが壁を保護してくれるため、跡が残りにくい
材料が手に入りやすい 100円ショップやホームセンターで揃えられ、低コスト
接着力の調整が必要 壁紙の四隅だけでなく、等間隔にテープを貼って固定力を確保
部分的な施工に向いている 広範囲だとシワやたわみが出やすく、小さな面積向き
やや中級者向け 貼る位置の調整やテープ配置にコツが必要で、少し難易度が高い

3. ウォールステッカーを使う方法もある

ウォールステッカーは、もっとも気軽に壁の印象を変えられる方法です。
粘着力が弱めに設計されており、貼り直しや取り外しが簡単。

跡が残りにくく、原状回復がしやすいため、賃貸でも安心して使えます。

初心者にも最適 貼り直しが簡単で、特別な道具が不要
コストも魅力 数百円程度から購入可能で、手軽に始められる
デザインの幅が広い ワンポイントから壁一面まで、自由にアレンジ可能

賃貸住宅のルールを守って壁紙張り替えを楽しもう

賃貸住宅での壁紙張り替えは、正しい知識と準備があれば誰でも挑戦できるDIYです。
ただし、賃貸物件における原状回復のルールや、安心してDIYを楽しむための方法など、押さえておくべきポイントを知っておく必要があります。

賃貸での退去時のトラブルを避けるためにも、事前の管理会社への相談と適切な材料選びが重要になります。
この記事でご紹介した注意点を守りながら、理想のお部屋づくりを安全に楽しんでくださいね。

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