見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

更新日:2020年07月07日

見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

カーテンはカビが発生しやすい場所であるにも関わらず、掃除や洗濯の面倒さからついつい放置してしまいがちです。カーテンに発生したカビによってアレルギーが引き起こされることがあるので、浴室や押入れだけでなくカーテンのカビ対策もしておきましょう。見落としがちなカーテンのカビと、お手入れ・洗濯の方法について解説します。

見落としがちなカーテンのカビ

見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

浴室、窓まわり、冷蔵庫、キッチン周りなどにカビが生えるとすぐ分かるので、カビを除去したりカビ対策されている方がほとんどだと思います。

しかし、カーテンのカビ除去や対策をされている方は少ないのではないでしょうか?
カーテンの役割は外からの目隠し、遮光、吸音、保温効果アップなどですが、カーテンは窓と住宅内の境目にあるため、窓の結露によってカビが発生しやすいという事実は見落としがちです。

カーテンは常に窓に触れた状態であるため、特に結露が発生しやすい冬は結露の影響でカーテンにカビが生えやすくなっています。
目に見えて汚れていればカーテンを洗濯されるかと思いますが、目に見える汚れがないと汚れていないと思い込んでしまいがちです。

汚れていないように見えても、カーテンはほこりを吸収したり湿気でカビが発生しているため、定期的に洗濯しなければなりません。

カーテンの洗濯は面倒だから……

見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

カーテンはフックを取り外して洗濯して、またフックを付けて、という作業があるので洗濯するのが面倒ですよね。
しかし、衣類は毎日着るからその度に洗濯するにも関わらず、住宅にとっての衣類であるカーテンも汚れが溜まるのに長い間洗濯しない。
こう考えると、どうして今までカーテンを洗濯しなかったのだろうと思いますよね。

カーテンを洗濯しないのは面倒だからというのが一番の原因ですが、その面倒さに引きずられて洗濯しないまま放置しておくと、カーテンがどんどん汚れてカビが発生し、アレルギーが引き起こされることになります。
面倒でも健康のためにはカーテンは定期的に洗濯しましょう。

カーテンを洗濯してみると……

取り付けてから一度も洗っていないカーテンを洗濯してみると、洗濯液が真っ黒になってどれだけ汚れていたかを痛感します。
こんな真っ黒に汚れたカーテンを毎日手で触れていたのかと思うと、恐ろしくなりますね。

カーテンのお手入れ方法

見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

毎日カーテンを洗濯するのはさすがに手間がかかりますし、洗濯の目安はドレープなら年に1回、レースカーテンは年に2~3回となっているので毎日洗濯はしません。
その代わり、カーテンに溜まったほこりを掃除機やはたきで落とします。
掃除機でほこりを取るだけでもカビやダニの発生を抑えることができます。

掃除をする際に見落としがちなのはカーテンレールです。
カーテンレールは特にほこりが溜まりやすく、かつほこりが溜まっていることが見えない位置にあるので、カーテンレールのほこりもしっかり掃除しておきましょう。
カーテンレールに溜まったほこりがカーテンに落ち、ほこりが結露によって水分を含むとカビが発生しやすくなるので、カビ対策にカーテンレールの掃除は必須です。

カーテンの洗濯方法(洗濯機)

見落としがち!カーテンにもカビが発生する!カビ対策のためのカーテンのお手入れ・洗濯方法

カーテンを洗濯機に入れる前に、掃除機でほこりを落としておくのがポイントです。
そうすることで洗濯した時に汚れが落ちやすくなります。

洗濯機に入れる前に洗濯ラベルを確認し、水洗いがしても大丈夫である場合はネットに入れて洗濯します。
洗剤は衣類用の中性洗剤を使います。 脱水時間が長くなるとシワができやすくなるので、脱水は30秒ぐらいで十分です。

カーテンは乾燥機で乾かすと変形したり縮んでしまう恐れがあるので、乾燥機は使用せず自然乾燥させます。

カーテンの洗濯方法(手洗い)

カーテンを手洗いする際も、まず掃除機でほこりを落としておきます。
もみ洗いをするとシワができやすくなるので、30℃以下のぬるま湯にひたして押し洗いをします。

ひどく汚れている場合は最初に30分から1時間ほどつけておき、それから手洗いすると汚れが落ちやすいです。

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