キッチンリフォームの費用相場は?
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キッチンの吊り戸棚はなぜ不便なのか
調理道具や食器、日用品など、日常的に使う物の多いキッチンは収納スペースの確保が大きな課題。
特に具体的な使い道はなくても、吊り戸棚を設置しているというご家庭は多いのではないでしょうか?
脚立や踏み台は不便かつ危険
踏み台などを用意しないと、キッチンの吊り戸棚に手が届かない、という方は多いです。
使う頻度の高い物を収納すると、かなり不便ですよね。
また、高齢者がいる家庭では、踏み台や脚立から落ちたりつまずいてしまったりという危険性が指摘されています。
使わない物が入れっぱなし状態に
使いづらい位置にあるキッチンの吊り戸棚は、とりあえず不要な物を溜め込んで、結局、有効活用できていないという悩みを持っている方が最も多いようです。
つまり吊り戸棚を便利に使うためには、物を出し入れしやすい高さに設置して、使用頻度が高い器具や食器を収納できるようにすることで解決するのです!
吊り戸棚を有効活用するための4つのアイデア
それではここからは、吊り戸棚を使いやすくするリフォームのアイデアを見ていきましょう!
設置する高さに気をつける
吊り戸棚は、キッチンの前面に付いているのが主流です。
吊り戸棚の位置が低すぎると、メインのはずのキッチンが使いづらくなってしまうため、高い位置に設計されがち。
日本人女性の平均身長に合わせると、一番使いやすい吊り戸棚の高さは、床から130~135cmと言われています。
具体的には、吊り戸棚の下端寸法を目の高さから10~15cm位下に、吊り戸棚自体の高さは70cm程度に設計するのがベスト。
この高さなら、使う物に自然に手が届き、収納されている物全体が視界に入り、とても快適に吊り戸棚を活用することができます。
また、キッチンのワークスペースを妨げずに済みます。
天井から設置しがちな吊り戸棚ですが、天井が高いキッチンの場合には、吊り戸棚と天井の間に隙間を空けてでも、下端からの高さを重視して取り付けましょう。
縦長のロングサイズの物を使うのもおすすめです。
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昇降式戸棚を使う
画像引用:タカラスタンダードホームページより
URL : http://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/storing_system/index.html#c01
天井の高さがある場合、収納スペースとして有効活用したくなる方は多いと思います。
そうなるとやはり、吊り戸棚を高い位置に設置したくなるものですよね。
「手が届かない」「出し入れしにくい」といった、吊り戸棚特有の悩みを解決してくれるのが、昇降式の吊り戸棚です。
戸棚が二重構造になっていて、必要な時だけ下に降ろして物を出し入れできる仕組みになっています。
昇降式の吊り戸棚には、電動と手動の2種類があります。
特に電動の場合は通常の吊り戸棚より設置費用がかかりますが、長く使うことを考えれば決して無駄な選択にはならないはずです。
いちいち踏み台を用意する手間がかからず、シニア世代の方も安心して使えるタイプです。
透明な扉の吊り戸棚を使う
ガラス扉の戸棚なら、中がよく見えてさらに使いやすいですね♪
中に何が入っているか常に見える状態だと、自然と吊り戸棚を使うようになる傾向があるため、入れっぱなし状態になってしまうことを防ぎますよ。
なお、跳ね上げ式の扉なら出し入れがよりスムーズになり、引き戸の扉にすれば、ドアを開けるときのスペースも取らず、頭をぶつける危険もないので安心です。
番外編:収納グッズを活用する
番外編として、リフォームをせずに吊り戸棚を使いやすくする方法をご紹介します。
収納グッズを有効活用するのが良いでしょう。
おすすめは吊り戸棚の下部に取り付けられるフックや、突っ張り式のラック。
キッチンペーパーやラップ、調理器具やふきんなど、毎日使うことの多い細々した物を収納できるスペースが生まれます。
高い場所でも取り出しやすいのは、取っ手付きの収納ボックス。
しまった物をラベルに書いて貼っておけば、必要な物をすぐに取り出せます。
透明タイプやメッシュタイプなど、中身が一目でわかるボックスを使用してみても良いですね。
収納グッズを有効活用するには、使う頻度に合わせて収納する物を上手に分けることがポイントです。
吊り戸棚の交換・後付けリフォーム費用
吊り戸棚をリフォームする際の費用は、取り替える場合は2、3万円が相場です。
またキッチンに新たに吊り戸棚を取り付ける際は、棚の落下を防ぐために天井や壁の補強台も必要になるため、合計で5~10万円はかかると考えておきましょう。
昇降式の吊り戸棚に替える場合には6~12万円と考えておくと良いでしょう。
操作方法が手動か電動かで、昇降式吊り戸棚の本体価格も大きく変わります。
特に電動の場合はメーカーや仕様によって値段の差がかなりあるので注意してくださいね。
難点が多いと思われがちな吊り戸棚ですが、選び方や収納の仕方を工夫すれば、使いやすさが格段にアップするんですね!
これから吊り戸棚の設置を考えている方、うまく活用できていなかった方は、ぜひ実践してみてください♪
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【この記事の要点まとめ◎】
キッチンの吊り戸棚をどのようにリフォームすると、有効活用しやすくなる? |
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「使いやすい高さに設置する」「昇降式の戸棚を使う」「透明な扉の吊り戸棚を使う」といった方法があります(詳しくは、こちら)。 |
リフォームをせずに、吊り戸棚を使いやすくする方法は? |
収納グッズ(吊り戸棚の下部に取り付けられるフックや、突っ張り式のラックなど)を活用するのが、おすすめです。 取っ手付きの収納ボックスなら、高い場所でも取り出しやすいでしょう。 |
吊り戸棚のリフォーム(交換・後付け)でかかる費用はいくら? |
「交換する場合」は2、3万円が相場です。 吊り戸棚を「新たに取り付ける場合」は5~10万円ほどかかります。 「昇降式の吊り戸棚に替える場合」は6~12万円程度です(詳細は、こちら)。 |
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