アイランドキッチンは収納が少ない?見せる収納事例や工夫をご紹介

更新日:2024年02月07日

アイランドキッチンは収納が少ない?見せる収納実例や工夫を紹介

アイランドキッチンは周りに壁がない分、他のキッチンと比較すると収納スペースが少なめです。そのため、「アイランドキッチンは収納が少ない」とお困りの方もいるのではないでしょうか。しかし、工夫次第では多くの物を収納できます。
この記事では、アイランドキッチンで活用できるおしゃれな収納事例や便利グッズをご紹介します。アイランドキッチンの収納でお悩みの方は、この記事を参考にしてください。

アイランドキッチンの収納不足を解消するアイデア

アイランドキッチンの収納不足を解消するアイデア

「アイランドキッチンは収納が少ない」
このようなイメージを持たれている方もいるでしょう。アイランドキッチンは他のキッチンと比べて、キッチン本体上部に収納が設置できない分、収納スペースが少なくなっています。

しかし工夫次第ではおしゃれに収納できたり、多くの物を収納できたりします。
ここではアイランドキッチンの収納不足を解消するアイデアを、3つご紹介します。

● 背面収納を導入する
● 重ねて収納する
● 見せる収納を取り入れる

順に詳しく解説するので「アイランドキッチンは収納が少ない」というイメージを持たれている方は、参考にしてください。

背面収納を導入する

アイランドキッチンの背面を収納スペースとして活用することで、収納不足の解消が期待できます。
背面収納に活用できるグッズとしては、次の3つが挙げられます。

● 食器棚
● キッチンボード・キッチンカウンター
● キャスター付きワゴン・ラック

食器棚は、家電置き場よりも食器の収納スペースを増やしたい方におすすめです。扉がついている商品が多いので、生活感を出したくない方にもぴったりです。

キッチンボードやキッチンカウンターは、キッチン家電を多く持っている方におすすめします。
キッチンボードやキッチンカウンターには、コンセントがついている商品もあるので、炊飯器やレンジなども、動かさずに使えます。

キャスター付きワゴン・ラックは、少しだけ収納を増やしたい方やダイニングなどに移動して使いたい方におすすめです。
キッチンボードや食器棚は、収納量が多く増える分設置場所も広く必要になりますが、キャスター付きワゴン・ラックなら小型や薄型の商品もあるので、スペースが多く取れない方でも安心です。

>> キッチン背面収納のポイントについて詳しく知りたい!

重ねて収納する

収納スペースが広く必要なフライパンや鍋などの調理器具は、同じメーカー・シリーズで揃えると、重ねて収納できます。
例えば取っ手の取れる鍋・フライパンなら、5〜6種類の鍋やフライパンを重ねて収納可能です。

さらに、収納する際に邪魔になる取っ手も取れるので、少しのスペースでスッキリしまえます。

>> かさばる”鍋・フライパン収納”の極意とは?

見せる収納を取り入れる

オープンラックや壁付けの棚を取り入れると、おしゃれに収納量を増やせます。

壁に棚を設置して小物を飾るように、コーヒーや紅茶の保存容器や、キッチンツールを置くとおしゃれに見えます。

色やシリーズ、ジャンルを統一すると、よりおしゃれに収納できるでしょう。

>> キッチンの吊り戸棚収納について詳しく知りたい!

アイランドキッチンの収納ポイント

アイランドキッチンの収納ポイント

アイランドキッチンで収納する際に、抑えておくべきポイントは、2つあります。

● 調理器具は使う場所の近くに収納する
● 使う頻度の高いものは高めの位置に収納する

上記のポイントについて、詳しく解説します。

調理器具は使う場所の近くに収納する

アイランドキッチンで収納する際「調理道具を使う場所の近くに収納する」ことで、料理がしやすくなります。
例えば、鍋やフライパンをコンロの下に収納すると、調理する際、すぐに取り出せるので便利です。

収納場所ごとに、どのような物を収納するのが良いか、ご紹介しますので、参考にしてください。

【シンク下収納】

シンク下収納には「食材の下処理」で使うものを収納するのがおすすめです。
ボウルやザルなどの大きなものを収納すると良いでしょう。

【シンク下収納におすすめな例】

ボウル、ザル、ブレンダー、スライサー など

【作業台下収納】

作業台下は、よく使う細かな調理器具や常温保存の食材の収納スペースとして使うのがおすすめです。
よく使う調味料などは作業台上に「見せる収納」を活用するのもおすすめします。

【作業台下収納におすすめな例】

● 上段
 計量スプーン・カップ、さいばし、ピーラー、しゃもじ など
● 下段
 お茶パック、缶詰、粉物 など

【コンロ下収納】

コンロ下収納には、鍋やフライパンなどがおすすめです。
上下で収納が分かれている場合は、調味料や細かいキッチンツールを小物入れやトレイを使い分類しながら収納すると便利になるでしょう。

【コンロ下収納におすすめな例】

● 上段
 調味料 など
● 下段
 フライパン、鍋 など

>> リフォーム前に知っておきたい!失敗しないキッチン収納

使う頻度の高いものは高めの位置に収納する

使う頻度の高いキッチンツールなどを低い位置に収納すると、使うたびにしゃがむ、腰をかがめるなどの動作が必要です。

使うたびにしゃがんでいると、調理の効率が下がってしまいます。

おたまやフライ返しなどのキッチンツールは、レンジフードにS字フックやマグネットフックを活用して吊るしておくと、効率よく調理ができるのでおすすめです。

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アイランドキッチン収納に役立つ便利グッズ3選

アイランドキッチン収納に役立つ便利グッズ3選

収納が少ないと言われているアイランドキッチンでも、工夫次第では収納量が増え、スッキリ収納できます。キッチン収納に役立つ便利グッズは数多く販売されています。

アイランドキッチンでも活用できる便利グッズもあるので、ぜひ活用してみましょう。
特におすすめの商品には、次のようなものがあります。

● tower マグネットレンジフードフック
● tower シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド
● トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド
● tower 棚付き伸縮排気口カバー
● トトノ 引き出し用調味料収納ボックスN

アイランドキッチンの収納にお困りの方は、以下より詳しくご紹介するので、参考にしてください。

tower マグネットレンジフードフック

※画像引用元:山崎実業

アイランドキッチンは周りに壁がないので、フックを取り付けるのが難しい場合があります。
磁石がつけられるレンジフードなら「tower マグネットレンジフードフック」がおすすめです。

tower マグネットレンジフードフック
価格 1,870円(税込)
サイズ 約幅28㎝×奥行5㎝×高さ4㎝
耐荷重 約1.5kg
(フック1つあたり:約250g)
色展開 ホワイト
ブラック

※参考:山崎実業

「tower マグネットレンジフードフック」は耐荷重が約1.5kgあり、強力な磁石が使用されています。

【おすすめポイント】

● デッドスペースを活用可能
● 取り付けが簡単
● 取りやすい

tower シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド

※画像引用元: 山崎実業

シンク下やコンロ下の大きな収納スペースには「tower シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド」がおすすめです。

tower シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド
価格 3,850円(税込)
サイズ 幅45〜82㎝×奥行20㎝×高さ17.5㎝
収納対応幅 18〜30㎝
色展開 ホワイト
ブラック

※参考: 山崎実業

「tower シンク下 伸縮鍋蓋&フライパンスタンド」は、仕切りが調節可能で厚さの違うフライパンや鍋も収納できます。
また裏面には滑り止めもついているので、引き出しの開閉時にスタンド自体が動きにくくなっています。

【おすすめポイント】

● 出し入れがしやすい
● 伸縮するので収納スペースに合わせられる
● ふたも収納できる

トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド

※画像引用元: リッチェル公式ウェブサイト

食器の収納スペースを確保したい方には「トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド」がおすすめです。

トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド
ワイド レギュラー ミニ お椀スタンド
価格 1,210円
(税込)
825円
(税込)
770円
(税込)
770円
(税込)
サイズ 幅28㎝×奥行21㎝×高さ14㎝ 幅21㎝×奥行14㎝×高さ14㎝ 幅14㎝×奥行14㎝×高さ7.6㎝ 幅28㎝×奥行14㎝×高さ7.6㎝
最大収納量 9枚 7枚 6枚 4個

※参考: リッチェル公式ウェブサイト

【おすすめポイント】

● 立てて収納するので取り出しやすい
● 同シリーズと連結可能なジョイント付き
● 汚れても水洗い可能
● サイズ展開が豊富

tower 棚付き伸縮排気口カバー

※画像引用元: 山崎実業

調味料をコンロ周りに置いて効率よく調理したい方には「tower 棚付き伸縮排気口カバー」がおすすめです。

tower 棚付き伸縮排気口カバー
価格 2,860円(税込)
サイズ 幅44〜82㎝×奥行8㎝×高さ7.2㎝
収納対応幅 18〜30㎝
色展開 ホワイト
ブラック

※参考元: 山崎実業

【おすすめポイント】

● 調味料がすぐに使える
● 水洗い可能
● 排気口の汚れも防げる

>> 使いやすいキッチンのレイアウト・間取りについて詳しく知りたい!

トトノ 引き出し用調味料収納ボックスN

※画像引用元: リッチェル公式ウェブサイト

調味料を隠して収納したい方には「引き出し用 調味料収納ボックス」がおすすめです。

トトノ 引き出し用 調味料収納ボックス
価格 935円(税込)
サイズ 幅28㎝×奥行14㎝×高さ14㎝
色展開 ホワイト

※参考: リッチェル公式ウェブサイト

【おすすめポイント】

●仕切りがあるので、倒れにくい
●水洗い可能
●汚れても水洗い可能
●同シリーズと連結可能

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アイランドキッチンのおしゃれに見せる収納事例4選

アイランドキッチンのおしゃれに見せる収納実例4選

当サービス『リショップナビ』の加盟会社が施工した、アイランドキッチンをおしゃれに見せる収納の事例を4つご紹介します。

● 天井近くまである大きなキッチン収納
● 背面収納を活用する
● 木の素材を生かした収納棚のあるアイランドキッチン
● 快適に使える独立型のアイランドキッチン

事例1
天井近くまである大きなキッチン収納

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 20年
施工日数 40日間
※他のリフォーム箇所の日数を含む。
リフォーム費用概算 約721万円
※他のリフォーム箇所の費用を含む。

周りをウォールナットで統一することで、白いアイランドキッチンが主役になる空間へリフォーム。

天井近くまであるキッチン収納を背面に設置することで、収納力だけでなくキッチンが映える見せる収納を生かしたカフェのように落ち着いたキッチンになりました。

>> この事例の詳細を見る

事例2
背面収納を活用する

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 15年
施工日数 7日間
リフォーム費用概算 約580万円

収納スペースが少ないアイランドキッチンは、背面収納を多くすることで収納スペースを確保できます。

使用頻度や使う場所を考えて引き出しを決めると、調理効率が良くなるでしょう。

各引き出しごとに収納ボックスなどを使うときれいに収納できますよ。

>> この事例の詳細はこちら

事例3
木の素材を生かした収納棚のあるアイランドキッチン

住宅の種類 マンション・アパート
築年数 35年
施工日数 17日間
リフォーム費用概算 約800万円
※他のリフォーム箇所の費用含む。

木の素材を生かしたアイランドキッチンは、前面にある収納戸棚と下がり天井の質感をあわせることで収納力だけでなく温かみのあるおしゃれな仕上がりになりました。

アイランドキッチンにより広々とした空間になり、キッチンを囲んでご家族で楽しいひと時が過ごせるでしょう。

>> この事例の詳細を見る

事例4
快適に使える独立型のアイランドキッチン

住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
施工日数 17日間
リフォーム費用概算 約340万円

リフォーム前は壁付けの幅が大きいキッチンでしたが、施工主様は収納がしづらいとお悩みでしたので、対面式からアイランドキッチンにすることで収納も置ける広いスペースになりました。

背面側にはカウンター収納とトールキャビネットを置けるようにしたことで、収納と取り出しが快適にできるキッチンになりました。

>> この事例の詳細を見る

ポイントを押さえて上手に収納しよう

ポイントを押さえて上手に収納しよう

アイランドキッチンは収納スペースの少なさをデメリットとして挙げられます。

しかし次のような方法を取り入れることで、アイランドキッチンの収納不足の解消が期待できます。

● 背面収納を導入する
● 重ねて収納する
● 見せる収納を取り入れる

またキッチン収納をする際は「調理器具を使う場所の近くに収納すること」や「使う頻度の高いものを高めの位置に収納する」ことがポイントです。

アイランドキッチンの収納不足にお困りの方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

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