洗面台の水漏れの主な原因

洗面台の水漏れは、日々の生活に支障をきたす厄介なトラブルです。
主な原因は、大きく分けて蛇口・水栓関連と排水系統の問題に分類できます。
これらの問題を早期に発見し、適切に対処しましょう。
蛇口や水栓シャワーホース・ヘッドの劣化
洗面台の蛇口やシャワーヘッドからの水漏れは、内部部品の経年劣化が主な原因です。
パッキンと呼ばれるゴム製の密封部品は、使用頻度や水質によっては3〜5年でひび割れや変形が生じます。
蛇口を閉めても水滴が垂れる、ハンドル周辺から水がにじむなどの症状が現れたら、パッキン交換のサインです。
シングルレバー式の水栓では、内部のカートリッジ(混合バルブ)の劣化が水漏れの原因となります。
水温調整がしにくい、レバーの動きが重いといった症状がある場合は、カートリッジの交換が必要かもしれません。
シャワーホースの接続部から水が漏れる場合は、次の2つのパターンが考えられます。
ホース先端のパッキン劣化 | 六角レンチなどの工具で接続ナットを締め直す |
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ホース本体の亀裂 | 防水テープで応急処置後、早めの交換が必要 |
いずれも放置すると漏水量が増えるため、早めの対処が重要です。
排水パイプの継ぎ目が緩んでいる
洗面台の排水パイプ継ぎ目からの水漏れは、接続部分のナットの緩みやパッキンの劣化が主な原因です。
配管同士をつなぐナットが経年劣化で締結力が弱まると、わずかな隙間から水が染み出すことがあります。
具体的な症状と確認方法
継ぎ目が緩んだ場合、次のような兆候が現れます。
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これらの症状が見られたら、ティッシュなどを継ぎ目に当てて水を流すと、漏水箇所を特定できます。
緩みは、排水時の水流振動や収納物の接触などで徐々に進行します。
ナットを手で軽く回して緩みがないか確認しましょう。
継ぎ目付近にあるパッキンの劣化が原因で水漏れする場合は、パッキン交換が必要です。
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排水パイプが劣化している
洗面台の排水パイプが劣化すると、素材の特性に応じたトラブルが発生します。
塩ビ製のパイプは紫外線や温度変化で脆化が進み、金属製の場合は内部の腐食や錆が進行します。
特に接合部以外から水が滲み出す場合、パイプ表面に微細なひび割れが生じている可能性が高いです。
材質によって劣化速度に差が生じる点も特徴です。
金属製パイプは寒冷地で内部の水が凍結すると膨張圧力で亀裂が入りやすく、塩ビ製は経年により硬化して衝撃に弱くなります。
定期的な点検と適切な掃除が、パイプの寿命を延ばす鍵といえるでしょう。
排水管・排水トラップの部品の劣化
排水管や排水トラップの部品劣化は、経年使用や環境要因によって生じる代表的な水漏れ原因です。
Oリングやゴムパッキンの硬化
排水トラップの接合部にあるOリングやパッキンは、5〜10年程度で硬化・変形します。
劣化の目安として、部品表面にひび割れや白い粉状の析出物が現れたら交換時期です。
金属部品の腐食
洗剤のアルカリ成分や水道水の塩素が金属製トラップを侵食し、数年で微細な穴が発生することがあります。
ステンレス製でも継ぎ目部分から赤錆が発生した場合、内部で穴が進行している可能性が高いです。
PVC(塩ビ)製排水管は紫外線で脆くなり、継手部分に亀裂が生じることがあります。
定期的に、パイプ表面に白い変色や微細なひびがないか確認しましょう。
水漏れが直らない場合はプロに相談する
ご自身で解決できない洗面台の水漏れに遭遇したら、プロの水道修理業者に相談しましょう。
複雑な配管トラブルや部品交換が必要な場合は、専門知識と適切な工具を持つプロに依頼することで、二次被害を防ぎ、確実な修理が可能です。
水道修理の専門家は、原因の的確な診断から最適な修理方法の提案まで、トータルでサポートしてくれます。
費用面で不安がある場合は、事前に見積もりで予算を確認しておくと安心です。
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