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【失敗例①】高さが合わず、洗顔時に腰が痛い!
「床から洗面ボウルまでの高さが身長と合わない」という失敗例があります。
低すぎる洗面台では深く屈まなければならないため、腰に負担がかかってしまいます。
逆に、高すぎる洗面台だと、すくった水が上腕までつたってとても不快になる上、床が水浸しになり掃除が大変になった、という例もあります。
洗面台のボウルまでの高さは「身長÷2」が基本
洗面台の床からボウルまでの適切な高さについては、厳密な定義はありませんが、基本的には「身長÷2」が適当といわれています。
例えば、身長が150cmであれば高さ75cm、160cmの場合は高さ80cmがそれぞれ最適と考えられます。
平均的な身長を考えると、家族全員で使う洗面台の高さは、80cm前後(75cm~85cmの間)で決めるのが無難だといえますね。
ただし、用途や使用頻度などはご家族によって異なるので、「身長÷2」という数字を参考にしつつ、洗面台の施工に精通したリフォーム会社に相談しながら決めるのがよいでしょう!
ピックアップ商品
オクターブ(TOTO) |
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● カウンターの高さを75/80/85cmから選択可能。 ● 自動水栓などが付いたハイスペックな洗面化粧台。 ● 従来品よりも約30〜50%も収納スペースが広い。 |
ピアラ(LIXIL) |
● カウンターの高さを75/80/85cmから選択可能。 ● 間口は50cmからラインナップされているので、スペースが限られていても設置できる。 ● 本体価格15万円(税抜)〜とお手頃価格。 |
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【失敗例②】洗濯機との間に隙間ができてしまった!
洗面台を交換する時「それまで使っていた洗面台と同じサイズにしたのに、無駄な隙間が空いてしまった」という失敗もよくある話です。
洗面台を交換する際同時に、隣に置いてある洗濯機も新調すると、このような失敗が起こりやすいようです。
幅75cmの二槽式タイプの洗濯機を、幅60cmのスリムな全自動タイプに交換したため、隙間が15cmも空いてしまった、というケースもあります。
洗面台の幅(間口)の規格サイズを知っておく
洗面台のサイズ選びのベースになるのは、幅(間口)です。
洗面台の幅の規格サイズは、主に3種類あります。
洗面台の一般的な間口サイズ(幅) | ||
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15cmの差は大きいため、幅が異なる洗面台に交換すると、失敗が起きやすいのです。
4人家族以上のご家庭で人気の、ボウルが2連タイプの洗面台は、間口150cm・160cm位の商品が多く、TOTO・LIXIL・パナソニックなどのメーカーから販売されています。
設置するスペースを確保できるか、リフォーム会社と相談するとよいでしょう。
また、間口のサイズをmm単位で細かく調整可能な、セミオーダータイプの洗面化粧台も販売されているので、「規格サイズだとスッキリ収まらない」という方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?
ピックアップ商品
ルミシス ボウル一体タイプ(LIXIL) |
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● 間口を75〜185cmの間で2mm単位で調整可能。 ● カウンターの高さも75/80/85cmから選択可能。 ● 2連ボウルタイプも選択できる。 |
Lクラス ラシス(パナソニック) |
● 間口を90〜165cmの間で1mm単位で調整可能。 ● スペースがあれば、L型カウンターも選択可能。 ● 2連ボウルタイプも選択できる。 |
どこに置くか/隣に何を置くかを事前にチェック
新しい洗面台は「どこに置くか」「隣には何を置くか」を事前に確認することも重要です。
例えば洗濯機の防水パンがある場合には、防水パンの横幅・奥行きもチェックした上で、洗面台を選びましょう。
隙間に物が落ちたりホコリや髪の毛が溜まったりと、掃除の手間も増えてしまいます。
【失敗例③】広めの洗面台にしたら収納スペースがなくなった!
こちらは逆に、「スペースが余っているから」と、広い洗面台に交換した結果、収納スペースが不足したというケースです。
例えば、三面鏡の裏側の収納スペースには、メイク用品・歯ブラシ・ひげ剃り・ドライヤーといった小物しか入らない場合がほとんどです。
バケツ・バスタオルのようにかさばる物や、シャンプーのストックなどを置くことができなくなってしまいました。
置く物に合わせた収納スペースも確保を
収納スペースを確保しつつ広い洗面台に交換したいのであれば、収納量が多い洗面化粧台を選ぶとよいでしょう。
カウンター下の収納は、仕切りの有無、スライド式・扉式など、各メーカーあらゆる種類のものをラインナップしているので、置くものに合わせて自由に選ぶことが可能です。
また、洗面台の間口をそのままに、トールキャビネットや棚などを設置するのもおすすめです。
さまざまな幅のものが販売されているので、スペースと用途に合わせて、最適なものを選ぶといいですね。
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【失敗例④】天井ギリギリにつけた収納に手が届かない!
洗面所の天井いっぱいまで収納を付けてもらったところ、手が届かない高さになってしまい、「物を出し入れするたびに、踏み台を使うのが面倒になった」という例もあります。
また、天井と収納の間に中途半端な狭い隙間を作ってしまい、「ホコリが溜まるうえに、掃除がしにくい」という失敗例も。
天井までの高さも盲点になりがちなので注意
収納付きの洗面台は、全体の高さが190cm前後の製品が多いです。
収納の位置に手が届くか、掃除はしやすいかよく確認しておきましょう。
なお、洗面所内に梁などの障害物がある場合は、規格品では入らないことがあるので、注意が必要です。
洗面台リフォームの実績がある施工会社なら、現地調査の際、正確に採寸の上、適切な洗面台のサイズについて提案してくれます。
【失敗例⑤】収納で窓がふさがってしまった!
背の高いサイズの洗面台に交換したところ、洗面所の窓をふさぐ形になってしまった、というケースもあります。
大きな洗面台が邪魔で窓を開閉しづらい上、自然光があまり入らず、洗面室内が暗くなってしまう、なんてことは避けたいですね。
事前に窓の位置、開閉時の動線を確認しておく
窓がある洗面所の場合は、窓の位置、開閉時の動線を事前に確認してください。
カウンターの高さや洗面台の幅などと比べると気づきにくいですが、十分に注意する必要があります。
また、窓の位置とあわせて、コンセントの位置も確認しておくとよいですね。
洗面台やキャビネットで、やむを得ずコンセントが塞がってしまう場合は、コンセントの移設リフォームも視野に入れましょう。
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【失敗例⑥】洗面ボウルが小さくて水はね汚れがひどい!
洗面ボウルのサイズも、配慮しておきたいところです。
小さすぎると、水が飛びはねたり、溢れたりして、洗面台周辺が汚れてしまいます。
小ぶりでおしゃれな洗面ボウルはたくさんありますが、奥行きと深さがないと、水はねしやすくなるので要注意です。
水はねしにくい洗面ボウルのサイズを考える
使いやすい洗面ボウルのサイズは、次を目安に選ぶと確実です。
ボウルの形 | ボウル内寸サイズ |
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丸型の場合 | 直径40cm×深さ12cm以上 |
角型の場合 | 幅45cm×深さ12cm×奥行き35cm以上 |
お子さんの上履きを洗う予定であれば、より深めで広い洗面ボウルが使いやすいですね。
深さがあるボウルなら、つけ置き洗いも楽に行えます。
近頃では、濡らしたくないタオルやメガネをボウルの端に置ける「ドライエリア」付きの物もあるので、必要な方は合わせてチェックしておくとよいでしょう。
用途にあわせて蛇口の形状を選ぶ
水栓や蛇口は、作業のしやすさとデザイン性の両立を考えて選ぶことが大切です。
バケツに水を汲んだり花瓶の水を交換したりする際の作業が、スムーズにできる位置や角度、長さを確認しましょう。
特に蛇口の高さは水はねの原因となるため、使用する洗面ボウルの大きさに合わせて選びます。
洗髪をする機会が多い方には、止水・吐水をワンタッチで切り替えられるビルトイン水栓付きの洗面台がおすすめです。
実際の使用シーンを想像しながら、ご自身の用途にピッタリな形状の蛇口を選んでくださいね。
ピックアップ商品
ファンシオ(クリナップ) |
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● 23Lも入る「流レールボールLL」がウリ。 ● 側面も手前も深めのボウルで、水はねしにくい。 ● ボウルが広く、洗顔時も水タレが気にならない。 |
ピアラ(LIXIL) |
● 底面が広くて平らな「ひろびろボウル」がウリ。 ● バケツの水汲み、つけ置き洗いもしやすい。 ● 水栓が壁付なので、邪魔になりにくい。 |
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洗面台のサイズ選びはプロの意見も参考に
ここまで紹介してきた項目以外にも、注意した方がよい点やリフォームのコツはいくつかあるので、洗面台の施工経験が豊富なリフォーム会社に相談してみるのがおすすめです!
オリジナルの洗面台を造作できるリフォーム会社に相談するのもよいでしょう。
既製品より高額になってしまいますが、ご要望に合わせてぴったりのものを製作してくれますよ。
ご家族に合ったとっておきの一台が見つかるとよいですね!
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【この記事のまとめ&ポイント!】
洗面カウンターの高さに関する失敗例と解決策を教えてください。 |
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「身長と床から洗面ボウルまでの高さが合わない」という例があります。 洗面台の床からボウルまでの高さは「身長÷2」が適していることが多いので、参考にしてください(詳しくは、こちら)。 |
洗面カウンターのサイズに関する失敗例と解決策を教えてください。 |
洗面台の交換の際「洗面台と洗濯機の間に無駄な隙間が空いた」という失敗例があります。 洗面台の交換時には「洗面台の幅(間口)の規格サイズ」を把握し「洗面台をどこに置くか/隣に何を置くか」もチェックしておきましょう(詳細は、こちら)。 |
洗面台のサイズ選びは、プロにも相談すべきでしょうか? |
注意すべき点やリフォームのコツは複数あるので、洗面台の施工経験が多いリフォーム業者に相談してみるとよいでしょう(詳しくは、こちら)。 |
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