廊下・階段の壁紙リフォームの費用相場
廊下・階段の壁紙の張り替えリフォームにかかる費用は、1㎡あたり1,000~1,500円位です。
廊下のリフォームでは総額4~8万円、階段のリフォームでは総額4~10万円でおさまるケースが多いです。
施工面積が広範囲の場合や、高級素材のクロスを使う場合には、合計で10~20万円近くになることもあります。
階段・吹き抜けでは足場代がかかる可能性がある
なお天井が高い階段のリフォームでは、足場や脚立、2連はしごを使用することがあり、2万5千~5万円位の作業費が別途かかる可能性があります。
特に吹き抜けがあるお住まいの場合は、総費用が通常のクロス張りの2倍の金額になることもあるため、階段や吹き抜けの施工に慣れているリフォーム会社と、予算について相談してみると良いでしょう。
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廊下・階段の壁紙を選ぶためのポイント
廊下や階段は、家の中では決して主役にはなりませんが、すべての部屋と部屋を繋ぐ、重要なポイントです。
家族が毎日必ず通り、来客の方に見られてしまう場所の一つでもあります。
廊下や階段の壁紙を選ぶ際には、誰もが安心できる色合い・デザインを意識しましょう。
また人の行き来が多いことから、とても汚れやすい場所であるということも、念頭に置いてくださいね。
1.壁・天井ともに明るい色の無地が基本
廊下や階段は、間取りによっては窓がなく、暗くなりがちです。
そのため、淡いカラーの無地系の壁紙を合わせると、明るく開放感のある空間になります。
また、天井には明るい色のクロスを選ぶと、より高く広く見えます。
特に廊下は、繋がりがある部屋とのカラーバランスを考えて、ホワイトやベージュ系のベーシックな色でまとめると、統一感が出るのでベストです。
2.柄入りの壁紙はアクセントクロスとして活用する
どうしても柄のある壁紙を取り入れたければ、階段の踊り場(曲がり角部分)など、一部にアクセントとして使ってみると良いでしょう。
柄が入る壁の面積が小さければ、落ち着きのあるスペースに仕上がります。
3.汚れ防止機能付きクロスがお役立ち
壁紙を選ぶ際には、色だけではなく、素材や機能についても吟味しましょう。
廊下や階段の壁は、手垢汚れなどが非常に付着しやすいためです。
表面がフィルム加工された「抗菌壁紙」や「防汚機能付き壁紙」は撥水性が高く、万一汚れが付いても雑巾でひと拭きできるので、お手入れが楽になり、衛生的です。
4.消臭機能付きのクロスで生活臭をカバー
また廊下や階段では、キッチンからの料理の臭いや、玄関からの靴の臭いなどが、こもりがち。
ペットがいるご家庭では、ペットの臭いが残ってしまい、気になることもありますよね。
「消臭機能付き」の壁紙を活用すると、窓がなく換気しにくい廊下や階段でも、日々の掃除の手間が軽減し、快適に過ごしやすくなります。
5.傷が付きにくい耐久性のある素材を
狭い階段や廊下では、壁に物をぶつけてしまうことが多いもの。
そのため、傷や衝撃に強く、耐久性に優れた素材の壁紙を使うのが有効です。
中でも、頑丈な「ウレタンコートクロス」や「表面強化クロス」がおすすめです。
ペットと一緒に暮らしているようでしたら、引っかき傷などにも強い「ペット対応クロス」を検討してみるのも良いでしょう。
6.汚れ防止対策では腰壁リフォームも人気
なおリフォームの際に、最も汚れが付きやすい壁の下部分に、腰壁を一緒に設置する方も増えています。
幅1mにつき1、2万円程度の施工費がかかりますが、見た目が引き締まるので、デザインを重視したい方にもおすすめです。
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ここからは、リショップナビでご紹介しているリフォーム会社が、廊下・階段の壁紙をおしゃれに施工した実例を掲載します。
ポイントをおさえて、ご家庭に合ったコーディネートを想像してみてくださいね。
廊下でおすすめの壁紙の施工例
まずは廊下のリフォーム事例をご紹介します。
広い廊下こそ白い色で統一
廊下が広い家の場合、カラフルな壁紙を選んでも問題ないように思うかもしれませんが、色がある壁紙だと、かえって圧迫感が出てしまうかもしれません。
こちらのように、広く天井も高いタイプの廊下こそ、白いクロスで統一したほうが、美しくスッキリとまとまります。
廊下の突き当たりや天井にアクセントクロスを使う例も
色味のあるクロスを、アクセントとして廊下の突き当たりに上手に施工した例もあります。
奥行き感が出て、素敵ですね。
天井にあえて黒いカラーのクロスを貼り、シックな雰囲気にしているご家庭も。
暗くなりすぎないよう、天井のライトや床からの間接照明の位置を工夫しています。
来客が多いご家庭なら高級感のあるクロスを
お客様が多いご家庭であれば、高級感のある壁紙を選んでみると良いですね。
こちらは、実は一般的なビニールクロスですが、まるで布クロスのような風合いで、上品な雰囲気を演出しています。
柄付きのクロスでも、ベージュや白を基調としたものであれば清潔感がありますね。
LIXIL(リクシル)のエコカラットも万能
なお壁紙クロスではありませんが、LIXIL(リクシル)社の壁材・エコカラットも、内壁のリフォームで好評です。
昔ながらの和室にある土壁から着想を得て開発された商品で、消臭機能や耐久性に優れています。
既存の壁紙の上からも施工できるため、非常にリフォームしやすい製品です。
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階段でおすすめの壁紙の施工例
階段のリフォームでは、壁面に遊び心をプラスしたコーディネート例がたくさんあります!
天井のクロスの色は白が最適
階段の天井の壁紙には、できる限り白を採用すると良いでしょう。
スペースが限られている階段では、暗い色のものや柄入りのクロスを天井に施工すると、より狭く感じてしまいます。
特に吹き抜けのある階段なら、断トツで白がおすすめです。
天窓や照明の光が白いクロスで反射して、より明るい空間が生まれるでしょう。
踊り場・階段ホール・蹴込みに、アクセント壁紙を使っても◎
階段ホールや踊り場の一面のみであれば、こちらのように柄・カラーのある壁紙をアクセントクロスとして施工してみても良いですね。
個性的な空間にしたい場合には、蹴込み(けこみ・段差の垂直部分)にアクセントクロスを貼ってしまうというアイデアもありますよ。
エコカラットでもおしゃれに
LIXIL(リクシル)のエコカラットは、階段でも活躍します。
こちらのご家庭では、レンガ調のデザインのエコカラットを、踊り場のアクセントとして可愛らしく施工していますね。
シースルー階段ならカラフルな壁紙もOK
ちなみに、蹴込の部分がないシースルー階段(スケルトン階段)の場合には、明るいカラーであれば、白やベージュ以外のクロスを採用してもOKです。
この場合、階段と繋がりのあるLDKの壁は白で統一されていることが望ましいですね。
>> シースルー階段(スケルトン階段)のリフォーム費用とメリット・デメリット
廊下や階段は、家の中でも人目につきやすい場所だからこそ、デザイン性・機能性ともに良い壁紙を選びたいですね。
張り替えの際には、廊下や階段のリフォームが得意な施工会社に相談してみると良いでしょう。
予算に合わせて、リフォームプランやおすすめのクロスを提案してもらえるはずですよ。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
廊下・階段の壁紙をリフォームする際の費用は、いくら? |
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壁紙の張り替えにかかる費用は、1㎡あたり1,000~1,500円位です。 廊下のリフォームは総額4~8万円、階段のリフォームは総額4~10万円でおさまる例が多く見られます。 ただし施工面積が広範囲の場合などには、合計10~20万円近くかかることもあります。 天井が高い階段のリフォームや吹き抜けがある建物の場合は、足場・脚立・2連はしごなどを使用するため高額になりやすいので、ご注意ください。 |
廊下・階段の壁紙を選ぶ際のポイントは? |
「壁・天井ともに、明るい色を選ぶこと」「柄入りの壁紙にしたい場合は、アクセントクロスとして活用すること」「耐久性のある素材を使うこと」などです。 詳しくは、こちら。 |
おすすめの壁紙を使って、廊下・階段をリフォームした事例を見たいです。 |
廊下の施工例および階段の施工例を本記事に掲載しています。参考にしてください。 |
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