ダイニングの壁紙の色・デザインの選び方
ダイニングの壁紙を選ぶ際には、以下のポイントを確認しながら、最適なコーディネートを考えてみましょう。
居心地の良いシンプルな色・デザインをベースに選ぶ
ダイニングの壁紙は、長時間過ごしても飽きがこないよう、ベースカラーにシンプルで落ち着いた色合いのものを選びましょう。
ベージュやホワイト系の壁紙を使うと、空間が広く感じられます。
ダイニングの壁は無地が基本
大きな家具が多く、床面積が他の部屋より広いダイニングでは、家具・家電・床材との調和を考え、柄のない無地や、地模様のデザインの壁紙を使いましょう。
食事の見栄えに影響が出ないようにも、配慮してくださいね。
もし柄が入った壁紙を取り入れたければ、小柄のものを選びましょう。遠目で見ると柄が薄くなるため、無地の壁紙のように感じられますよ。
食事をする際に使うテーブルや、頻繁に座るソファーからの実際の距離を考えてみると良いでしょう。
物足りなければアクセントクロスでメリハリを
ダイニングの壁紙は、あまり主張しすぎないカラーのものが好ましいです。
しかし「無地や白い壁では、単調に感じる」という方もいらっしゃるでしょう。
その際は、壁面の一面もしくは一部にアクセントカラーを加えると、メリハリが出て個性的な空間をつくることができます。
例えば、ドアを開けた時に真っ先に目に入る正面の壁や、ダイニングに座った時に目に入る壁の一面のみにアクセントカラーを加えたり、一部に柄のあるものを付けたりすると、印象的な空間をつくることができます。
淡いレンガ調のアクセントクロスも人気
レンガ調の壁紙クロスは、レトロな雰囲気にも高級感のある印象にもできるので、アクセントクロスの中でも人気があります。
ただし、色が濃いものを広範囲に貼ってしまうと、落ち着かなくなるため注意しましょう。
あまり広くないダイニングや、他の色のアクセントクロスとも組み合わせてみたい場合には、白のレンガ調クロスを選ぶと、失敗がありません。
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食欲増進効果のある暖色も◎
主に食事をとることが目的である、ダイニングスペース。
暖色系の色は、食欲を増進させるという特徴があるため、黄色・オレンジ・赤といった色は、ダイニングにオススメです。
また、ダイニングの壁の色を明るくすることで、家族の気持ちを和らげる効果もあります。
「広いダイニングに色を取り入れるのが心配」という場合は、薄めのアプリコットカラーにすると、テーブルやチェアの色ともコーディネートしやすいですよ。
紫色は食卓に合わないので避ける
逆に、紫のカラーは大人っぽいイメージがありますが、黄色やオレンジのように食欲が増す色ではありません。
体調の良い時は気にならないかもしれませんが、元気がない時だと食事が進まなくなってしまう傾向があります。
皆で食卓を囲むダイニングには、紫の壁紙は不向きです。
グレー×白の壁紙ならアンティーク調に
ダイニングで意外と人気があるのが、グレーと白の配色です。
愛着のある家具と組み合わると、アンティーク調の空間を実現できます。
グレーを使う位置は、腰壁より下など、ほんの一部分に限定すると良いですね。
天井のクロスは基本、白か壁と同じものを
天井に使うクロスは、壁と同じもの、もしくは白いカラーを使うのが一般的です。
壁に落ち着いた色を採用する場合には、天井クロスだけ明るくすると、暗くならず良いかもしれません。
ちなみにダイニングでは、シーリングファンやライティングレールなどでおしゃれな照明を飾る家庭も多いため、白い天井のほうがよりインテリアが映えるでしょう。
キッチン・リビングと一続きなら壁紙を統一
部屋の間取りは、キッチン・ダイニング・リビングが一続きになっている場合が多いです。
ダイニングの壁紙は、リビング・キッチンと同じカラーや質感のクロスで統一すると、美しくまとまります。
「シンプルすぎて物足りない」と感じる場合は、LDKの壁の一面だけにアクセントクロスを採用すると、奥行きのある空間になります。
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ダイニングにおすすめの壁紙の機能
食事をすることから、食べ物・飲み物の汚れや臭いが壁に付きやすいのがダイニングです。
見た目の良さだけではなく、壁紙の機能に注目して選ぶことも大切です。
防汚・抗菌機能
最近は、汚れてもサッとひと拭きすればOKの「防汚」機能付きクロスや、衛生的に保つ「抗菌」機能付きクロス、表面が強くキズがつきにくい機能など、さまざまな性能を持った壁紙クロスが販売されています。
ライフスタイルに合わせて、重視したい機能を考えて選びましょう。
消臭・調湿機能
また、室内の湿度の変化に応じて「吸放湿」を繰り返す機能や、「消臭」する機能を備えた壁紙もあります。
幼いお子様や、ペットと一緒に暮らしているご家庭なら、生活の助けになること間違いなしです。
ダイニングの壁紙リフォームの費用相場
壁紙を張り替える際のリフォーム費用は、1㎡につき1,000~1,500円位です。
グレードによって価格が異なるため、アクセントクロスのみ高い物を選んでみても良いかもしれませんね。
なお、LDKの壁紙を一緒にリフォームすると、デザインを統一しやすいはずです。
また、すべて同じクロスを選ぶと、仕入れ価格が安くなり、コストを抑えられる場合もあります。
ただし、広範囲な工事では廃材費用が高くなる可能性があるため、最終的にかかる総額費用を、必ずリフォーム会社に確認しましょう。
毎日使う場所だからこそ、居心地の良い空間にするため、最適な壁紙を探してみてくださいね。
ダイニングの壁紙リフォーム経験が豊富な施工会社に相談すると、おすすめのクロスを予算に合わせて提案してくれるはずです。
【この記事の要点まとめ◎】
ダイニングの壁紙の色・デザインの選び方を教えてください。 |
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「居心地の良いシンプルな色・デザインをベースに選ぶこと」「基本的に無地にすること」「物足りなければアクセントクロスも使うこと」などをポイントに選んでみてください。 詳しくは、こちら。 |
ダイニングにおすすめの壁紙の機能は何ですか? |
掃除しやすい「防汚機能」や、衛生を保ちやすい「抗菌機能」の他、「消臭機能」「調湿機能」のある壁紙がおすすめです。 詳細は、こちら。 |
ダイニングの壁紙リフォームの費用相場はいくらくらいですか? |
壁紙を張り替える際のリフォーム費用は、1㎡につき1,000~1,500円位です。 ただし広範囲な工事では廃材費が高くなる可能性があるため、総額についてはリフォーム会社に確認すると良いでしょう。 |
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