キッチン壁紙リフォームのポイント！選び方・費用について解説
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キッチンの壁紙を張り替える際には、おしゃれな色・デザインにしたいもの。また、できれば防水・防火性があり、拭き掃除しやすいよう油汚れを防止できるタイプを選びたいところです。 今回は、キッチン壁紙の色・柄の選び方やコーディネート方法、おすすめのクロスの機能、リフォーム費用についてチェックしてみましょう。 一部にアクセントクロスを採用する際のコツや、部分的に交換したい場合の注意点もご紹介します。
目次
キッチンの壁紙のおしゃれな色6パターン
キッチンの壁紙を選ぶ際には、落ち着いた空間になるよう、色・柄のバランスを考えることが大切です。
次のポイントを押さえておきましょう。
ベースは無地のデザインが最適
キッチンは、食器・キッチンツール・家電など、ものが多い場所。
壁紙は基本的に、無地のデザインを選びましょう。
空間がスッキリしていないと、作業がはかどらず、料理の見栄えにも影響が出てしまいそうですよね。
実際「柄入りの壁紙を数種類、使ってみたら、想像以上にゴチャゴチャした印象になってしまった」という失敗例があります。
壁紙のリフォームに慣れている方なら交換後のイメージをつかめると思いますが、初めて壁紙を張り替える方は、無地のデザインを選択するのが最適です。
キッチンと同系色が◎
壁紙を選ぶときに誰もが重視するのは、やはり色。
どんなカラーを選ぶかによって、キッチン空間の印象が大きく変わりますよね。
色選びで迷ってしまうという方は、キッチンのカラーとのバランスに注意してみましょう。
上手なカラーコーディネートのポイントは、同系色を選ぶことです。
白いシステムキッチンには白い壁紙で清潔感を、濃い色のキッチンには淡い同系色や白い壁紙で明るさを保つとよいでしょう。
「ワークトップ(天板)部分が、白いかステンレスか」によっても仕上がりの印象が異なります。
全体のイメージを考えながら選んでください。
ダイニングと続いている場合は、明るい暖色系の色でもOK
キッチンとダイニングが一続きになっている場合は、イエロー・オレンジ・ピンク・赤といった暖色系の壁紙もおすすめです。
暖色は、食欲を増進させる効果があります。
また日光をイメージさせることから、楽しさや安らぎを与えるという魅力もあります。
「食事をしているときには、味覚よりも視覚が活発に働く」ともいわれているため、暖色カラーはぜひ選択肢の一つに入れたいですね。
キッチン背面には、柄入り・濃い色でアクセントを
花柄や石材調などのデザインの壁紙は、雰囲気をガラッと変えてくれます。
キッチンに柄入りの壁紙を使いたい場合には、水跳ねや油による汚れが気になる部分など 一面の壁のみに、アクセントクロスとして活用するとよいでしょう。
施工範囲が狭いほうが全面に使用するときに比べて、コーディネートも簡単です。
狭いキッチンの一部に柄のある壁紙を取り入れても、奥行き感が増しますよ。
さらにキッチンをおしゃれにする3つのコツ
カウンター・腰壁には、遊び心あるカラーのクロスも◎
腰壁に個性的なアクセントクロスを使用すれば、インパクトのある色・柄でも落ち着いたキッチン空間に仕上げられます。
木目調(ウッド調)の壁紙でカフェ風に
フローリングに合わせてウッド調のアクセントクロスを採用すると、カフェ風の空間に仕上げやすいですよ。
空間が暗くならないよう、クロスは明るめのカラーを選びましょう。
一部だけの張り替えの場合も、違うカラーでアクセントクロスに
剥がれや汚れにより、キッチンの壁紙を一部だけ交換したい場合、あえて周りと違う色でアクセントにしてしまうのが無難です。
壁紙を張り替える際、同じ色で統一すると新旧の差が目立つ場合があります。
白い壁には淡い色を組み合わせるとクリーンな印象に。
キッチンは汚れやすく交換頻度が高いため、一部を張り替えるなら新しい色を試すのもおすすめです。
不安な場合は、専門業者に相談すると安心です。
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キッチンでおすすめの壁紙クロスの機能4選
ここからは、メンテナンス性や安全性を確保するための、壁紙クロスでおすすめの機能についてご紹介します。
油汚れ防止効果のあるクロスなら、拭き掃除しやすい
キッチンの壁に付く汚れの大半は、油によるものです。
油が跳ねたときの細かい汚れは、意外と遠くまで飛んで壁に付着しており、放っておくと壁紙の変色やベタつきに繋がります。
しかし、壁紙の中には油汚れに強い「汚れ防止機能(防汚機能)付き」タイプのものがあります。
表面に施された特殊なコーティング加工により、汚れが付着しても簡単に拭き取れるため、キレイが長持ちします。
消臭機能付きの壁紙も快適
汚れのほかに、気を付けたいのが「臭い」です。
壁に染み付いた臭いは、拭き掃除では落とせません。
特にダイニング・リビングと繋がっているキッチンは、ご家族やお客様のためにも臭いに注意したいですよね。
そこで「消臭機能」も付いたクロスを使うことをおすすめします。
壁紙の表面に、光触媒や消臭剤が採用されており、臭いを吸着・分解してくれます。
コンロ近くには防火性の高い「不燃認定」クロスを
キッチンがガスコンロのご家庭なら、コンロの近くには防火性が高い「不燃認定」壁紙を使いましょう。
防汚機能も兼ね備えた「不燃認定汚れ防止壁紙」も、おすすめです。
防水性も気になる場合は「撥水機能」のある壁紙も検討を
「撥水機能」付きの壁紙は、表面に水を弾くトップコートなどが施されています。
汚れ防止機能付きクロスと特徴が似ていて拭き掃除がしやすく、カビ防止対策をしたい方にも適しているといえるでしょう。
これらの必要な機能が付いており、かつお好みのデザインのクロスがあるかどうか、リフォーム会社に確認してみるとよいですね。
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キッチンの壁紙張り替えリフォームの費用相場
壁紙クロスをリフォームする際の費用は、 1㎡あたり800～1,500円くらいが目安です。
量産品であれば1,000円/㎡以内、ハイグレードな壁紙であれば1,200円/㎡以上はかかります。
また、このほかに養生費や下地処理費・廃材処分費などが＋2,000円前後、必要になる場合もあります。
例えば、6帖(4面の壁・天井の面積の合計＝約40㎡)のキッチンの壁紙を、量産品のクロスを使って交換する場合には合計で6万円くらいの予算を考えておくとよいでしょう。
なお、リフォーム会社によっては、4万円くらいのセットプランで施工してくれる場合もあります。
ただし、キッチンの壁の下地の劣化修復作業や、壁まわりの設備の移動作業などが生じた場合には追加料金が発生するので注意しましょう。
キッチン壁紙を用いて快適な作業空間を作ろう！
キッチンは毎日使う場所だからこそ、使い勝手も居心地もよい空間にしたいですよね。
キッチンのリフォームが得意な施工会社であれば、おすすめのクロスや工事プランについて、提案してくれるはずです。
現地調査や見積もり作成は無料なので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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【この記事のまとめ＆ポイント！】
- おしゃれなキッチンの壁紙の色・コーディネートのポイントは？
「ベースは無地のデザインにする」「白、もしくはキッチンの扉と同系色のカラーにする」ことなどです(詳しくは、こちら)。
- キッチンの壁紙クロスは、どんな機能が付いている製品がおすすめ？
「汚れ防止(防汚)」や「消臭」機能付きのクロスが一押しです。
またガスコンロのご家庭なら、防火性の高い「不燃認定」壁紙が適しています(詳細は、こちら)。- キッチンの壁紙を張り替える際のリフォーム費用相場は、いくら？
キッチンの壁紙クロスをリフォームする際の費用は、1㎡あたり800～1,500円くらいです。
養生費・下地処理費・廃材処分費などが＋2,000円前後かかる場合もあります。
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