TOTOのユニットバス『サザナ』の特徴とは？口コミや価格をご紹介

ユニットバスの中でも人気の高いTOTOの『サザナ』とは、一体どのような点が優れているのでしょうか？
まずは大まかな特徴を探ってみましょう。

毎日のように使用するお風呂場は、カビや水アカなどの汚れが付きやすく、掃除を負担に感じる方が多いのではないでしょうか？

サザナの魅力のひとつが、日々のお手入れを楽にする機能が充実している、という点です。
サザナには、以下のような機能が搭載されています。

家事の時短を図りたい、少ないお手入れで気持ちよく清潔な浴室を維持したい、というご家庭にはピッタリな製品といえるでしょう。

サザナは、冬の冷たい床を我慢していたり、何度も追い焚きしなければならず光熱費がかさんでしまったりしている方にもおすすめの商品です。

「お掃除ラクラクほっカラリ床」や「魔法びん浴槽」などの機能が装備されたサザナは、保温性においても高い能力を発揮します。

ほっカラリ床は床のW断熱構造で、足元が冷えにくくなっています。
魔法びん浴槽では、浴槽を断熱材で包むようにしてつくられているので、お湯はり後4時間経過してもお湯は温かいままです。

ゆったりとくつろぎのバスタイムを楽しめるしょう。

ここで、サザナの商品ラインナップをご紹介します。

ベンチカウンターが標準装備になっているFタイプを除き、基本的には水栓の種類によってタイプが分かれています。
そのため、まずは好みの水栓から選ぶとよいでしょう。

タイプ名	特徴
	本体価格(税抜) (※1616サイズの場合)
Pタイプ	・コンパクトなタッチ式水栓
	108万9,000円〜
Tタイプ	・スタイリッシュな水栓デザイン
	93万4,000円〜
Sタイプ	・扱いやすいリング状のハンドル
	89万3,000円〜
Nタイプ	・基本を押さえた仕様
	73万2,000円〜
Fタイプ	・ベンチカウンターが標準仕様
	124万円〜

同じサザナの製品でプランニングをした場合でも、施工するリフォーム会社によって工事金額に大きな差が生じるケースがあります。

気になる商品があったら、まずは複数の会社に見積もりを依頼して、比較検討してみることをおすすめします。

続いて、リショップナビ加盟店にて行った、サザナのリフォーム施工例をご紹介します。
かかった費用や工期も合わせて掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ここからは、サザナの標準機能をご紹介します。
まずは、サザナに搭載された機能の中でも人気の高い、「お掃除ラクラクほっカラリ床」についての解説です。

お掃除ラクラクほっカラリ床の表面は、足を優しく支える畳のようなやわらかさが大きな特長です。
足裏で床を捉えやすくなるので、滑りにくく、小さなお子さんやお年寄りの転倒防止にもなります。

また、内部の断熱クッション層には物を落としたときの衝撃吸収や、防音効果もあるのが嬉しいポイントです。

お掃除ラクラクほっカラリ床には、断熱クッション層とその下にある断熱床パンの2層による断熱構造が採用されています。
断熱クッション層の発泡ウレタン、断熱床パンの高強度断熱材・発泡ポリプロピレンといった素材により、床下からの冷気を防いでくれます。

お掃除ラクラクほっカラリ床は、表面に親水特殊処理が施されているので皮脂汚れなどが落ちやすいです。
そのため、日々のお手入れを楽にしてくれます。

また、床の「碁盤の目」のようなパターンが水を排水口へと導くため、表面が乾きやすいという特長もあります。
翌朝には靴下で出入りができるほど速乾性が高いのです。

(※Nタイプは、「お掃除ラクラクほっカラリ床」がオプション機能になります。)

>> TOTO「サザナ」の人気色｜失敗しない色の組み合わせを解説

保温性の高さで、居心地のよいあたたかな浴室空間を作り出してくれるのが「魔法びん浴槽」です。
保温性を生み出す構造や、お湯のぬくもりがどの程度継続するかなどを見ていきましょう。

魔法びん浴槽は、発泡スチロールを素材にした浴槽断熱材を使用して、熱を逃がしにくくすることで保温効果を高めています。

そして、断熱性に優れた「ラクかるふろふた」をあわせて使うことにより、4時間後の温度低下を2.5℃以内にとどめることが可能となります。
家族が多かったり、それぞれの帰宅時間がバラバラだったりというご家庭には嬉しいポイントです。

(※Nタイプは、「魔法びん浴槽」がオプション機能になります。)

さらに、浴槽の保温性をより高めたい方のために、浴槽断熱材の下に「断熱防水パン」を追加するオプションが用意されています。
断熱防水パンを選択すると、5時間後の温度低下は2.5℃以内と、ぬくもりをさらに長く持続できます。

ここからは、日々のお手入れを簡単にするオプション機能をご紹介していきます。
これまでよりも浴室・浴槽の掃除が楽になるので、家事の時短にもつながります。

「床ワイパー洗浄」と「おそうじ浴槽」は、スイッチひとつで自動的に洗浄できるとあって、お風呂掃除の負担を軽減したい方におすすめです。
床ワイパー洗浄は、噴出口から水が吹き出して、床表面の皮脂汚れや水垢などを洗い流す機能です。

おそうじ浴槽は、ノズルからお湯と洗剤が吹き出すことで、浴槽全体を自動的に洗浄します。
以下の3コースが用意されており、汚れの状態に合わせて選択が可能です。

洗剤の補充は月に1度ほどで済むので、手間もかかりません。

床ワイパー洗浄は、床表面の汚れをただ落とすだけでなく、カビや菌の増殖も抑制します。

掃除の仕上げとして、除菌効果のある次亜塩素酸を含んだ「きれい除菌水」を噴出させています。
洗剤を使用せずに除菌が行えるだけでなく、時間が経過すればもとの水に戻るというエコな性質も備えています。

お風呂掃除を楽にするオプション機能は、自動洗浄だけではありません。
「お掃除ラクラク人大浴槽」には、表面の汚れを落としやすくすることで、スムーズに掃除ができる工夫が施されています。

アクリルウレタン系樹脂が使用された「お掃除ラクラク人大浴槽」の表面クリア層には、撥水・撥油成分が配合されています。
そのため、汚れが付きにくくなっています。

皮脂汚れや水アカも軽くこするだけで落ちやすいので、浴槽掃除の負担を大幅に軽減してくれるでしょう。

保温性の高さや掃除のしやすさ以外にも、サザナにはさまざまなオプションがあります。
浴室の使い勝手をよくしたり、さらに掃除のしやすさを向上させたりする性能が備わっています。

以下にて、それぞれのオプションの内容を紹介しましょう。

お掃除ラクラク排水口には、カビやぬめりなどが発生しやすい排水口をきれいに保つための工夫が散りばめられています。
封水筒や排水口周りには抗菌・防カビ樹脂が用いられています。

または、封水筒は汚れがたまりにくく掃除がしやすいように、滑らかな形状に設計されています。

また、らくポイヘアキャッチャーは、たまった髪の毛が自然にまとまり、そのまま捨てやすい構造です。

「壁パネル」は、バックコート層や亜鉛めっき鋼板、樹脂フィルムなどからなる積層構造を採用しています。

サビに強く、汚れやカビを寄せ付けにくいという特長があります。
汚れが付いてもサッと拭き取れて、清潔に保つことができるでしょう。

なお、衛生面に配慮して、パネル同士の継ぎ目にはシリコーンが使われていません。
また、壁パネルは浴槽のリム(浴槽のフチの部分)の上に設置することで、壁の裏側に水が入りにくい構造になっています。

節水と刺激のある浴び心地を兼ね備えた「コンフォートウエーブシャワー」は、バスタイムの満足度を上げてくれるアイテムです。

ノズル内部の構造により、ウエーブしながら流れ出す大粒の水とスプレーシャワーが同時に飛び出す仕組みで、ほどよい刺激を生み出します。
節水性も高く、従来品よりも約35％の節水が可能とされているのです。

なお、コンフォートウエーブシャワーは、吐水の種類を手元のボタンで簡単に切り替えられます。
「コンフォートウエーブ」のほかに、強い刺激感がある「アクティブウエーブ」があります。

また、途切れない柱状のお湯を流しゆっくりとあたためてくれる「ウォームピラー」もおすすめです。
その日の気分で浴び心地を選択できるのは、気分転換にもなります。

最後に、サザナをお使いの方10名に対して実施したアンケートの結果をご紹介します。
まず、「浴室(ユニットバス)を選ぶにあたって最も重視した点は何ですか？」という質問をしたところ、以下のような回答が得られました。

ご覧の通り、サザナを選んだ方の多くが「清掃性」を重視していたことがわかります。
やはり、掃除のしやすさやお手入れの簡単さを求める方にはピッタリの商品だといえるでしょう。

実際に使った感想としても、清掃性に関する好評価が多く寄せられました。
以下、「比較検討したユニットバス」や「気に入っている点・不満な点」などについてのアンケート結果をご紹介します。

ここまでご紹介したとおり、多彩な機能を備えたTOTOのサザナは、お手入れの簡単さや高い保温力が非常に魅力的なユニットバスです。

サザナについてより詳しく知りたい、浴室に不満があるという方は、一度リフォーム会社に相談してみてはいかがでしょうか。

TOTOのサザナを施工する際に押さえておきたいポイントは、主に以下の2つです。

それぞれの詳しい内容を紹介します。

サザナには浴槽や水栓など、さまざまなパーツからお好みのタイプを選べるため、ご自身やご家族にとって使いやすいものを選びましょう。
浴室はほぼ毎日使用する場所なので、快適な空間となるように仕上げましょう。

ユニットバスを施工後に、もし施工不良があった場合はアフターサービスがきちんと受けられるか確認しておくと安心です。
滅多に起きませんが、排水管の接続や、浴槽や壁の接着不良などが発生する場合もあります。

業者による施工不良の際に、どの程度の保証が受けられるか確認しておきましょう。

【この記事のまとめ＆ポイント！】

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