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※2021年2月リフォーム産業新聞より

羽アリはどこから入ってくる?発生源と侵入経路を見極めるポイント

羽アリはどこから入ってくる?発生源と侵入経路を見極めるポイント

更新日:

家の中で突然羽アリを見つけると、どこから入ってきたのか不安になりますよね。実は羽アリは床下の隙間、換気口、湿気の多い木部などから侵入していることがあります。 この記事では、羽アリの主な発生源と侵入経路、対策方法をご紹介します。羽アリの侵入経路を知り、効果的な対策を行いましょう。

目次

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羽アリはどこから入ってくるのか?

羽アリはどこから入ってくるのか?

羽アリが家に侵入する経路はさまざまです。
侵入経路を正しく見極めることが、効果的な対策への第一歩となります。

>> 羽アリを見つけたらどうする?駆除の必要性・応急処置

床下や基礎部分の隙間から侵入

床下や基礎部分の隙間は、羽アリにとって侵入しやすい箇所の一つです。
床下換気口の網目が粗い場合や、基礎コンクリートにひび割れがあると、簡単に侵入を許してしまいます。

特にシロアリの羽アリは湿気を好むため、床下の木材や高い湿度が原因で、基礎の隙間から室内へ侵入するケースが多くみられます。

注意すべき箇所と対策

玄関下や縁側下の基礎部分は隙間が生じやすく、羽アリの侵入リスクが高い場所です。
適切な対策を怠ると、気づかないうちに巣を作られ、内部から羽アリが発生する原因にもなりかねません。

  • 定期的な点検でひび割れや隙間を早期発見
  • シーリング材などによる補修で侵入経路を遮断
  • 床下の湿気対策でシロアリの誘引を抑制

これらの対策を継続的に行うことで、羽アリの侵入を抑えやすくなります。

>> シロアリの巣の見つけ方と駆除・予防法

換気口や通気口など建物の開口部

換気口や通気口も、羽アリの主要な侵入経路です。

  • 網目が粗い換気扇カバー
  • 劣化したゴムパッキンがある窓枠
  • 引き違い窓を中途半端に開けた際の隙間
  • 屋根裏の通気口
  • エアコンダクト

基礎部分の通気口や外壁の亀裂からも侵入が確認されており、羽アリはさまざまな開口部から侵入してくる可能性があります。

効果的な防止策

侵入を防ぐには、防虫網の設置がおすすめです。
既存の網目が粗い場合は、次の対策を実施しましょう。

  • 換気口に目の細かいネットを追加
  • 窓枠のパッキンを定期的に交換
  • エアコンダクト周辺の隙間をパテで埋める

すでに家の中で繁殖しているケースもある

家の中で羽アリが発生する場合、すでに建物内部で繁殖が進んでいる可能性があります。
床下や壁の中、天井裏など目に見えない場所に巣が形成されると、内部から羽アリが現れることがあります。

特に、次のような状況では注意が必要です。

  • 同じ場所で毎年羽アリが発生する場合は、建物内部に定着した巣が存在するサイン
  • 木材内部に巣があると、羽アリが群飛(ぐんぴ)と呼ばれる繁殖行動で一斉に飛び立つ
  • 浴室周辺や湿気の多い床下は巣作りに適した環境で、気づかないうちに繁殖することがある

このようなケースでは、単なる侵入対策ではなく、巣そのものの駆除が必要です。
専門業者による床下や壁内の点検で、早期発見を心がけましょう。

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羽アリが発生しやすい場所とは

家の中に羽アリが現れる場合、シロアリやクロアリの巣が家の中のどこかに存在する可能性があります。
発生源と侵入経路を特定することが、効果的な羽アリ対策の第一歩となります。

湿気の多い木部(浴室・洗面所の床下など)

浴室や洗面所の床下は、湿気が滞留しやすい環境です。
シロアリは木材を餌とし、暖かく湿気のある暗い場所を好むため、これらの木部は生息しやすい場所といえます。

水漏れや結露によって木材が湿ってしまうと、シロアリの食害が進行しやすく、羽アリの発生源となるリスクが高まります。
特に注意すべき点は次の通りです。

  • 浴室の床下点検口から定期的に状態を確認し、木材の湿り気や蟻道の有無をチェック
  • 換気扇を適切に使用し、湿気を外部に排出することでシロアリの繁殖環境を改善

これらの対策を継続的に行うことで、羽アリの発生を抑えやすくなります。

屋根裏や壁の中など目に見えにくい空間

屋根裏や壁の中は、羽アリの発生源や侵入経路となりやすいため特に注意が必要な空間です。

屋根裏の通気口やエアコンダクトなどの開口部は、外部と内部を直接繋いでいるため、羽アリが容易に侵入できてしまいます。
これらの隙間から室内に入り込んだ羽アリは、繁殖の場を求めて移動することがあります。

壁の中の断熱材や木材部分は湿気を含みやすく、シロアリが好む環境です。
湿った木材は羽アリの発生源となり、気づかないうちに被害が広がるおそれがあります。

目視点検が難しいこれらの空間では、専門業者による内視鏡検査や赤外線カメラでの調査が効果的です。
早期発見のためにも、定期的なプロの点検をおすすめします。

主な侵入経路と発生源

  • 屋根裏の通気口・エアコンダクト(外部からの侵入経路)
  • 壁内の断熱材・木材(湿気による発生源)
  • 点検不能空間(専門調査の必要性)

外構の枕木や植栽まわりなどからの移動も

庭の枕木や植栽周りも、羽アリの発生源となることがあります。
これらの場所は湿気を含みやすく、シロアリにとって快適な環境を提供してしまうためです。

特に、地面に直接接している木材はシロアリの侵入経路となりやすく、そこから家屋へ侵入するリスクが高まります。

また、植栽の根元付近は土壌が湿っていることが多く、シロアリの活動が活発になりがちです。
定期的に庭木の剪定を行い、風通しをよくすることで、シロアリの繁殖を抑えることができます。

必要に応じて防蟻剤を散布するなどの対策も有効です。

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羽アリの侵入を防ぐためのチェックポイント

羽アリの侵入を防ぐには、日頃からの予防と点検が重要です。
また、湿気はシロアリを引き寄せる大きな要因となるため、適切な換気と除湿で住まい全体を乾燥した状態に保つことが大切です。

これらのポイントを押さえた予防策を実践することで、羽アリの侵入リスクを軽減できます。

家まわりに木材や不要物を置かない

家の周囲に木材や不要物を置かないことは、羽アリの侵入予防に直結します。
放置された木材や廃材は、羽アリ巣作りしやすい場となり、家屋への侵入リスクを高めてしまいます。

特にシロアリは湿気を好むため、庭の落ち葉や枯れ枝、古い段ボールなどが湿気を溜め込むと、シロアリにとって繁殖しやすい環境を作ってしまいます。

具体的な対策として、次のポイントを心がけましょう。

  • 廃材や木材は家の周囲に放置せず、適切に処分
  • 落ち葉や枯れ枝はこまめに掃除し、湿気が滞留しない環境を維持
  • 物置の木材は地面から離して保管し、定期的に点検

これらの習慣を続けることで、羽アリの発生を抑えやすくなります。

基礎や壁に隙間・クラックがないか定期点検する

基礎や壁の隙間やクラックは、羽アリの主要な侵入経路となります。
建物の周囲を定期的に点検することで、早期に対策しやすくなるでしょう。

>> クラックの原因や判断の目安

特に注意すべきポイントは次の通りです。

  • 基礎部分のひび割れやモルタルの剥がれは侵入口になりやすいため、建物外周を重点的にチェック
  • 壁と地面の接合部や配管周りの隙間、シーリング材の劣化箇所は入念に確認
  • 雨後や季節の変わり目はクラックが目立ちやすいため、点検のベストタイミング

見つけた隙間はシリコンコーキングなどで速やかに補修しましょう。
点検頻度は5年くらいを目安としつつ、気になる兆候があれば随時専門業者に相談することをおすすめします。

湿気対策や換気をしっかり行う

羽アリは湿気の高い環境を好みます。
そのため、適切な湿気対策と換気が侵入防止の重要なポイントとなります。

具体的には、次の点に注意しましょう。

  • 床下や水回りは除湿機や換気で湿度70%以下を維持し、シロアリが寄りつきにくい環境を作る
  • 浴室や洗面所は使用後30分以上換気扇を回し、結露やカビを防ぐ
  • 24時間換気システムのフィルターは月1回清掃し、家全体の湿気管理を徹底する

通気口付近の物を片付け、風通しをよくするのも効果的です。
これらの対策を実践することで、羽アリの侵入リスクの抑制につながるでしょう。

羽アリがどこから侵入するかを見極めて適切な対策を

羽アリの侵入対策には、発生源と侵入経路の特定が重要です。
室内でみつかる羽アリは、屋外からの飛来か、建物内に作られた巣からの発生が考えられます。

シロアリとクロアリでは生態や与える影響が異なるため、それぞれの特徴を理解し、正しく見分けられると、より対策しやすいはずです。

定期的な点検と早期発見、そして必要に応じて専門業者に相談することが、効果的な対策につながります。
適切な予防と対応で、羽アリの被害から大切な住まいを守りましょう。

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