羽アリはどこから入ってくるのか?

羽アリが家に侵入する経路はさまざまです。
侵入経路を正しく見極めることが、効果的な対策への第一歩となります。
床下や基礎部分の隙間から侵入
床下や基礎部分の隙間は、羽アリにとって侵入しやすい箇所の一つです。
床下換気口の網目が粗い場合や、基礎コンクリートにひび割れがあると、簡単に侵入を許してしまいます。
特にシロアリの羽アリは湿気を好むため、床下の木材や高い湿度が原因で、基礎の隙間から室内へ侵入するケースが多くみられます。
注意すべき箇所と対策
玄関下や縁側下の基礎部分は隙間が生じやすく、羽アリの侵入リスクが高い場所です。
適切な対策を怠ると、気づかないうちに巣を作られ、内部から羽アリが発生する原因にもなりかねません。
|
これらの対策を継続的に行うことで、羽アリの侵入を抑えやすくなります。
換気口や通気口など建物の開口部
換気口や通気口も、羽アリの主要な侵入経路です。
|
基礎部分の通気口や外壁の亀裂からも侵入が確認されており、羽アリはさまざまな開口部から侵入してくる可能性があります。
効果的な防止策
侵入を防ぐには、防虫網の設置がおすすめです。
既存の網目が粗い場合は、以下の対策を実施しましょう。
|
すでに家の中で繁殖しているケースもある
家の中で羽アリが発生する場合、すでに建物内部で繁殖が進んでいる可能性があります。
床下や壁の中、天井裏など目に見えない場所に巣が形成されると、内部から羽アリが現れることがあります。
特に、次のような状況では注意が必要です。
|
このようなケースでは、単なる侵入対策ではなく、巣そのものの駆除が必要です。
専門業者による床下や壁内の点検で、早期発見を心がけましょう。
\専門業者に相談したい!/
施工業者の紹介を依頼 ▶
羽アリが発生しやすい場所とは
家の中に羽アリが現れる場合、シロアリやクロアリの巣が家の中のどこかに存在する可能性があります。
発生源と侵入経路を特定することが、効果的な羽アリ対策の第一歩となります。
湿気の多い木部(浴室・洗面所の床下など)
浴室や洗面所の床下は、湿気が滞留しやすい環境です。
シロアリは木材を餌とし、暖かく湿気のある暗い場所を好むため、これらの木部は生息しやすい場所といえます。
水漏れや結露によって木材が湿ってしまうと、シロアリの食害が進行しやすく、羽アリの発生源となるリスクが高まります。
特に注意すべき点は次の通りです。
|
これらの対策を継続的に行うことで、羽アリの発生を抑えやすくなります。
屋根裏や壁の中など目に見えにくい空間
屋根裏や壁の中は、羽アリの発生源や侵入経路となりやすいため特に注意が必要な空間です。
屋根裏の通気口やエアコンダクトなどの開口部は、外部と内部を直接繋いでいるため、羽アリが容易に侵入できてしまいます。
これらの隙間から室内に入り込んだ羽アリは、繁殖の場を求めて移動することがあります。
壁の中の断熱材や木材部分は湿気を含みやすく、シロアリが好む環境です。
湿った木材は羽アリの発生源となり、気づかないうちに被害が広がるおそれがあります。
目視点検が難しいこれらの空間では、専門業者による内視鏡検査や赤外線カメラでの調査が効果的です。
早期発見のためにも、定期的なプロの点検をおすすめします。
主な侵入経路と発生源
|
外構の枕木や植栽まわりなどからの移動も
庭の枕木や植栽周りも、羽アリの発生源となることがあります。
これらの場所は湿気を含みやすく、シロアリにとって快適な環境を提供してしまうためです。
特に、地面に直接接している木材はシロアリの侵入経路となりやすく、そこから家屋へ侵入するリスクが高まります。
また、植栽の根元付近は土壌が湿っていることが多く、シロアリの活動が活発になりがちです。
定期的に庭木の剪定を行い、風通しをよくすることで、シロアリの繁殖を抑えることができます。
必要に応じて防蟻剤を散布するなどの対策も有効です。
\専門業者に相談したい!/
施工業者の紹介を依頼 ▶
羽アリの侵入を防ぐためのチェックポイント
羽アリの侵入を防ぐには、日頃からの予防と点検が重要です。
また、湿気はシロアリを引き寄せる大きな要因となるため、適切な換気と除湿で住まい全体を乾燥した状態に保つことが大切です。
これらのポイントを押さえた予防策を実践することで、羽アリの侵入リスクを軽減できます。
家まわりに木材や不要物を置かない
家の周囲に木材や不要物を置かないことは、羽アリの侵入予防に直結します。
放置された木材や廃材は、羽アリ巣作りしやすい場となり、家屋への侵入リスクを高めてしまいます。
特にシロアリは湿気を好むため、庭の落ち葉や枯れ枝、古い段ボールなどが湿気を溜め込むと、シロアリにとって繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
具体的な対策として、次のポイントを心がけましょう。
|
これらの習慣を続けることで、羽アリの発生を抑えやすくなります。
基礎や壁に隙間・クラックがないか定期点検する
基礎や壁の隙間やクラックは、羽アリの主要な侵入経路となります。
建物の周囲を定期的に点検することで、早期に対策しやすくなるでしょう。
特に注意すべきポイントは次の通りです。
|
見つけた隙間はシリコンコーキングなどで速やかに補修しましょう。
点検頻度は5年くらいを目安としつつ、気になる兆候があれば随時専門業者に相談することをおすすめします。
湿気対策や換気をしっかり行う
羽アリは湿気の高い環境を好みます。
そのため、適切な湿気対策と換気が侵入防止の重要なポイントとなります。
具体的には、次の点に注意しましょう。
|
通気口付近の物を片付け、風通しをよくするのも効果的です。
これらの対策を実践することで、羽アリの侵入リスクの抑制につながるでしょう。
\専門会社に相談したい!/
施工業者の紹介を依頼 ▶
羽アリがどこから侵入するかを見極めて適切な対策を
羽アリの侵入対策には、発生源と侵入経路の特定が重要です。
室内でみつかる羽アリは、屋外からの飛来か、建物内に作られた巣からの発生が考えられます。
シロアリとクロアリでは生態や与える影響が異なるため、それぞれの特徴を理解し、正しく見分けられると、より対策しやすいはずです。
定期的な点検と早期発見、そして必要に応じて専門業者に相談することが、効果的な対策につながります。
適切な予防と対応で、羽アリの被害から大切な住まいを守りましょう。
\専門業者に相談したい!/
施工業者の紹介を依頼 ▶
こちらの記事もおすすめ♪
>> 羽アリ大量発生の危険サイン!シロアリ被害を防ぐ対策
>> 梅雨に羽アリが発生する理由|発見したときの対処法

リショップナビは3つの安心を提供しています!
-
ご希望にあった会社をご紹介!
お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。
-
しつこい営業電話はありません!
紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。
-
見積もり後のフォローも致します
ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。