シロアリ被害の末期症状とは?|今すぐ対策が必要な危険サインや応急処置の方法

更新日:2025年04月15日

シロアリ被害の末期症状とは?|今すぐ対策が必要な危険サインや応急処置の方法

シロアリ被害が進行すると、家屋の安全性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。「もしかして……」と感じたら、すぐに専門業者に相談しましょう。
この記事では、シロアリ被害が末期段階に達した際に見られる症状や、緊急時の対応策をご紹介します。

シロアリ被害の末期症状の例

シロアリ被害の末期症状として、床を踏むと沈みこむことや、ポコポコという鈍い音が響く点などがある。

深刻なシロアリ被害を受けると、住宅の安全性が著しく損なわれ、最悪の場合には倒壊の危険性も生じます。

見逃せないサインを知り、見つけた場合には早急に専門家による調査と対策が必要です。

床を踏むと沈み込み、空洞音が響く

床を踏んだ際にブカブカとして沈み込む感覚や空洞音が響く場合、シロアリ被害が進行している可能性が高いです。
床下の木材内部がを食い荒らされ、支える力を失っているサインといえます。

これらの症状がいくつか見られる場合は、建物の倒壊リスクが極めて高まっています。
専門業者による緊急調査が必要な状態と認識し、速やかに対応しましょう。

床の沈み込み
シロアリが木材の内部を食べ尽くすことで空洞化。体重を支えきれなくなる。特に水回り周辺で顕著。

空洞音の特徴
「コンコン」ではなく「ボコボコ」と鈍い音。柱や土台だけでなく床板自体が侵食されている可能性がある。

末期状態のシロアリ被害は深刻な症状が現れる

シロアリは、木材の内部を食べ進んでいくため、被害が進行すると建物の構造部分が劣化し、耐震性が低下します。
被害が広範囲になると、木材の壊滅や自然災害が原因で、建物の崩落・倒壊するリスクが高くなり危険です。

建物全体には影響が及んでいなくても、内部まで食害された柱・壁・床下を、補修・交換しなくてはいけない場合があります。

シロアリ駆除の実績豊富な
専門業者を探したい!/
完全無料!
施工業者の紹介を依頼 ▶

末期のシロアリ被害への緊急対処法と専門家の選び方

シロアリ被害が末期状態に達する前に、迅速かつ適切な対応が不可欠です。

被害発見後すぐに行うべき応急処置

シロアリ被害を発見したら、まずは2次被害を防ぐための応急処置が重要です。
具体的な対策を3つのステップに分けてご説明します。

1. 被害箇所の安全確保

シロアリが大量発生している場所には近づかず、立ち入り禁止エリアを設定しましょう。
床が沈み込んでいる箇所には重い物を置かず、荷重を分散させることが大切です。

2. 環境改善で活動抑制

シロアリの活動を抑える環境をつくりましょう。

  • 換気扇や除湿機などで被害がある木材を乾燥
  • 水漏れなど被害箇所にはビニールシートを敷き、シロアリや雨水の侵入防止
  • 被害木材周辺の物を撤去し、通気性を確保
  • 数匹の羽アリを見つけた場合は、掃除機で吸引するか、70〜100度の熱湯をかけて死滅させる
  • 3. 専門業者対応の準備

    被害状況を正確に伝えるため、蟻道や羽アリの写真を複数角度から撮影しましょう。
    駆除業者が到着するまで、殺虫剤の使用は避けてください。
    応急処置後すぐに、信頼できる専門業者に連絡しましょう。

    信頼できるシロアリ駆除業者の見極め方

    信頼できるシロアリ駆除業者を選ぶ際は、3つのポイントを押さえることが大切です。

    1. 実績と保証制度の確認

    安心してシロアリ駆除を相談できる、専門業者を選ぶためには次の点をチェックしましょう。

  • 業界団体への加盟や防除施工士の資格保有
  • 施工実績数が公開されているか
  • 5年の保証が付帯しているか
  • 過去の施工事例写真
  • 2. 無料調査と見積もり

    現地調査を無料で実施し、薬剤の種類・使用量・施工範囲を明記した書面を提示する業者を選ぶとよいでしょう。

    >> シロアリ駆除&予防の費用相場

    3. 安全な施工のための確認事項

  • 人体やペットに影響の少ない薬剤の使用について説明があるか
  • 床下の防護服着用や養生シートの使用など、作業工程を説明できるか
  • 再発時の無料点検や保証期間中の定期メンテナンス制度があるか
  • これらの条件を満たす業者であれば、駆除効果や住宅の耐久性回復などを期待しやすいでしょう。
    複数社を比較検討し、最適なパートナーを見極めましょう。

    シロアリ駆除の実績豊富な
    専門業者を探したい!/
    完全無料!
    施工業者の紹介を依頼 ▶

    シロアリ被害の末期症状を見つけたら、すぐに専門業者へ

    シロアリ被害の症状は、見逃せない危険信号です。
    床の沈み、木材の空洞音などの症状を発見したら早めに業者に知らせることで、深刻な被害を未然に防ぐことにつながります。

    早期発見と迅速な対策が、建物の安全を守る鍵となります。

    リフォーム費用は比較で安くなる! 最大50%DOWN 簡単30秒 見積もり件数No.1 無料リフォーム会社一括見積もり依頼 カスタマーサポートがびったりの会社をご紹介
    このエントリーをはてなブックマークに追加

    SNSでもお役立ち情報をお届け中!

    公式LINEアカウントはこちらあ
    公式Instagramアカウントはこちら

    お役立ちのおすすめ記事

    • シロアリ初期症状の見分け方と7つの対策

      シロアリ被害は、気づいたときには深刻な状態まで進行していることが少なくありません。住宅の資産価値を守るためには、早期発見と適切な対策が不可欠です。 本記事では、シロアリ被害の見分け方から、床下換気や湿気対策など具体的な7つの予防法まで、分かりやすく解説します。

    • シロアリ駆除は必要ない?7つの予防と対策

      シロアリ被害に悩む方、予防に不安を感じている方は少なくありません。適切な予防と定期点検で、高額な駆除費用は抑えることができます。 本記事では、シロアリの具体的な7つの予防策と、被害を未然に防ぐための効果的な対処法をご紹介します。これらの方法を実践して、建物の資産価値を守りながら、安心して快適な住環境を維持しましょう。

    • シロアリの巣の見つけ方と駆除・予防法7選

      家の中から聞こえる小さな音、床のたわみ、見慣れない羽アリの発生は、シロアリ被害のサインかもしれません。シロアリの巣は早期発見と適切な対処で、被害を最小限に抑えることができます。 本記事では、シロアリの巣の見つけ方から、DIYで実践できる対策、専門家に依頼すべきケースまで、具体的な駆除・予防法7選と予防のポイントをわかりやすく解説します。

    • シロアリ被害は手遅れ?今すぐチェックすべき8つのサイン

      シロアリの被害に気づいたとき、「もう手遅れかもしれない……」と不安に感じていませんか? シロアリ被害は、気づかないうちに家を蝕み、深刻な構造被害につながることがあります。 大切な家を守るためには、早期発見と対策が重要です。この記事では、シロアリ被害を示す8つのサインを解説します。適切な対処で、住宅の安全性と資産価値を守り、将来の高額な修繕費用を回避しましょう。

    • シロアリ被害の早期発見と予防対策5選|駆除業者の選び方も解説

      シロアリ被害に不安を感じている方は多いのではないでしょうか。早期発見と適切な予防対策で、シロアリ被害から大切な住まいを守り、安心して暮らせる住環境を実現しやすくなります。 本記事では、シロアリの種類や生態の違いを踏まえ、被害の見分け方から予防対策、信頼できる業者の選定方法まで解説します。

    リショップナビは3つの安心を提供しています!

    • ご希望にあった会社をご紹介!

      お住まいの地域に近く・ご希望のリフォーム箇所に対応が可能という基準を元に、厳選した会社をご紹介。可能な限り、ご要望にお応えできるように対応致します。

    • しつこい営業電話はありません!

      紹介する会社は、最大で5社まで。また、連絡を希望する時間帯をお伝え頂ければ、しつこい営業電話をすることはありません。

    • 見積もり後のフォローも致します

      ご紹介後にご不明点や依頼を断りたい会社がある場合も、お気軽にご連絡ください。弊社から各会社へのご連絡も可能となっております。

    © ZIGExN Co., Ltd. All Rights Reserved.