寝室の壁紙の色・コーディネートのポイント
一般的にベストな睡眠時間とされているのは、成人では7時間前後。1日24時間の内、3分の1を寝室で過ごすという計算になりますね。
寝室の壁紙を選ぶ際には以下のコツを押さえて、安眠できる空間を実現しましょう。
オフホワイト・ベージュなどの落ち着いた色を選ぶ
質の良い睡眠をとるためには、よくリラックスすることが大切です。
オフホワイトやベージュといった、落ち着いた色の壁紙を選びましょう。
壁の色が濃いと、室内全体に圧迫感が出てしまいます。
「全面がオフホワイトの壁では、冷たい感じになるかも……」と不安な方は、小さな模様が入った壁紙クロスを選んでも良いでしょう。
色がある壁紙はアクセントクロスとして使う
濃い色や、大きな柄付きの壁紙を取り入れたい場合には、落ち着かない空間にならないよう、一面のみにアクセントクロスとして採用しましょう。
温かい雰囲気にしたい場合は、木目調の壁紙を使用するのも良いですね。
ブルー・グリーンならリラックス効果◎
カラーセラピーによると、ブルー系のコーディネートが良い睡眠をもたらすと言われており、ブルー・グリーンが、リラックス効果があるとされています。
白・ベージュ以外の色味を寝室に取り入れたければ、ぜひ参考にしてみてください。
爽やかなライトブルーなら、壁紙にも取り入れやすいですね。
ブルー系は苦手という方には、グリーンもおすすめです。
落ち着いた色調であっても、部屋全体を明るい印象にしてくれるでしょう。
北向きの寝室なら暖色系もおすすめ
ブルー寄りの色が寝室には向いていますが、北向きにある寒い寝室の場合は、より冷たい印象になってしまいがち。
暖色の壁紙には、体感温度を上げる効力があります。
北向きの寝室には、あえて黄色・オレンジ・ピンクなどの暖色の壁紙を、アクセントとして使ってみても良いでしょう。
天井は無地で、壁より少し暗めの色を
寝室の天井の壁紙には、壁よりもやや暗い色を選ぶと落ち着いた仕上がりになります。
天井が明るい色や派手な色だと、寝付きにくくなってしまうので注意してください。
「柄がある壁紙にしてみたら、柄の部分が人の顔に見えるようになってきた」という失敗例もあるので、寝室の天井に柄入りのデザインを使うことは避けましょう。
ベッドなどの家具に合わせて統一感を
家具の色に合わせてコーディネートすることも、壁紙選びの原則です。
こちらのようにホワイト系のインテリアが中心の部屋なら、白やベージュの壁でさらに清潔感を演出できますね。
壁紙だけではなく、家具も真っ白よりオフホワイトのほうが、安眠のためには良いと言われています。
濃い色のインテリアに合わせる際にも、白系やベージュの壁紙が望ましいです。
アクセントクロスを使いたい場合は、なるべく薄い色で、家具と同系色の壁紙を使用しましょう。
より落ち着く空間に仕上げるためには、寝室のリフォーム経験が豊富な会社に、一度相談してみると良いですね。
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リラックス効果あり!寝室でおすすめの壁紙の機能3選
壁紙クロスを選ぶ際には色だけではなく、以下でご紹介するような、湿度の調節・消臭などの機能がある製品をぜひ検討してみましょう。
「吸放湿」機能付きが健康のために良い
夏はジメジメ、冬はカラカラなど、眠っている間の湿度が気になることがありませんか?
それが日本の気候の特徴ではありますが、うまくコントロールして快適に眠りたいものですよね。
そこでおすすめしたいのが、「吸放湿」機能付きの壁紙です。
湿気が多い時は吸収し、少ない時には放出してくれます。
湿度が調節されると気持ちが良いだけではなく、インフルエンザウィルスや細菌の繁殖を抑える効果も期待できます。
なお、吸湿性はあっても、湿気の放出性能は低いクロス商品も存在します。
湿度の調節ができる壁紙にしたい方は、リフォーム会社に確認してみましょう。
「消臭」機能付きなら、さらに安眠効果あり◎
冷暖房を使っているため、あるいは防犯のため、寝室はだいたい締め切って眠る方は多いでしょう。
そうすると、臭いがこもってしまいがちです。
寝室で一番臭いの元となるのは、寝具にしみこんだ汗や体臭です。
そうとはいえ、毎日干したり洗濯したりできるわけではありません。
消臭機能付きの壁紙を施工することで、臭いを軽減すると良いですよ。
ちなみに、アクセントとしてLIXIL(リクシル)の「エコカラット」を採用するのもおすすめです。
デザイン性が高く、調湿機能・消臭効果も兼ね備えています。
マイナスイオン壁紙も一押し
最近では、「マイナスイオン」壁紙も人気が高まっています。
天然のミネラル鉱石が壁紙に含まれており、室内にマイナスイオンを発散します。
マイナスイオン壁紙は、森林浴と同じようなリフレッシュ効果が期待されているので、寝室に最適といえる製品の一つです。
寝室の壁紙張替えリフォームの費用相場
壁紙クロスの張替えの際にかかるリフォーム費用は、壁の面積1㎡あたり1,000~1,500円前後です。
採用するクロスのグレードによって、価格が異なります。
6帖程度の寝室で、天井+壁4面をリフォームすると、合計で3~6万円位かかるのが一般的です。
窓やクローゼットがあるため、施工する壁の面積はご家庭によって様々ではありますが、性能の良いクロスを選んでも、5万円前後でおさまるケースが多く見られます。
毎日の健康のために、寝室の壁紙選びは慎重に行いたいものですよね。
できれば寝室のリフォームが得意な業者に相談し、予算に合わせて、おすすめの色や機能について提案してもらうと良いですよ。
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【この記事の要点まとめ◎】
寝室の壁紙の色・コーディネートのポイントは? |
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「オフホワイト・ベージュなどの落ち着いた色を選ぶこと」「色がある壁紙は、アクセントクロスとして使うこと」などです(詳しくは、こちら)。 |
寝室には、どのようなタイプの壁紙クロス・壁材がおすすめ? |
「吸放湿」や「消臭」といった機能のある壁紙クロス、LIXIL(リクシル)の「エコカラット」や「マイナスイオン壁紙」などを採用すると、安眠効果を得やすくなると考えられます(詳細は、こちら。) |
寝室の壁紙をリフォームする際にかかる費用は、いくら? |
壁紙クロスの張替えにかかる費用は、壁の面積1㎡あたり1,000~1,500円前後です。 |
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