
みらいエコ住宅2026事業をわかりやすく解説|補助金額・条件・利用方法
更新日:
みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)とは、省エネ基準を満たす新築や、既存住宅を省エネリフォームする際に、費用の一部を補助する事業です。 リフォームでは最大100万円、新築では最大125万円など、工事内容や条件によって補助金を利用できる可能性があります。 本記事では、制度の内容や補助金額、申請の条件について整理してご紹介します。
目次
みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)とは?
「みらいエコ住宅2026事業(Me住宅2026)」とは、省エネ基準を満たす新築住宅を建てる場合や、既存住宅を省エネリフォームする場合に、対象となる工事費用の一部を補助する制度です。
新築では、GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅など、省エネ性能の基準を満たす住宅の取得が幅広く補助対象とされています。
また、リフォームでは、これらの新築基準とは別に、断熱改修や省エネ設備への切り替えなど、既存住宅の性能向上につながる工事が幅広く補助対象とされています。
本記事では、2026年8月時点の最新情報をもとに、新築・リフォームそれぞれの補助金対象条件と補助金額について解説します。
【新築】補助対象となる条件・補助金額
本章ではみらいエコ住宅2026事業における「新築」の補助対象となる条件の条件と補助金額についてご紹介します。

対象となる3つの住宅区分
みらいエコ住宅2026事業において、新築の場合は「GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準住宅」のいずれかの省エネ基準を満たすことが条件です。
この3つの区分は、求められる省エネ性能の水準と対象世帯が次のように異なります。
対象となる3つの住宅区分
- GX志向型住宅
断熱等性能等級6以上、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステムの略で、高度エネルギーマネジメントシステム)による太陽光発電等の制御などが求められる住宅のこと3区分の中で最も省エネ基準が高い
- 長期優良住宅
国の基準をクリアした「長く快適に住み続けられる」住宅のこと省エネ性能をはじめ、地震に対する強さ(耐震性)や、点検・お手入れのしやすさなど、国が定めた厳しい基準を満たしている
- ZEH水準住宅
断熱等性能等級5以上かつ、一次エネルギー消費量が国の省エネ基準より20%以上少ない住宅のこと
住宅区分ごとの補助対象条件
補助金対象の条件は次の通りで、前述の「住宅の種類」に加えて「住宅の入手方法」や「世帯要件」も関わってきます。
補助金対象の条件
- GX志向型住宅
世帯を問わず「新築注文住宅・新築分譲住宅の購入・賃貸の新築住宅」のいずれも対象
- 長期優良住宅 もしくは ZEH水準住宅
「賃貸の新築住宅」は世帯を問わず対象
ただし「新築注文住宅・新築分譲住宅の購入」は、子育て世帯(※1)または若者夫婦世帯(※2)のみ対象
※1 子育て世帯:2025年4月1日の時点で、18歳未満のお子さんがいる世帯
※2 若者夫婦世帯:2025年4月1日の時点で、夫婦どちらかの年齢が39歳以下の世帯
住宅区分ごとの補助金額
新築住宅への補助金額の上限は1戸につき35~125万円です。
住宅の種類ごとの補助金額を、次の一覧にまとめました。
住宅の種類 | 補助金額 |
|---|---|
GX志向型住宅 | ・上限110万円/戸(125万円/戸) |
長期優良住宅 | ・上限75万円/戸(80万円/戸) |
ZEH水準住宅 | ・上限35万円/戸(40万円/戸) |
※出典:「みらいエコ住宅2026事業(Мe住宅2026)公式ウェブサイト」(国土交通省)を加工して作成。
なお、これらの補助金額は「地域区分」と呼ばれる地域ごとの気候条件に応じて区分されており、表内の()の補助金額は、1〜4地域に該当する地域の住宅の場合の金額を表しています。
なお、賃貸住宅として新築する場合は、補助対象となる住戸数の上限や金額の算定方法が異なります。
詳細な補助金額はみらいエコ住宅2026事業公式サイト、あるいは新築の補助金情報に詳しいリフォーム会社や施工会社にご相談ください。
みらいエコ住宅2026事業について リフォームの相談をする無料リフォーム会社一括見積もり依頼
【リフォーム】補助対象となる条件・補助金額

まず知っておきたいトリガールームと要件化工事
みらいエコ住宅2026事業では、トリガールームで要件化工事を実施すると、家全体で行う「補助対象工事」(補助金額の計算対象になる工事)が認められる仕組みです。
トリガールーム・要件化工事とは
- トリガールーム
住宅の中で1つ指定するリフォーム対象の居室(リビングや寝室など)のこと - 要件化工事
補助金を受けるための必須条件となる、あらかじめ定められた組み合わせの断熱・省エネ工事のこと
この要件化工事では、「①:開口部の断熱改修」を必須とし、その性能次第で「②:躯体(床・壁・天井)の断熱改修」や「③:特定エコ住宅設備の設置」の組み合わせが必要になります。
なお、補助対象となる工事は①〜③以外にも、子育て対応改修や防災性向上改修など複数の種類があり、要件化工事をクリアした家であれば、これらもあわせて補助対象工事として申請できます。
補助対象となる条件
リフォームにおける、みらいエコ住宅2026事業の補助対象条件は、次の通りです。
みらいエコ住宅2026事業の補助対象条件
- 対象住宅
平成28年12月31日以前に新築されたことが確認できる住宅であること
- 補助対象工事
対象となる住宅における「外皮に面する開口部を有する1つの居室」において
リフォーム後の性能に応じて定められた工事(要件化工事)を実施すること - 補助対象者
補助対象事業の発注者であること
補助額と上限額
主な補助金額は次の通りです。
対象となる住宅 | 補助金額 |
|---|---|
平成3年以前に新築された住宅 | 義務基準相当の工事(※1):100万円/戸 次世代省エネ基準相当の工事(※2):50万円/戸 |
平成4年~平成28年に新築された住宅 | 義務基準相当の工事:80万円/戸 次世代省エネ基準相当の工事:40万円/戸 |
※1:①開口部の断熱改修+②躯体の断熱改修+③特定エコ住宅設備の設置
※2:①開口部の断熱改修+②躯体の断熱改修
1回の交付申請で受け取れる補助額の合計は、原則5万円以上である必要があります。
ただし、先進的窓リノベ2026事業や給湯省エネ2026事業など、住宅省エネ2026キャンペーンの他の事業ですでに交付決定を受けている場合は、下限が2万円以上に引き下げられます。
補助対象となるリフォームの種類

みらいエコ住宅2026事業の補助金対象となるリフォームは、次の通りです。
①~③は必須のリフォームであり、④~⑧は必須リフォームと一緒に行う場合は対象、単体のみは対象外となります。
リフォームの種類 | 内容 |
|---|---|
①開口部の断熱 |
|
②躯体部分の断熱 |
|
③特定エコ住宅設備の設置 |
|
④エコ住宅設備の設置 |
|
⑤子育てに対応しやすい環境への改修 |
|
⑥防災性向上の改修 |
|
⑦バリアフリーリフォーム |
|
⑧エアコンの設置 |
|
⑨リフォーム瑕疵保険などへの加入 |
|
※出典:「みらいエコ住宅2026事業(Meミー住宅2026)公式ウェブサイト」(国土交通省)を加工して作成。
みらいエコ住宅2026事業について 詳しい業者に相談したい!無料リフォーム会社一括見積もり依頼
補助金を交付申請する際の手順を解説
みらいエコ住宅2026事業において、補助金の交付申請は消費者自身が行うことはできず、登録されたリフォーム業者(みらいエコ住宅事業者)が代行して手続きを行います。
大まかな流れは次の通りです。

補助金を交付申請する際の手順
①:工事請負契約を締結する
リフォーム業者と、工事内容・金額を明記した契約を結びます。
↓
②:工事に着手する
2025年11月28日以降に着手した工事が対象です。
↓
③:(任意)交付申請の予約を行う
工事完了前でも、業者が「交付申請の予約」を行うことで、一時的に予算を確保できます。
↓
④:工事が完了し、引き渡しを受ける
↓
⑤:交付申請を行う
工事完了後、業者が必要書類(工事請負契約書、性能証明書、工事前後の写真など)を揃えて申請します。
↓
⑥:交付決定を受ける
申請内容に不備がなければ、申請から1.5〜2ヶ月程度で交付が決定します。
↓
⑦:補助金が交付・還元される
補助金はまず業者に交付され、その後、工事費用への充当や現金支払いという形で施主に還元されます。
なお、書類の準備や申請作業はすべて業者側の担当ですが、契約時に「還元方法(工事費用に充当するか、現金で受け取るか)」を業者とすり合わせておくと、後のトラブルを避けやすくなります。
みらいエコ住宅2026事業の申請受付期間
「みらいエコ住宅2026事業の申請受付は、国土交通省の資料によると3月下旬以降に開始予定です。
スケジュールの詳細は次の通りです。
みらいエコ住宅2026事業の申請受付期間
- 交付申請(予約を含む)の受付
2026年6月30日より開始
- 交付申請の予約期間
申請開始~遅くとも2026年11月16日まで(※)
- 交付申請期間
申請開始~遅くとも2026年12月31日まで(※)
(※)予算上限に達し次第終了、締切は予算上限に応じて公表
補助金はあらかじめ予算が定められているため、申請期間内であっても上限に達し次第終了となる可能性があります。
また、交付申請だけでなく工事自体もこの期限までに完了させる必要があるため、期限間際での契約は避け、早めに登録業者へ相談し、準備を進めておくと安心です。
みらいエコ住宅2026事業について 詳しい業者に話を聞く無料リフォーム会社一括見積もり依頼
みらいエコ住宅2026事業で押さえておきたいポイント
最新の情報を確認して準備を進める
みらいエコ住宅2026事業は、2026年6月30日よりリフォームの交付申請受付が始まっており、予算上限に達し次第、期限前でも受付が終了します。
まずは、ご自身の状況が「対象となる住宅の条件・補助対象工事の内容・補助金額」の3つに当てはまるかを確認しましょう。
特に見落としやすいのが、要件化工事(トリガールームでの工事)を満たさなければ、他のリフォーム工事が補助対象工事として認められない点です。
窓の断熱改修だけで済むのか、躯体の断熱改修や設備の設置まで必要なのかは、住宅の状態によって異なるため、早い段階でリフォーム業者に確認してもらうことをおすすめします。
条件を満たせばほかの3事業と併用が可能
みらいエコ住宅2026事業は、「先進的窓リノベ2026事業/給湯省エネ2026事業/賃貸集合給湯省エネ2026事業」と併用できる場合があります。
例えば、リビングの窓は先進的窓リノベ2026事業で、給湯器の交換はみらいエコ住宅2026事業で申請する、といった使い分けが可能です。
工事箇所ごとに事業を使い分けることで、1つの事業の上限額を超えて補助を受けられる可能性があります。
ただし、同一の工事箇所(同じ窓、同じ給湯器など)への重複申請はできないため、検討しているリフォームによって使い分けられるとよいでしょう。
相談する業者が補助金に対応しているか確認する
みらいエコ住宅2026事業を利用する際は、相談前に業者が「みらいエコ住宅事業者」として登録されているか確認しましょう。
この登録は2段階になっており、まず「住宅省エネ支援事業者」として登録し、そのうえでみらいエコ住宅2026事業にも参加登録した業者だけが「みらいエコ住宅事業者」となります。
※対応業者は「みらいエコ住宅2026事業(Meミー住宅2026)公式ウェブサイトから確認が可能
ただし、この登録はあくまで手続き上の資格であり、国や事務局が施工品質を認定するものではないため、施工会社の実績や見積もり内容もあわせて検討することが大切です。
みらいエコ住宅2026事業について 詳しい業者に相談したい!無料リフォーム会社一括見積もり依頼
みらいエコ住宅2026事業の相談は『リショップナビ』へ
公式サイトの情報だけでは、自分の家がどの工事の組み合わせで対象になるのか、判断が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
そうした場合は、補助金制度に詳しいリフォーム業者へ相談するのがおすすめです。
制度の知識だけでなく、希望するリフォームに最適な補助金の組み合わせを提案してもらえることがあります。
「みらいエコ住宅事業者として登録された業者が近くにいるか分からない」「複数の業者を比較して選びたい」という方は、1人で悩まず、当サイト『リショップナビ』へまずご相談ください。
専門的なアドバイスをもとに、補助金制度を上手く活用してリフォームを進めていきましょう。
みらいエコ住宅2026事業について 詳しい業者に相談したい!無料リフォーム会社一括見積もり依頼















