住宅省エネキャンペーン2025始動へ!2024年の内容をおさらい

更新日:2024年12月03日

2025年住宅省エネキャンペーン始動へ!2024年の内容をおさらい

11月末に、住宅省エネキャンペーン2025の実施が正式に発表されました。省エネリフォームを考えている方にとって、補助金制度の活用は大きなポイントです。
本記事では、2025年の最新情報と2024年のキャンペーン内容もおさらいします。今後の情報確認方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

2025年「住宅省エネキャンペーン」の実施が発表

11月末に、2025年の「住宅省エネキャンペーン」の実施が発表されました。

住宅省エネキャンペーンとは、各ご家庭の省エネ強化のために、省エネリフォーム支援をする4つの事業の総称です。

断熱性能の向上や高効率給湯器の設置など、対象の省エネリフォームを行う際の費用の一部を補助します。

2025年に実施される事業は、次の通りです。

次の章では、現時点で発表されている各事業の最新情報を解説します。

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「先進的窓リノベ2025事業」

先進的窓リノベ2025事業補助対象のリフォーム、内窓の設置、外窓の交換、窓ガラスの交換、断熱性能のある玄関ドアへの交換

「先進的窓リノベ2025事業」は、昨年に引き続き、住宅の窓を断熱性能の高いものへリフォームする際に、費用の一部を補助します。

補助金額と対象の工事

補助金額と対象の工事は次の通りです。

補助金額 ● 上限200万円/戸とする、対象費用の2分の1の金額を補助
補助対象となるリフォーム 2024年11月22日以降に着工する、断熱性能高い窓へ交換する次の工事

● 内窓の設置、交換
● 外窓の交換
● 窓ガラスの交換
● 窓のリフォームと同時に行う場合のみ、断熱性能が高い玄関ドアへの交換も補助対象となる場合がある

>> 窓のリフォームで利用できる補助金制度をご紹介

「子育てグリーン住宅支援事業」

「子育てグリーン住宅支援事業」は、「子育て」と記載がありますが、リフォームの場合は対象の省エネ改修を行った際に、世帯関係なく費用の一部を補助する事業です。

補助金額と対象の工事

補助金額と対象の工事は、次の通りです。

補助金額 工事内容に応じて次の金額を補助

● 必須となっている3つの工事を全て行う場合
上限:60万円/戸とする、対象費用の定額を補助

● 必須となっている3つの工事の内、いずれか2つを行う場合
上限:40万円/戸とする、対象費用の定額を補助
補助対象となるリフォーム 2024年11月22日以降に着手する次の工事

【次の3つは必須】
1. 開口部の断熱改修
2. 躯体箇所のの断熱改修
3. エコ住宅設備を設置

【次の3つは任意であり、必須工事と同時に行う場合に対象となる】
1. 子育て環境へ対応するための改修
2. バリアフリー改修
3. 空気清浄、換気機能付きのエアコンの設置

「給湯省エネ2025事業」

補助対象とされている高効率給湯器、家庭用蓄電池を導入・設置する際に、一定の金額を補助します。

対象のメーカーや商品が決まっているので、利用する際は商品まで把握することが大切です。

補助金額と対象の工事

補助金額と対象の工事は次の通りです。

ヒートポンプ給湯機(エコキュート) 10万円/台
ハイブリッド給湯機 13万円/台
家庭用燃料電池(エネファーム) 20万円/台

また、2024年11月22日以降に着手した、上記のリフォームが補助対象とされています。

>> 給湯器交換・設置に利用できる補助金制度一覧をご紹介
>> エコキュートに利用できる補助金制度一覧をご紹介

「賃貸集合住宅給湯省エネ2025事業」

賃貸集合住宅で省エネ型小型給湯器に取り替えをする際、費用の一部を支援し、2030年度のエネルギー需給目標の達成を目指す事業です。

補助金額と対象の工事

賃貸集合住宅給湯省エネ事業もほかの事業とは異なり、対象の給湯機器に対して定額で補助をします。

給湯器の種類 補助金額
エコジョーズ/エコフィール ● 追いだき機能がついていないタイプ
5万円/台

● 追いだき機能がついているタイプ
7万円/台

賃貸集合住宅給湯省エネ2025事業も同様に、11月22日以降に着手した給湯器リフォームが対象です。

2025年も、政府の住宅省エネ支援は強化されています。

ご自宅の省エネリフォームを検討されている方は、引き続きチェックしてくださいね。

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2024年度の住宅省エネキャンペーンをおさらい

ここで、2024年度の内容を簡単におさらいしていきましょう。

実施された4つの事業と、リフォームの内容・補助金額について、次の一覧にまとめました。

制度名 補助対象のリフォーム 補助金額
先進的窓リノベ2024事業 高断熱性能の窓を採用した
次のリフォーム

● 内窓を設置、交換
● 外窓の交換
● 窓ガラスの交換
● 高断熱性能のある
玄関ドアの交換
(※窓と同時に行う場合のみ)
● 5~200万円/戸
子育てエコホーム支援事業 【次の3つは必須】
1. 開口部の断熱改修
2. 外壁、屋根、天井
または床の断熱改修
3. エコ住宅設備を設置

【次の5つは任意であり、
必須工事と同時に行う場合
対象となる】
1. 子育て環境へ
対応するための改修
2. 防災性の向上
3. バリアフリー改修
4. 空気清浄、換気機能付きの
エアコンの設置
5. リフォーム瑕疵保険などへの
加入
● 原則5~20万円/戸
(※住宅区分や世帯によって
金額変動あり)
給湯省エネ2024事業 ● 高効率給湯器の導入、
設置する際に一定の金額を補助
● エコキュート
8万円/台

● ハイブリット給湯器
10万円/台

● エネファーム
18万円/台
賃貸集合住宅
給湯省エネ2024事業
● 賃貸、集合住宅で
省エネ型小型給湯器の導入時、
一定の金額を補助
● エコジョーズ/エコフィール
追いだき機能あり:5万円/台

追いだき機能なし:7万円/台

先進的窓リノベ2024事業と子育てエコホーム支援事業は、補助金額が5万円以上で申請可能です。

工事費用の合計ではないので、注意しましょう。

>> 子育てエコホーム支援事業の対象のリフォーム・補助金額を徹底解説

住宅省エネキャンペーンの交付申請期間

住宅省エネキャンペーンを利用する際に、重要となるのが交付申請期間です。

2024年度では、申請受付が3月29日~12月31日までと定められていました。

2025年度は、正式な申請受付期間については未発表です。
ただ、受付締切期限の目安として2025年12月末頃とされています。

申請件数が多い場合は早期に予算上限へ到達するため、申請が期間の途中であっても締め切られる場合があります。

2025年度の制度についても、詳細が出た後は迅速に手続きを進められるよう準備を整えておくのがよいでしょう。

住宅省エネキャンペーンの交付申請を行う手順

住宅省エネキャンペーンで補助金を申請する際の手順を、次にまとめました。

今回は、2024年度の子育てエコホーム支援事業を例にご紹介します。

住宅省エネキャンペーンの補助金交付申請の手順

もしかしたら、申請手続きがご自身でできるか、不安に感じる方も多いかもしれません。

住宅省エネキャンペーンの場合、基本的な手続きはリフォーム業者が代行して行います。

また、補助金について不安や疑問がある場合は、見積もり依頼の際に、遠慮せずリフォーム業者へ質問してみてください。

補助金に詳しい業者であれば、的確な回答やアドバイスを提供してくれるはずです。

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住宅省エネキャンペーンの最新情報を確認するには?

住宅省エネキャンペーンの最新情報の確認方法:公式ウェブサイトを確認、対象のリフォームをあわせて確認しておくとよい

住宅省エネキャンペーンに関する情報は、例年12月下旬以降に発表されることが多いです。

利用を検討している方は、次の方法で情報をこまめにチェックしましょう。

公式サイトで最新情報を確認

キャンペーンの詳細は、公式ウェブサイトで発表されます。

「住宅省エネキャンペーン」で検索し、公式ウェブサイトにアクセスしたら最新の情報が発表されているか確認しましょう。

また、国土交通省、経済産業省、環境省の公式ウェブサイトでも確認できます。

対象となるリフォーム工事もあわせて確認すると◎

補助金額や条件だけでなく、対象となるリフォーム工事を確認しておくことも重要です。

例えば、次のようなリフォーム工事が対象となる可能性があります。

● 高断熱窓への交換
● 断熱材の設置
● 高効率給湯器の導入

また、申請に必要書類なども記載されていますので、目を通しておくとスムーズです。

最新情報が発表されたら内容を確認し、リフォーム業者に相談を検討

住宅省エネキャンペーンは、家庭の光熱費削減や環境負荷の軽減に役立つ制度です。

もし2025年の実施が確定した場合は、補助金の条件や対象となるリフォーム工事の詳細を早めに確認し、計画を進めることをおすすめします。

不安な点があれば、補助金制度に詳しいリフォーム業者に相談するとスムーズです。

キャンペーン開始に備えて、今から情報収集を進めておきましょう。

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