マンションの洗濯機置き場リフォームの費用相場・ポイントとは?

更新日:2024年10月30日

マンションの洗濯機置き場リフォームの費用相場・ポイントとは?

「マンションの洗濯機置き場の位置が悪くて不便……」という悩みはありませんか?お洗濯は、家事の中でも特に頻度の高い日常的なもの。洗濯機置き場を使いづらいままにしておくと、家事に費やす時間の効率も悪くなりますよね。そんな時は、洗濯機置き場をリフォームしてみましょう。
気になる費用の相場や、上手にリフォームするためのポイントなどについてご説明します。

マンションの洗濯機置き場リフォームが必要なとき

以下のような問題が当てはまる場合は、洗濯機置き場のリフォームを検討しましょう。

マンションの洗濯機置き場リフォームが必要なときは、防水パンに破損箇所がある/配管が詰まり、排水で床が汚れたときやベランダや、共有部分の廊下にある場合、洗濯機から干す場所までの動線が不便、ブロックなどを積み上げて洗濯機を置いている時である

防水パンに破損箇所がある

「防水パン」(洗濯機本体を置く受け皿の部分)は床への水漏れを防ぐために設置されます。

防水パン自体が破損していると、万が一洗濯機が水漏れを起こした時、床下にも水漏れするおそれがあります。

配管が詰まり、排水で床が汚れた

また、排水管の詰まりも水漏れの原因になります。

階下の家の天井にまで水が染み出すと、トラブルに発展する可能性もあるので、すぐに修理を依頼しましょう。

ベランダや、共有部分の廊下にある

洗濯機が部屋の外に設置されている場合は、音や振動が余計に響きやすいため、ご近所に気を遣わなければなりません。
洗濯をする時間によっては、迷惑をかけてしまいますよね。

また、室内との行き来が体力の負担になるという問題もあります。

洗濯機から干す場所までの動線が不便

洗濯機置き場からベランダまで、スムーズに移動ができないというお悩みはありませんか?
室内の作業動線が確保されていない状況では、洗濯の効率が悪くなります。

やる気が出ずに洗濯物を溜めてしまう原因にもなりかねません。

洗濯機置き場がなく、ブロックなどを積み上げて洗濯機を置いている

排水設備が整っていない場所に洗濯機を置き、洗濯が終わるたびに浴室などに排水している場合は、非常に労力がかかります。

また、ブロックなどを積み上げて洗濯機を置いていると、バランスを崩して傾いてしまう危険性があります。

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洗濯機置き場に必要なもの

洗濯機置き場をリフォームする際には、次のようなものが最低限必要になります。

マンションの洗濯機置き場リフォームに必要なものは、防水パンのスペース、給排水管、洗濯機用の電源コンセントです。

防水パンのスペース

防水パンは、洗濯機から漏れ出た水が、床に染み込むことを防ぐ役割を果たします。
国内で使用されている防水パンの定形サイズは、主に次の3種類です。

● 幅80cm×奥行き64cm
● 幅74cm×奥行き64cm
● 幅64cm×奥行き64cm

中でも、64cm×64cmの防水パンは、1Rや1Kの住宅に多いサイズです。

建物のスペース的に、広い防水パンを設置することが難しい場合もありますので、 洗濯機の購入の際には、防水パンのサイズに合わせて洗濯機を選ぶように注意しましょう。

給排水管

洗濯機を設置する際には、上水道の蛇口排水用の配管が必要です。

ない場合は、キッチンの背面などにある水道管から分岐させ、洗濯機を置く位置まで引っ張る工事が発生します。

工事費用を低価格で抑えるなら、露出配管(給水管が丸見えの状態)という選択肢があります。

予算に余裕があるようでしたら、壁裏やオリジナルのカバーなどを使って配管を隠すリフォームも行えます。

洗濯機用の電源コンセント

元々洗濯機置き場がある住宅では、洗濯機用の電源コンセントが当然設置されています。

しかし、新たに洗濯機置き場を作りたい場合は、コンセントの新設が必要です。
このような電気工事は、資格がある専門業者しか行うことができません。

マンションの場合は、水回りが1箇所にまとまっていることが多いため、キッチン・浴室・トイレの近くに、洗濯機置き場の空間を確保・設置することになります。

また、元々洗濯機置き場がない物件では、必要スペースの問題から、キッチンの横に付けることが多くなります。

それぞれの設備を使う時の通路が狭くならないよう考慮して、リフォーム工事を実施しましょう。

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マンションの洗濯機置き場に防水パンは必須

マンションの洗濯機置き場には防水パンは必要です。なぜなら階下への水漏れを防止するためです。

階下への水漏れを防ぐためにも、2階以上の部屋に洗濯機置き場を設置する際には、防水パンも必ず付けなくてはなりません。

中には、防水パンを設置せずに工事費を安くするという、ずさんな業者もいますので注意してください。

近隣とのトラブルや、自宅の床を汚してしまうというリスクを回避するため、防水パンの修理や設置は怠らないことが肝心です。

マンションの洗濯機置き場リフォームの費用相場

防水パン本体や、水栓部材の値段はそれほど高額ではありません。

リフォームにかかる費用は、給排水工事費、電気工事費、壁や床を部分的に開口する費用、開口した壁・床を復旧する費用など、工事の内容によってそれぞれ異なります。

防水パン本体+設置費 2~6万円
洗濯機専用の水栓本体
(緊急時止水機能付き)
1万円
給排水管の接続工事 1万5千~8万円
コンセント設置費 1万円
周囲の内装の復旧工事 5万円
そのほかの諸経費・雑費など 1~2万円

上記のような費用を合計して、15~20万円位がリフォームの平均的な価格です。

万が一水漏れが起きて下の階に被害が出てしまった場合は、その修繕費として50万円程度はかかるので注意しましょう。

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洗濯機置き場をリフォームする際のポイント

洗濯機置き場を上手にリフォームするには、次のようなポイントを押さえておくと安心です。

洗濯機置き場のリフォームは、基本的に水道工事

洗濯機置き場のリフォームは水道工事がメインとなるため、残念ながら単体の工事を扱っている業者はあまり多くありません。
もし受け付けてくれたとしても、ほかの業者が施工することになるので委託料がかかると考えておきましょう。

業者を探す際には、水回りの施工を得意とする業者に依頼するとスムーズです。
また、水漏れトラブルのみを解決したい場合は、水漏れ専門の業者に依頼してみましょう。

このような業者は自社で必要機器を揃えているため、仲介料などがかからず安く済むケースが多いです。

水回りをまとめてリフォームするのも良策

マンションでは水回りが1箇所にまとまっていることが多いため、洗濯機置き場を洗面室やトイレと同じ室内にしてしまうという方法もあります。

作業動線がない、キッチンの配管にサビがあるなどという時には、水回りをまとめてリフォームする方が効率的で、別々に工事するよりも費用が安く済みます。

洗濯時に下洗いをすることが多い場合は、洗面台や手洗いカウンターがあると便利ですね。

狭小住宅なら超小型洗濯機もオススメ

キッチン下や洗面台下に入る「超小型洗濯機」も一案です。

洗濯機の中には、キッチン下や洗面台下に入る「超小型洗濯機」があります。

どうしても洗濯機置き場を作るスペースがない場合は、超小型洗濯機が入るキッチンや洗面台に、思い切ってリフォームしてしまうという選択肢もあります。

洗面台やキッチンを交換したいといったタイミングで、リフォーム会社に相談すると良いでしょう。

洗濯機置き場のリフォームで洗濯を快適に

洗濯は、どのご家庭でも頻繁に行う家事の一つです。

マンションは、スペースが限られているからこそ、洗濯機置き場を使いやすくリフォームし、家事の負担を減らせるとよいですね。

洗濯のときに使いづらさを感じている方は、リフォームを検討されてみてはいかがでしょうか。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

マンションの洗濯機置き場リフォームは、どのようなときに必要ですか?
「防水パンに破損箇所があるとき」や「配管が詰まり、排水で床が汚れたとき」には、洗濯機置き場をリフォームすると良いでしょう。
もちろん「洗濯機を、ベランダや共有部分の廊下ではなく、室内に置きたい」という場合にも、オススメです。
マンションで洗濯機置き場をリフォームする際の費用相場を教えてください。
平均的な価格は、15~20万円位です。
洗濯機置き場をリフォームする際のポイントを教えてください。
基本的に水道工事がメインのため、水回りの施工を得意とする業者に依頼するとスムーズです。
また「作業動線がない」「キッチンの配管にサビがある」などという時には、水回りをまとめてリフォームする方が効率的で、別々に工事するよりも費用が安く済みます。
詳しくは、こちら
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