「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

薪ストーブやペレットストーブは、実は環境に良いということをご存じでしょうか?近年は、設置時に申請できる補助金制度が多くあるほど、見直されてきている暖房器具です。薪ストーブとペレットストーブ、それぞれの設置費用や価格、リフォームする前に確認しておきたいメリット・デメリットについて、比較してみましょう。

薪ストーブとは

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「薪ストーブ」とは、その名の通り、薪を燃やして暖をとる、煙突が付いた暖房器具です。
炎が放つ熱よりも、ストーブ本体の「輻射熱(放射熱)」や、本体の周囲を流れる暖かい空気による「対流熱」で室内を暖めます。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

エアコンやファンヒーターなどにはない独特の雰囲気や、薪の香りを楽しめるという魅力があることから、最近注目を集めつつある暖房器具です。

石炭・石油・天然ガスなどのような化石燃料と比べると地球環境にも優しいことから、国や自治体でも正式に推奨している暖房の一つです。

薪ストーブのメリット

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薪ストーブは、薪を燃やすことにより発生する遠赤外線によって、壁や床・天井を暖めてくれるため、体の芯からしっかり温まるという魅力があります。
冬でも室内で、裸足で過ごせるほどの快適さを得られます。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

薪ストーブならではの美味しい料理を作ることができるのも、メリットの一つでしょう。
ピザや焼き菓子などが好きな方にはピッタリと言えますね。

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ストーブの上にやかんを置いてお湯を沸かしたり、煮込み料理を作ったりという使い方もできます。

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薪ストーブのデメリット

薪ストーブの導入を検討する場合、実際に使っていくために知っておかなければいけないことがあります。
まずは、薪を用意する大変さです。

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11〜3月まで薪ストーブを利用する場合、おおよそ400束の薪が必要になります(1日12時間で想定)。
平日に働いている方などは、土日に薪を用意しなければならず、その労力はかなりのものです。
薪拾い・薪集めの時間を楽しめる方でなければ、手間に思うことが多いでしょう。
インターネットの通信販売や、ホームセンターなどでの購入も可能ですが、高額になりやすいです。

さらに薪は、乾燥し切っていないと燃えにくいため、湿気が多い場所での保管には向きません。
また、薪を置くためのスペース確保も必要です。

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また、薪ストーブはエアコンなどと違い、すぐに部屋を暖めることはできません。
家全体を暖めるには、大体2、3時間はかかるので、場合によっては補助的な暖房器具を用意する必要があります。

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なお、冬の季節が終わったら、煙突も含めて掃除をしなくてはいけません。
特に煙突掃除は、設置場所によっては個人では難しくなるため、設置をしてくれた施工会社か、専門の掃除業者に依頼しなくてはならないでしょう。

煙突から排出された煙が外へ流れていくため、近隣の方々とトラブルにならないよう、配慮したほうが良い場合もあります。

メンテナンスが不安な方には電気式の薪ストーブがおすすめ

「薪ストーブを使いたい」と思っても、メンテナンス頻度や住宅環境など、様々な事情を考慮した結果、設置できない場合もあるでしょう。
また、意気込んで薪ストーブを設置しても、「メンテナンスの煩雑さや現実の生活に追われて結局使わずじまい」ということもあります。

このような悩みや不安を抱えている方には、電気式の薪ストーブを検討してみてはいかがでしょうか。大型家電ショップなどで購入できます。
温風が出るヒーターのようなものですが、炎の演出が本物並みにきれいですよ。

薪ストーブの設置価格・費用

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薪ストーブを設置するリフォームでは、総額で70~150万円位かかることが多いです。

ストーブの本体価格は、安い物で5~10万円ですが、使い勝手の良い商品を選ぶと20~70万円位は必要です。

さらに、煙突の設置工事に40~70万円程度、炉台などを含めた設置工事に約5~40万円のコストがかかります。

最終的にかかる費用の総額は、安くても50~60万円位と考えておきましょう。

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ペレットストーブとは

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「ペレットストーブ」は、燃料に木質ペレットを用いる暖房器具です。
電力を必要とする機器・電力不要の機器の2タイプがあります。

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「木質ペレット」とは、木くず・おがくず・樹皮などを圧縮して固めた、再生可能な燃料のことで、製材工場などから発生する端材、森林の育成過程で生じる間伐材などを原料としています。

薪ストーブと同様、環境にも良く、ペレットを燃焼させることによって、遠赤外線で部屋をじんわりと暖めます。

薪ストーブのような本格的な煙突ではなく、壁を抜くことによって排気筒を付ければ設置できるため、薪ストーブよりも手軽に導入できます。

ペレットストーブのメリット

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ペレットストーブの魅力は何より、煙突が必要な薪ストーブよりも、設置方法や手入れが簡単なところでしょう。

暖房を使用するシーズンが終わった後の排気筒のメンテナンスは、人の手が届く場所に設置できるようであれば、ご自身で手入れができます。

また、本体にペレットを投入するだけで良いので、使用時に手が汚れる心配がありません。
機種によっては、ストーブの上に鍋を置いてお湯を沸かすことも可能です。

薪ストーブよりも、煙の発生が極端に少ない点も評価されています。

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ペレットストーブのデメリット

前述したように、ペレットストーブには、電源が必要の物と、不要の物とがあります。

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電源が必要なペレットストーブには、あらかじめ設置したペレットをモーターで自動的に補給する機能が付いている物が多く、また電気ファンで着火し、温風を吐き出します。
タイマー付きの便利な製品もあります。
数年に1度位のサイクルで、このモーターやファンの交換費用がかかる可能性があります。

停電時に使えなくなってしまうのが心配な方は、電源不要のペレットストーブを選んだほうが無難でしょう。

また、建物の構造上、手が届く位置に排気筒を設置できなかった場合には、薪ストーブと同様、業者に依頼するメンテナンス費用が発生します。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

なお、ペレットストーブを使うためには、専用のペレットを購入する必要があります。
たいていのペレットは1袋・10kgで販売されていますが、ストーブの使用1時間につき1kg程度は燃焼します。
常に在庫を切らさないように管理しなくてはいけません。

ちなみに薪ストーブと同じように、部屋全体が暖まるまでには時間がかかるので、他の暖房器具と併用するのもおすすめです。

ペレットストーブはマンションでも設置OK?

煙突を付ける必要がなく、また煙の排出量も少ないのが、ペレットストーブの魅力の一つです。
マンションにお住まいで、ペレットストーブを導入できるか悩んでいる方も少なくないでしょう。

実際のところ、マンションにペレットストーブを設置できた事例はありますが、決して多くはありません。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

まず、壁に穴を開けなくてはならない点、そしてペレットが燃焼する際に臭いや煙が発生するという点を、管理組合や近隣の方々に許可してもらう必要があります。
特に集合住宅は、ベランダ・バルコニーが隣り合っているので「洗濯物にペレットの臭いが付着するのでは」と心配される方もいるかもしれません。

まずは、ペレットストーブを集合住宅で施工した経験があるリフォーム会社に相談し、マンションの管理会社の方に、一緒に確認してもらうと良いでしょう。

ペレットストーブの設置価格・費用

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

ペレットストーブ本体の価格は、安価な物であれば20~30万円ですが、海外製の高品質な物ですと100万円位の製品もあります。

排気筒設置などの工事費用については、10~30万円位が相場です。

リフォーム時に必要な費用の総額は、30~60万円程度と考えておくと良いでしょう。

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薪ストーブ・ペレットストーブの設置には補助金を活用可能

身近にある木を燃料として使える薪ストーブや、木くずなどを有効活用できるペレットストーブは、現在、国や各自治体が普及を推進しています。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

元々自然界の中で育った木から排出されるCO2は、環境にも悪影響が少ないことがわかっていることもあり、薪ストーブやペレットストーブの設置時に活用できる補助金制度がたくさんあります。

対象となる補助金制度は、市区町村によって異なり「再生可能エネルギー導入促進事業補助金」「ペレットストーブ購入費補助金」「木質燃料燃焼機器設置費補助金」などがあります。

お得に薪ストーブ・ペレットストーブを設置したい方は、地元の補助金制度にも詳しいリフォーム会社に相談してみると良いですね。

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」を比較!設置費用とメリット・デメリット

インテリアとしての魅力や、エアコンなどにはない良さもありつつ、薪やペレットを用意する大変さや、掃除の手間など、考慮しなければいけない点もたくさんあります。

実際にリフォームをする際には、薪ストーブやペレットストーブの設置が得意な業者に頼むと、メンテナンスを依頼したいときにも安心です。
ライフスタイルに合うかどうかをしっかり考えて、ご自宅に最適な暖房を導入しましょう。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

「薪ストーブ」と「ペレットストーブ」それぞれの特徴や、メリット・デメリットは?
薪ストーブ」は、体の芯からしっかり温まるほか、料理を楽しめるという魅力があります。
ただし、薪や煙突などの管理が大変と感じるかもしれません。

ペレットストーブ」は、煙突が必要な薪ストーブと比べると、設置方法や手入れが簡単です。
そうとは言え、専用ペレットの在庫を切らさないようにするなど、注意が必要な面もあります。
「薪ストーブ」を設置する際にかかる費用は、いくら?
総額で70~150万円(安くても50~60万円)位かかることが多いです。
「ペレットストーブ」を設置する際にかかる費用は、いくら?
リフォーム時に必要な費用の総額は、30~60万円程度と考えておくと良いでしょう。

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更新日:2017年11月28日
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