コロニアル/カラーベスト屋根の耐用年数は?塗装・補修の時期やアスベストの注意点も解説

更新日:2023年12月11日

①屋根自体が色褪せしている・ツヤがない

コロニアル(カラーベスト)の屋根で、築10年を過ぎている場合には、何らかのメンテナンスが必要となるタイミングと言えるでしょう。ただ劣化具合によって、塗装・葺き替え・カバー工法(重ね葺き)・修理など、適したリフォーム方法は異なります。また築年数によっては、アスベストの問題が気になる方もいらっしゃいますよね。今回は、コロニアル(カラーベスト)屋根の寿命や、リフォーム時期・価格の目安、注意点、築年数別のリフォーム事例などをご紹介します。

この記事の目次

コロニアル(カラーベスト)屋根の塗装/メンテナンス周期の目安・施工方法

コロニアル/カラーベスト屋根の塗装・メンテナンスの価格や時期は?アスベストの注意点も解説

7〜20年で塗装などのメンテナンス・補修が必要

「コロニアル(カラーベスト)屋根」には築10年程度で劣化が始まってしまう物があり「ルーフィング(防水シート)」も10年を超えると平均的に耐久年数を迎えます。
さらに「棟板金」や「漆喰」といった、屋根周辺の部位についても、10〜20年で補修が必要になってくるため、同時にメンテナンスできると理想的と言えるでしょう。

ただし、5〜15年で「コケ」や「塗膜の激しい劣化」「瓦の割れ」「雨漏り」などの症状が見られたお住まいもあります。
劣化箇所を発見した際には、あまり先延ばしにせず早めに点検・メンテナンスを実施されることを推奨します。

コロニアル(カラーベスト)屋根の耐久年数・寿命=10〜35年

コロニアル(カラーベスト)屋根は、耐久性の高い製品であれば20~30年、長寿命のものなら35年ほど持つのが一般的です。
特に10年に1度くらいのペースで塗り直しを行っている屋根は、メンテナンスをしていない屋根と比べて寿命が延びやすいと言えます。

ただ上述の通り、製品によっては10~15年程度で劣化している例もあるため、注意が必要です。
劣化が進んでいる場合は、再塗装しても防水力に不安が残ります。
単純に築年数だけで判断するのは避け、リフォーム業者に調査してもらった上で施工方法を決めるとよいでしょう。

ルーフィング(防水シート)も10〜30年で交換を

ルーフィング(防水シート)も10〜30年で交換を

コロニアル(カラーベスト)に限らず、屋根材の下には「ルーフィング」と呼ばれる防水シートが敷かれています。
ルーフィングの耐久年数は10~30年と、屋根材よりも短いのが特徴です。
屋根材に問題がなくても、ルーフィングが劣化していると防水力が大幅にダウンするため、葺き替えやカバー工法が必要になるケースがあります。

上記のような理由から、少なくとも10年に一度は部分補修を実施するとよいでしょう。

また、劣化具合に合わせて以下の工事を検討をしましょう。
塗装
カバー工法
葺き替え

必要なメンテナンスを最適な時期に行うためにも、定期的にプロに点検してもらうことが肝心です。

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コロニアル(カラーベスト)屋根のよくある劣化症状

続いては、コロニアル(カラーベスト)屋根によく見られる劣化の症状を具体的にご説明します。
症状が発生する原因や、放置した場合のリスクについても理解しておき、適切なタイミングでリフォームを行いましょう。

①屋根自体が色褪せしている・ツヤがない

コロニアル(カラーベスト)は主成分がセメントで、その上に塗装を施した状態で施工されています。
この塗装は紫外線や雨水などによって少しずつ劣化し、色褪せたり、ツヤがなくなったりしていきます。

また、塗膜が薄くなると防水性も低くなり、セメントに水が染み込みやすくなります。 見た目の問題だけではないため、再塗装などのメンテナンスを考えるべきでしょう。
コロニアル(カラーベスト)は主成分がセメントで、その上に塗装を施した状態で施工されています。
この塗装は紫外線や雨水などによって少しずつ劣化し、色褪せたり、ツヤがなくなったりしていきます。

また、塗膜が薄くなると防水性も低くなり、セメントに水が染み込みやすくなります。 見た目の問題だけではないため、再塗装などのメンテナンスを考えるべきでしょう。

②反り・割れ・ヒビ・欠け・剥がれがある

表面の塗膜が薄くなると、コロニアル(カラーベスト)屋根は水分を含むようになります。
雨や凍結などによって水分を含んだ屋根は膨張し、その後に強い日差しが当たると、今度は急激に乾燥して収縮します。

このような膨張と収縮を繰り返していると、反りやヒビ、さらには割れなどの問題が出てきます。 ごく小さな劣化であれば、塗装や部分補修などで対処できることもありますが、一度反ってしまった部分は元には戻りません。

何もせずに放置していると、隙間から雨が染み込んで野地板(=屋根の下地に使われる板材)が傷んだり、コロニアルが欠けたり剥がれたりすることもあります。
場合によっては雨漏りが発生してしまうこともあるため、早めに補修・リフォームを実施しましょう。

状態によっては補修と塗装で済みますが、症状がひどい場合は、カバー工法(重ね葺き)や葺き替え工事が必要になります。
表面の塗膜が薄くなると、コロニアル(カラーベスト)屋根は水分を含むようになります。
雨や凍結などによって水分を含んだ屋根は膨張し、その後に強い日差しが当たると、今度は急激に乾燥して収縮します。

このような膨張と収縮を繰り返していると、反りやヒビ、さらには割れなどの問題が出てきます。 ごく小さな劣化であれば、塗装や部分補修などで対処できることもありますが、一度反ってしまった部分は元には戻りません。

何もせずに放置していると、隙間から雨が染み込んで野地板(=屋根の下地に使われる板材)が傷んだり、コロニアルが欠けたり剥がれたりすることもあります。
場合によっては雨漏りが発生してしまうこともあるため、早めに補修・リフォームを実施しましょう。

状態によっては補修と塗装で済みますが、症状がひどい場合は、カバー工法(重ね葺き)や葺き替え工事が必要になります。

③コケ・藻・カビが発生している

経年劣化によって防水力が弱まったコロニアル(カラーベスト)には水分が残りやすくなり、そこにコケ・藻・カビなどが発生します。
美観が損なわれることが一番の問題ですが、それ以外にも、屋根材がもろくなるという心配があります。

解決策としては、高圧洗浄で汚れをしっかり洗い流し、再塗装するのが一般的です。
経年劣化によって防水力が弱まったコロニアル(カラーベスト)には水分が残りやすくなり、そこにコケ・藻・カビなどが発生します。
美観が損なわれることが一番の問題ですが、それ以外にも、屋根材がもろくなるという心配があります。

解決策としては、高圧洗浄で汚れをしっかり洗い流し、再塗装するのが一般的です。

④棟板金の釘が浮いている・抜けている

コロニアル(カラーベスト)の屋根は、てっぺんの部分で棟板金(=金属板)によって固定されています。
そして、この棟板金も気温の変動によって膨張と収縮を繰り返しています。
すると、棟板金に打ち付けられている釘が次第に浮いてきて、抜け落ちてしまうことがあるのです。

釘が抜けた棟板金には雨が浸入しやすくなり、最終的には雨漏りや下地材の腐食などを引き起こしてしまいます。
強風などにあおられると、棟板金そのものが飛ばされてしまうこともある
ため、非常に危険です。

点検の際には釘の状態も確認してもらい、抜けかかっている釘を再度打ち付けてもらうなどの対処をするとよいでしょう。
コロニアル(カラーベスト)の屋根は、てっぺんの部分で棟板金(=金属板)によって固定されています。
そして、この棟板金も気温の変動によって膨張と収縮を繰り返しています。
すると、棟板金に打ち付けられている釘が次第に浮いてきて、抜け落ちてしまうことがあるのです。

釘が抜けた棟板金には雨が浸入しやすくなり、最終的には雨漏りや下地材の腐食などを引き起こしてしまいます。
強風などにあおられると、棟板金そのものが飛ばされてしまうこともある
ため、非常に危険です。

点検の際には釘の状態も確認してもらい、抜けかかっている釘を再度打ち付けてもらうなどの対処をするとよいでしょう。
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コロニアル(カラーベスト)屋根を塗装/修理する価格・単価

コロニアル(カラーベスト)屋根を塗装/修理する価格・単価

コロニアル(カラーベスト)屋根を修理・リフォームする際の費用目安は、それぞれ下記の通りです。
なお、特に2階以上の建物の場合は、足場代が別途かかる可能性があるため、見積もり時に確認しておきましょう。

補修内容 修理費用・単価相場
塗装 15〜70万円
※平米単価=2,000〜6,000円/㎡(縁切り・タスペーサー含む)
瓦の差し替え・交換 5,000~30,000円/枚
棟板金の補修 5,000~8,000円/m
漆喰の補修 2,500~7,000円/m
棟板金の撤去・交換 5,000〜12,000円/m

塗装の際に必要な「縁切り/タスペーサー」とは

コロニアル(カラーベスト)屋根を塗装する際は、多くの場合において「縁切り(えんぎり)」という作業が必要になり、この分の費用も加算されます。

台風などで激しい大雨が降った時、屋根材の下には一時的に雨水が浸入します。
しかし、塗料によって屋根材と屋根材の重ね目が詰まっていると、中に入った雨水が排出されず、下地の腐食や雨漏りなどを引き起こしてしまいます。

そこで必要な工程となるのが、塗装後に屋根材の重ね目に隙間を作る「縁切り」という作業なのです。

これまで縁切りは、カッターを使って一枚一枚切っていくのが一般的でした。
しかし、非常に手間がかかり、塗装を傷つけてしまう場合もあることから、縁切りの作業を省略する業者が多いのも事実でした。

このような問題を解消したのが「タスペーサー」と呼ばれる道具です。
タスペーサーは下塗り後に屋根材の重ね目に挿入する物で、これによって隙間が確保されるため、塗装後に縁切りを行う必要がなくなります。

ただ、タスペーサーが固定されないほどの隙間がある屋根などは、わざわざ縁切りをしなくても済む場合があります。

そのため、単純に縁切りしないから手を抜いているということではなく、縁切りが必要か否かをしっかり説明できる業者が最も信頼できると言えるでしょう。
コロニアル(カラーベスト)屋根を塗装する際は、多くの場合において「縁切り(えんぎり)」という作業が必要になり、この分の費用も加算されます。

台風などで激しい大雨が降った時、屋根材の下には一時的に雨水が浸入します。
しかし、塗料によって屋根材と屋根材の重ね目が詰まっていると、中に入った雨水が排出されず、下地の腐食や雨漏りなどを引き起こしてしまいます。

そこで必要な工程となるのが、塗装後に屋根材の重ね目に隙間を作る「縁切り」という作業なのです。

これまで縁切りは、カッターを使って一枚一枚切っていくのが一般的でした。
しかし、非常に手間がかかり、塗装を傷つけてしまう場合もあることから、縁切りの作業を省略する業者が多いのも事実でした。

このような問題を解消したのが「タスペーサー」と呼ばれる道具です。
タスペーサーは下塗り後に屋根材の重ね目に挿入する物で、これによって隙間が確保されるため、塗装後に縁切りを行う必要がなくなります。

ただ、タスペーサーが固定されないほどの隙間がある屋根などは、わざわざ縁切りをしなくても済む場合があります。

そのため、単純に縁切りしないから手を抜いているということではなく、縁切りが必要か否かをしっかり説明できる業者が最も信頼できると言えるでしょう。
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コロニアル(カラーベスト)屋根の葺き替え/カバー工法の価格・単価

コロニアル(カラーベスト)屋根の「葺き替え」「カバー工法(重ね葺き)」にかかる費用は、おおむね下記の通りです。
(足場の設置費用が別途発生することもあります。)

施工内容 費用相場(総額) 平米単価
カバー工法(重ね葺き) 60〜150万円 5,800〜13,500円/㎡
葺き替え 70〜200万円 7,800〜17,300円/㎡
(スレートやガルバリウムの場合)
(※施工面積150㎡以下を想定)

先ほどお話しした「アスベストを含有しているか/ノンアスベストに切り替わった頃の屋根か」といった点も参考にしながら、葺き替え or カバー工法の実施時期を検討してみるとよいですね。

なお、できればプロに現地調査を依頼した上で、判断してもらうのが最も望ましいでしょう。

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アスベスト(石綿)の危険性と処分費用

アスベスト(石綿)の危険性と処分費用

アスベストは非常に細かい繊維状の鉱物です。

軽量で耐久力もあることから、屋根材に使用されてきました。
しかし、処理する際は適切な措置を行わないと飛散してしまうので注意が必要です。

飛散したアスベストが呼吸器官を通り肺の中に侵入した場合、様々な健康被害を引き起こす恐れがあります。

体内に入ったアスベストが原因で、以下の症状が起こる可能性があります。
・肺がん
・石綿肺
・悪性中皮腫

肺がんなどのリスクがあり危険ですので、もしお家がアスベストを含む屋根の場合、「石綿作業主任者」などの資格を有するスタッフがいるリフォーム会社に依頼するとよいでしょう。

アスベストを含んでいるのは、いつまでの屋根?耐久性はある?

「アスベスト含有のコロニアル(カラーベスト)屋根」の耐久年数は、20〜25年くらいと言われており、比較的長い傾向があります。

ところで、ご自宅の屋根にアスベストが含まれているかどうか、判断できないという方も多いのではないでしょうか?
ここで「アスベスト含有屋根である可能性が高い場合」について、確認しておきましょう。

元々、コロニアル(カラーベスト)には耐久性を高める目的でアスベストが含まれていました。
しかし、アスベストの健康被害が問題視されるようになったため、2004年に1%以上のアスベストを含む製品の製造・使用などが禁止され、さらに2006年に0.1%以上含む製品も禁止されたことで、実質上の使用不可となりました。

アスベストを含んでいるのは、いつまでの屋根?耐久性はある?

つまり、2004年以前に製造されたコロニアル(カラーベスト)屋根を使用している場合には、アスベストが含有されている可能性があるということになるわけです。
(ただし基本的に、1999年には屋根材メーカーで「アスベスト含有製品は販売しない」という方向性に移行しつつあり、ノンアスベストのコロニアル屋根商品も流通し始めました。)

ちなみに「カラーベスト=ノンアスベスト製品として開発された」という見識もありますが、正確にはカラーベストという名称であってもアスベストを含有している物はあるので、ご注意ください。

法規制を受けている商品については、国交省・経産省が運営する『石綿(アスベスト)含有建材データベース』や、ケイミュー社のホームページなどで公開されています。
製品名を把握されている場合は、ご自身でも確認してみるとよいでしょう。

ノンアスベストに切り替わった頃の屋根は弱く、寿命が短い

なお現在は、アスベストに替わる耐久力を備えた商品がたくさん流通していますが、コロニアル(カラーベスト)がアスベスト含有から「ノンアスベスト(無石綿)」に切り替わった初期の頃は、いくつもの製品で強度の低さが問題になりました。

具体的には1990~2000年代前半頃に開発・販売され始めたノンアスベスト製品で、そのほとんどは2008年頃までに販売が中止されています。

該当する物は劣化のスピードがかなり早いため、塗装によるメンテナンスは難しいかもしれません。
たとえ築年数の古い物件ではなくても、業者が難色を示した場合などには、葺き替えやカバー工法を検討したほうがよいでしょう。

アスベスト(石綿)を含む屋根の処分費用

アスベスト(石綿)を含む屋根の処分費用

(※アスベスト含有の屋根材を葺き替えたい場合には、以下の内容も参考にしてください。)

アスベスト含有のコロニアル(カラーベスト)屋根の処分・撤去費用の相場は、20,000~85,000円/㎡です。
ただしこの金額は、業者によっても、工事規模(アスベスト飛散の危険性の具合)によっても異なり、中には2,000~5,000円/㎡くらいで済んだ例もあります。

予算が不安な場合などには、おおよその金額について現地調査の際に確認してみるとよいでしょう。

工事を依頼する際には、「アスベスト診断士」「石綿作業主任者」「特別管理産業廃棄物管理責任者」といった資格を有するスタッフがいるリフォーム会社に相談することをおすすめします。

屋根のリフォームに詳しい
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【築年数別】コロニアル(カラーベスト)屋根のリフォーム事例

それでは最後に、当サービス『リショップナビ』でご紹介している施工業者が手がけた、コロニアル(カラーベスト)屋根のリフォーム事例を築年数別に見ていきましょう。
屋根の状態に適した施工方法や、きれいに生まれ変わった様子を参考にしてみてくださいね。

築10〜20年の施工事例

欠けていたコロニアル瓦を補修後、『サーモアイSi』で塗装

築年数 10年
リフォーム費用 屋根:35万円
外壁:339万円
バルコニー:8万円
工事期間 75日
現地調査によって、複数箇所に瓦のズレや割れがあることが判明。高圧洗浄後に割れている瓦を補修し、遮熱塗料『サーモアイSi』(日本ペイント)を使って塗装を行いました。
同時に、バルコニーの防水塗装や、雨漏り被害のあった外壁の張り替え工事なども実施しました。

雨漏りしていたカラーベスト屋根を葺き替え

築年数 15年
リフォーム費用 123万円
工事期間 15日
経年劣化で見た目にも屋根が色あせていることがわかる状態でした。
棟や破風板に傷みも見つかったため、雨漏りの可能性が指摘されました。水をかけて検査をすると、5~10分ほどで雨漏りの箇所を発見。
ルーフィング(防水シート)を重ねて敷き直し、全面的な葺き替えリフォームを行いました。
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築20〜30年の施工事例

アスベスト含有のカラーベストにガルバリウム鋼板を重ね葺き

築年数 21年
リフォーム費用 120万円
工事期間 5日
築20年を過ぎるまで、一度もメンテナンスしていなかったというカラーベスト。 
カビや多くのサビ・コケが発生しており、アスベストも含有しているため、ガルバリウム鋼板の重ね葺きを提案しました。
カラーベストにガルバリウム鋼板を重ねても、重量的には日本瓦の半分以下で収まります。アスベストの撤去・処分費用もかからずに済みました。

カラーベスト屋根と一緒に、外壁・外構も塗装

築年数 21年
リフォーム費用 屋根:100万円
外壁・外構:100万円
工事期間 10日
築21年のカラーベスト屋根ですが、大きな問題は見られなかったため、塗装リフォームを行いました。
あわせて外壁や外構・玄関ドアも塗装し、軒天・破風・雨樋の点検や交換を行いました。

カラーベストを『ヤネフレッシュ』で塗装

築年数 23年
リフォーム費用 37万円
工事期間 4日
塗膜が剥げてセメント地が露出し、コケも発生していましたが、割れや歪みなどはなく、野地板にも問題はありませんでした。
リフォーム会社の提案により、屋根の塗り替えに適した『ヤネフレッシュ』(エスケー化研)を使って塗装しました。施工面積は112㎡です。
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築30〜40年の施工事例

カラーベストをガルバリウムの金属屋根に葺き替え

築年数 35年
リフォーム費用 137万円
工事期間 14日
湿気の多い別荘地に建つ住宅のカラーベストは、屋根だけでなく下地材もかなり傷みが進んでいる状態でした。
古い屋根材を撤去して下地も張り替え、ガルバリウムの金属屋根に葺き替えました。

アスベスト含有のコロニアル屋根をカバー工法リフォーム

築年数 38年
リフォーム費用 -
工事期間 7日
築38年のコロニアル屋根は、経年劣化がかなり進んでいました。
アスベストを含有しているため、カバー工法でリフォームを実施。
同じ色合いの屋根に生まれ変わりました。

劣化の進み具合についてはもちろんのこと、アスベストを含有している可能性があるコロニアル(カラーベスト)屋根の場合にも、プロにリフォーム方法を判断してもらうのが一番です。

「どのようなリフォームが適しているか知りたい」「費用を工面できるか気がかり……」などの不安な点があれば、気軽にプロに相談しましょう。

きっと、最適なプランを提案してくれるはずですよ。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

コロニアル(カラーベスト)屋根の、耐久年数やメンテナンス周期の目安は?
耐久年数(寿命)は10~35年程度で、塗装や補修などのメンテナンスは7〜20年の周期で実施することをおすすめします(詳しくは、こちら)。

なおアスベストを含有しているかどうかによっても、屋根の耐久性は異なります(詳細は、こちら)。
コロニアル(カラーベスト)屋根のメンテナンスやリフォームの際に、かかる費用はいくら?
本記事にて「塗装/修理する場合の価格帯」および「葺き替え/カバー工法の場合の価格帯」「アスベスト(石綿)屋根の処分費用」について、解説しています。
工事内容や費用の参考になる、コロニアル(カラーベスト)屋根のリフォーム事例を見たい。
築年数別(「築10〜20年」「築20〜30年」「築30〜40年」)の施工事例を掲載しています。
費用や工事期間なども、参考にしてください。
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