なぜガルバリウム鋼板屋根は人気?費用・耐用年数・ほかの屋根材との違いについて解説

更新日:2024年11月15日

なぜガルバリウム鋼板屋根は人気?費用・耐用年数・ほかの屋根材との違いについて解説

耐久性やコスト面で優れ、人気の高いガルバリウム鋼板屋根ですが、後悔しないためには正しい知識が必要です。
本記事では、ガルバリウム鋼板のメリット・デメリットからほかの屋根材との違い、色の選び方、メンテナンス方法まで詳しく解説します。
施工事例や費用相場もご紹介していますので、ガルバリウム屋根の導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の目次

ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板のめっき層の割合:アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%

ガルバリウム鋼板は、「ガルバ」や「ガルバニウム」「ガリバリウム」とも呼ばれており、アルミと亜鉛で鉄を保護する構造により、高い耐久性を発揮する鋼板です。

スタイリッシュでモダンな外観が人気を集めています。

ガルバリウム鋼板のめっき層は、アルミニウム55.0%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%で構成されており、これにより高い防サビ性と耐久性を発揮します。

ガルバリウム鋼板屋根材のメリット

ガルバリウム鋼板屋根材のメリット、耐久性に優れている、耐熱性が高い、耐震性に優れている、加工しやすい

耐久性・耐熱性・耐震性など、ガルバリウム鋼板素材のメリットをご紹介します。

耐久性に優れている

住宅の屋根や外壁は風雨にさらされるため、高い耐久性が求められます。

ガルバリウム鋼板は、亜鉛の防食機能とアルミの耐久性を兼ね備え、従来のトタン屋根より3~6倍の耐久性を持つ素材です。

加工がしやすいので、住宅や工場の屋根・外壁に広く使われ、積雪や酸性雨、海沿いの環境でも優れた性能を発揮します。

ただし、サビを防ぐために定期的なメンテナンスが必要です。

耐熱性が高い

ガルバリウム鋼板は、熱に強いアルミが多く含まれるため、従来の亜鉛鉄板よりも耐熱性に優れています。

高い耐熱性により直射日光を反射するので、高温の中でも屋根の温度を抑え、室内の気温上昇を防げます。

耐震性に優れている

ガルバリウム鋼板は厚さが1〜3mmほどと非常に薄く、重さも瓦の約10分の1と非常に軽量です。

屋根の重さは建物の耐震性に影響しますが、ガルバリウム鋼板は軽いため、建物の構造への負担を軽減し、瓦などと比べて地震の揺れに強い特徴があります。

このため、屋根の重ね葺きや外壁の重ね張りといった重量が増える工事にも適しています。

>> 屋根のカバー工法(重ね葺き)のメリット・デメリットと費用

加工がしやすい

ガルバリウム鋼板はメッキ層が柔らかいため、複雑な折り曲げが可能です。
これにより、さまざまな形状の屋根に対応できます。

最近では、表面にポリエステル樹脂やフッ素樹脂を焼き付けた、紫外線に強い製品なども開発されています。

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ガルバリウム鋼板屋根材のデメリット

ガルバリウム鋼板屋根材のデメリット:断熱性が低い、アルカリ性に弱い、勾配がないデザインには不向き

メリットがたくさんある一方で、断熱性や防音性に劣るという短所もあります。
施工後に気が付いて後悔することのないように、事前に知っておきましょう。

断熱性が低い

瓦やスレートといった屋根材は、素材自体に断熱性能を備えていますが、ガルバリウム鋼板は金属製のため、断熱性はありません。

そのため、一般的に屋根材の下や屋根裏に断熱材を設置する必要があり、その際は断熱工事の費用が発生することを、念頭に置いておきましょう。

アルカリ性に弱い

ガルバリウム鋼板は耐久性に優れていますが、アルカリ性の環境にはあまり適していないため、施工場所には配慮が必要です。

枯れ葉や木くず、木材などが長期間付着すると、木材に含まれる「木酢液」が影響し、変色や劣化の原因となる場合があります。

ご自宅や隣家の庭に高木がある場合は、定期的に手入れを行うようにしましょう。

勾配がないデザインには不向き

また、雨などでガルバリウム鋼板の上に水溜まりができてしまった場合、浸水してしまうおそれがあります。

そのため、勾配がない屋根や、陸屋根(平屋根)には向きません。
ガルバリウム鋼板の屋根を導入したいときは、水が溜まりやすい形状にすることは避けましょう。

>> "切妻屋根"や"陸屋根"など屋根の形10種類の特徴・違い

ガルバリウム鋼板屋根にして後悔する3つのケース

ガルバリウム鋼板屋根にして後悔する3つのケース

ガルバリウム鋼板の屋根にして後悔するケースは、次の3つが挙げられます。

施工方法が不十分により雨漏りが起こった

ガルバリウム鋼板の屋根は、施工不良が原因で雨漏りが発生することがあります。

背景として、需要の高まりにより、専門知識を持たない業者が施工に参入している点が挙げられます。

ガルバリウム鋼板の設置工事には高度な専門性が求められます。

非専門業者による施工では、適切な手順が守られていなかったり、必要な材料が省かれてコストが抑えられていたりすることが考えられます。

業者選びに失敗して10年以内に再工事をした

業者選びに失敗すると5年ほどで雨漏りが起きてしまうなど、再施工が必要になるケースが少なくありません。

再施工とならないように、次の3つポイントを業者へ質問してください。

● ガルバリウム鋼板屋根の施工実績があるか
● 「捨て板」という部材を使用しているか
● 屋根材メーカーの工事規程を遵守しているか

メーカー規定を守らずに設置工事をした結果、施工不良となっているケースもあります。
また、施工費用が極端に低い業者は避けましょう。

メンテナンスを実施せず劣化してしまった

ガルバリウム鋼板屋根は10~15年に1回のメンテナンスをおすすめします。

ガルバリウム鋼板屋根が劣化する原因の大半は、塗装が剥げてしまうことや飛来物による「もらいサビ」です。
メンテナンスを実施しないと経年劣化が進み、本来の耐用年数を迎えられない可能性もあります。

10〜15年に1回は業者にメンテナンスを依頼しましょう。

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ガルバリウム鋼板とほかの屋根材を比較

ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板、スレート、セメント瓦を比較

屋根材にはガルバリウム鋼板の他にも、「ジンカリウム鋼板」「スレート」「セメント瓦」があります。
それぞれの特徴をご紹介しますので、屋根材を決める際の参考にしてください。

名称 耐用年数 価格(葺き替え・1㎡あたり) メンテナンス
ガルバリウム鋼板 30~40年 5,000~10,000円 10~15年
ジンカリウム鋼板
(石粒付き鋼板)
30~50年 8,000〜22,000円 不要
スレート 10〜35年 4,000~10,000円 10年
セメント瓦 20~40年 5,000~12,000円 10~20年
名称 耐用年数 価格(葺き替え・1㎡あたり) メンテナンス
ガルバリウム鋼板 30~40年 5,000~10,000円 10~15年
ジンカリウム鋼板
(石粒付き鋼板)
30~50年 8,000〜22,000円 不要
スレート 10〜35年 4,000~10,000円 10年
セメント瓦 20~40年 5,000~12,000円 10~20年

当サービス『リショップナビ』に加盟しているリフォーム会社への調査によると、ガルバリウム鋼板は耐久性に優れており価格も安いので、屋根リフォームの中では使用比率90%と圧倒的人気を誇っています。

屋根リフォームのガルバリウム鋼板採用率

ジンカリウム鋼板(石粒付き鋼板)

ジンカリウム鋼板は、金属製の屋根材の表面に石粒をコーティングしたものです。

石粒コーティングのおかげで塗装のメンテナンスが不要で、断熱効果も期待できます。

さらに、雪が滑り落ちにくいという特徴も持っています。

>> ジンカリウム鋼板屋根材のメリット・デメリット!主なメーカーや価格・リフォーム事例を解説

スレート

スレートは、粘板岩を薄く加工した建材で、現在ではセメントに繊維を混ぜた「化粧スレート」が主流です。

色やデザインが豊富で外壁とのコーディネートがしやすい一方で、割れやすくコケやカビが発生しやすいという短所があります。

耐震性に優れますが、メンテナンスは10年ごとに必要です。

セメント瓦

セメント瓦は、セメントと川砂を混ぜて作られた厚み2〜3cmの瓦です。

重量があるため耐震性には劣るものの、気温変化に強く耐火性が高い点が特徴として挙げられます。
また、色やデザインの選択肢が多いです。

一方で、表面の塗装を定期的に塗り直すメンテナンスが必要な点がデメリットといえるでしょう。

ガルバリウム鋼板屋根の葺き方の種類・勾配の目安

ガルバリウム鋼板屋根の葺き方(乗せ方)は、「横葺き」「縦葺き」「瓦調葺き」の3種類が主流です。

【横葺き】
最も普及率が高い「横葺き」タイプの屋根は、屋根材を横向き(平行)に配置して施工する方法です。
多くのメーカー製品が対応しており、最低でも2~2.5寸(約11.31~14.04度)の勾配(屋根の傾き度合)があれば施工が可能なため、さまざまな建物に適した選択肢として用いられています。
【縦葺き】
トタン屋根のような形状である「縦葺き」タイプのガルバリウム屋根は、屋根材を屋根に対して縦(垂直)の方向に配置して施工する方法です。
0.5寸以上の勾配がある屋根に適しており、勾配が少ない屋根でも対応できる商品も多く、メーカーによっては0.2寸から施工可能なものもあります。

>> ガルバリウム鋼板の屋根の縦葺きとは?
【瓦調葺き】
「瓦調葺き」は、和風住宅になじむ瓦デザインを残したガルバリウム鋼板を使用し、瓦のように葺く施工方法です。
日本瓦と比べて軽量で、耐震性能の向上が期待できるため、重い瓦を下ろして軽い金属屋根材にリフォームする際によく採用されます。
ただ、瓦に比べてコストはやや高めです。
【横葺き】
最も普及率が高い「横葺き」タイプの屋根は、屋根材を横向き(平行)に配置して施工する方法です。
多くのメーカー製品が対応しており、最低でも2~2.5寸(約11.31~14.04度)の勾配(屋根の傾き度合)があれば施工が可能なため、さまざまな建物に適した選択肢として用いられています。
【縦葺き】
トタン屋根のような形状である「縦葺き」タイプのガルバリウム屋根は、屋根材を屋根に対して縦(垂直)の方向に配置して施工する方法です。
0.5寸以上の勾配がある屋根に適しており、勾配が少ない屋根でも対応できる商品も多く、メーカーによっては0.2寸から施工可能なものもあります。

>> ガルバリウム鋼板の屋根の縦葺きとは?
【瓦調葺き】
「瓦調葺き」は、和風住宅になじむ瓦デザインを残したガルバリウム鋼板を使用し、瓦のように葺く施工方法です。
日本瓦と比べて軽量で、耐震性能の向上が期待できるため、重い瓦を下ろして軽い金属屋根材にリフォームする際によく採用されます。
ただ、瓦に比べてコストはやや高めです。

ガルバリウム鋼板の屋根は、緩い勾配から急勾配まで対応可能ですが、先ほどもお話しした通り、勾配は緩すぎないほうが無難です。

できれば地元の天候にも詳しい屋根業者と相談しながら、建物に最も合った葺き方・製品を選択するとよいでしょう。

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ガルバリウム鋼板屋根の色の選び方

ガルバリウム鋼板屋根の色、黒、ブラウン、グリーン、グレー

ガルバリウム鋼板の屋根には、白・黒・ブラウン・グリーン・ブルー・レンガ・シルバー・グレー・オレンジ・赤など、さまざまなカラーがあります。

「ガルバリウム鋼板は熱伝導率が高いため、遮熱対策したい場合は、黒など濃い色は避けたほうがよい」という意見を聞いたことがあるかもしれません。
基本的には断熱材も一緒に施工するので、色選びの際に暑さを気にしすぎる必要はないでしょう。

外壁とのカラーバランスを重視して、納得できる好みのカラーを選びましょう。

ガルバリウム鋼板屋根で葺き替え・重ね葺きする費用

【ガルバリウム鋼板で葺き替えリフォームをする費用】

日本瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えする費用相場は、41,000〜89,000円/坪です。

スレートからガルバリウム鋼板に葺き替えをする場合は、33,000〜66,000円/坪が相場です。

(※上記金額には、足場設置費用や諸経費・既存屋根の解体撤去費用も含まれています。)

【ガルバリウム鋼板で重ね葺きリフォームをする費用】

スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根などの上に重ね葺き(カバー工法)をする場合は、38,000円/坪の費用がかかります。

(※上記金額は、足場設置費用や諸経費も含まれています。)

ガルバリウム鋼板屋根の葺き替え・重ね葺きリフォーム事例

ここでは、当サービス『リショップナビ』でご紹介しているリフォーム会社が、実際にガルバリウム鋼板材の屋根に葺き替え・重ね葺きの施工をした例も掲載しておきます。

事例1
瓦を降ろしガルバリウム鋼板の屋根材へ葺き替え

リフォーム費用 80万円
施工面積 90㎡
築年数 21年
施工日数 10日
既存の瓦屋根から、軽量かつ耐久性のあるガルバリウム屋根に葺き替えました。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

事例2
アスベスト対策のためにガルバリウム鋼板を重ね葺き

リフォーム費用 87万円
施工面積 92㎡
築年数 25年
施工日数 3日
アスベストが含まれるスレート屋根材に、ガルバリウム鋼板の屋根材を重ね葺きしました。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

事例3
倉庫の屋根をカバー工法でガルバリウム鋼板の屋根材にリフォーム

リフォーム費用 約150万円
施工面積 350.0㎡
築年数 20年
施工日数 7日間
倉庫の屋根をガルバリウム鋼板の屋根材に、リフォームした事例です。

施主様よりご要望があった、カバー工法で施工を行い、シンプルで明るい色のスッキリとした屋根に仕上がりました。

>> このリフォーム事例を詳しく見る

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塗装は必要?ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス・施工方法

ガルバリウム鋼板の屋根を、ご家庭でメンテナンスする方法、およびリフォームする場合の具体的な方法は、以下の通りです。

家庭でできるメンテナンスは水かけ

専門業者に依頼することなく、ご自身でもできるメンテナンス方法は、水をかけることです。
3ヶ月〜1年に1回くらいの頻度でOKです。

泥はねや汚れを落とすことが目的なので、高圧洗浄である必要はありません。

【経年劣化は避けられない】

ガルバリウム鋼板は、金属の中ではサビにくい素材ではありますが、絶対に錆びないというわけではありません。

自転車やスコップなど固い物を鋼板にぶつけて傷つけてしまうと、そこから赤サビが発生することもあり、ほかのサビた金属とのふれあいなどで、「もらいサビ」という現象が起きてしまうこともあります。

また、海辺や高温多湿な環境下では、白サビがついてしまうこともあります。

耐用年数が長いのが特徴ですが、やはり経年劣化は避けられません。
サビや色あせ・色落ち、屋根材の浮きなどが確認されるようになったら、塗り替えや葺き替えを検討しましょう。

ガルバリウム鋼板屋根の塗装時期・価格相場

ガルバリウム鋼板の耐用年数は30~40年とされていますが、海沿いの建物の屋根の場合、潮の影響で20年も持たない可能性があります。

また、海の近くではない場所であっても、定期的に塗装しておいたほうが長持ちします。
塗料の耐久性にもよりますが、10~20年、できれば15年に一度は塗装リフォームを行いましょう。

>> 屋根塗装の耐用年数は?塗り替え時期のサインや長持ちさせるコツ

なお人気の塗料では、シリコン塗装なら約1,600~2,500/㎡、フッ素塗装なら約3,000~4,500/㎡で施工できます。
このほか、養生代・足場代・諸経費もかかる場合があるので、総費用はリフォーム会社に確認しておきましょう。

>> 外壁・屋根用塗料9種類の特徴・価格の比較まとめ
>> 水性塗料と油性塗料はどちらがおすすめ?
>> 屋根塗装は意味ない?必要ないと言われる理由と不必要なスレート屋根とは?

20年経過したら"葺き替え"か"重ね葺き(カバー工法)"も検討を

なお、塗装のメンテナンスにも限界があります。
最後に塗装をしてから20年ほど経過してしまったら、重ね葺き、もしくは葺き替えを検討しましょう。

>> 屋根リフォームの費用相場や施工事例を公開!補助金や保険についてもご紹介

ルーフィング(防水シート)の寿命も20年程度であるため、20~30年経った屋根は下地も劣化してきます。
今後も長く住み続ける予定の建物であれば、重ね葺きではなく、葺き替えてしまうほうが効率的です。

また、すでに重ね葺きしたことがある屋根の場合も、再び重ね葺きすることは難しいため、葺き替え工事が必要になります。

できれば10年に一度くらいの頻度でガルバリウム屋根に詳しいリフォーム会社に点検してもらい、塗装・葺き替え・重ね葺き、いずれの工法がよいか、予算に合わせて提案してもらうことをおすすめします。

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ガルバリウム鋼板屋根の施工は、業者選びに注意!

ガルバリウム鋼板は、先ほどメリット・デメリットのお話でご紹介した特性があるため、本当に詳しい業者に施工してもらわないと失敗に繋がる可能性があります。
特に以下の点には注意してください。

悪徳な営業に用心を

基本的に耐久性があるガルバリウム鋼板ではありますが、「メンテナンス不要」と大げさな表現をしてくる業者が多いようです。

環境次第ではサビが付いてしまったり腐ったりすることもあります。
トタン屋根よりずっと耐性があるというだけで、メンテナンスしなくてよいということではありません。

「この屋根材なら、一生メンテナンスフリーです」などという会社があったら、警戒しましょう。

電食の知識がある業者に依頼する

ガルバリウム鋼板は、ステンレスなど異なる種類の金属(異種金属)と接触すると、電食(異種金属接触腐食)という現象が起こることがあります。

雨水などに溶けた水溶性物質になると生じやすい腐食現象で、例えば屋根の上にステンレス釘などが残っているような場合、長期間気付かずにいると、電食が発生してしまうかもしれません。

電食の知識があるスタッフならしっかり対策をしてくれますが、ずさんな業者やガルバリウム鋼板のリフォーム経験が浅い会社に施工を依頼するのは危険です。

ガルバリウム鋼板でモダンな住まいを実現しよう

軽くて加工しやすいガルバリウム鋼板。

屋根材だけではなく外壁にも使用すると、モダンでスタイリッシュな家ができそうです。

ガルバリウム鋼板屋根のリフォームを検討する際には、必ず施工経験の豊富な業者を選んでくださいね。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

ガルバリウム鋼板とはどういった素材ですか?
ガルバリウム鋼板とはアルミと亜鉛で鉄を保護した構造である耐久性の高い金属素材を指します(詳しくは、こちら)。
ガルバリウム鋼板を使って、屋根をリフォームする際の費用はいくらくらいですか?
ガルバリウム鋼板で屋根を「葺き替える場合」や「重ね葺きする場合」の費用については、こちらで解説しています。
ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法を教えてください。
ご家庭では3カ月~1年に1回くらいの頻度で、水をかけてメンテナンスするのがよいでしょう(詳しくは、こちら)。

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