屋根のカバー工法(重ね葺き)の費用相場と葺き替えが良いケースとは

更新日:2024年08月29日

屋根のカバー工法(重ね葺き)の費用相場・メリットとデメリット!葺き替えとの違いとは

「カバー工法(重ね葺き・カバールーフ工法)」は、スレート屋根などをリフォームする際に主流な工事の一つです。今回は「屋根のカバー工法」の費用相場やメリット・デメリットをチェックしていきましょう。「DIYは危険?」「修繕費に火災保険は使える?」「確認申請は必要?」「葺き替えのほうが向くのは、どんな場合?」「ガルバリウム鋼板など、カバー工法でおすすめのメーカー品は?」といった疑問にもお答えします!

この記事の目次

屋根のカバー工法(重ね葺き・カバールーフ工法)とは

カバー工法=スレート屋根にガルバリウムなどを施工するのが一般的

屋根の「カバー工法」とは、既存の屋根の上に、防水シート(ルーフィング)と新しい屋根材をかぶせる施工方法のことです。
「重ね葺き」「カバールーフ工法」と呼ばれることもあります。

屋根を一度剥がして張り替える「葺き替え」工事を行う場合であれば、剥がす時の手間がかかります。
既存の屋根材が2004年以前に製造された「スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)」の場合は、人体に悪影響を及ぼす「アスベスト(石綿)」を含有している可能性があり、屋根材の処分費が高額になってしまうことがあります。

一方、解体作業を必要としない「カバー工法」は、短期間に低コストでリフォームできることから人気を集めています。

カバー工法=スレート屋根にガルバリウムなどを施工するのが一般的

カバー工法は、基本的に「スレート」や「軽量金属屋根」などのような平板の屋根材の上からであれば、施工可能です。
特に「スレート屋根」の上に「ガルバリウム鋼板屋根」を重ねるケースが多く見られます。

新しく重ねる屋根材には、軽量な物を採用するのが基本です。
ガルバリウム鋼板の他に「アスファルトシングル」や「ジンカリウム」などを使用する例があります。
瓦屋根風のデザインに仕上げたい場合には、ケイミュー社の軽量瓦『ルーガ』を施工することもあります。

>> 8種類の屋根材を徹底比較!

屋根のカバー工法(重ね葺き)の費用相場

屋根のカバー工法(重ね葺き)の平均費用=120万円

当サイト『リショップナビ』を利用し、屋根のカバー工法(重ね葺き)をされた方の平均施工費用は120万円です。

屋根のカバー工法(重ね葺き)の平均費用=120万円

(※2024年8月時点・リショップナビ集計データ)

屋根のカバー工法(重ね葺き)費用の分布は、上の円グラフの通り、50~150万円 で実施されたケースが多数見られます。

屋根の大きさや形状・状態によって変動しますが、最終的には合計で60~250万円になると考えておくとよいでしょう。

【詳細別】屋根のカバー工法(重ね葺き)の価格相場・平米単価

屋根のカバー工法リフォームの際にかかる費用は、1㎡あたり8千~1万円くらいが相場です。
(※別途、作業時に必要になる足場代が15万円前後かかる場合があります。)

なお、工事内容のおおよその内訳は、以下の通りです。

新しい屋根材の施工
(スレート・ガルバリウムなど)
5,000〜11,000円/㎡
(※安い屋根材であれば、1㎡あたり7,000円以内)
ケラバ・軒・雪止め金具取り付け・棟板金など 3,000~11,000円/㎡
コンパネ・野地板など
(※下地が劣化している場合は必要)
1,500~2,500円/㎡
防水シート
(下葺き・ルーフィング)
500~1,500円/㎡
足場費用 600~1,500円/㎡
工事管理費・諸経費 業者により「15,000円/日」「工事費の5~10%」など、計算方法が異なる

屋根のカバー工法(重ね葺き)費用が安い場合・高い場合

カバー工法にかかる費用は、新たに採用する屋根材・建材のグレードや、足場の必要性などの他、屋根面の数によっても左右されます。

屋根のカバー工法(重ね葺き)費用が安い場合・高い場合

例えば、屋根の面が二つである「切妻(きりづま)屋根」であれば、安く済む傾向があります。
一方「寄棟(よせむね)屋根」など面が多い屋根や、複雑な形状の屋根の場合は、比較的高額になってしまうでしょう。

>> 「切妻」「寄棟」など主な屋根の形の種類

もしも総額がいくらになってしまうか不安でしたら、まずはリフォーム業者に現地調査してもらい、質問してみてはいかがでしょうか。
見積もりは基本的に無料ですので、屋根の工事に詳しい業者を探すことから始めるとよいでしょう。

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屋根のカバー工法のDIYは危険?

上記のリフォーム費用相場をご覧になり「コストを抑えたい……DIYで、屋根のリフォームをできないかな?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただカバー工法は施工自体が難しく、DIYはおすすめできません。

またカバー工法に限った話ではありませんが、プロではない方が屋根の修理・リフォームを行うことは、大変危険です。
1階の屋根であっても、転落して亡くなってしまった方が多くいらっしゃいます。

悲しい事故を起こさないためにも、きちんと屋根工事に精通した業者に任せることが大事です。

屋根のカバー工法のリフォーム実例

ここで、当サイト『リショップナビ』でご紹介しているリフォーム会社が、実際に屋根をカバー工法で施工した事例を見てみましょう。
総額費用や工事期間も掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

【事例1】
ルーフィング+重ね葺きの施工

住宅の種類 一戸建て
リフォーム費用 89万円
築年数 26年
施工日数 7日
「ルーフィング」とは、雨を防ぐための建材を下地に被せることを言います。
こちらの工事により、しっかりと防水対策ができました。

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【事例2】
ガルバリウム鋼板で重ね葺き

住宅の種類 一戸建て
リフォーム費用 92万円
築年数 -
施工日数 4日
ガルバリウム鋼板を使って、屋根の重ね葺きを行った事例です。
葺き替えと比べて非常に安価で実施することができ、断熱性も向上したと、お客様にとても喜んでいただけました。

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【事例3】
シングル屋根に、カバー工法でジンカリウム屋根を施工

住宅の種類 一戸建て
リフォーム費用 97万円
築年数 15年
施工日数 7日
施主様から「シングル屋根を、カバー工法で工事してほしい」というご依頼を受け、おしゃれな洋風の屋根へとリフォームしました。
新たに採用したのは、ディーズルーフィング製のジンカリウム屋根『ローマン』です。


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【事例4】
リッジウェイを使ってのリフォーム

住宅の種類 一戸建て
リフォーム費用 110万円
築年数 30年
施工日数 13日
旭ファイバーグラス社の『リッジウェイ』という商品を使ってのリフォームです。
グラデーションが特徴的なリッジウェイを用いることで、モダンな外観となりました。

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【その他の屋根のカバー工法の事例】

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ここからは、屋根のカバー工法のメリット・デメリットについて確認していきましょう。

屋根のカバー工法のメリット!断熱性は上がる?

屋根のカバー工法メリット

メリット① 断熱性・遮音性・防水性が向上する

既存の屋根と新しい屋根の二重構造になるので、断熱性・遮音性・防水性がアップします。
特に「ガルバリウム屋根で雨音が気になっている」という方にはおすすめです。

メリット② リフォーム費用が安い

カバー工法は、元々あった屋根の上に新しい屋根材を重ねるだけの工事なので、古い屋根材を撤去するための人件費・廃材処分費が発生しません。
そのため「葺き替え工事」の場合と比べると、リフォーム全体にかかる費用が安価です。

メリット③ 工期が短い

葺き替えの場合は、古い屋根を取り外す際に養生をする必要がありますが、カバー工法では省略できます。
通常、葺き替えリフォームの場合は工事期間が7~30日程度かかりますが、カバー工法であれば約5~14日でリフォームが完了します。

メリット④ 騒音やホコリのトラブルが少ない

屋根を交換する際には、騒音やホコリに悩まされることが多く、近所とトラブルになってしまうケースがあります。
カバー工法であれば、工事中に騒々しい音やチリが発生するリスクが少ない上、工期が短いので、周囲の方に迷惑をあまりかけずに済むでしょう。

メリット⑤ アスベストにも対応できる

2004年以前、スレート屋根の材料には、がんの原因になりやすいアスベスト(石綿)が使用されていました。
現在では製造・販売・使用共に中止になっていますが、まだ屋根にアスベスト材が含まれる建物も残っています。

しかし葺き替え工事を行うとなると、アスベストの処分費用が高額になり、また解体時にアスベストが近所に飛散しないよう対策しなくてはなりません。
カバー工法なら、屋根を壊すことなくリフォームできるため、このようなリスクが少ないと言えます。

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屋根のカバー工法のデメリット!火災保険は使えない?

屋根のカバー工法デメリット

デメリット① 修繕費に火災保険を活用したい場合は不向き

強風や雪の影響で破損してしまったり、雨漏りしていたりする場合に、火災保険を利用して屋根を修繕したい方もいらっしゃると思います。
ただし、カバー工法では申請できない可能性が高いでしょう。

火災保険の対象となるのは、原則として「雷や強風の被害に遭わなかった場合の状態へ戻す」ための工事です。

>> 火災保険でリフォームの修理対象・注意点・トラブル対策

特に雨漏りしている場合は、下地が劣化している可能性が高いため、カバー工法ではなく葺き替えを検討するべきでしょう。

>>【原因別】雨漏りの修理・補修の費用相場

デメリット② 耐震性に影響する可能性がある

カバー工法は屋根全体の重量が増えてしまうため、耐震性能が少々低下します。
そうとは言え、戸建て住宅に多いスレート屋根に、軽量な金属屋根材でカバー工法を行った時の総重量は、約23~26kg/㎡程度です。
昔ながらの住宅で見られる瓦屋根(約60kg/㎡)と比べても、カバー工法でリフォームした屋根のほうが軽いと言えます。

大多数の住宅は問題ないと考えられますが、不安な方はリフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。

デメリット③ 瓦屋根には、ほぼ対応できない

元々ある屋根の上に、フラットな金属屋根材などを固定するのがカバー工法の方式です。
つまり、波型の形状の屋根や、厚みがある屋根材の上には、固定することが難しいため、陶器やセメントで作られた日本瓦の屋根は、カバー工法には不向きです。

>> 瓦屋根の種類・価格・特徴・葺き替えリフォーム費用相場
>> モニエル瓦の寿命は何年?メンテナンスは塗装よりも葺き替えが推奨される理由

また瓦棒(トタン)屋根は、カバー工法を施工することは不可能ではありませんが、思い切って葺き替え工事を行うのが効率的と判断されることがほとんどです。

>> 瓦棒(トタン)屋根のリフォーム費用相場!どの施工方法が最適?

デメリット④ 内部の補修が必要な屋根には施工できない

屋根の下地や内部が劣化しているときは、その上から新しい屋根をかぶせるだけでは危険です。
下地から劣化している屋根の場合、まずは補修しなければいけません。
また、雨水などを吸収して腐食していく可能性があるため、新しい屋根材を固定する際に釘を打つことができず、葺き替え工事を行うことになるパターンもあります。

以上の通り、カバー工法にはメリットもあれば、デメリットもあります。
カバー工法が適さないケースもあるので、まずは屋根の施工に精通したリフォーム会社に相談してみることをおすすめします。

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カバー工法より「葺き替え」が向くケースとは?

これまでご説明したことを踏まえて、屋根のカバー工法が向かないのは具体的にどのようなときか、確認しておきましょう。

以下のような場合には、葺き替えてしまったほうがよいケースが多いです。

カバー工法より「葺き替え」が向くケース5選
日本瓦(陶器やセメント)など重さや波がある屋根で、新しい屋根材を固定するのが難しい場合
腐食などで下地が劣化している場合や、雨漏りが発生している場合
リフォームにかけられる予算と時間に余裕がある場合
修繕費用に火災保険を活用したい場合
長期間にわたる耐久性を求める場合

>> 屋根の葺き替え費用・施工例・リフォーム時期の目安

なお「下地がまだ丈夫かどうか」「火災保険を申請しやすい工事ができるかどうか」などは、プロの業者に実際に見てもらわないと判断しにくいものです。

まずは屋根のリフォームが得意な業者に調査してもらい、屋根の状態と予算に合った工事プランを提案してもらうことが大切です。

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カバー工法の耐用年数

カバー工法でリフォームした屋根の耐用年数は、だいたい20~25年です。
メンテナンス頻度については、葺き替えをした屋根とほぼ同じで、10年に1回程度で充分でしょう。

ただ、一度カバー工法を行った屋根を3重以上にする例はあまりないため、今後も長く住み続ける建物の場合は「20~25年後には屋根を撤去するかもしれない」という点について考慮しておくことが重要です。

屋根のカバー工法で確認申請は必要?

リフォームの際に「確認申請」が必要かどうかは、まず建物の種類によって異なります。

建物の種類 確認申請の必要可否
4号建築物
(2階建て以下の木造住宅/平屋など)
原則、不要
4号建築以外
(木造3階建て/鉄筋2階建ての住宅など)
必要な場合がある

具体的には、木造3階建て鉄筋2階建てのお住まいにて屋根の「大規模な修繕・模様替え」を行う際は、確認申請が必要です。

屋根のカバー工法が「大規模修繕扱い」となるかどうかは、行政(自治体)によって基準が異なるため、一概には言えません。
(たいていの場合、新たな屋根が構成されなければ、大規模な修繕(模様替え)には該当せず、確認申請は不要とされることが多いです。)

>> 確認申請(建築確認)が必要なリフォーム工事とは?

例外もある

ただカバー工法を実施する際は荷重増が伴うため、地域によっては(「大規模な修繕」に該当しない場合であっても)「構造計算」によって安全性を確認するケースがあります。

これらのことは、自己判断は難しいと思われるため、自治体の窓口に問い合わせるのが確実です。
心配な場合は、地元の確認申請に詳しいリフォーム業者にも聞いてみると安心でしょう。

屋根のカバー工法でおすすめのメーカー/商品6選

最後に、屋根のカバー工法の際におすすめのメーカー商品をご紹介します。
もちろん以下の他にも、様々なメーカーが優良な屋根材を開発しているので、リフォーム会社と打ち合わせしながら最良の物を選びましょう。

ニチハ『横暖ルーフS』(ガルバリウム鋼板)
『横暖ルーフS』は、ニチハ社が展開する「超高耐久 横暖ルーフ」シリーズの中でも手頃なスタンダードタイプの商品です。
遮熱鋼板および断熱材の一体成型により、高い遮熱性・耐久性を持っています。

ポリエステル塗装の「塗膜15年保証」や「穴あき25年間保証」「赤サビ20年間保証」にも対応しているので、施工後も安心です。
アイジー工業『アイジールーフ・スーパーガルテクト フッ素』(ガルバリウム鋼板)
金属板と断熱材が一体になった「アイジールーフ」シリーズは、屋根のリフォームで断熱性を高めたい方にピッタリです。
サビにも強い超高耐久ガルバを採用しており、金属ですからヒビ割れの危険性がありません。

同シリーズの『スーパーガルテクト フッ素』は、アイジー工業社が、穴あきがないことを25年間保証、さらに色褪せや赤サビがほとんど発生しないことを20年間保証するほどの、同社の自信作です。
(※各保証は「保証登録」を行った物件のみが対象です。)
ケイミュー『スマートメタル』(ガルバリウム鋼板)
カラーベスト(スレート屋根)を多数販売してきた実績を持つケイミューが、カラーベストのカバー工法用に開発したのが、こちらの金属屋根材『スマートメタル』です。
優れた遮熱性を発揮するため、屋根裏の暑さ対策をしたい方にも最適と言えるでしょう。

>> 屋根裏リフォームのメリット・デメリット

7mm厚以下のアスファルトシングルおよび平型スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の重ね葺きに対応しています。
ケイミュー『ROOGA(ルーガ)』(セメント瓦)
ケイミュー社の『ROOGA(ルーガ)』は、軽さ・耐久性・そして美しさを兼備した、カバー工法におすすめのセメント瓦です。

瓦が持つ重厚感は維持しつつ、重量は従来の陶器平板瓦の約1/2を実現!
強い衝撃があっても割れにくいため、軽くてもしっかり住まいを守ります。
ディートレーディング『ディーズルーフィング』(ジンカリウム鋼板)
ディートレーディング社が輸入・販売している『ディーズルーフィング』シリーズは、カリフォルニアで生まれました。
防火性に優れており、暴風などに耐えられる屋根材として好評です。

ジンカリウム屋根の特性上、表面に天然の石粒が施されているため、金属屋根特有の雨が当たる際の騒音を抑える効果もあります。
旭ファイバーグラス『リッジウェイ』(アスファルトシングル材)
『リッジウェイ』は、独特の2層構造、そして粒状彩色石のグラデーションにより、立体感のあるデザイン性の高さを実現した、アスファルトシングル屋根材です。
重量は化粧スレートの約1/2、瓦の約1/4であるため、耐震性が不安な建物にもおすすめです。

柔らかく割れにくい素材を採用しており、浮き・剥がれといった現象も起きにくいため、強い風が吹きやすい地域でも安心して施工できます。
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【この記事のまとめ&ポイント!】

屋根のカバー工法(重ね葺き)の際、リフォーム費用はいくら?
1㎡あたり8千~1万円くらいが相場です。
屋根のサイズや形状などによって変動しますが、50~150万円で実施されたケースが多数見られます。
屋根のカバー工法(重ね葺き)のメリット・デメリットは?
メリットは「工事にかかる費用・期間を抑えやすいこと」や「アスベスト含有屋根にも対応できること」などです。
デメリットは「リフォーム費用に火災保険を適用しにくいこと」や「日本瓦の屋根には不向きであること」などが挙げられます。
屋根のリフォームにおいて「カバー工法(重ね葺き)」よりも「葺き替え」が向くケースとは?
「屋根の下地が劣化している場合」や「リフォームにかけられるコストや時間に余裕ある場合」などは葺き替えをするほうがよいでしょう(詳しくは、こちら)。

家全体を守ってくれる屋根のリフォームは、確実に計画的に行わなくてはなりません。

ご家庭の屋根をリフォームする際には「この先も長期にわたって住み続ける建物か」「予算はどのくらいまで用意できるか」を決めておき、最適な工法や商品で施工してもらうよう、リフォーム会社にぜひ相談してみてくださいね。

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