子どもが独立した後のおすすめのリフォームプランと費用
子どもが独立した後に行うおすすめのリフォームプランは、以下のような内容があります。
● 広いリビングにする
● 寝室を移動させる
● 趣味の部屋をつくる
● 水回りをより使いやすくする
それぞれの詳しい内容と、リフォームにかかる費用相場をご紹介していきます。
ライフスタイルに合った施工内容があるか、チェックしてみてください。
広いリビングにする
夫婦二人でゆっくり過ごすために、リビングを広めるリフォームを行うのもおすすめです。
使い勝手もよくなり、快適に暮らせるでしょう。
また、リビングを広くしておくと、将来子どもが家族を連れて帰省してきても快適に過ごせるというメリットがあります。
壁の撤去などを行い、キッチン、リビング、ダイニングをつなげてLDKに間取り変更する場合、100~300万円ほどかかります。
リビング横の部屋の壁を解体して空間を拡張する場合は、7~23万円ほど必要になるでしょう。
ただし、リビングを広くする際に電気工事が必要であれば、施工費用はより高額になります。
また、リビングと隣接する壁を解体する場合、天井や壁のクロスや、フローリングなどの張り替え工事が必要になるので、その分の予算も考慮しておきましょう。
住宅全体でスケルトンリフォームを行ってリビングを広くする場合は、450~2,500万円ほどかかります。
スケルトンリフォームとは、住宅の基礎や柱などの骨組みを残して、間取りを変更する工事です。
リフォームの中でも大掛かりな工事となるため、高額な費用がかかります。
寝室を移動させる
寝室が2階にあり、年齢のために移動が難しくなっている場合には1階に移動させる方法もあります。
寝室を1階に移動させた際に、必要であれば間取り変更のリフォームを行う場合もあるでしょう。
趣味の部屋をつくる
子どもが独立して、これまでは時間に余裕がなくてできなかった趣味を楽しむための以下のような部屋をつくるのもおすすめです。
● 書斎
● 楽器演奏用の部屋
● ムービーシアタールーム
ただし、趣味部屋で楽器を演奏する場合は、ご近所迷惑にならないためにも防音室にする必要があります。
防音室へのリフォームは、6畳で230~400万円ほどかかります。
しかし、演奏する楽器がドラムといった音が大きいタイプの場合は、より費用が高くなることを覚えておきましょう。
水回りをより使いやすくする
老朽化している水回りの設備を一新して、使いやすくするリフォームを行うケースもあります。
リフォームを行う水回りとは、主に以下のような箇所です。
● キッチン
● トイレ
● 洗面台
● 浴室
それぞれのリフォーム費用を、一覧表にしてまとめました。
リフォーム箇所 | 施工費用 |
---|---|
キッチン | 50~150万円ほど |
トイレ | 15~50万円ほど |
洗面台 | 10~50万円 |
浴室 | 50~150万円ほど |
新しく設置する本体のグレードや、場所を移動させるかなどによって費用は変動します。
また、内装工事や電気工事の有無でも費用は異なるため、詳しくは施工業者に確認しましょう。
浴室のリフォームの場合は、グレードを下げれば50万円ほどでもリフォームが可能な場合があります。
ただし、グレードが高かったり、浴室内全体を工事したりする場合は200万円ほどかかるでしょう。
子どもが独立する頃には、住宅内の水回り箇所が劣化している場合も多いので、リフォームで補修しておくことをおすすめします。
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子どもの独立後にリフォームが必要な住宅の特徴
子どもの独立後にリフォームが必要になる住宅の特徴は、主に以下の4つです。
● キズや劣化箇所が多い
● 相続する可能性がある
● 住人が高齢である
● 旧耐震基準で建てられている
子どもが独立した後に、本当にリフォームが必要なのかをよく検討する必要があります。
そのため、以下でご紹介するそれぞれの特徴の内容を確認して、ご自身に当てはまるかチェックしてみましょう。
ただし、ほかにもリフォームが必要となる理由はあるため、参考程度にご確認ください。
キズや劣化箇所が多い
住宅の内外にキズや劣化箇所が多い場合は、子どもが独立した後にリフォームを行うチャンスです。
子どもと生活していると、住宅にはどうしてもキズが増えたり、劣化箇所も多くなったりします。
そのため、独立とともにリフォームをして、きれいに補修するとよいでしょう。
相続する可能性がある
住宅を子どもに相続する可能性がある場合には、早めにリフォームして劣化箇所を補修し、建物の耐久性を維持しておくようにしましょう。
破損や劣化している箇所を長く放置していると、耐久性が低下して建物の寿命を縮めることになります。
そのため、子どもに相続する頃になると、住めないほど傷んでいたり、リフォーム費用が莫大になったりする可能性があるのです。
相続後も子どもが安心して住める住宅を維持するために、早めにリフォームを行っておくと安心です。
住人が高齢である
夫婦のどちらか、またはどちらもが高齢であった場合は、リフォームでバリアフリー化を目指すのもよいでしょう。
例えば、手すりの取り付けや段差をなくすといった内容です。
まだ介護が必要な状態ではなくても、安全な生活を送るためにバリアフリー化を行い、快適に暮らせる家にリフォームするようにしましょう。
旧耐震基準で建てられている
住宅が「旧耐震基準」で建てられている場合には、耐震リフォームを行い、安心して老後を過ごせるようにしましょう。
旧耐震基準とは、昭和56年(1981年)5月31日までに制定されていた耐震基準のことです。
震度5強程度の地震でも住宅が倒壊しないように建設すればよいというものでした。
しかし、それでは不十分とのことで、翌日から震度6強~7程度でも倒壊しない住宅を建築すると定められた「新耐震基準」が施行されました。
そこで、もし今お住まいになられている住宅が旧耐震基準で建てられているのであれば、崩壊などの地震リスクに備えておきましょう。
耐震リフォームを行うことで、子どもや友人などが来訪した際も安全に過ごせます。
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子どもの独立後のリフォームで失敗しないためのポイント
子どもが独立してリフォームを行う際に、以下のポイントを押さえておくと失敗を防ぎやすいです。
● 老後に備えたプランを作成する
● 予算を超えないようにする
● 補助金や減税制度を活用する
それぞれのポイントを押さえておくと、満足したリフォーム工事を行える確率が高まります。
以下にて詳しい内容を解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
老後に備えたリフォームプランを作成する
リフォームをする際は、老後も安心して快適に暮らせるプランを考えましょう。
おしゃれなデザインばかり取り入れても、使い勝手が悪くなると後悔をする可能性があります。
お気に入りのデザインやレイアウトにリフォームするのも大切なことです。
しかし、住宅の性能が使いやすいかや、老後も暮らしやすいかなどをよく検討するようにしましょう。
予算を超えないようにする
リフォームを行う際は、老後生活が苦しくならないように予算を超えないようなプランを考えましょう。
いざリフォームをするとなると、気になる設備や採用したい素材などが増えてきます。
しかし、すべての希望を取り入れた場合に、予算オーバーとなるケースも多いです。
無理にすべての要望を組み込んだリフォームを行うと、将来的に生活費用が足りなくなってしまう可能性があります。
そのため、リフォームを行う際は予算に余裕を持たせたプランを検討することが大切です。
補助金や減税制度をうまく活用する
工事費用を少しでも抑えるために、補助金や減税制度をうまく活用するのもおすすめです。
住宅のリフォームで受けられる補助金のひとつに、「長期優良住宅化リフォーム」があります。
耐震や断熱工事などを行う場合に、工事費用のうち3分の1が補助されます。
補助額は最大100万円です。
また、減税制度ではリフォームを住宅ローンで行った場合に、所得税の控除が受けられます。
補助金制度や減税制度については、管轄の税務署や自治体にて確認するようにしましょう。
子どもの独立後はより快適に暮らせる空間にリフォームしよう
子どもが独立したら、夫婦がより快適に暮らせるような住宅にリフォームしましょう。
リフォームプランを考える際は、それぞれのライフスタイルに合った空間に仕上げることが大切です。リフォームプランを具体的に考えるのが難しい場合は、施工事例を確認してイメージを明確にするとよいでしょう。
施工会社にも相談して、理想の住宅を手に入れましょう。
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