介護・バリアフリーリフォームの工事内容と費用|補助金や注意点、失敗例も解説

更新日:2024年09月25日

介護・バリアフリーリフォームの工事内容と費用|補助金や注意点、失敗例も解説

介護が必要になったご家族のために、あるいは将来のために、介護・バリアフリーリフォームを検討される方は多いはず。
介護される方、介助する方にも、安全で快適な空間にリフォームするためには、業者選びやプランニングが大切です。
本記事では、業者選びのポイントと、介護・バリアフリーリフォームの費用相場、介護保険などの補助金制度などを、一戸建て/マンションの事例とあわせて幅広くご紹介します。

この記事の目次

介護リフォームは必要?現状の暮らしやすさをチェック

介護リフォームとは、介護される方と介助する方(=介護をするご家族や、ヘルパーさんなど)の両者にとって、安全かつ快適に生活できるようにするリフォームのことです。
同じようなリフォームで、障壁(バリア)を取り除くという意味のバリアフリーリフォームもあります。

介護リフォームはなぜ必要?

高齢者の住宅内の事故のきっかけは転落が30.4%、転倒22.1%、触る・接触14,5%、刺す・切る10.1%、誤嚥9.3%である

国民生活センターの医療機関ネットワーク事業からみた家庭内事故-高齢者編-によると、高齢者(65歳以上)の方の事故の発生場所は、「住宅」が77.1%と最も多くを占めています。

また、住宅内での事故 のうち「転落」30.4%、「転倒」22.1%が事故のきっかけとなったと報告されています。

部屋の敷居のわずかな段差につまずいて転倒する、手すりの無い階段から転落するなど、ちょっとしたことが転落・転倒の原因になっていることもわかります。

介護を考えてリフォームをすることは、安心して生活できるようになるだけでなく、転落・転倒の危険性を軽減し、将来的なリスクを少なくすることにもつながります。

今の住まいは暮らしやすい?

自宅に介護リフォームが必要かどうかは、国土交通省の「高齢者が居住する住宅の設計に係る指針」 などが参考になります。

次の場所ごとのチェックリストで確認し、チェックできなかったポイントは介護リフォームを検討しましょう。

水回りのチェック項目と介護・バリアフリーリフォーム費用

水回りのバリアフリーリフォームで主に挙げられる箇所は次の通りです。

  • トイレ
  • 浴室(お風呂場)
  • 洗面所

それぞれチェック項目と、介護・バリアフリーリフォームの費用相場を解説します。

トイレのチェックポイント

トイレの住みやすさのチェックポイントは、段差なく作られているか、引き戸か、様式トイレか、床はすべりにくいか、手すりはあるか、緊急用の通報装置はあるか?

トイレの扉に多い「開き戸」は出入りの際に動作の妨げとなるため「引き戸」に交換することをおすすめします。
鍵付きのドアにする場合は、万が一に備えて外からも開けられるようにしておくと安心です。

また便器の前あるいは横に、車椅子でも入れる/介助する方も一緒に入れるスペースを作ってもらうとよいでしょう。

なお「和式便器」の場合は、足腰の負担がかかりにくい「洋式トイレ」に交換しておきましょう。

トイレと寝室の位置が遠い場合は、隣接する場所に移設もしくは増設しておくのもおすすめです。

>> トイレを安全で使いやすくするポイント

トイレの介護・バリアフリーリフォーム費用相場

工事内容 費用相場
扉を引き戸に交換 4〜30万円
手すりの設置 2〜18万円
和式トイレを洋式トイレに変更 15〜57万円
温水洗浄便座の設置 5〜10万円
段差の解消 0.2〜15万円
トイレ室内スペースの拡張 10〜40万円
トイレの増設 40~100万円
トイレの位置移動 30〜60万円
(※別途、他の箇所の間取り変更費用がかかる可能性あり)

>> トイレに介護用の手すりを取り付けたい!最適な位置と高さ
>> 汲み取り式トイレを水洗トイレにリフォームしたい!費用と種類
>> トイレの交換費用はどこが安い?格安・激安のリフォーム事例をご紹介!

浴室(お風呂場)のチェックポイント

浴室の住みやすさのチェックポイントは、段差なく作られているか、引き戸か、浴槽はまたぎやすいか、出入口の幅が600mm以上あるか、床はすべりにくいか、手すりはあるか、緊急用の通報装置はあるか?

バリアフリー仕様の浴室にリフォームする際の費用は、部分的なリフォームか浴室全体の交換かによって変動します。

浴槽やバスルーム全体を新しくする場合は「またぎやすい高さに設計されたユニットバス・浴槽」や「冬でも冷たくならない、すぐに乾く、すべりにくい床材」を選びましょう。

なお高齢の方の家庭内事故の中には「冷え切った浴室と浴槽内のお湯などの温度差により、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こした」という例も見られます。

温度差をなくす対策として、浴室暖房乾燥機を設置しておくことも重要と言えるでしょう。

現在タイル張りの「在来工法のお風呂」の場合は「ユニットバス」に変更することで、寒さ対策や転倒事故防止対策になりますよ。

ちなみに車椅子で使用する場合、浴室のスペースは1.25坪以上を確保できると理想的です。

>> お風呂をバリアフリーにするポイントを解説!
>> お風呂のバリアフリーリフォームの補助金についてさらに詳しく知りたい!

浴室(お風呂場)の介護・バリアフリーリフォーム費用相場

工事内容 費用相場
段差解消 5〜28万円
手すりの設置 0.5〜5万円
(ユニットバスのオプションの場合=0.4万円〜)
すべりにくい床材に変更 4〜20万円
浴室暖房乾燥機の設置 9〜25万円
(ユニットバスのオプションの場合=3万円〜)
ドアの交換(折戸/引き戸など) 3〜20万円
在来浴室からユニットバス 65〜150万円
浴室の拡張 15〜250万円
(拡張のみか、増築も伴うかなどで費用が異なる)

洗面所のチェックポイント

洗面所の住みやすさのチェックポイントは、段差なく作られているか、引き戸か、洗面台は車いす用か、足元があいているか、床はすべりにくいか、手すりはあるか、手の届くところに棚があるか?

洗面台(洗面化粧台)は、足元に収納部分がない「車椅子専用」のタイプに交換しておくと、使い勝手がよく便利です。

また洗面脱衣所の入り口に扉がある場合は「引き戸」へ変更しておくと、車椅子で出入りする際も楽になります。

脱衣所が狭い場合は拡張し、広々と使えるようにしておくのもよいでしょう。

>> 洗面台リフォームの補助金|利用可能な制度や申請方法を徹底解説

洗面所の介護・バリアフリーリフォーム費用相場

工事内容 費用相場
車椅子専用洗面台に交換 20〜50万円
扉を引き戸に変更 3〜25万円
洗面脱衣所の拡張 20〜35万円
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玄関/階段などのチェック項目と介護・バリアフリーリフォーム費用

玄関や階段、廊下のチェック項目と、バリアフリーリフォームの費用相場やリフォームの種類について解説します。

玄関のチェックポイント

玄関の住みやすさのチェックポイントは、段差は15cm以下か、引き戸か、引き戸の場合ドアノブは棒状か、床はすべりにくいか、手すりはあるか、靴の脱ぎ履き時のためのスペースはあるか?

玄関に段差がある場合は最低でも15cm以内に収め、可能であればスロープにして段差を解消しておきましょう。

玄関ドアもできれば「引き戸」に変更したいところです。

ドアノブ(取っ手)がある場合は、軽い力で開け閉めできる、棒状の物やレバーハンドルにできるとよいですね。

また靴を履く時にかがんだり、脱ぐ時に片足立ちになったりという動作は、高齢になると大変負担になります。
そのため、玄関に腰掛けを設置しておくとよく、折りたたみ収納式の壁付けベンチなら使わないときに場所を取らずに済みます。

なお、玄関に式台や踏み台を設置する際は、幅が狭いとバランスを崩す危険があるため、足や杖がしっかり乗るように十分なスペースを確保しましょう。

玄関の介護・バリアフリーリフォーム費用相場

工事内容 費用相場
スロープ設置で段差を解消 2〜45万円
手すりの設置 1.5〜13万円
壁付けベンチの設置 2.5〜7万円
玄関ドアを引き戸に変更 20〜60万円

>> 玄関リフォームの費用相場

廊下/階段のチェックポイント

廊下・階段の住みやすさのチェックポイントは、段差なく作られているか、床はすべりにくいか、手すりはあるか、幅が780mm以上あるか? (柱などの箇所は750mm以上か?

室内の移動のために毎日通る廊下や階段も、車椅子での生活を考え、廊下の幅を広げておくと便利です。

廊下の幅が85cm以上あれば手すりを設置しても車椅子が通れ、90cm以上なら直角に曲がる場所でもスムーズに移動できます。

ちなみに収納スペースが廊下に張り出している場合には、壁面収納を造作してもらいスッキリさせる方法も良策です。

また夜中にトイレに行きたくなっても安全なように、足元照明用のコンセントの増設なども対応しておくとよいでしょう。

>> 廊下リフォームの費用相場
>> 階段リフォームの費用相場

廊下/階段の介護・バリアフリーリフォーム費用相場

工事内容 費用相場
廊下の幅の拡張 40〜100万円
手すりの設置 1〜15万円
(廊下と部屋の間の)段差解消 1〜15万円
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介護・バリアフリーリフォームで活用できる補助金

介護を目的としたリフォームや、高齢の方・障がいのある方がお住まいの住宅の改修工事では、介護保険や、自治体の補助金を活用できる場合があります。

今回は介護保険を例に解説します。

対象となる方の条件
「要介護」もしくは「要支援」の認定を受けていること

(※その他「改修する住宅の住所が被保険者証の住所と同一で、本人が実際に居住していること」などの条件あり)
住宅改修における介護保険の上限額
住宅改修費の保険給付対象限度額20万円から、自己負担額1〜3割を除いた金額

(※上限20万円に対し7〜9割の金額が支給されるため、給付される金額は最大18万円)

お住まいの自治体でもバリアフリーリフォームを対象とした、補助金(助成金)制度を実施していることがあります。

>> 介護保険の住宅改修の要件・申請方法について解説
>> どんなリフォームが補助金対象?注意点は?

介護保険の対象となるリフォーム内容

介護保険の対象となるリフォームは6種類です。手すりの設置、床の段差解消、床の素材変更、扉の交換、便器の交換、付帯する住宅改修

次の6種類の工事が、介護保険の支給対象となる「住宅改修費」と決められています。

● 手すりの設置
● 床の段差解消
● 床材の変更
● 扉の取り替え
● 便器の取り替え
● その他のリフォームに付帯して必要となる住宅改修

介護保険を活用してリフォームする流れ

介護保険を利用する流れは、要介護・要支援認定を受けたら、ケアマネに相談、事前申請をして施工業者と契約、施工完了後に全額支払い、支給申請を提出したのちに補助金が支給される。

(※「受領委任払い制度」を利用する場合などは、上記の流れとは一部異なります。)

介護保険を利用して住宅リフォームを行う際には、工事開始前に市区町村の担当窓口に「事前申請」することが原則です。

保険申請に必要な『住宅改修が必要な理由書』は、基本的にケアマネジャーに作成してもらいますが、いない場合は理学療法士や作業療法士、福祉住環境コーディネーター(2級以上)も作成可能です。

申請や対象のリフォームに関して不安な点がある場合は、自治体の窓口やケアマネジャーに相談しましょう。

>> 子育てエコホーム支援事業はバリアフリー改修も対象!
>> リフォーム減税制度はどんな工事が対象?

また、バリアフリーリフォームが得意な業者に相談すれば、リフォームプランの提案だけでなく、ほかのおすすめの制度や申請方法のアドバイスをしてくれますよ。

介護・バリアフリーリフォームでは減税を受けられることも

要介護または要支援認定を受けた50歳以上の方(同居含む)が、国が定めるバリアフリーリフォームを行った場合、条件を満たして入れば減税が受けられることがあります。

バリアフリーリフォームに関する減税では、「所得税」や「固定資産税」が対象になりやすいです。
一方、親や祖父母から資金を受け取ってリフォームを行う場合には、要件を満たせば贈与税も対象になる場合があります。

今回は、比較的多くの方が対象となる所得税と固定資産税の減税制度である、「リフォーム促進税制」を例にして解説します。

対象となる方の条件
次のいずれかに該当する方

1. 年齢が50歳以上
2. 要介護または要支援の認定を受けている
3. 所得税法上の障がい者の方
4. 65歳以上の高齢の方(上記の2または3に該当する方)である親族と同居している
(※上記の要件に関して、それぞれ詳しい条件や詳細は国税庁の公式ホームページでご確認ください。)
控除される金額
〔所得税〕
最大控除額:20万円
控除対象限度額:200万円

控除額 = 【バリアフリー改修工事の標準的な費用×10%】+【バリアフリー改修工事の標準的な費用で200万円を超えた分+その他一定の増改築にかかった費用(上限200万円まで)の5%】

〔固定資産税〕
1年間1/3の割合で固定資産税を減額
対象となる工事
次のいずれかに該当する工事

● 通路の幅を広げる
● 階段の勾配を緩やかにする
● トイレの改良
● 手すりの設置
● 段差の解消
● 出入り口の扉を開き戸から引き戸に変える
● 床を滑りにくい素材に変える

対象の条件や工事内容にも、より細かい条件が設けられているので、減税を検討している方は、国土交通省や国税庁の公式ホームページで内容を確認・把握しましょう。

>> バリアフリーリフォームの減税制度について詳しくはこちら!

ちなみに、減税制度は条件を満たせば、補助金制度とも併用可能です。

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介護リフォームでよくある失敗

介護リフォームでよくある失敗例は、スロープの幅が狭すぎた、手すりの位置が合わない、無駄な手すりが多い、段差の対策が不足

ここでは、介護リフォームで後悔する方が多いよくある失敗をご紹介します。

スロープの幅が狭かった

足腰が弱ってきたから、と早い段階で車椅子用のスロープをつけると、スロープの幅が狭く後悔することがあります。

まだ車椅子を使っていない状況では、将来実際にどのような車椅子が必要になるのかわかりません。

車椅子にもリクライニングタイプや電動タイプなどの種類があります。

杖(つえ)を使って自力で歩けるのにスロープを作ってしまうと、車椅子を使い始めてから初めて幅が足りないことに気づき、再施工しなければいけないかもしれません。

必要な手すりの位置が違った

まだ手すりがいらないうちに手すりを設置すると、本当に必要な位置とは違う位置に設置してしまう恐れがあります。

例えば、廊下の右側に手すりを付けたものの、病気のあとに左側の脚がうまく動かなくなり、左側に手すりが必要になるかもしれません。

また、実際に使いやすい位置に手すりが付いておらず、位置の微調整が必要になることもあります。

無駄な手すりが多かった

「将来のため」と必要になりそうな部分すべてに手すりを付けてしまうと、あとで邪魔になってしまうことがあります。

例えば、お風呂の壁に複数個所手すりを付けたものの、入浴の介助をする時に介助をする方の体にぶつかったり、移動を妨げてしまったりするかもしれません。

使わない手すりが多すぎると掃除の手間にもなり、ムダなコストとなってしまいます。

手すりは「必要になりそう」ではなく、「必要」な場所に設置しましょう。

段差の対策が足りなかった

段差解消リフォームを実施したあとに、対策が足りなかった部分に気づくこともあります。

段差リフォームで明らかな段差を解消しても、小さな段差がまだそのままになっているかもしれません。

加齢により筋力や視力が低下すると、今までなんともなかった障害物につまずいて転倒してしまうことがあります。

段差リフォームはケアマネジャーや訪問リハビリの担当の方などとも相談して実施するとよいでしょう。

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介護・バリアフリーリフォームの注意点

介護リフォームで注意したい点は、介護する・される方、両方の使いやすさを考える 、家族に本当に必要なリフォームを実施する 、「介護される生活」より「自立した生活」を目指す

介護リフォームを実施する時は、次の3つのポイントに注意しましょう。

介護する方・される方、両方の使いやすさを考える

介護リフォームでは、介護される方だけでなく介護する方にとっての使いやすさも考慮しましょう。

トイレに手すりを付けても、手すりが介護する方の邪魔をしてしまってはストレスになってしまいます。

介護する方のことも考えた場合、手すりの取り付けだけでなくトイレの面積を広げる必要がある場合もあります。

家族に本当に必要なリフォームを実施する

介護リフォームは、「将来必要か」よりも「現状必要か」を考えて工事プランを作成しましょう。

手すりの位置は介護を受ける方の症状によって異なるので、実際に病気や加齢で不自由な部分が出てくるまで本当に使いやすい位置を判断するのは困難です。

また、スロープの幅もどの程度あれば十分なのかは実際に車椅子で通ってみなければ判断できません。

不要な場所にリフォームをしてしまわないよう、現状必要なリフォームを実施しましょう。

「介護される生活」より「自立した生活」を目指す

介護される方のことをよく考えた手厚い介護は大切ですが、必要以上に高機能で便利な設備にしすぎず、自立した生活を目指したリフォームを実施しましょう。

自分でできる部分まで介護される状態をつくってしまうと、介護される方の「自力で生活できる喜び」を奪ってしまいます。

今現在お風呂の介助が必要な方も、段差をなくして手すりを付ければ1人でお風呂に入れるようになるかもしれません。

どのようなリフォームをすれば介護される方の「自分でできること」をいかに多く維持できるかを考えてみましょう。

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介護・バリアフリーリフォーム事例

当サービス『リショップナビ』でご紹介している施工業者が手掛けた、バリアフリーリフォーム(リノベーション)の事例をご紹介します。

トイレの手すり設置工事や浴室リフォームなど、さまざまな例がありますよ。

事例1
介護保険を使ってトイレに手すりを設置

リフォーム費用 25万円
工事期間 3日
住宅の種類 一戸建て
築年数 -

「ご主人のために、手すりを設置したい」とのご要望でした。

安心して使用していただけるよう、下地にベニヤを入れ、しっかり補強した上で手すりを取り付けています。
介護保険の活用で、18万円の補助金額を支給されました。

>> この事例の詳細を見る

事例2
介護保険で、段差解消&安全で暖かい浴室へリフォーム

リフォーム費用 121万円
工事期間 7日
住宅の種類 一戸建て
築年数 30年

元はタイル張りのお風呂場で、冬の温度差が気になっていました。

温度差を軽減できるよう、お湯が冷めにくい保温浴槽や冷たくなりにくい床材などを導入しました。
浴槽も入りやすい高さになるよう考慮し、出入り口の段差を解消する工事なども行っています。

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事例3
予算に配慮しながらバリアフリーリノベーション

リフォーム費用 350万円
工事期間 30日
住宅の種類 一戸建て
築年数 40年

白アリの発生により、LDKの床が歩けないほど傷んでいる状態でした。

「少し費用を抑えたい」というご依頼にお応えし、予算に配慮しながらバリアフリー工事を実施。
段差解消・手すり設置なども行い、LDK・水回り・和室・廊下・玄関などを全体的に一新しました。

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事例4
老後の暮らしを考え、マンションを全面リフォーム

リフォーム費用 440万円
工事期間 30日
住宅の種類 マンション
築年数 30年

「全体的に老朽化が気になる」という施主様のため、老後も快適に過ごせる空間へと改装。

在来工法の浴室はユニットバスへ変更。
LDとキッチンの間にあった段差も、LDを底上げすることでバリアフリー化しました。

>> この事例の詳細を見る

事例5
将来を見据えて中古マンションをリノベーション

リフォーム費用 471万円
工事期間 30日
住宅の種類 マンション
築年数 17年

中古マンションの最上階を購入されたお客様より、バリアフリー重視のリノベーションのご依頼をいただきました。

LDK部分はリビングと隣接する和室を一体化。
最上階の構造を活用し、開放感あるナナメ天井を実現し、ロフトも造作しています。
玄関には、折りたためる壁付け腰掛けベンチを新設し、車椅子でも傷が付きにくい床材を採用しました。

>> この事例の詳細を見る

事例6
車椅子のお子さんが1階で快適に過ごせる住まいに

リフォーム費用 800万円
工事期間 60日
住宅の種類 一戸建て
築年数 -

2階で生活されていた車椅子のお子さんが1階でも過ごしやすくなるようリフォームしました。

全体的に手すりを増設して、室内ドアの多くを引き戸へと交換。
玄関は靴入れを造作し、車椅子の昇降機スペースや格納場所も確保しています。
また洋室や水回り設備なども一新し、外壁の張り替え工事も実施しました。

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信頼できる介護・バリアフリーリフォーム業者はどう探す?

介護・バリアフリーリフォームで、安全で快適な住まいを手に入れるために、最も大切なことの一つが業者選びです。

バリアフリー改修・福祉施設の施工経験などが豊富な事業者や、「福祉住環境コーディネーター」が在籍するリフォーム会社が望ましいでしょう。

相性のよいリフォーム会社を探すためには、実績がある複数の業者に問い合わせしてみましょう。

親身になって相談にのってくれるスタッフであれば、きっとご家族の暮らしや予算にも配慮した提案をしてくれるはずですよ。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

介護・バリアフリーリフォーム(リノベーション)の施工事例を見たいです。
当サービス『リショップナビ』でご紹介している施工業者による、介護・バリアフリーリフォーム(リノベーション)の施工事例を掲載しています。
ぜひ参考にしてください。
介護のためのリフォームや、バリアフリー化工事にかかる費用は、いくらでしょうか?
お風呂などの水回りリフォームの費用について、こちらで詳しく解説しています。
玄関・廊下・階段などのリフォーム費用については、こちらをご確認ください。
バリアフリーリフォーム(リノベーション)を検討しています。
施工業者は、どのように探せばよいのでしょうか?
相性のよい業者を探すためには、バリアフリー工事の経験がある複数の業者に一度会ってみることをおすすめします。
『リショップナビ』では、経験豊富なリフォーム会社を無料でご紹介しています。ぜひご活用ください(詳しくは、こちら)。
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