防音室リフォームの値段はいくら?施工例や設置工事の際に失敗しないための注意点もご紹介

防音室リフォームの値段はいくら?施工例や設置工事の際に失敗しないための注意点もご紹介

「家でカラオケや映画鑑賞を楽しみたい」「夜でも近所に気兼ねなくピアノやドラムなどの練習をしたい。」こんな時、自宅に防音室があったら便利ですよね。でも、一戸建てやマンションの部屋を防音室にリフォーム/リノベーションするには、どんなことに注意すればよいのでしょうか?実際の施工例、リフォームの価格、遮音性能の見極め方などを参考に、具体的なプランを考えてみましょう。

防音室を作るリフォームの費用・価格相場

防音室リフォームの値段はいくら?施工例や設置工事の際に失敗しないための注意点もご紹介

リフォームで防音室を作る場合、1室あたりのリフォーム費用はおおむね下記の通りです。

基本的に、施工範囲が広いほど高額です。
また楽器の練習などのために施工する際は「日中のみ利用するか」「夜間も使える仕様とするか」によってもコストが変わってきます。

防音室の種類 リフォーム費用(1部屋)
オーディオルーム/ホームシアター 150〜300万円
ピアノの練習用 97~400万円
ドラムの練習用 200〜550万円
組み立て式 防音ユニット/ボックス 45〜300万円

なお「鉄筋コンクリート(RC)」や「鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)」の建物と比べると「木造」や「鉄骨(S造)」の住宅のほうが50万円程度、高くなる傾向があります。

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防音室リフォームの施工事例

ここで、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が手がけた、施工事例をご紹介しましょう。
防音室へとリフォームされた部屋には、見えない部分に様々な工夫が施されていますよ。

ピアノを練習できる防音室

住宅の種類 一戸建て
築年数 7年
工事期間 7日
ピアノの練習用にリフォームした防音室は、壁・天井・床に防音ゴム付きの建材を使用しました。壁の仕上げに吸音クロスを用い、ピアノの重さを考慮して床下補強も行っています。
また、ドアや換気扇も防音仕様に施工し、窓は二重窓に変更しました。
リフォーム費用は、総額97万円です。

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音楽を楽しめる防音室を造作リフォーム

住宅の種類 一戸建て
築年数 3年
工事期間 7日
こちらは洋室のクローゼットをリフォームした防音室です。
床には遮音マットと防音フロア、壁と天井には遮音シートと防音パネルを使用しています。
ご主人が趣味の音楽を楽しめるスペースになりました。

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防音設備の整った空間

住宅の種類 一戸建て
築年数 25年
工事期間 -
大好きな音楽を大きなスピーカーで聞けるよう、防音仕様のお部屋にリフォーム。
プレーヤーや趣味のコレクションなどをしまうための収納スペースも多めに設けました。音楽が好きな方にはたまらないプライベート空間です。

また、道路に面したスペースにも、防音仕様の仕事部屋を増設。
光が差し込む明るい空間に楽器を並べて、音楽に囲まれながら仕事ができる場所になりました。

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防音室を作るリフォームの注意点

きちんとした防音効果のある部屋を作るためには、事前の確認や業者選びなども重要です。
続いては、準備の段階から注意したい点についてご紹介しましょう。

マンションの防音工事は管理規約の確認を

マンションの防音工事は管理規約の確認を

防音室に限らず、マンションをリフォームする場合は、まず管理規約を確認することが大前提です。
窓などの共用部はリフォームできないことが多く、思うような工事を行えない可能性もあります。

ただ、内窓(二重窓)を設置する工事は許可がおりる例も多いので、リフォーム業者と一緒に規約をチェックした上で、しっかりプランを練るとよいでしょう。

防音室の工事では失敗例が多い?

防音室の工事では失敗例が多い?

実は防音室の工事では、予想より防音性が低い仕上がりになってしまうケースが珍しくありません。
これは特に、施工経験が未熟な業者による工事で多く見られます。
結局本来の目的で使えず、追加工事をするハメになる場合もあるため、防音室工事の経験を持つ業者に依頼することが大切です。

業者によっては、完成後の防音室が遮音性能を満たしていない場合に適用される「遮音性能保証」を用意しているところもあります。
まずは複数の施工会社に見積もりを依頼し、納得のいく説明をしてくれる業者に任せると安心でしょう。

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ここまでの説明で「思っていたより費用が高額だから、なるべく安い業者を選びたい」「工事が複雑そうで、リフォーム自体が無理かも……」など、いろいろな点で不安に感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからはそんな方のために、防音性を確保するためにはどんな工事が大切か、把握しておくとよいポイントについて解説していきましょう。

防音室で必要となるのは壁・床・窓・ドアなどの工事

防音室で必要となるのは壁・床・窓・ドアなどの工事

防音室は、防音効果のある建材で、部屋全体を囲うようなイメージで作ります。

は内部に「吸音シート」や「遮音シート」を入れ、は「防音性のある床」に張り替えたり、床下に「防音材」を敷いたりします。
また、は「防音ガラス」に交換するか「内窓(二重窓)」を取り付けることで、音をシャットアウトします。
そして、ドアからの音漏れを防ぐためには、隙間を密閉できる「防音ドア」が有効です。

ここまで徹底することに驚く方も多いかもしれませんが、これらの工事には全て意味があるのです。

続いては、そんな防音の仕組みや、遮音性能を示す数値などについてご説明しましょう。

「防音」「遮音」「吸音」の違い

防音の仕組みを理解するには、まず「防音」「遮音」「吸音」というあいまいになりがちな言葉の意味を知ることが肝心です。
これらの言葉の違いが明確になれば、防音室工事のポイントも分かるようになります。

「防音」「遮音」「吸音」の違い

そもそも「防音」とは

「防音」とは、室内からの音漏れや外からの騒音などを防いだり、音の残響を減らしたりすることなどを総合して指す言葉です。
その具体的な方法に「遮音」や「吸音」などがあり、それぞれ効果の表れ方は異なります。

「遮音」とは

「遮音」は文字通り、音を遮断することを指します。
室内の大きな音が外に漏れないようにしたり、外の騒音が室内に入らないようにしたり、といった効果を発揮します。
防音室を作る際には、最も大きな役割を果たすのが「遮音性能」です。

「吸音」とは

「吸音」とは

「吸音」音を吸収して反響させない働きを指す言葉です。
音楽室やスタジオなどの壁に使用されている穴の開いたパネルは、ご存知の方も多いはずですよね。

このような吸音材は、音を吸収して外へ漏れるのを防ぐのと同時に、音の反響を抑える効果もあります。
防音効果があるだけでなく、音質をクリアにする働きもあるのです。

防音室工事のポイント=「遮音・吸音・残響」などの対策

防音室工事のポイント=「遮音・吸音・残響」などの対策

遮音性能を表す「D値/Dr値」「L値」とは

遮音性能を調べる際は、主に「D値/Dr値」「L値」を測定します。

【D値/Dr値】

「D値」あるいは「Dr値」と呼ばれるのは、空気中を伝わる音がどれだけ遮音されているかを表す数値です。

例えば、防音室にあるスピーカーから100dB(デシベル)の音量が発せられている時、防音室の隣では同じ音が50dBの音量で聞こえる場合、
防音室と隣室の間にある壁の「遮音等級」は、単純計算をすると

100 − 50 =「D-50」ということになります。

等級の数値が大きいほど、遮音性能に優れている証拠になります。
ちなみに「D値」は日本建築学会で、「Dr値」は現在JISで使用されている名称で、どちらも同じ意味を持ちます。

「D値(Dr値)」 =[ sound pressure level Difference (音圧の差) ]の意

【L値(LL、LH)】

遮音性能を表す「D値/Dr値」「L値」とは

「L値」床に衝撃が伝わった時に生じる音を表す数値です。

主に集合住宅(マンションなど)の、床の遮音性能を調べる際に測定される値で、軽い物を落とした時などに生じる「軽量衝撃音(LL)」と、人が走り回った時などに生じる「重量衝撃音(LH)」の2種類に分けられます。

等級の数値が小さいほど、遮音性能に優れている(下階に音が伝わりにくい)ことになります。

「L値」 =[ floor impact sound Level (床衝撃音のレベル) ]の意

・「LL」= Light-weight floor impact source (軽量床衝撃源)
・「LH」= Heavy-weight floor impact source (重量床衝撃源)

騒音を表す「N値/NC値」も把握しておくと便利

騒音を表す「N値/NC値」も把握しておくと便利

防音室の遮音性能をどれくらい高めるか判断する際には、「N値」あるいは「NC値」と呼ばれる数値も参考になります。
「N値/NC値」は室内騒音の大きさを表す値で、数値が小さいほど室内が静かだということになります。

例えば、家の周辺に線路や大きな道路などが通っている環境では、日常的に「N値/NC値」が大きな値を示すことが多いため、防音室を施工する際に「室内の遮音性能」をそれほど高める必要はないかもしれません。
「N値/NC値」を参考にすることで、本当に必要なレベルの防音工事を行うことができるわけですね。

「N値(NC値)」 =[ Noise Criteria (騒音の基準) ]の意

楽器演奏・音楽鑑賞用なら「残響」も考慮する

楽器演奏・音楽鑑賞用なら「残響」も考慮する

楽器演奏や音楽鑑賞を目的とした防音室なら、音の響き方にも着目するとよいでしょう。

音は壁や天井などに反射して、しばらくの間その響きが残ります。
これが「残響」と呼ばれるものなのですが、防音室の吸音性が高すぎると残響がなくなり、音質の良さが半減してしまいます。

どの程度の残響時間が妥当なのかは、楽器の種類や個人の好みなどによって微妙に違いますので、できれば専門知識のある業者と一緒に確認しながら決めることが理想的です。

楽器演奏・音楽鑑賞用なら「残響」も考慮する

様々な専門知識を必要とする防音室の設計は、難しいと感じる方も多いことでしょう。

そこでまずは、防音室の施工経験がある業者を探すことから始めることをおすすめします。
見積もりは基本的に無料ですので、予算や性能などが気になる場合も、気軽に話を聞いてみてくださいね。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

防音室を作るリフォームの費用・価格相場を教えてください。
オーディオルーム/ホームシアターは約150〜300万円、ピアノの練習用は約97~400万円、ドラムの練習用は約200〜550万円、組み立て式防音ユニット/ボックスは約45〜300万円です。
防音室リフォームの施工事例を見たいです。
総額97万円で「ピアノの練習用に部屋を防音室にリフォームした事例(一戸建て)」などを掲載しています。
防音室を作るリフォームの注意点を教えてください。
マンションの場合は管理規約の確認をしておくことなどが挙げられます。
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こちらの記事もおすすめ♪
>> 防音工事の方法&リフォーム費用相場

更新日:2020年5月1日
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