ウォシュレットトイレの床に水漏れしたら、どうする?主な原因を解説

更新日:2025年04月20日

ウォシュレットトイレの床に水漏れしたら、どうする?主な原因を解説

ウォシュレットトイレから水漏れが発生し、どうすればよいか困っていませんか?水漏れを放置すると、床の腐食や水道代の高騰につながる可能性があります。
まずは落ち着いて電源プラグを抜き、止水栓を閉めることが大切です。水漏れの原因は、ノズル部分の不具合やパッキンの劣化、内部機器の故障などが考えられます。
この記事では、水漏れの主な原因と対処法を解説します。

ウォシュレットトイレの床に水漏れしていたら?

ウォシュレットトイレで水漏れを発見したら、迅速な対応が必要です。
応急処置を行った後、専門業者に修理を依頼しましょう。

>> 水漏れの応急処置と修理方法を解説

まずは電源プラグを抜いて、止水栓を閉める

ウォシュレットトイレの水漏れを発見したら、感電防止のため、まず乾いた手で電源プラグを抜いてください。
濡れた状態での操作は危険なため、ゴム手袋を着用するか、ブレーカーを落とすのも有効な手段です。

次に、タンク下部や壁側にある止水栓を時計回りに閉めます。
外ねじタイプはマイナスドライバーで、ハンドルタイプは蛇口を締めるように回しましょう。

閉め切ったら水が止まったことを確認し、便器周辺の水分を拭き取ります。

床を拭く

水漏れで床が濡れた場合は、安全を最優先に行動しましょう。
滑り防止のため、すぐにタオルや雑巾で水分を吸い取ります。

ウォシュレットの使用を中断する

水漏れの原因を特定し、修正が完了するまでは、念のためウォシュレットの使用を避けましょう。

これらの応急処置後は、速やかに水道修理業者などへ連絡することをおすすめします。
メーカー保証期間中であれば、無料修理が可能な場合もあります。

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ウォシュレットトイレの水漏れの主な原因

ウォシュレットトイレの 水漏れの原因 ほかの部位 パッキン劣化 ノズルから水漏れ 故障や施工不良 結露

ウォシュレットトイレの水漏れには、いくつかの原因が考えられます。

ノズル部分からの水漏れ

ノズル部分が破損・劣化して水漏れしている場合は、ノズル本体を交換しなくてはいけない可能性が高いでしょう。
ホームセンターなどで購入可能ではありますが、サイズや品番を誤らないよう注意が必要です。
修理業者に依頼すると確実です。

内部のパッキン劣化

内部のパッキン劣化は、長期間の使用によってゴム素材が硬化・ひび割れを起こすことが主な原因です。
給水ホースやタンク接続部に使われているパッキンは、5~7年程度で弾力性が失われ、水密性が低下します。

温度変化や洗剤の影響も、劣化を加速させます。
冬場の寒冷地ではゴムが収縮しやすく、洗浄時の薬剤がパッキン表面を侵食することで、早期劣化を引き起こすことがあります。

ウォシュレットの故障や施工不良

設置して間もない頃に水漏れが起きた場合は、ウォシュレット本体と便器の接続部に施工不良があるかもしれません。
設置を担当した業者に問い合わせて確認してもらいましょう。

水が止まらない、リモコン操作に反応しない、異音がするといった症状がある場合は、故障の可能性があるため専門業者に点検を依頼しましょう。

購入してから年数があまり経っていない場合は、メーカー保証が適用される可能性があります。
取扱説明書の保証書を確認し、問い合わせてみましょう。

便器・タンク・配管など、ほかの部位が破損・劣化

ウォシュレット以外の部位(便器・タンク・配管など)が原因で水漏れが発生するケースもあります。

たとえば、便器にひび割れや亀裂が生じると、目立たない隙間から水が床にまで浸透します。
重い物を落としたり、 経年劣化で発生しやすく、ひびの周囲に水跡が残る場合があります。

タンク底部の接合部が破損した場合、排水時に水がにじむこともあります。

>> トイレのタンクの水が止まらない|原因と対処法
>> トイレの床からじわじわ水漏れする原因は?

実は結露である

ウォシュレット周辺の水漏れと思われる現象が、実は結露であることも少なくありません。
気温差が大きい季節や湿度の高い時期には、冷たい陶器の表面に温かい空気中の水蒸気が凝縮し、水滴となって付着します。

朝方や使用直後に便器周辺に水滴が見られる場合、結露の可能性が高く、特に断熱対策が施されていない古い便器で起こりやすい現象です。

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10年以上経過したウォシュレットは交換がおすすめ

ウォシュレットは10年を超えると経年劣化が進み、水漏れなどのトラブルリスクが高まります。
修理対応も、部品供給の終了により難しくなるケースが増えるため、10年以上使用している場合は修理よりも交換を検討したほうが安心です。

新しい機種は節水性能や洗浄力が向上し、お手入れも簡単なものが多いです。
長期的なコスト面で見ても、何度も修理するよりも新品に交換するほうが経済的な選択となるでしょう。

>>【徹底解説】トイレリフォーム

トイレの水漏れはすぐに対処が必要

トイレの水漏れを放置すると、床の腐食や壁の損傷、階下への漏水など、深刻な問題に発展する可能性があります。

異常を感じたら、まず止水栓を閉めて、専門業者への連絡を検討しましょう。
早期に原因を見つけ適切な対応を取ることで、被害が大きくなるのを防げます。

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