トイレの交換費用はどこが安い?格安・激安のリフォーム事例・業者選びのポイント・安く抑えるコツもご紹介

更新日:2024年09月04日

トイレの交換費用はどこが安い?格安・激安のリフォーム事例・業者選びのポイント・安く抑えるコツもご紹介

トイレの交換は、できれば格安・激安の価格で行いたいもの。
さまざまな施工業者があるため、どこに工事を依頼したらよいか、迷ってしまいますよね。今回は「一般的なトイレのリフォーム費用相場」や「安い業者の選び方」「値段を抑えるためのポイント」を解説します。
当サービス『リショップナビ』でご紹介している施工業者が、TOTOやLIXIなどの製品を使用して安くリフォームした実例もご紹介します。

トイレ交換リフォームの費用相場や内訳は?

3種類のトイレが横並びで紹介

洋式トイレ(便器)の交換費用相場

洋式の便器のみを交換する際の相場は、4〜25万円です。
新しいトイレの「型」により、価格帯が異なります。

内訳/便器の型 組み合わせ 一体型 タンクレス
便器本体の費用 2〜5万円 5〜15万円 10〜20万円
交換工事の費用
2〜5万円
総額 4〜10万円 7〜20万円 12〜25万円

(※新しい便器・便座のタイプや、オプション[温水洗浄・オート開閉・脱臭機能など]の有無により、変動)

>> 一体型トイレはおすすめ?分離型やタンクレスとの違いを比較
>> タンクレストイレのリフォーム費用は?メリット・デメリット

内装工事も行う場合の費用

便器の交換と一緒に、内装(床材・壁紙)の張り替えも行う場合は、次の費用がプラスされます。

交換する内装 張り替え費用
床(クッションフロアなど) 1〜6万円
壁紙クロス 2〜5万円

>> トイレの主な床材を比較!選ぶときの注意点
>> トイレの壁紙クロスの選び方・おすすめの機能
>> 一般的なトイレリフォームの費用相場・事例

トイレ交換はどこが安い?リフォームの依頼先

トイレリフォームの業者

トイレの交換費用が安い傾向があるのは、主に「家電量販店・ホームセンター」「トイレ工事専門店・水回りリフォーム業者」です。

  • 家電量販店・ホームセンター
  • トイレ工事専門店・水回りに強いリフォーム業者

家電量販店・ホームセンター

家電量販店(ビックカメラ・エデイオンなど)や、ホームセンター(ビバホーム・カインズなど)の中には、リフォームに対応しているところがあります。

基本的に、店舗の従業員ではなく、会社のリフォーム部門のスタッフや、提携している施工業者が担当します。
家電量販店やホームセンターでは「リテール向け」という、住設メーカーの公式カタログ掲載品とは異なる製品を扱っている場合があります。

リテール向けモデルとは: TOTOなどの住設メーカーの公式サイトやカタログ掲載品から、一部機能を省いた「廉価版」であることが多い。

家電量販店は独自のポイント制度を導入していることが多く、リフォーム工事も付与対象としている場合があります。

トイレ工事専門店・水回りに強いリフォーム業者

トイレの工事に特化した会社では、本体機器の大量仕入れや、水栓器具など細かい部品の調達にかかる費用が安い場合が多いです。
同じ製品に交換する場合であっても、会社によっては格安で施工してくれる可能性があります。

特に内装工事も行いたい場合は、リフォーム業者に依頼すると対応が比較的スムーズです。

【監修コメント】
便器の形状によっては、トイレを交換することで以前よりもトイレの空間が狭くなってしまうことがあります。 そのため便器を交換する際には、設置に必要な寸法を事前によく確認しておくことが大切です。 トイレリフォームの施工実績が豊富な会社であれば、商品選定の際にこのようなアドバイスを受けることができるでしょう。
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トイレを格安・激安でリフォームした事例

当サービス『リショップナビ』の加盟店が、実際にトイレを格安でリフォームした例を見てみましょう。

事例1:タカラ『ティモニ』を採用し、全面改装

リフォーム費用 8万円
住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
タカラスタンダード社のトイレ『ティモニ』に交換し、内装も含めて全体的にリフォーム。
淡いピンクのカラーのトイレで、落ち着きのある空間になりました。

事例2:便器をLIXIL『アメージュZ』に交換

リフォーム費用 10万円
住宅の種類 一戸建て
築年数 25年
便器本体のみの交換を行った事例です。
採用したLIXILの『アメージュZ』は、本来汚れが溜まりやすいトイレのフチがない形状のため、日々のお掃除が楽になります。

事例3:トイレと一緒に、壁・天井・床材も一新

リフォーム費用 10万円
住宅の種類 マンション
築年数 30年
汚れが目立っていたトイレを、全体的に改装。清潔感のある白い便器を選択し、壁や天井のクロス、床材も新しい物に取り替えました。

事例4:LIXIL『アメージュZA』で可愛いトイレ室に

リフォーム費用 14万円
住宅の種類 マンション
築年数 30年
LIXILの便座一体型シャワートイレ『アメージュZA』に交換。
壁紙や床のクッションフロアもリフォームし、収納キャビネットも設置しました。

事例5:2階のトイレをTOTO『ピュアレストQR』へ

リフォーム費用 17万円
住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
TOTOの『ピュアレストQR』は、同社のトイレ製品の中で最も手頃な値段で設置できるシリーズです。欲しい機能や予算に合わせて、便器と便座を自由に組み合わせられます。
内装材も新しくなり、クリーンな空間に生まれ変わりました。

事例6:LIXILのタンクレス風トイレ『リフォレ』でおしゃれに

リフォーム費用 19万円
住宅の種類 マンション
築年数 30年
LIXILのシステムトイレ『リフォレ』は、キャビネットでタンクを隠せるため、低価格でタンクレストイレのような見た目にリフォームできます。同時に収納スペースも確保できるのが嬉しいですね。
こちらのリフォームでは、コンパクトな手洗い器も追加しました。
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安くトイレ交換ができる業者を選ぶポイント

安くトイレ交換できる業者を選ぶポイントは複数社者の 見積もりを比較する、費用の内訳を確認する、実績や口コミを調べる、アフターサービス・保証内容が充実しているか確認する、自社施工している業者に依頼するなどがあげられる。

複数社の見積もりを比較する

リフォームでは、複数社から見積もりを取り、比較することが一般的です。
1社だけの見積書では「金額は妥当か」を判断しにくいためです。
3〜5社を目安に見積もりを依頼し、金額やプランをぜひ比べてみてくださいね。

「高すぎる業者」はもちろん避けたいところですが、相場より「安すぎる場合は、手抜き工事の恐れがある」ため注意が必要です。

費用の内訳を確認する

見積書を受け取ったら、総額だけではなく内訳も確認しましょう。
「どのような作業が含まれているのか」「何にいくらかかるのか」をチェックすることで、適正価格かを判断しやすくなります。

「一式」「セット価格」など、内訳があいまいに記載されている場合は、ご注意ください。
万が一、悪質な業者に出会ってしまうと、後から「諸経費」などの名目で追加請求されるかもしれません。

トラブル防止のため、見積書に不明瞭な点があれば「出張費やオプション料など、具体的に記載してほしい」と伝えるとよいでしょう。

>> リフォーム見積書のチェックポイント!
>> リフォームで複数の見積もりを比較する際の注意点

事例や口コミをチェックする

多くの業者が、ホームページやSNSで実績を公開しています。
当サービス『リショップナビ』でも、加盟業者の施工事例や口コミをたくさん掲載しているので、参考になさってください。
実際にかかった金額や日数など、目安を確認できるでしょう。

>> リショップナビ加盟店の「トイレ施工事例」の一覧はこちら
>> リショップナビ加盟店の「口コミ・詳細ページ」の一覧はこちら
>> リフォーム会社の選び方・比較するときのポイント!

自社施工している業者に依頼する

自社施工の業者は、低価格の傾向があります。
下請け会社に外注していない会社は「中間マージン」が発生しないため、その分の費用が安くなりやすいです。

アフターサービスの有無や保証期間を確認する

安く工事できても、工事完了後に不具合が起きてしまっては残念ですよね。
特にトイレは、水漏れや故障などのトラブルが多いもの。
アフターサービス保証期間の充実度も、チェックしておきましょう。

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トイレのリフォームを格安・激安で行うコツ

トイレのリフォームを格安・激安にする7つのコツ!価格別の事例も公開!

製品のグレードは落とす

トイレ本体の選び方で、リフォーム費用は相当変わります。
グレードやオプションにこだわると高額になるため、必要最低限の機能を備えた製品にするとよいでしょう。

トイレ商品は進化しており、安い機種であっても機能・デザインともに良質である可能性が高いです。

床材にクッションフロアを採用する

トイレの床も安く交換したいときは、クッションフロアが最適です。
耐水性が高く、汚れに強いため、トイレの床材にピッタリなリーズナブルな床材です。

>> クッションフロアの特徴・費用相場
>> 汚れに強い!クッションフロアのお手入れ方法

節水・バリアフリー工事などは助成金を利用できる場合がある

時期や地域によっては、節水型トイレに交換する場合などに、助成金・補助金制度の対象となる場合があります。

トイレ交換工事の内容 主な助成・補助制度
節水型トイレへの交換 地域活性化を目的とした自治体の補助金
(「地元の施工業者と契約」などが条件)
バリアフリー対策
(和式から洋式への変更など)
● 高齢者が住む住宅向けの助成金
● 介護保険

>> トイレのリフォームで活用しやすい助成金制度
>> トイレを節水型に交換するメリット・デメリットと費用相場
>> バリアフリーリフォームの費用と事例!介護保険についても解説

工事契約や着工前に申請が必要な場合が多いため、リフォーム前に、自治体の制度を確認しておくことが理想です。

予算が不安な場合は、リフォーム業者と相談を

トイレのリフォームを格安・激安にする7つのコツ!価格別の事例も公開!

ここまで解説した内容を踏まえ、予算など少しでも気がかりな点があれば、まずは気軽にトイレのリフォームに詳しい業者に質問してみましょう。
親切なスタッフであれば、なるべく出費を抑えるための相談にも快く対応してくれます。

掃除のしやすさや、節水・消臭対策などを重視したい場合でも、リーズナブルなおすすめ品をプロの視点で提案してくれるでしょう。
補助金の知識がある業者であれば、対象となりやすい工事内容をアドバイスしてもらうとよいですね。

相性のよい施工会社に出会えれば、コストパフォーマンス性の高いプランを実現できるはず。
リフォームを機に、ぜひ納得のいくトイレ空間にしてくださいね!

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【この記事の要点まとめ】

トイレの交換リフォームにかかる費用は、いくらくらい?
洋式便器を交換する場合の費用相場は「4〜25万円」です。
トイレの型(組み合わせ・一体型・タンクレス)により、価格が異なります。
内装も一新する場合は、別途費用がかかります(詳しくは、こちら)。
トイレ交換工事で安い業者はどこ?
ホームセンター・家電量販店」や「トイレ工事専門店・水回りに強いリフォーム業者」が安く施工できる可能性があります。
内装もリフォームする場合は「リフォーム業者」がおすすめです。
トイレ交換費用が安い業者を選ぶときのポイントは?
「複数社の業者の見積もり内容を比較する」「自社施工している業者に依頼する」ことなどです(詳細は、こちら)。
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