壁・床・天井別|内装リフォームのポイント
トイレの内装リフォームでは、壁・床・天井それぞれに適した素材選びが成功の鍵を握ります。
機能性とデザイン性を両立させるには、各部位の特性を理解した上で素材を選ぶことが大切です。
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ここでは壁材と床材の具体的な選び方から、施工時の注意点まで詳しく解説していきます。
壁材の選び方(クロス・パネルなど)とポイント
トイレの壁材選びでは、機能性とデザイン性のバランスがとても重要です。
クロスは防汚・抗菌・消臭機能付きのものを選ぶと、臭いの対策や清潔さを保ちやすくなります。
特にアンモニアを分解する機能を持つ壁紙は、化学物質の力で気になる臭いを抑える効果が期待できます。
パネル材は鏡面仕上げのものを選ぶと掃除がしやすく、湿気に強いというメリットがあります。
費用面ではクロスが2~6万円、パネルが6~10万円程度と、予算に応じて選びましょう。
施工前には、既存の配管や電気配線に干渉しないよう、壁の内部構造を事前に調査することが欠かせません。
明るい色のクロスや縦ストライプ柄のパネルを選びで、視覚的に広く見せる工夫もおすすめです。
床材の選び方(クッションフロア・フロアタイルなど)
トイレの床材選びでは、クッションフロアとフロアタイルが主な選択肢です。
>> トイレの床材定番を比較!選び方の注意点も解説
>> トイレの床の張り替え時期の目安・おすすめ床材
クッションフロアはビニール素材の一枚シートで施工するため、継ぎ目からの水漏れリスクが低く、柔らかい歩き心地が特長です。
一方、フロアタイルは硬めのビニール系素材で、高級感のあるデザインを演出しやすいですが、タイル間の継ぎ目に防水対策が必要な場合があります。
床材を選ぶ際は、予算と耐久性のバランスを考えることが大切です。
また、既存の床下地の状態を確認し、追加工事の必要性を事前に把握しておくと安心でしょう。
「車椅子での利用を考えるなら耐荷重性」「清潔さを重視するなら防汚性」など、ご家庭の状況に合わせて機能の優先順位を決めることをおすすめします。
項目 | クッションフロア | フロアタイル |
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特徴 | ビニール素材の一枚シート | 硬めのビニール系タイルが多い |
歩き心地 | 柔らかい | 硬い物が多い(商品による) |
デザイン性 | 比較的シンプル | 高級感のあるデザインが可能 |
防水性 | 継ぎ目がなく水に強い | 継ぎ目に防水対策が必要な場合がある |
費用目安 | 2~8万円程度 | 素材により高くなる傾向 |
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おしゃれな内装のデザインと色使いのコツ

トイレをおしゃれで居心地のよい空間にするには、色選びとデザインの工夫が重要なポイントになります。
人気の白系やグレージュ、木目調といったカラーにはそれぞれ異なる魅力と特性があり、お住まいのスタイルに合わせた選択が大切です。
狭いトイレでも照明や鏡の配置を工夫することで、広々とした印象を与えやすくなります。
人気カラーの傾向(白系・グレージュ・木目調など)
トイレ内装で人気のカラーを選ぶ際は、空間の雰囲気や実用性を考えることが大切です。
白系の色 |
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グレージュ系 |
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木目調 |
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壁紙にくすみカラーを取り入れ、寒色系の中にも温かみのあるシックな空間を演出するのも素敵ですね。
狭い空間でも広く見せる工夫(照明・鏡の配置など)
狭いトイレを広く見せるには、照明や鏡の配置に加え、色選びや収納の工夫も重要です。
照明は、間接照明や足元ライトで天井を高く見せると、圧迫感を和らげられます。
特に間接照明は室内の影を減らし、開放感を生み出す効果が期待できるでしょう。
鏡は、正面や側面に大きめのものを設置すると奥行きを演出できます。
視線が集まる場所にアクセントクロスを貼るのも、視覚的な広がりを持たせるのに効果的です。
壁紙や床材は、ホワイトやベージュ、淡いグレーといった明るい色で統一し、光の反射を生かしましょう。
縦ストライプ柄で天井を高く見せるのもよい方法です。
収納は、壁面収納や壁掛けタイプの手洗器を導入して床の面積を広く保つのがポイントです。
ガラス扉や透明な素材の棚なども、圧迫感を減らすのに役立ちます。
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トイレの内装リフォーム後の注意点
トイレの内装リフォームが完了したら、美しい空間を長く保つための対策が重要になります。
せっかく新しくなったトイレも、適切なメンテナンスや工夫をしなければ、汚れやカビに悩まされることになりかねません。
清潔で快適な状態を維持するには、防汚・防カビ対策と掃除のしやすさを両立させることがポイントです。
防汚・防カビ対策で清潔をキープ
リフォーム後の清潔な状態を維持するには、防汚・防カビ対策が欠かせません。
防汚機能付きのクロスや床材を選ぶと、汚れが付きにくく掃除の負担を減らせます。
また、水回り特有の劣化を防ぐため、防水性の高い目地材やシーリング材を使うことも大切です。
特に便器周りのコーキングは、定期的に点検や交換を行うことでカビの発生を防げます。
具体的な対策として、次のポイントを押さえておくと安心です。
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掃除しやすい内装にする工夫
掃除しやすい内装にするには、汚れが溜まりにくい素材選びと設計の最適化が鍵となります。
まず、床材と壁材の継ぎ目をできるだけ少なくすることが重要です。
クッションフロアや防水フローリング、壁には防水クロスなどを採用すると、水分や汚れの侵入を防ぎやすくなります。
便器と床の境目は、丸みのある巾木や防水性の高いコーキング材で仕上げ、ホコリなどが溜まりやすい隙間をなくしましょう。
トイレ内装をおしゃれで快適にリフォーム
トイレの内装リフォームは、壁・床・天井の素材選びから色彩計画まで、さまざまな要素を総合的に検討することで理想の空間を実現できるでしょう。
限られた空間だからこそ、機能性とデザイン性のバランスを取りながら、家族のライフスタイルに合った快適なトイレ空間を作り上げることが大切です。
適切な計画と施工によって、毎日使う場所が心地よい特別な空間に生まれ変わるでしょう。
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