ステンドグラスの窓にリフォーム!気になる費用とメリット・デメリット

更新日:2024年12月23日

ステンドグラスの窓にリフォーム!気になる費用とメリット・デメリット3選

ステンドグラスの窓やドアは、光と影のコラボレーションが幻想的で、美しさに見入ってしまいますよね。ご自宅にステンドグラスの窓やドアがあったら、よりいっそう素敵な部屋になると思いませんか?今回は、ステンドグラスの窓・ドアの特徴と、ステンドグラスが向く場所、施工する際の期間・費用についてご紹介します。

ステンドグラスとは

ステンドグラス(stained glass)とは、一枚一枚カットしたたくさんの種類の色ガラスを鉛で繋ぎ合わせて、模様や絵を表現したもののことです。

ステンドグラスとは、一枚一枚カットしたたくさんの種類の色ガラスを鉛で繋ぎ合わせて、模様や絵を表現したもののことです。

ステイン(stain)は「染色する、脱色する、着色する、焼きつける」といった意味があり、ステンドグラスは金属酸化物をガラスに混入する手法によって着色しています。

教会で見かけるイメージが強いかもしれませんが、住宅のドアや窓にも一般的に使われています。
外からの光によって、きれいな色が映し出され、インテリア性の高さから人気を集めています。

ステンドグラスのメリット

ステンドグラスのメリット

上質なデザインを演出

ステンドグラスを取り入れると、デザイン性に優れた窓やドアを作ることができます。

高級感のある空間づくりに最適で、特に来客の多い玄関や、人が集まりやすいリビングの室内窓として採用されるケースが多いです。

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プライバシー性の高さ

透明な窓と違って、ステンドグラスの窓ガラスには、プライバシーを守る効果があります。
外からの視線を気にすることなく、充分に採光できるのもステンドグラスの長所です。

ペアガラスや内窓にすれば強度もOK

ステンドグラスは、単体では強度がかなり弱いですが、一般的に建材として使うものは、ペアガラス(複層ガラス)構造で作られます。
ペアガラスは断熱性が向上するので、窓のリフォームの際にもおすすめです。

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既存の窓に内窓を追加するリフォームで、ステンドグラスを採用される方も増えています。
マンションの窓をステンドグラスにしたい場合、ガラスの交換は管理規約上NGのことが多いですが、ステンドグラス入りの内窓を設置するリフォームの場合は、内装リフォームと同様の扱いになり、施工できるケースが多いです。

なおオプションで防犯加工も選べることが多いので、ステンドグラスを取り入れたいときにはより防犯性が高いものを作ってもらうとよいでしょう。

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ステンドグラスのデメリット

ステンドグラスのデメリット

コストが高め

本物のステンドグラスは、職人による手作業で製作されるため、一般的なガラスに比べてコストが高くなります。

特に複雑な模様ほど手間がかかり、価格もさらに上昇します。

ただ、世界に一つだけの特別な窓やドアを作れるという大きな魅力があります。

なお、量産された比較的手頃な価格の商品も存在します。
「本格的なステンドグラスにはこだわらないけれど雰囲気を楽しみたい」という方は、検討するのもよいでしょう。

製作可能なサイズを確認

オーダーメイドのステンドグラスを依頼する場合、1枚で制作できるサイズに限りがあるため、事前の確認が必要です。

通常、200cm×100cmを超えるサイズのデザインは難しく、仮に制作可能でも費用が高額になることが一般的です。

広い面積に施工する場合は、複数枚のガラスを組み合わせたデザインが必要になることを想定しておきましょう。

施工や修理には専門技術が必要

繊細に作られたステンドグラスは、施工可能な業者が限られているため、取り付けや交換を依頼する際に対応できる会社を探す手間がかかる場合があります。

また、引っ越しや窓周りのリフォームを予定している場合も、移設や再施工の技術を持つ職人を見つける必要があり、準備に時間がかかることが予想されます。

ステンドグラスの昼と夜の見え方

ステンドグラスの特徴として、知っておかなくてはいけないことがあります。
暗い所からステンドグラスの方を眺めたときに、ガラスの向こう側が明るい場合は色がきれいに見える、ということです。

昼間、電気を消した部屋から見るステンドグラスは美しく映りますが、夜、明るい部屋で室内から見ると魅力が半減します。
一方、外からは部屋の明かりで華やかに見えることも。

ガラスの向こうが暗いと光が入らず、ステンドグラス本来の美しさが引き立たないため、昼夜の見え方を考慮して設置場所を選びましょう。

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ステンドグラスが向く場所・向かない場所

ステンドグラスに向く場所としては、東・西・南側の窓や玄関、リビング、階段の踊り場などです。また向かない場所としては、北川の窓、水回り、外から侵入しやすい場所です。

ステンドグラスは日の光が当たる方角に設置するのが理想です。
北側は避け、朝なら東側、日中なら南側、夕方なら西側がおすすめ。

玄関やリビング、階段の踊り場なども最適です。
欄間や室内ドアにもよく採用されますが、水回りは鉛の劣化により不向きです。

また、防犯面では、外から侵入されやすい場所や格子の設置には注意してください。
位置や光の入り具合は専門業者に相談するとよいでしょう。

ステンドグラスの施工期間・費用

ステンドグラスを注文・施工する場合、1㎡以内のサイズであっても、デザインの決定から制作、取り付け完了までに1~2ヶ月は必要です。

ステンドグラスの本体価格は、デザインやサイズによって大きく変動しますが、1㎡で20~50万円前後はかかるとみておきましょう。
シンプルなデザインで50c㎡程度のものなら3万円ほどで制作できるので、小さい窓にすれば費用を抑えることができます。

また、取り付け費用は3万5千円以上が相場です。
施工場所が、階段の踊り場や、吹き抜けの上部、2階以上の部屋などといった場合には、足場を組まないといけないので、スケジュールにも予算にも余裕を持っておきましょう。

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ステンドグラスの窓・ドアの施工事例

ここで、当サービス『リショップナビ』の加盟店が実際に施工した、ステンドグラスの窓・ドアのリフォーム事例をご紹介します。

事例1
マンションに内窓としてステンドグラスを設置

住宅の種類 マンション
築年数 19年
施工日数 1日間
リフォーム箇所 リビング
リフォーム費用 約10万円
マンションの窓にステンドグラスを設置した事例です。

当初はマンションにステンドグラスの設置は難しいと言われましたが、管理事務所と協議を重ね、内窓を付けることで解決しました。
全面のステンドグラス窓は、美しく暮らしを彩ってくれますね。

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事例2
引き戸にステンドグラスの小窓を設置

住宅の種類 一戸建て
築年数 25年
施工日数 1日間
リフォーム箇所 その他
リフォーム費用 約20万円
既存のドアにステンドグラスをはめ込んだ事例です。

ご自身の作品でもあるステンドグラスを、ご自宅の引き戸に設置しています。
いつでも目にする場所にアクセントとしてぴったりですね。

>> この事例の詳細を見る

事例3
白いドアにステンドグラスを使用した事例

住宅の種類 一戸建て
築年数 30年
施工日数 1日間
リフォーム箇所 玄関
リフォーム費用 約29万円
毎日目にする玄関ドアにステンドグラスを使用した事例です。

シンプルな白いドアが、華やかでおしゃれなドアに生まれ変わりました。

>> この事例の詳細を見る

事例4
こだわりのステンドグラスが玄関からお出迎え

住宅の種類 一戸建て
築年数 32年
施工日数 60日間
(その他の箇所を含む)
リフォーム箇所 玄関
リフォーム費用 約890万円
(その他の箇所を含む)
家全体のリノベーションをした際に、リビングと玄関ドアにステンドグラスを配置した事例です。

玄関に飾ったのは、お客様の作品とのこと、素敵なおもてなしとなりますね。

>> この事例の詳細を見る
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ステンドグラスでおしゃれな空間を

デザイン性に優れたステンドグラスは、通気性が良く光が当たる場所であれば、どこでも気軽につけられます。

インテリアとして、室内窓や和室の欄間(らんま)にステンドグラスを使う方も増えているので、少しでも気になる方はぜひ一度、ステンドグラスに詳しい業者と相談してみてはいかがでしょうか。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

ステンドグラスのメリット・デメリットは?
メリットは「デザイン性やプライバシー性が高いこと」などです。
デメリットは「費用が高額になりやすい」「設置・修理には技術が必要である」といった点です。業者を探す際には注意しましょう。
ステンドグラスが向く場所・向かない場所とは?
日の光が当たる方角が良いので、北面は避けましょう。

方角にもよりますが、玄関・リビング・階段の踊り場などが最適です。
内部の鉛が劣化してしまうため、水回りには不向きと言えます。
詳しくは、こちら
ステンドグラスの施工にかかる期間・費用は?
1㎡以内のサイズであっても、デザインの決定から制作、取り付け完了までに1~2ヶ月程度はかかります。

ステンドグラスの本体価格は、1㎡で20~50万円前後はかかります。
シンプルなデザインを採用する際や、小さい窓に施工する場合などには、コストを抑えやすいです。

取り付け工事にかかる費用は3万5千円以上ですが、吹き抜けの上部などに設置する際には足場を組む必要があるため、スケジュール・予算ともに余裕を持っておきましょう。
詳細は、こちら
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