新築・リフォームの窓の失敗例12選と予防策!

更新日:2025年03月13日

新築・リフォームの窓の失敗例12選と予防策!

窓を新しく取り付けるとき、新築・リフォームに関わらず失敗してしまうケースが少なくありません。風通しや採光のために必要不可欠な窓ですが、位置やデザインを誤ってしまうと、カーテンを閉めっぱなしにすることになり、窓として役割を果たすことができません。
実際によくある例を参考に、窓の設置の失敗を防ぎましょう!

窓は新築で後悔する場合が多い!

窓の位置を決めるとき、デザインにこだわったにも関わらず、住んでみたら失敗だったという方が数多くいます。
窓の位置やサイズは適切な場合と少しずれただけで、生活環境に影響してしまいます。

窓を新しく付ける際には、風通しや採光だけではなく、プライバシーや防犯に関しても考慮する必要があります。

>> 滑り出し窓の防犯対策

新築・リフォームの窓の失敗例とその対策

新築やリフォームで窓を付けたとき、どのような失敗が起こりやすいのでしょうか。
次の事例を参考にしながら、後悔のない窓の取り付け工事を行いましょう。

窓の配置が悪く、風通しがイマイチ

1つの部屋に窓を複数設置しておいたものの、風通しが良くないケース

1つの部屋に窓を複数設置したものの、風通しが悪く、換気しにくいうえに、夏場は暑くて快適に過ごせない、というパターンは非常に多いです。

通風をよくするためには、2つ以上の窓は南と北、もしくは東と西、と対になるように配置しましょう。
風が効率的に通り抜け、日の当たる部屋でも涼しく感じられるようになります。

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>> 二重窓(内窓)リフォームでよくある後悔&よかったことは?失敗しないための対策もご紹介

東・西の窓がまぶしい

日当たりは、時間や季節によって変わります。
「西日がまぶしく畳や床板が日やけしてしまった」「東側の窓からの朝の光がまぶしすぎて、テレビがみづらい」という例もあります。

窓からの光の入り方について、詳しい設計者に必ず聞いておくようにしましょう。
特に、朝~夕方の時間帯に、どの部屋で過ごすことが多いか、考えておくとよいですね。
中でも生活時間が長くなるリビングやキッチンの日の当たり方については、綿密に計画したいところです。

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窓を多くしたら、家具の置き場に困った

窓を多く付けすぎてしまって、家具を置く場所に困った

窓を多く付けすぎて、家具を置く場所に困ったという失敗例もあります。
基本的に、家具は壁に面した所に置きますが、窓の前に物を置くと、通風・採光の邪魔になってしまいます。

収納のための家具を増やしたくても、窓が壁面の多くを占めると、置き場に悩んでしまうのです。

また、開口部が多いと断熱性能や耐震性能が落ちるというデメリットもあります。
窓の数だけ、カーテン代もかかってしまいますね。

窓を多めに設置したい場合は、家具の置き場所に支障が出ない位置に、小窓を付けるようにしましょう。
断熱対策としては、樹脂サッシ二重サッシの採用がおすすめです。

大きい窓の子供部屋に不満

親としては、子供部屋は明るい方がよいと思い、大きい窓を付けたり、窓を多く付けたりと工夫したくなるものです。
ところが、年頃になったとき、外からの視線が気になってしまい、カーテンを開けるのを嫌がるケースもあります。

また、子供がポスターを貼ったり、棚に好きな物を飾って模様替えを楽しみたいと考えるようになると、壁面が多い方が自由度高く、自分好みの部屋に工夫することができますね。

室内を明るく見せたいときは、窓の設置だけでなく、白に近い壁紙にしたり、LED照明を使うことも検討しましょう。

隣が新築同士でお互いの窓が向かい合わせに

新居が完成したら、隣家の大きい窓が真向かいに付いていた。

新築住宅の設計で大きな窓を設置した場合、隣家と向かい合わせになるとプライバシーの問題が生じることがあります。

目隠しフェンスの設置も日当たりを損ねることがあり、カーテンで隠すなど窓を活かしきれない場合もあるため、事前の配慮が重要です。

隣に工事中の建物がある場合、窓は隣接する建築物とは別の方角に付けた方が無難です。
とりわけ、リビングや子供部屋の窓を付けるときには配慮しましょう。

窓の真正面に隣家の給湯器

リビングの窓を最適な位置に設置したつもりでも、隣家の給湯器が真正面にあり、ガスの臭いで窓を開けられないケースがあります。

隣家に面した位置に窓を設置する場合、給湯器や室外機など、熱風や臭いの原因となる設備の配置を事前に確認することが重要です。

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縦すべり窓を開けたら外の人にぶつかりそう

滑り出し窓を開けると通行人にぶつかってしまう。

スタイリッシュな縦すべり窓は、外観も内観も美しくなることから、新築やリフォームで人気です。

ただし、縦すべり窓や横すべり窓は、引きちがい窓と違って外側に開くタイプです。

敷地が狭い家だと、開けたときに外の通行者にぶつかってしまう危険性があります。
また、窓のすぐ近くに駐車場などの施設がある場合も、邪魔になってしまうので注意してください。

>> 滑り出し窓の構造と特徴とは?最適な選び方のコツ
>> 風通しや採光を左右する"窓"の種類についてきちんと知っていますか?

道路側に地窓を付けてしまった

床に近い部分にある地窓は、和室にも洋室にも合わせやすく、高窓との組み合わせで風の通り道ができることから、注目を集めています。

この地窓を大通りに面した場所に付けてみたら、砂ぼこりが入るようになり、ひどいときはネズミやゴキブリの侵入口に……。
しかしながら、閉めっぱなしにしていると結露・カビが発生してしまいます。

地窓・高窓や天窓など、高い所や低い箇所に窓を設置したいときには、それぞれの施工の知識と経験がある業者に相談しましょう。

>> 高窓・地窓のメリットと注意点

スリット窓だけでは暗い

洗練されたイメージに仕上がるスリット窓は、デザイン住宅などで採用される機会が多いです。
ただ、一般的な窓に比べるとガラスの範囲が狭いため、もともと暗かった部屋にスリット窓を選ぶと、十分な採光は得られません。

スリット窓を導入したい場合は、玄関とリビングの間など、隣接する部屋から 照明の光がたくさん入るスポットに設置しましょう。

洗濯機の上の高窓が開けにくい

脱衣所では、外から見えないように高窓を付けるご家庭が増えています。
ところが、洗濯機置き場を高窓の真下にしてしまい、脚立を使わないと開閉できない状態になってしまいました。
浴室があるため、湿気・カビ対策のために日々の換気は必須です。

頻繁に開閉する高窓を付けるときには、初期費用やメンテナンス費はかかりますが、リモコン操作できるタイプを検討してみましょう。

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天窓(トップライト)の下の家具が日焼けした

天窓(トップライト)は、採光のためのリフォームで好評の窓ですが、想像以上に光が入り過ぎてしまい、真下に置いていたお気に入りの家具が日焼けしてしまうことがあります。

天窓の下には、何を置くことになるか、日が当たっても問題ないか、あらかじめしっかり考えておきましょう。

>> 憧れの"天窓(トップライト)" がある暮らし♪優しい光が魅力的

シャッターを手動タイプにしたら使わなくなった

防犯対策で手動式シャッターを選ぶ場合、窓を開け閉めする手間や開閉時の騒音が問題になることがあります。

使いやすさや近隣への配慮を考慮した製品選びが重要です。

きちんと使うためには、予算をかけてでも電動式のシャッターにした方がよいかもしれません。
なお、防犯対策としては、シャッターではなく防犯ガラスや格子を使用する方法もあります。

>> 雨戸・窓用シャッターの種類・設置価格・注意点
>> 家族の安全を守る!窓の防犯対策ポイント

窓の取り付けは施工会社のアドバイスを参考に

窓の取り付け工事はしっかりとした計画が必要だということがわかりますね。
採光・風通しの仕方や、道路沿いなどに付ける窓の工夫ポイントは、プロの意見を聞くのが一番です。

実のところ、思ったより暑い・寒い・暗いなどという窓の失敗は、設計士や担当スタッフの助言を無視してデザインにこだわったという理由が多いのです。
豊かな暮らしを手に入れるためには、窓の付け方も重視しなくてはいけませんね。

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【この記事のまとめ&ポイント!】

窓の位置について失敗・後悔してしまう人が多いのは、なぜ?
窓の位置やサイズがちょっと違うだけで、実は生活環境に大きく影響してしまうためです。
窓を新しく付ける際には「風通し」や「採光」だけではなく「プライバシー」「防犯」に関しても考慮することが大切です(詳しくは、こちら)。
新築やリフォームの際にありがちな、窓の失敗例とは?またその対策の仕方は?
ありがちな失敗や、その対策方法についてはこちらで解説しています。
例えば「窓の位置が悪く、風通しが良くない」「東や西にある窓からの光がまぶしい」「窓が多すぎて、家具の置き場が限られる」といった失敗が多く見られます。
窓を取り付ける際に、失敗しないためのポイントは?
「思ったより暑い・寒い・暗い」といった窓の失敗は、設計士や担当スタッフの助言を無視し、デザインにこだわってしまった結果であることが多いです。
そのため、窓の設置場所などについては、プロの意見をきちんと参考にすることが一番といえます。
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