3点ユニットバスを分離・交換リフォームする費用相場は?目的別おすすめのリフォーム方法

アパートの空室対策や設備の劣化のため、3点ユニットバスのリフォームや交換を検討しているオーナー様は多いのではないでしょうか。空室対策や賃料アップの対策としての3点ユニットバス分離リフォームと、故障や経年劣化のための交換リフォームについて、費用相場や注意するポイントを紹介します。

3点ユニットバスのリフォームは目的に合わせて分離や交換を

風呂・トイレ・洗面台の3つがひとつの空間に収まっている造りの「3点ユニットバス」は、スペースを取らないことから多くのアパートに採用されています。
しかし、2人以上で住む際に、片方がシャワーを浴びていると他の人がトイレを利用しにくいなどの不便さがあるため、物件を探している人からはあまり人気がありません。

また、衛生面を考えて嫌がる人もいます。
そのため、3点ユニットバスをリフォームする場合は、トイレを分離させるリフォームや、清潔感と機能性を重視した新しい3点ユニットバスに交換するリフォームが主流になっています。

風呂とトイレを分離する方法には、
①3点ユニットバスがあったところを浴室にして、トイレを別の場所に設ける方法
②3点ユニットバスのスペースに収まるサイズの風呂・トイレ別のユニットに交換する方法
③3点ユニットバスの浴槽とトイレの間にセパレータを設置して仕切る方法

の3種類があります。

現状のユニットバスのスペースや、部屋の広さなどによって向いている方法が異なるため、リフォームの目的や物件の状態に合わせて、適切なリフォーム方法を選ぶようにしましょう。

3点ユニット分離リフォームが向いている場合・工事別メリットを比較!

それでは、前述した「トイレと風呂を分離する3種類のリフォーム方法」の詳細と、それぞれが向いているケースを具体的に確認していきます。

①3点ユニットバスがあった場所を浴室にして、トイレを別の場所に設置

トイレを既存場所とは別の場所に設置するため、押し入れや居住空間から1畳ほどのスペースをトイレに割り当てる必要があります。
そのため、狭いワンルームなどではなく、2DKなど、比較的間取りにゆとりのあるアパートやマンションのリフォームに適しています。

風呂とトイレが別になったとしても、リビングが極端に狭くなってしまうような場合にはおすすめできません。

また、この方法はトイレを別の場所に新しく設置するため、ここで挙げている3種類の中で1番費用がかかります。
床下に空間がない場合、給排水、電気配線関連の工事のため費用がさらに高くつく可能性もあるので注意が必要です。

②3点ユニットバスのスペースに入るサイズの、バス・トイレ別のユニットに交換

次に紹介するのは、既存の3点ユニットがある場所に、新たにバス・トイレが別のユニットを導入する方法です。
部屋が狭く、トイレを分離して新たに設置する空間がない場合に向いています。

この方法では、風呂とトイレがしっかり区切られている、という目的はクリアできますが、3点ユニットバスのスペースに分離型のユニットを設置するため、その分浴槽が狭くなってしまいます。

1つ目の方法よりも費用は安いですが、結果として入居率が改善するかなど、ニーズを満たすか確認して判断しましょう。

③3点ユニットバスの浴槽とトイレの間にセパレータを設置して仕切る

こちらも、室内で他の場所へトイレを設置できない場合に向いているリフォーム方法です。
既存の3点ユニットバスを専用の板で区切るだけの比較的簡単なリフォームなので、まったくの別室という雰囲気にはならないことがほとんどです。

しかし、募集情報に「バス・トイレ別」と掲載できるため、不動産会社やネットで物件を探している人の注意を引き、内見率は高まるかもしれません。
かかる費用は、この後紹介しますが、3つの方法の中でも最も安価で可能です。

3点ユニットの交換リフォームが向いている場合

最近では、洗面所とトイレが分離しているアパートも増えており、風呂とトイレが一体型の物件は敬遠されるため、3点ユニット分離リフォームを考えるオーナー様も多いでしょう。

しかし、場合によっては、分離リフォームではなく、新しい3点ユニットバスへの交換のほうが適していることもあるため、具体例を紹介します。
ご自身で保有している物件に当てはまるか、確認してみましょう。

まずは、3点ユニットバスが原因の空室状態となっていない物件で、設備交換が必要な故障や劣化が起きている場合です。
当然ながら、3点ユニットであることには問題はないので、費用がかからない方法で対応すればいいですね。

また、故障はしていないが、色あせやヒビなどの劣化を修復したい場合には、10〜30万円ほどで可能な、浴室塗装という方法もあるので、検討してみましょう。

>> 浴室の傷や剥がれを修理したい!浴槽塗装の費用やポイント

なお、既存のユニットバススペースがかなり狭く、分離リフォームをしても浴室やトイレが狭くなってしまうという場合も、グレードアップした3点ユニットなどに交換するほうが効果的な可能性があります。

現在では、ホテルライクな3点ユニットバスを展開しているメーカーもあり、見た目にもおしゃれなデザインや、充実した機能の商品があるため、検討してみてもいいかもしれません。

ちなみに、3点ユニット内の、トイレだけを取り換えたい場合は、サイズが適合しないため、一般的なトイレ製品のラインナップからは選べません。

3点ユニット用に製造されるなど、規格に合う製品しか設置できないため、注意が必要です。

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3点ユニットバスリフォームの費用相場(分離・交換)

上述した3つの分離リフォームおよび、交換リフォームの費用相場を紹介します。

リフォーム内容 費用相場
①3点ユニットバスがあった箇所を浴室に・トイレを別の場所に設置 100〜180万円
②3点ユニットバスの箇所に収まるサイズの風呂・トイレ別のユニットに交換 60〜80万円
③3点ユニットバスの浴槽とトイレの間にセパレータを設置 20〜30万円
④新しい3点ユニットバスに交換 46〜75万円

①は、トイレを別途設置するための工事費用がかかるため、相場は100~180万円と高めです。
間取りや配管の都合上、キッチンなどの設備の移動工事も必要になるケースがあり、その場合は200万円を超える可能性もあります。

②については、水まわりの場所が変わらないため、配管などの大がかりな工事が必要ない分、相場は安めです。

④について、3点ユニットバスを新しいものに交換するときの費用の相場は46万~75万円と、②のトイレと風呂が分かれているユニットに交換するよりは安くなっています。

このようにリフォームの方法によって価格は大きく変わります。
アパートの構造や広さによって選択肢が限られることもあります。

また、トイレとお風呂が分かれているユニットに交換する場合と、3点ユニットバスを新しいものに交換する場合の価格帯がほぼ同じであるため、バス・トイレ別の物件にするのか、グレードの高い3点ユニットバスの物件にするのかは悩むところですが、地域住民の傾向や競合物件も参考に選びましょう。

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空室対策の目的なら他のリフォームも検討を

空室対策で3点ユニットバスのリフォームを検討する方は、業者に依頼をする前に、空室になっている原因は本当に3点ユニットバスなのか、再度見直してみましょう。

できれば管理会社や不動産屋にも相談し、内見まで至らない理由や、内見に至ったにもかかわらず成約しなかったケースなどについて分析するといいでしょう。
内装、キッチン、共用部分など、検討するべきポイントはたくさんあります。

ライバル物件と比較して、風呂・トイレ以外の部分でも、入居希望者受けの良くなるリフォームをするのも、1つの方法ですね。

また、3点ユニットバスを含め、こうした設備交換のリフォームにはかなりの費用がかかります。
すでに築古で、数年後に建て替えを検討している場合や、経営自体を辞める可能性があるのであれば、投資分を回収できないのでリフォームはおすすめできません。

家賃を下げてライバル物件と差別化を図る方法なども、1つの手段として視野に入れるのがいいでしょう。

なんとなくリフォームをして、結果として空室が埋まらなかった、とならないように、アパートリフォームの施工実績が多い複数の業者にも相談しながら、価格や条件を考えて、オーナー様にとって利益が大きいリフォームを目指しましょう。

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更新日:2018年11月29日
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