
車庫(ガレージ)の上に部屋/プレハブを作る費用や注意点!
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駐車場がある一戸建て住宅にお住まいの場合「車庫(ガレージ)の上に、部屋かプレハブを作りたい」「ビルトインガレージの上に部屋がある家にしたい」と考える方は多いはず。 デッドスペースとなっている場所を有効活用できたら素敵ですよね。 ただ「そもそも施工は可能なのか」「工事費用がいくらになるか」という点は、気になるところ。 また「車庫の上の部屋は寒い」という噂を聞き、不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、リフォームする際の価格帯や、注意点とその対策についてチェックしてみましょう。
目次
車庫(ガレージ)の上に部屋/プレハブを増築することは可能?

最初に、車庫(ガレージ)の上に部屋やプレハブを増築できるかどうかについてご説明します。
広さや構造にもよりますが、基本的には「増築扱い」となり、建築確認(確認申請)が必要になる可能性が高いです。
(一般的には「防火地域・準防火地域での増築=面積に関わらず、確認申請が必要」となります。 |
また、たいていの場合は車庫部分の補強工事も行う必要があるでしょう。
まずは、施工の知識や経験がある業者に現地調査してもらうことが重要です。
確認申請のノウハウがあるスタッフに、そもそも工事が可能かどうかなども相談してみるとよいですね。
車庫(ガレージ)の上に部屋/プレハブを作る費用

車庫(ガレージ)の上に部屋/プレハブを設置するリフォームの費用は、90〜600万円くらいです。
主に、400〜550万円ほどで施工できた例が多く見られます。
なお、増築した部屋部分にガス・水道や、断熱材なども施工する場合は高額になることが考えられます。
予算が気になる場合は、見積もりの際にリフォーム会社に確認しておくとよいでしょう。
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車庫の上の部屋は寒くなりやすい?断熱・結露対策が大切

既存の車庫やガレージの上に部屋を作る際には、断熱・結露対策を行うことが肝心です。
車庫がある1階部分は、大きな開口部を持つことから、外気とほぼ近い温度になりやすいです。
そのため断熱対策をきちんと実施しておかないと、特に冬場は床下から冷えてきて、2階の部屋がかなり寒い状態になってしまうでしょう。
とりわけ車庫部分にシャッターや扉がない場合は、より冷えを感じる傾向があるようです。

また、1階の車庫と2階の部屋との間の温度差により、結露が発生する可能性も出てきます。
実際、床上に敷いたカーペットやふとんが濡れてしまったというご家庭もあるほどです。
上記のようなトラブルを防ぐためには、増築する部屋に断熱材をしっかり入れてもらいましょう。
車庫の天井部分・2階の床下部分は特に、断熱・機密性を高くすることが肝要と考えられます。
気がかりな場合は、リフォーム会社とよく話し合った上で工事プランを決めるとよいでしょう。
断熱リフォームや結露対策にも詳しい業者であれば、適切なアドバイスもしてくれるはずですよ。
不安なときは「部屋を作りたい」など業者に要望を伝える

なお、今回解説したような確認申請や寒さ対策などについて「面倒そうだな」「万一、寒い部屋を作ってしまうと後悔するかも……」と不安になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
けれども「どうにかして部屋を増やしたい」などのお悩みがあれば、一度リフォーム業者に見てもらうことから始めてみましょう。
例えば、車庫の上に部屋を増築するのではなく「間取り変更で建物内の部屋数を増やす」など、別のリフォーム方法を提案してくれる可能性もあります。

ご家庭によって「物置き部屋が欲しいから、多少は寒くても構わない」「寝室にしたいから、断熱性のある部屋にしたい」など、部屋を作りたい目的も異なるはずです。
そのため、予算やご希望に合わせてどんな工事なら実施可能か、業者に一緒に考えてもらうとよいですよ。
使い勝手抜群で納得できる、新しい空間をぜひ作りたいですね!
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【この記事のまとめ&ポイント!】
- 車庫(ガレージ)の上に、部屋やプレハブを作ることは可能ですか?
広さ・構造によりますが、まずは施工の知識・経験がある業者に現場を調査してもらうことが大切です。
なお施工可能な場合は、基本的に「増築扱い」となり確認申請が必要になる可能性が高いでしょう。
また、たいていの場合は車庫の部分の補強工事も行うことになると考えられます。- 車庫(ガレージ)の上に、部屋やプレハブを設置できる場合、リフォーム費用はどのくらい掛かりますか?
価格帯の目安は90〜600万円くらいですが、400〜550万円程度の費用で施工できたケースが多く見られます。
増築した部屋の部分に、水道・ガス・断熱材なども施工する際には、高額になりやすいでしょう。- 車庫(ガレージ)の上に部屋やプレハブを作ると、寒くなりやすいですか?また、対策はありますか?
断熱対策をしておかないと、2階の部屋が寒くなったり、結露が発生してしまったりする傾向があります。
車庫部分に扉・シャッターがない場合は、特に冷えを感じてしまうでしょう。
寒さ・結露対策のため、施工時には断熱材をしっかり入れてもらうことが肝心です。
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